フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

TIF2014 「NA-NA~はちきんガールズ」 ~午前の空は爽やかに~

2014-08-09 17:31:44 | アイドル etc

 冷房の効いたENJOY STADIUMから太陽の光が降りそそぐSKY STAGEに再び行くためにエレベーターで上がる。
 ステージには「NA-NA」が現れた。大阪のESSE アカデミー所属のアイドル。ここの事務所所属の「キャラメル☆リボン」のステージを昨年観たけれど、可愛らしい見た目でしっかりした歌を聴かせてくれるグループという印象を持ったので、NA-NAにも期待大で見始める。
 空はすっかり青空になって夏の色に染まって広がる。その下ではつらつと踊るメンバー。歌声は可愛く、これぞアイドル!という感じ。挨拶で喋り始めると大阪弁な訳だけれど、日頃そういうアイドルはあまり観てきていないので、それがとても新鮮でもある。メンバーはとても軽快にトークを展開し、客席をほのぼのとした空気に包んでいく。
 「キャンディ☆マシンにのって」というナンバーがオールディーズなフレーバーに現代アイドル音楽のエッセンスといった曲で、トークだけでなく歌も軽快に魅せるNA-NAの潜在能力を現在進行形に表現しているのだと感じた。これぞアイドル!なんだなと思う。それは、青空の下でステージを観られるという魔法も気分にプラスされているにしても、まさにその部分である「青空の下で歌うことを前提としている」かのような爽快感がそこにあった。

NA-NA「キャンディ☆マシンにのって」



 続いての登場は高知県のアイドル「はちきんガールズ」。注目の西日本勢が続く、ここの登場順もこれまた良い流れ。「はちきん」とは土佐弁で「お転婆で頑張り屋で働き者の女性」を意味する言葉で、グループは高知県観光特使に任命されているという、これぞ地方アイドル!という肩書きを持つグループだ。
 はちきんガールズはスタッフが振る大きな旗をバックに、グループのテーマソングだという「はちきんガール」を歌う。ゆるやかなテンポの曲なので、そういう風に肩の力を抜いて楽しんで観るグループなのかと思いきや、次の曲からパワフルなナンバーになっていく。
 力強い歌声、力強い踊り、アイドルというと「守ってあげたくなる」という可愛らしさを持つ子が基本的なイメージであるけれど、彼女達は凛々しく力強い。暑さをものともせず熱唱する。その姿がとても魅力的に映る。南国からやってきた女の子達は太陽と友達なのだろう。暑い太陽ですら、ステージを魅力的に見せるための演出に思えてくる。
 高知から応援に駆けつけてきた人もいると思われる客席との明るい一体感は、SKY STAGEという魔法の舞台にとても似合っている。青空よさこい祭りだと思った。

はちきんガールズ「日本列島夢前線」

(この日、この曲は歌っていないけれど、グループのパワフルさを表現しているMVなので、この曲を貼りました)

はちきんガールズのSKY STAGE写真はこちら(公式ツイッターより)。

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