フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

℃-uteと'70sアイドルポップス

2009-04-20 21:46:14 | ハロプロ(℃)

 前回のコンサート記事にさりげなく書きましたが、℃-uteの新曲が6/24に発売される事が発表されました。
 最新シングルが発売されたばかりですが、今回のシングルは前作から間が空いていましたから、リリースペースとしては妥当かなと思います。新生ハロプロの話題作りのためにガンガンCD出すのは、とりあえず良いことだと思いますよ。

 でも、ただCDを出すだけではなかなか話題にはなりません。だからという訳でしょうか、次の℃-uteのシングルはカバーです。それも、アイドルソングのカバー。1970年代後半に大人気だった三人組アイドルグループ「キャンディーズ」のカバー曲である「暑中お見舞申し上げます」を℃-uteがカバーします。
 ハロプロとカバーと言えば、「ペッパー警部」、「ジンギスカン」などは記憶に新しいところ。それを思い出した瞬間、何やら負の記憶が甦ってきたヲタの皆さん、とりあえずそんなネガティブな思い出は忘れましょう。
 カバー=失敗の可能性大という訳ではなく、イメージに合ったカバーだったり、新鮮味の溢れるカバーならマッチする筈。とりあえず原曲を見てみましょう。

 暑中お見舞い申し上げます / キャンディーズ
http://www.youtube.com/watch?v=XXWvbZXf5pw&fmt=18

 当時の現場を知る人の話だと、キャンディーズのファンによる熱狂的な応援スタイルが、今のハロプロ応援スタイルの原型と呼べるもの、つまりアイドルの応援に熱狂というものを持ち込んだ元祖なのだそうです。これも何かの縁という事で、キャンディーズファンに負けない熱狂を℃-uteヲタも見せていきたいものです。
 この動画を見ていても、随所に合いの手が聞こえてきます。さすがにPPPHはやっていないですが、曲調的にはPPPHしてくださいと言わんばかりのリズムなので、今から会場で「あーいり!ヲイ!」とか「まーいみ!ヲイ!」とか叫ぶのをイメージ出来ます。
 と、ここまで書いて自分にダメ出しします。PPPHで叫ぶのは、愛理でも舞美でもない、新たなボーカリストの子の名前を叫びたいと。固定観念に縛られていてはダメです。

 候補者その1 萩原舞さん
 マイマイは今回のシングルで活躍しております。何しろ、出だしがマイマイです。シングル曲は出だしが舞美である事が割と多いのですが、「Bye Bye Bye!」はマイマイです。しかも、曲の中でも結構印象に残る活躍。これは、つんくPがマイマイの声を評価していると見た! クセはあるものの、元々マイマイのボーカルは評価されていたので、そろそろ2006年11月以来のボーカル2TOP体制に終止符を打つ存在の本命としてマイマイ推し開始です。
 参考動画
http://www.youtube.com/watch?v=GUbxJpqX8GM&fmt=18

 候補者その2 岡井千聖さん
 ちょっと待った!と岡井ちゃんの大声が聞こえてきそうです。実は愛理より上手いんじゃないか?という意見もある℃-uteの秘密兵器岡井ちゃんを忘れてはいけません。
 岡井ちゃん、実はコーラス的な部分では重要な存在だと思うのです。かつてのモーニング娘。に於ける保田圭さんの存在と同じです。バックに上手い子がボーカルを重ねる事によって厚みを持たせる。それを考えると、あまり岡井ちゃんが長時間ソロパートを取っちゃダメなんです。コーラスワークは大事な仕事。
 それだけじゃ、岡井ちゃん可哀想。そう思います。だからなのか、最近はワンポイントで目立つところでソロパートがあります。「忘れたくない夏」、「FOREVER LOVE」を思い出してみましょう。
 でも、実は岡井ちゃんと愛理の声のハーモニーって相性いいような気がしています。コーラスワーク重要です。

 そんな訳で、この二人を新3TOP候補に推します。梅さんなっきぃはダンスで他メンバーより目立つ動きを入れていくと良いと思います。今ツアーの梅さんの動き、いいですよ。
 栞菜は、栞菜…。6月には復帰は難しいのでしょうね(6月の舞台は既に欠席が発表済)。

 新3TOPを考えるのもいいですが、今℃-uteはとても良いチャレンジをしています。
 「Bye Bye Bye!」で愛理舞美のハモりとか、「Go Go Go!」のサビでのハモりです。最近℃-uteが取り組んでいる声の重ね合わせ、これが1970年代のアイドルポップスをカバーするのに活きてくる!私は今回のカバー話を聞いて、その点を強く意識しました。キャンディーズの動画を見てもわかるように、三人はサビでハモっています。やはり、℃-uteも同じようにハモる筈です。ハロプロがかつて活用していて、いつの間にか忘れかけていた「ハーモニー」という存在。
 ヲタは大勢でソロパートを回す事ばかりに注目して、誰がソロがある、誰がソロがない、とか気にしてしまいがちですが、「誰がソロを」よりも、「誰と誰が声を重ねるか」に、これから注目してみるのも良いのではないかと思います。そんな事を教えてくれた今回のカバー発表でした。

コメント (2)
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