昨夜は、℃-uteのアルバムの「おまけDVD」を再生しながら語る、いわゆる「実況」のスレで狼にいました。このDVD、いい意味で微妙さ満点のインタビューとか、ただメンバーが箱から出て来るだけなのに、そのシュール感が病みつきになる「恐怖の箱」とか、少しヘンな空気が楽しいキューティーガールズドラマと見所満載。このDVDの感想は、もう少しリピートして楽しんでから後日書こうと思います。
そんな昨日、松浦亜弥さんの新曲「チョコレート魂」のPVが公開された事を今朝になって知りました。あややのスレは狼でも上に来ない事が多いし、最近は狼で見るスレは「ハロプロの話題じゃないスレ」ばかりなので、ますます松浦亜弥情報がわからない。実は、先ほどになって真野ちゃんが三月にメジャーデビューする事や、しゅごキャラエッグの2ndシングルが二月に出る事を知った始末。情報サイトはマメに見ておかないとと反省。
話があややから逸れましたが新曲です。変なタイトルです(苦笑)。でも、つんく♂作詞ではありません。いや、別に「つんくの書く歌詞やタイトルは変」と言いたい訳ではありません。なんか「あやや」が帰って来たんじゃない?と思ったのです。
あややのシングルがバラードばかりになったのは、いつくらいからだろう?もはや思い出すのに時間がかかるくらい昔の事。で、いつ? 思い出してみました。「風信子(ヒヤシンス)」のあたりでしょうか?この曲は明るいメロディラインで、それほどバラードではない気もしますが、この辺りからアイドルというよりアーティストを意識し始めたような気がしませんか? ちなみに、時期は2004年。もう五年前だ。
そんなあややのアーティスト路線、いかがですか?少女が大人の女性に成長していく過程に於いて、そりゃいつまでも「ピーチ!」とか「スラーシュ!」とかやっていられないのもわかります。まあ、コンサートでは笑顔満開でやっていますが、それはそれという事で。
でも、毎度毎度シングルがバラードなのはどうよ?と思っているファンも少なくなかったのではないでしょうか。いや、曲は良いのです。良いのですが、何か物足りない。せっかく松浦亜弥という表現力豊かで、色んな歌が歌える才能を持つ歌手のシングルを、巷に溢れるその他大勢の女性歌手と同じような普通の良曲でとどめておくのは物足りないのです。
そんなフラストレーションを密かに抱えながら、今回のシングルのPVを見ました。
http://www.dohhhup.com/movie/2fen6xnfIIwBnVXvAm5m3uHbbGEGuAzA/view.php
携帯の人はこちらから(パケット定額の方専用)
http://jp.youtube.com/watch?v=8dRJwa5twfY&fmt=18
第一印象。「金かけてねええ(涙)」。これは仕方ない事ですね。売れる者には予算は用意するが、そうではない者には無いという資本社会のさだめ。ないものねだりをしても仕方ないので、曲を楽しみましょう。
第二印象。「歌うめええ(笑顔)」。頼もしい安定感があります。キャッチーな春めいたメロディに乗せて、松浦さんではなく、あややが軽快に歌声を奏でます。これは新境地開拓か?いや、あややは今でもアルバムでは明るい曲も歌っていた。だから、こう思いたい!「持っているカードをシングルでも惜しげもなく切ってきた」のだと。
この曲、バレンタインに向けた女心を歌ったもので、その耳馴染みの良さから言っても、チョコレートのCMソングになっても不思議ではない作りです。というか、CMソングにするべきです。もう話は決まっている事を期待しています。でも、時期的にまだ動きがないという事は、そういう話はないのかも。
「松浦が今更CMソングなんて無理だ」という声も聞こえてきそうですが、別に超メジャー街道を目指さなくてもいいのです。ただ、松浦亜弥はまだ健在ですよという事を世間に届けたい。物真似している側が目立つより、ホンモノが目立たないと。
そんなあややですが、今回の曲を聴いていて、サブカル方面に行くのも良いのではないかと思いました。以前「ね~え?」で、ピチカートファイブの小西さんに編曲を手がけてもらった事がありましたが、もっとそういう路線を突き進んでいくのも悪くないのでは?そう思いました。つじあやのさんとか、カヒミカリィさんとか、その辺りの方達の起用を見てみたいです。小山田圭吾さんもいいなあ。
チョコレート魂/松浦亜弥 作詩:三浦徳子 作曲:山沢大洋 編曲:武藤星児 (2/11発売)
作曲の山沢大洋さんのプロフィール(これからもあややに書いてほしいなと願っています)
http://columbia.jp/artist-info/taiyo/prof.html