フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

℃-uteのステージDVDを語る~2008秋から年末発売のDVD編~

2009-01-22 20:56:59 | ハロプロ(℃)

 今週、℃-uteが昨年出演した舞台「携帯小説家」のDVDが発売されました。しかし、現在金欠中の自分は買う事が出来ません。落ち着いたら買おうと思っていますので、その時にまた改めて感想を書く事にして、今回の記事は昨年末に発売された℃-uteのDVDのレビューを書いてみたいと思います。なかなか書けなくてここまで引っ張ってしまい、今更感もあるかと思いますが、既に買っているよ!という℃-uteファンの人は勿論、興味を持っている方、℃-uteのステージを観た事ない方、そのような方々にも楽しんでもらおうという訳で、記事に動画リンクを貼ってあります。是非見てみてください。私が「これは見てほしい」というDVDの見所的な部分をセレクトしました。携帯からも見られますので、パケット定額プランな方は是非ご覧になってください。

 キューティーランド

 昨年の6月に埼玉県川口リリアホールで行われたファンクラブ会員限定イベントの模様をDVD化して、ファンクラブ通販で販売したものです。「そんなイベントがあったの?今、知った」という方は、当時のレポートを読んでいただくとして、早速DVD紹介を。

 再生が始まると、いきなりキューティーガールズコント(愛理、千聖、マイマイ)からスタートです。相変わらずグダグダです。微笑ましいほどグダグダです。でも、このコントに技巧を求めてはいけません。三人の微笑ましい姿を苦笑いしながら見るのがキューティーガールズの楽しみ方です。何しろこれは前座なのですから(苦笑)。
 続いて本編が始まりました。コンサートではなくイベントなので、内容的にはトーク中心です。今回の目玉企画のひとつである、メジャーデビューから今日までの面白ショットのスライド上映会が、ゆるくなごやかに進行していきます。進行役は℃-uteのサブリーダー的存在なっきぃ。
 その中で、2007年8月の運動会での名シーンである梅さんが網に引っかかるシーンが期待通り流れたのですが、それを見た舞美ちゃんがいきなり「引っかかっているよ、えり」と楽しそうに笑顔全開。どうリアクションしていいか困る梅さん。多分、内心恥ずかしかったに違いありません。矢島さんの笑顔も時には罪作り(苦笑)。
 そして、この運動会に参加したエッグメンバーの写真の話題。話題の中心は、やはりちっさーの妹に。メンバーがやっぱり姉妹だけあって似ていると盛り上がる中、岡井姉は「でも、エッグの小川砂季ちゃんと明日菜の方が似ていると思う」と発言。言われてみると確かに。どうですか皆さん。ちなみに、後列の右二人です。

 トークの他には、キューティーガールズ存続会議(というほど真面目なものではない苦笑)や、謎の声(笑)ドエ~ムによるクイズなど、全体的にゆる~く展開していくステージです。後半に歌のコーナーがありますが、あくまでも℃-uteのトークをまったりと楽しむための一本。℃-uteファンが集まってワイワイ言いながら見るというより、一人でヘッドホンで聴きながらの鑑賞がオススメです。

 ℃-uteコンサートツアー2008夏 「忘れたくない夏」

 ℃-uteの去年の夏ツアーDVD。収録された公演はパシフィコ横浜公演です。このDVD、まさにツアーの集大成と言える一本な訳ですが、ツアーDVDで大事な要素である「現場の雰囲気が伝わる作り」という点が二重丸です。どういう所が?と言うと、「客席の声、盛り上がりの部分が絞られていない」ように感じられる事です。ツアー当時、℃ヲタのPPPHで愛理の歌声が聞こえないという批判まであった「通学ベクトル」のPPPHも雰囲気再現。同じくPPPHによる「なっきぃコール」が凄い「LALALA 幸せの歌」も同様です。
 これから℃-uteのコンサートに行ってみたいという人が、どんな感じなんだろう?と、このDVDを買って参考にしようとした場合、℃メンのパフォーマンスと合わせて客席の雰囲気も感じられる…これは重要です。何故か?

