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℃-ute 「忘れたくない夏」 横浜公演レポート ~大ホールの圧倒的な観客席~

2008-09-01 22:42:37 | ライブ!2008
 ~8/30に行われたパシフィコ横浜での℃-uteコンサートのレポートです~


 パシフィコ横浜国立大ホールは普通のコンサートホールより一回り以上大きく、二階フロアにはエスカレーターで繋がっているような綺麗な会場。そんな大きな会場でコンサートやるのも、この一年くらいの間に増えた新しい℃-uteファンが来やすくするため、チケットを入手しやすくするため、とても意味のある会場選択に思える。確かに、会場周辺を見渡せば客層が幅広い。

 手元のチケットは一階44列(前10列は潰していたため実質34列)。さて、どんなものかと席に着くとなんと後ろから二列目。ステージは遥か前方。そのステージの両サイドにはサブステージが設けられていて、前から20列くらいまでの両端の人は楽しめそうで羨ましい…。
 開演前のお楽しみ「マツケンサンバ」は、入場が半分も済んでないうちに流れてしまい、今日は盛り上がれないのかと思っていたら、「マノピアノ」を挟んでBGMに松戸や浜松では流れていなかった「サンバ・デ・ジャネイロ」が流れ始めた。もう客席はスタンディング状態で、リズムに合わせてハンドクラップでテンション上げ上げ。さあこのテンションで℃-ute登場だ!
 (PS 真野ちゃんは今日も可愛かったです)

 さあ℃-ute!なんだけど、一曲目が「江戸の手毬唄Ⅱ」だからテンションは皆落ち着く(苦笑)。
 しかし、「涙の色」で客席のテンションに火が点灯。満員の一階席のあちこちでは、ライトファンとおぼしき人達もサイリウム振ったりしてノリノリだ。
 オープニング挨拶、みんな趣向を凝らして松戸の頃より変えてきているのだけれど、一番良かったのが千聖の、
「最近、一番下の妹が少し喋るようになって、ちっさーちっさー言うようになった」
というほのぼの挨拶。会場全体から拍手。

 一番後ろの方の席はメンバーの顔なんてわかるはずもなく、スクリーンに頼ったりしてしまうけれど、良い点もあった。一階客席を見渡せるのだ。「ほめられ伸び子のテーマ曲」での合いの手「桜チラリ」のハンドクラップとか、綺麗に揃っていて良い感じ。パシフィコは客席の横幅が普通のホールの倍くらいあるので、ステージからメンバーが見ても客の動きの揃い具合はさぞかし壮観な事でしょう。ただ一つ残念だったのは、「桜チラリ」の大サビ前の「円を組んで花を咲かす」振り付けはカットされ、サブステージにメンバーが散って客席煽りになってしまった事。あの振り付け大好きなのです。

 客席が壮観と言えば「通学ベクトル」。広い客席全体が頭上ハンドクラップする光景は、ただただ圧巻。BメロのPPPHでの「あーいり」コールもフルボリューム。今日はDVD撮影が行われているらしいけれど、仕上がりが楽しみな盛り上がり。
 愛理と言えば、今ツアーのお楽しみのひとつ「一公演ずつ内容を変えているフリートーク」。8/30夜公演のトークは「料理」。以下に内容をまとめてみました。

 ~この前、料理が上手なえりかちゃんにアドバイスを受けた。まずはチャーハンから挑戦すると良い。「ウェーバー」という中国の調味料を隠し味に使うと美味しいと教えてもらった。そんなやりとりを、えりかちゃんがえりかママに話すと「あら、その隠し味は愛理ちゃんのお母さんに教えてもらったのよ」と言われた。~

 オチのところで会場が沸きました。愛理が間をうまくとりながら話すので、面白く感じられて笑えました。うまく文章でそれを伝えられたか心配ですが、ちゃんと笑いたい人はDVDを買って観てみてください。
 「通学ベクトル」が終わるタイミングで自分はバッグから高輝度オレンジサイリウムを取り出しました。五分しか保たないスーパー大発光サイリウムです。これが、

