フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

Bye Bye Bye!

2009-04-22 22:43:19 | ハロプロ(℃)
 一応、昨日の記事から話が繋がっていますが、今回は℃-uteの新曲「Bye Bye Bye!」の売上について思った事を書いてみたいと思います。昨日に続いて堅い内容の記事になります(苦笑)。

 先日始まった℃-uteの春ツアー「AB℃」、私は初日の松戸公演、二週目となる八王子公演に行ってきました。
 初日というのは℃-uteに限らず他のハロプロ勢でもそうですが、メンバーも客席も程よい緊張感があって好きです。セットリストは関係者しかわかりませんから、歌う曲に一喜一憂しながら観るのは楽しく、そういう心理状況にあるからか、観客も盛り上がりよりステージに集中している感じになります。
 松戸公演もそんな雰囲気の中で行われました。セットリストが気になりますから、どうしても身構えてしまい、ヲタもいつもよりは若干大人しかった印象です。したがって夜は普通に盛り上がりました。

 しかし、どこか雰囲気が違う。そんな事を私は感じていました。よく現場で見かけるヲタが来ていないとか(笑)、定番曲の盛り上がり方が少し大人しいとか、或いは開演前がいつもと比べて静かだとか、前回のツアーと微妙に違う点を見つけていました。
 それは初日だからなのだろうと思っていましたが、八王子も同様な雰囲気に感じました。
 某掲示板の℃-uteコンサートに関するスレでも、大もて、まっさらのサビで踊っていない人が多い、新参が増えたのか?という感想を書いている人がいました。それは私も感じていました。この二曲のサビは、普段は他の曲で振りコピしない人でも踊る部分であり、それが℃-uteコンサートの風物詩と言える光景でもあったのです。
 スレでは、新参が増えたのならそれは良い事と捉える人が多く、私もその意見には同意なのですが、新参が増えたという事は入れ替わりにコンサートに来ていない人達がいる訳です。

 新参の人達と入れ替わるように、コアヲタが少しずつ離れていってるのではないか?

、これが松戸公演と八王子公演を観た私の感想です。


 ℃-uteの「Bye Bye Bye!」の初週売上が昨日発表されました。
 「4位 24,882枚」
 これは前作「FOREVER LOVE」から約二千枚の売上減でした。CDが売れない世の中、ハロプロも例外なく売上を落としている中で、比較的売上が落ちていない存在であった℃-uteも、今回遂に売上減になってしまいました。
 これにはいくつかの理由が考えられます。

 ・栞菜休養で、イベント参加する予定がなくなった栞菜ヲタ達の買い控え。
 ・大阪イベントにも女性限定回が設定された事による大阪イベント参加組の買い控え。要するに三回全て当てるために買う枚数>二回分を当てるために買う枚数。
 ・ファンが減った。

 三番目の「ファンが減った」なんじゃないのか?と言われてしまいそうですが、イベント絡みの理由が有力な気もします。イベントのやり方で売上が左右されるのは残念でもあるんですが。

 実は、今回のシングルは七日間全てデイリーチャート一桁順位という粘りを見せていました。

火 水 木 金 土 日 月
*3 *3 *5 *4 *4 *6 *3

 これは「都会っ子純情」以来だそうです。それだけヲタが頑張って買い支えたのか、或いは発売日に買わずとも週末に買ったライトファンの購入数が多かったのか。

 私の想像では、やはり℃-uteはコアヲタが少しずつ減っているのではないかと思っています。それが今回の枚数減少の理由のひとつなのではないかと。
 元々℃-uteは、モーニング娘。やBerryz工房に比べるとコアヲタの数が少なく、CDもコンサート動員も、ハロプロDDに支えられている割合は他ユニットより高いと感じています。
 それでも、熱心な℃-uteのコアヲタがイベントに参加するためにCDを大人買いする事によって、ある程度の売上プラスがあり、結果的にはハロプロでモーニング娘。に次いでCDが売れるユニットになったのです。
 そういう状況があるので、℃-uteのCD売上を買い支えているコアヲタが少しずつでも減っていけば、それは売上減になるのも当然。結局はコアヲタも抽選による選民イベントに疲れてきているのではないですか?それが購入枚数の減少や、℃-uteから離れていく事に繋がっているのではないですか?

 「Bye Bye Bye!」の評判をネットで見ていた感じを大ざっぱに分析すると、アイドルヲタな人達には評判が今一つであり、アイドルヲタというほどではない人には「今までとは一味違ったカッコ良さ」で好評でした。
 事務所的には、コアヲタは(儲けの面では)上客であるかもしれないけれど、コアヲタばかりではイメージもよろしくないと感じている可能性があります。だとすると、コアヲタが減っていくのは計算済み、或いは願っての事?

 私が感じているように本当に℃-uteのコアヲタが少しずつ減っているのであれば、イベントのやり方、メディアへの露出の仕方、曲の方向性など転換期に来ているのかもしれません。
 今までのやり方に「Bye Bye Bye!」なのかどうか、今後の展開を見守っていきたいと思います。
コメント (4)
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