 ハロプロの他の現場、例えばモーニング娘。のコンサートなどに行った事がある人は問題ないのですが、ハロプロ現場は初めて!という人は、いきなり「あの雰囲気」に放り込まれたら9割方ビックリすると思います。慣れてしまえば問題ないし、実際℃-uteの現場は女の子もノリノリで応援していたりするので、予備知識と度胸の問題だと思います。その予備知識を仕入れるアイテムとして、このDVDはオススメ品なのです。

 「JUMP」での観客大合唱「都会っ子純情」での凄い大音量の声援(ミキサーの人がレベルいじったのでは?と思うほど)、「That's The Power」での会場全体タオル回し、それらもちゃんと再現されています。
 再現と言えば、特典映像として千秋楽の前橋公演のドキュメントも入っています。事務所の前で車に乗る所から始まり、リハーサル風景(なっきぃが自分のソロTを着ていて好印象)、そして、この日だけ歌った舞美ちゃんの「夏DOKI リップスティック」、仙台と前橋のみ歌った「越えろ楽天イーグルス」も収録。こういうファン思いのサービスは、スタッフの人がわかってるなあと感心する次第です。これからもこういうサービスをよろしくお願いいたします。

 2008年の夏の思い出を℃-uteと共有出来た人は勿論、共有出来なかったけどこれから現場で思い出を作りたい人にもオススメな一本。更に、℃-uteコンサートに行きたいけど行けない人、そういう人には是非見てほしい一本です。観に行ったような臨場感が味わえると思います。

 ℃-ute Cutie Circuit 2008 ~9月10日は℃-uteの日~

 昨年9月10日に行われたイベントを映像化したDVD。夏ツアーを開催中で、しかも三日前に新曲イベントをやったばかりという過酷な日程で行われたこのイベント。そんな状況にありながら、セットリストの構成はツアーで歌っていない曲を中心に組み入れ、寸劇はツアーで行われていたものを自らパロディにしたこの日だけに用意された内容と、メニューてんこ盛り。これだけ充実した内容でありながら、単発イベントなのが勿体ないほど。
 スタッフの方達やメンバーのみんなが、やるからには濃い内容を届けたいという意気込みで臨んだのが伝わります。

 その意気込み溢れるステージはどんな感じに映像化されているかと再生を始めると、ここでもキューティーガールズコントからスタート(笑)。衣装は「江戸の手毬唄」のCDジャケット衣装である赤チェック。この衣装、とても可愛いですね。メンバーの可愛さが倍増しです。この日のコントは、キューティーガールズの存続についてでした。
 このDVDは音声特典として「オーディオ・コメンタリー」が用意されています。これをONにして再生すると、メンバーがDVDを見ながら語り合っているトークが聴けます。
 そのオーコメで、舞美ちゃんが「キューティーガールズもこれで見納めになるかもしれない」と何度もネガティブ発言して、メンバーにたしなめられるという一幕もありました。さすが天然さんです。聴きながら、こっちまでツッコミ入れたくなるシーンがこの後も何度も訪れます(苦笑)。
 このオーコメ、舞美ちゃんだけでなく他のメンバーも味のある発言を連発。ボケを連発しながらも時々鋭い事を言うちっさー、頭の回転が良く会話のテンポが良い梅さん、ハメは外さないものの可愛い発言をする愛理ちゃん、ハスキーな笑い声と時々繰り出す変なリアクションが堪らない栞菜ちゃん、しっかりしてソツがないけどメンバーの発言への乗っかり方が上手いマイマイ、細かい見所をタイミングよく教えてくれるなっきぃと、七人七様の個性溢れるトークがとても楽しいです。これを聴いたら、℃-uteに入りたい! そういう気分になる事でしょう。

 このオーコメでメンバーは「ファンの人が~」という発言を何度もしています。一緒に歌ってくれて嬉しい、一緒に手を振ってくれて嬉しいなどのノリについての話題から、照明が明るいと後ろのお客さんが見えて嬉しいなどまで、色々な場面でファンというフレーズが出てきます。中には、ここは一緒に歌いたいから歌ってくれると嬉しいという話題まで出てきます。℃-uteのメンバーが、お客さんをちゃんと意識しながらステージをこなしているのが伝わるトーク満載です。

 そんな想いがほとばしるステージは、ツアーで歌っていない曲多数。その中から、メンバー全員にソロパートがあり、特になっきぃが活躍している「私立共学」、十か月振りのステージ披露となりイントロで場内が沸いた「即 抱きしめて」、振り付けが楽しい「ほめられ伸び子のテーマ曲」、そしてメンバーが涙と汗に顔を濡らしながら熱唱する「忘れたくない夏」の動画リンクを貼っておきます。
 そして、このDVDの見所は寸劇の面白さにもあります。梅さん栞菜が大活躍した寸劇でした。特に、栞菜ちゃんのテンション下げ子の演技が素晴らしいです。これは是非DVDを買っていただき見てほしいなと思います。 

 ジャケット写真からメニュー画面に至るまて、セットリスト同様にスタッフの意気込みと拘りを感じさせる力作です。ステージパフォーマンスの切れも良く、℃-uteにハマりかけの人にはオススメ度三重丸な一本です。

コメント (4)
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