フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

俺たちに明日はある

2008-08-08 21:31:27 | ハロプロ2008
 SMAPの懐かしのヒット曲「俺たちに明日はある」の歌詞に 「時代遅れのオンボロに乗り込んでいるのさ」というのがあります。私はこの曲が好きで、この部分がまた好きなのですが、時代に乗ってなんかいなくても世の中の楽しい事には、いくらでも出会えるハズだと、いつも思っている自分には共感しやすい曲です。
 SMAPと言えば少し前に,キムタクってモーヲタなの?というようなスレを狼で見ました。モーニング娘。いいねと公言し、歌番組などで共演した時は娘。に手拍子していたとか、過去のキムタクの娘。エピソードが書かれていました。
 イケメンタレントは「モームス好き」なんて普通は公言しないものなのに、さすがキムタクは器が大きい人だなとヲタも絶賛。でも、同じ事をヲタがしたらキモイと言われるんだけどな(苦笑)というオチ付きでした。

 昨日の花火はヲタがある意味主役になってしまった公演でした。ヲタがキモイと思われている、その応援スタイルを貫いた結果、ステージを観ないでヲタを観る観客が多い事に。まあ、一般人の彼らは花火が目当てであって、ハロプロのアイドルのステージは ぶっちゃけどうでもいい訳ですから仕方ない。せめて、ベリキューメンバーがステージに集中させる凄みのあるステージを展開すれば、ヲタなんて見てる場合じゃなくなったとも思いますが、それはまた難しい話。

 そんな花火大会から一夜開けて、一般人によるmixiやブログでのヲタ中傷は思っていたよりは無さげでした。ただ、中には冷やかしコメント付きでヲタの写真を掲載した人もいたと知りました。ヲタは見せ物なのか?
 私は、「カメラによる撮影を禁止している会場で無断で他人を撮影なんて、そういう行為をしているあなたは人の事は言えませんよ」とコメントの一つでも付けたくなりました。
 彼らがそうやってヲタを面白がるのは、要するに彼らの日常には無いものであり、見るのも珍しいものであるからなのでしょう。

 プロ野球の日本ハムファイターズがまだ東京にいた頃、千葉ロッテマリーンズ戦を観に行くと大抵、内野席のファンが試合そっちのけでレフトスタンドを見ている光景に出くわしました。黒いビジター用ユニフォーム着た人で埋まったスタンドは、メガホンは使わずにサッカーの応援みたく声と歌で応援しています。
 その見慣れない応援スタイルと迫力に、内野席の観客は奇異の目で見るのでした。人間、見慣れないものは気になるし、身構えてしまうものです。今回の件も、そういうケースなんだと思います。ただ、プロ野球と違い相手はアイドルヲタなので、部外者な人はヲタな彼らを見下し笑うのでしょう。ああ、悲しい人々だ。

 周りに迷惑をかけたとかいうなら話は別ですが、踊ったり叫んだりくらいは大目に見ろよと、私は思いますよ。愛するものがステージに現れているのに冷静でいられるような、そんな人は何かにのめり込むような生活は送りません。

 でも、ヲタがハロプロのイメージを下げているという意見は、確かにその通りかもしれません。別に周りの花火客の態度に迎合する必要はないですが、演者にまでマイナスイメージを与えてはいけません。ヲタの行為が笑われる=ベリキューも笑われた事にもなるのです。
 事務所的には、そういうヲタ達はどうしたいのでしょうか? 事務所はベリキュー恋愛容認でキモヲタマジヲタ切り捨てか?などという意見も目にしますが、実際どうなのですか?
 ベリキューには女性ファンが増えてきて、特に℃-uteは顕著です。これは事務所の望む展開キタコレなんでしょうか?

 アイドルヲタって案外に移り気ですから、事務所的にもそこまで計算した上で、ベリキューに対してそろそろ飽きてくるヲタもいるかもという事で、これからはコアヲタではないファンを増やそう!花火大会みたいに、これからは一般の目にも触れるような活動を目指そう!と考えているのだとしたら、それは一応喜ばしい事なのかもしれませんね。
 でも、飽きたコアヲタの行き場は?まさかエッグ?やはりエッグ? 事務所は、ベリキューのコアヲタをエッグあたりにシフトさせようと思っている…そんな気がしてならない今日この頃です。
コアで激しいものは、あまり人目に触れさせずマイナーな所に置いておく。国立競技場よりもライブハウスに閉じこめておけ!という本音は関係者も持っていそうに思っています。
コメント
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