フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

宇部と道重さゆみ

2006-02-24 22:07:31 | 遠征&旅行日記

 明日からモーニング娘。2006春ツアー「レインボーセブン」が始まります。私の参戦第一回目は3月12日の新潟ですが、今日ファンクラブからチケット届きました。1階2×列だったので、ペナルティはやはり無いのかなと強気になっております。

 さて、ツアー開始を前に、狼に「【道重さゆみ】宇部市に行ってきましたよ」スレが立っています。スレ立って一週間経ちましたので、単発スレとしては結構長続きです。狼には珍しくマッタリ進行してまして、読むとさゆと山口県に好感持つスレです。URLは
http://ex11.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1140111022/
ですので、ゼヒ見てみてください。

 実は、私は一昨年宇部に泊まってきました。さゆの実家のある町には雨で行けませんでしたが、宇部の中心地「宇部新川」に宿泊して、町を見てきました。では、そんな思い出話などを。


 2004年のモーニング娘。夏~秋ツアー「BEST OF JAPAN」の博多公演(れいな地元凱旋で、れいな祭になった公演)を観た日、私は夜公演は観ずに昼公演が終わると、名残惜しくも博多をあとにして山口県へと向かい、宇部から宇部線に乗った。宇部線に乗るのは10年ぶり二回目。のんびり電車は走り、日が沈む直前に宇部新川へと着いた。
 駅前は高校生くらいの若者とお年寄りばかり。予想より小さな駅前ロータリーな細い駅前通りを歩き、一軒のビジネスホテルに電話をして予約したあと、チェックインまで散歩した。少し歩くと、海沿いの工業地帯に出た。紺色に染まる空の下の工場群は、寂しいほどに殺風景で歩いている人もいなかった。

 チェックイン後、夕食を食べようと町を歩いた。7時を過ぎた商店街はすでに誰も歩いていない道になっていた。これといって入りたくなるような店もなく、人恋しくなった私は、なんかの店の呼び込みのお兄さんに「この辺に本屋さんあります?」と訊ねた。親切なお兄さんに教えられ、すぐ近くのTSUTAYAと同じ建物に入っている小綺麗な本屋さんに入った。

 一時間以上、町中を散策したものの結局これといった店もなく、宇部新川駅近くのラーメン屋に入り夕食。しかし、まだ諦めきれない私は、尚も店探しを続けたが、めぼしい店もないままに結局コンビニで「花咲じじい」という名の米焼酎を買ってホテルに戻った。山口県山陽町で山口米を使って作られた地酒だった。
 コンビニ内も人が居なく、町の中心部の大通りも8時には照明が落とされて暗くなっていた。そんな暗い歩道にあるバス停に、一人ポツンとおばあさんが待合い椅子に座っている。

 かつては、炭鉱の町として栄えた宇部。奇しくも、藤本さんの出身地北海道滝川市もかつて周辺の空知地方の炭鉱によって栄えた町だった。通りの寂しさに、どこか共通した匂いがあった。

 翌日、さゆの地元の最寄り駅で途中下車をして散歩をする予定だったが、雨で出来なくなった。さゆの地元の駅は細い単線のホームで、海が近い小さな駅だった。車内の高校生は、さゆみたいな色白の子が多く、ほとんどの子が教科書を広げて予習していた。
 宇部線の終点の新山口駅の駅名がまだ小郡だった頃、さゆも宇部の地で素朴な女の子として過ごしていたのだろうか?などと想像しながら、新山口で宇部線電車を降りた。

  今回のBGM  夏なんです / はっぴいえんど (アルバム「風街ろまん」収録)


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