まぶしい 迷惑なくらい まぶしい

これなら一階最後方みたいなこの席でも、ステージ上のなっきぃに届いた事でしょう。ふと周りを見ると、他にも同じ事をしてるヲタが数名。そんな感じで、「晴れのプラチナ通り」を観ていました。マイマイもなっきぃも落ち着いていい歌声を響かせている。いつもながら、マイマイの度胸には感心。最近髪を切って人気も上昇中。

 盛り上がりは更に絶好調となり、終盤に突入です。「大きな愛でもてなして」での会場一斉のサビのフリコピがこれまた圧巻。手を広げてパチンと叩くだけだから、コアヲタでなくても出来るのがポイント。この部分の客席映像はDVDにも是非。
 DVDにも是非と言えば「JUMP」。メンバーが半分に分かれて左右のサイドステージに回り、客席を煽りまくる。大きなホールの大きな客席がメンバーと一緒に跳び跳ねる。これもDVDに入れてほしい光景。そして、これは頼まなくても収録は間違いかさそうな大サビでの大合唱。今ツアーの名シーンだ。

「この星にルールがあり だからこそ慈しみあう 悲しみ 微笑み 未来に語り伝えたい」

 ホールがデカイから声量もデカイ。DVDに収録する際には、客席の声量は絞らずに収録してほしい場面です。
 そして、締めは「都会っ子純情」。会場のノリが最大値を記録。この曲からファンになった人達も少なくないから、この曲に思い入れが高い人が多いのかも。メンバーのパフォーマンスも気合い入りまくりなのは、こんな後方席からでもよくわかります。客席の気温上昇。多分、ステージも上昇。
 隣にいた℃-uteコンサート初参加らしい二人組のお兄ちゃん達が、曲が終わった後に立ちすくんでいる。「こんな凄いと思わなかった…」と隣のお兄ちゃんの独り言が聞こえてきた。「こんな凄い」は、きっとステージの℃-uteのパフォーマンスと、凄まじい客席の盛り上がりの両方を差していたのだと思いたい。

 アンコールを求める「℃-ute」コールが鳴り響く館内。アンコールは おなじみ「テンション上げ子」です。
 いつも通り羽根付きド派手衣装の上げ子は、いきなり「浅草サンバカーニバル(この日開催日)から駆けつけました」という前口上から入り、身分を「横浜港開港150周年を祝う」人であるとご当地ネタで攻める。

 会場のウケがいい!笑っている人が多い。

 今日初めて上げ子を観た人も大勢いたかもしれないけど、反応がいいではないですか。上げ子さんが叫ぶ「使ったタオル」に合わせてのタオル回しで、場内気温が少し下がったかのような錯覚。

 しかし、気温は再び「まっさらブルージーンズ」で上昇。自分もステージ上の舞美みたく、汗がしたたり落ちてくる。普段はあまり汗かきじゃないのに。ちなみに今日着ているのは舞美T。、
 その舞美、寸劇では噛んだシーンがあったけれど、まっさらの大サビは今日はきちんとキメて一安心。舞美も緊張していたのだろう。
 最初の方では声がかすれた感じがあった栞菜も、終盤は元気だった。栞菜も緊張していて声が出にくかったのかもしれない。舞美や栞菜に限らず、メンバーは大きいホールでコンサートをやる事で、気合いと緊張があった事であろう事を思い想像する。去年の横浜公演はライブハウスに1200人だったのだから大進歩です。
 幅広い客層だったこの日の公演、観客の多くが笑顔で会場をあとにしていました。

 暑い熱い会場を出ると、外は小雨だった。暑いから舞美T着たまま駅まで歩いた。周りを見ると、マイマイTを着たまま電車に乗る女子高生。なっきぃT着たままクイーンズスクエアに入っていく女の子、舞美T着たまま母親と歩いている小学生の子。女の子ファン強い!
 まだまだ小さな勢力かもしれないけれど、℃-uteを取り巻く新しいファンの存在は、ハロプロの明日への密かなヒントとパワーになりそうな、そんな予感がした大ホールコンサートでした。
 ライトファンでもチケットが入手しやすい大ホールコンサート、次ツアーでも是非組み入れてほしいものです。コンサートの盛り上がりも凄かった。℃-uteの皆さんおつかんな!観に行った人達もおつかんな。

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