フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

℃-uteメンバーのバラエティスキル

2009-04-17 21:49:09 | ハロプロ(℃)

 今週からBerryz工房のパシイベが始まりました。パシイベ=パシフィックヘブンイベントです。
 パシフィックヘブンって何?という方は、まず私が去年参加した中島早貴ちゃんパシイベの記事を読んでいただくとして、とりあえず簡単に言うと、「事務所のビルの1Fで行なわれる定員100人に満たないイベント」という事です。

 今回のパシイベは、今までのベリキューメンバーのパシイベが30分で三曲歌っていた内容から一変して、なんと一曲しか歌わなくなったのだとか。それを聞いた瞬間に拍子抜けです。今回は、なっきぃの回と舞美ちゃんの回に申し込みながらも落選した自分は、「これなら、まあ観られなくても残念というほどではないな」と負け惜しみ気分も交えて思ったのでした。

 歌が減った分は色々企画ものが行われているようです。ベリの子達は面白い子が多いから、こういう内容の方が参加者も楽しめて良いでしょうね。「やっぱり、ちょっと観たいかな」と負け犬気分で思ったりして。

 しかし、ふと思いました。司会者のいない単独公演で企画コーナーを行なう。ベリメンは大丈夫として、果たして℃-uteメンバーは大丈夫だろうかと。
 「ベリキュー!」を観ていた方はよくわかると思いますが、℃-uteメンバーはハッキリ言って、バラエティ的フリートークやバラエティ的盛り上げは割と苦手です。
 「前に 前に」という気持ちを持つガツガツした子が居ない。いや訂正、今は居ない℃-ute。7人全員、そういうガツドルタイプではないんですよね。それだから、昔居たガツガツしたメンバーの後釜的キャラが育ちにくい訳なんですが。
 良い意味としても、悪い意味としても言われる「℃-uteは優等生タイプが多い」という分析。これは、メンバーに汚れ役がいない事からもよくわかる。阿呆に成りきれない℃-uteという感じ。

 そんな℃-uteなのですが、台本に対する消化と表現力はハロプロでは随一と言っても良いのではないでしょうか?
 ℃-uteのステージには、ステージ限定キャラというのがいくつか存在していて、先日始まった2009春ツアーでも新キャラ「知ってます子」さん、「キャロライン愛理」さんが誕生しました。
 このステージ限定キャラの中で一番秀逸と言えるのが、梅さん演じる「テンション上げ子」さん。
 優等生タイプ揃いの℃-uteの中で、数少ないヨゴレ役が出来る梅さんならではの体当たり演技な訳ですが、それでもそこにはアドリブ的世界が介入する余地は少しだけ。
 照れを出さずにやりきる梅さんは素晴らしく、その演技には拍手ものなんですが、これも台本と巧妙(なのかな?)なキャラ設定があってのもの。
 そのテンション上げ子さんのライバルとして、有原栞菜演じる「テンション下げ子」さんというキャラもいます。これが素晴らしく演技派キャラで、観ている側が思わず栞菜にイライラさせられてしまうほどの嫌味っぷり。ひょっとして、テンション下げ子を観て栞菜を嫌いになったヲタがいるんじゃないかと心配になるほどです。

910の日寸劇「忘れたい夏」


 梅さんにしても、栞菜にしても、ここまでキャラを光らせられるのに、やはり台本無しでキャラ無しだとなかなか面白みは出しきれないのでしょうか?ちょっと残念。
 今までのハロプロメンバーの中でも、ハロモニコントでは面白いけれど外部の番組に出演すると面白くないというメンバーは何人もいました。℃-uteも、その流れになってしまうのか?

 個人的には、℃-uteはバラエティ方面を目指す必要はないと思っています(キッパリ)。アイドルには向き不向きというものがあります。℃-uteは℃-uteの得意な方向を目指すべき。
 台本付きなら面白いコントやコメディが出来るのなら、その方面を伸ばしていけば良いと思います。ゆえに、コンサートやイベントで定番寸劇やるのは大いに賛成。コメディの中にタップダンスの技を披露する場があったりするところも、℃-uteらしくてヨイではありませんか。ただ面白いだけでは終わらないよ!技も魅せるよ!みたいな感じで。

 そんな事を思いつつ、最後に個人的な想いを一言。
 「岡井ちゃんの面白さ」をもっと引き出してあげて下さい。

コメント (4)
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