今日、宮城県を中心に大地震があったそうですね。旅先なので情報に疎く、発生から少し経ってから知りました。宮城県の方、南東北、北関東の方、皆さん大丈夫でしょうか?コメントをくださる方にも宮城県の方がいるので心配です。落ち着いてからで良いのでコメントください。
昨日、新快速電車の車内から三宮の街を眺めながら、大勢の人達の努力で再び神戸は繁華街として輝きを取り戻したのだなと、当時を思い出しながらしんみりしていました。人はどんなに偉くなっても自然には敵わない。どれだけ科学が発達しても地震は予知出来ない。だからこそ自然災害は怖いのです。
こういう時だからこそ、普通の内容も読みたい。そう思われる方もいると思いますので、災害に合われた方々には申し訳ないですが、のんきに旅を続けている自分の今日を綴ります。
今日私は博多から熊本県を通り、宮崎へとやってきました。昨夜博多で天ぷら屋でふぐ天定食を食べたのですが、店員さんが篠田麻里子さんに似ていました(苦笑)。確か彼女は福岡出身でしたね。天ぷらはサクサクして香ばしく美味しかったです。備え付けの塩に茶塩という緑色の塩がありましたので、これをかけてみましたが、これもほのかなお茶の香りが良かった。
今日はお昼に熊本県の山あいの町人吉に行きました。人吉には以前泊まった事があります。温泉に入り、城址を見に行き、天然鮎を食べました。人吉は鮎が名物で駅でも「鮎ずし」という珍しい駅弁を売っています。その駅弁屋さんが昔ながらに駅弁をかついで、「あゆずし~あゆずし~」と叫びながらホームで手売りをしています。こういう販売方法は今や珍しくなりました。
そんな、どこか懐かしい駅弁屋さんが歩くホームには「いさぶろう・しんぺい号」という列車が停まっていました。この列車は一応普通列車なのですが、二両編成のほとんどが指定席になっている観光列車でもありました。
早速指定券500円を払って指定券を購入。座席や床が木張りです。日除けも木を編んだすだれ。案内の女性乗務員による観光放送があります。この列車が走る人吉~吉松は高原を走りながら線路が高台に登っていく非常に眺めの良い区間で、特に眺めの良い箇所ではわざわざ停車をするというサービスがありました。
人吉から吉松までは、大畑(おこば)、矢岳(やたけ)、真幸(まさき)と停まっていきますが、それぞれの駅は6~7分の停車時間を用意して駅を見学出来るようになっていました。人吉で球磨(くま)焼酎を買って飲んでいた私ですが、デジカメ片手に古めかしい木造の駅を眺めたりしました。女性乗務員の方も記念撮影を手伝ったりと、古びた無人駅がわずか数分だけの賑わいを見せています。
閑散としたローカル線の旅というのは旅情と郷愁の味わいがあるものですが、人が乗らなければ廃止になりかねません。以前、この区間を乗った時も車内はガラガラでした。
しかし、こうやってローカル線をリニューアルして観光列車に仕立てあげればお客さんはやってくる。ひなびた味わいは減るけれども、そこに列車は走り続ける。
賑わいを楽しみながら、私は残るために変わらなくてはいけないという事はローカル線に限った話ではなく、あらゆるジャンルに言える事であるとしみじみ思うのでした。
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