五ヶ瀬川の今季ラスト5!(20210912)
出発が0815で着が0956だから1時間41分。
所要時間は木郷滝自然釣りセンターより5分ながい程度。
五ヶ瀬川音の谷吊橋水位2.06m、やや笹濁り、雨、気温24度。
一瞬土茶濁りにみえたが、よく見れば川石が透けて釣りできないほどの濁りではない。
透明度は60−80cmくらい、これなら足もとの石が見える。
1030−1630、6時間、ニジマス8匹。
まず定番のフロートラインから開始。
1)DH12.8ft#6、kencube-PHS#8、フロロ3.5/0.8号、5本マルチ(20210911ver)
7テイク2バレ5フィッシュ、20cmニジ4匹と30cmニジ1匹(下写真)。
30ニジは淵開きの鏡をスイングからのリトリーブでゆっくり引いてくるとグンと押さえ込んでテイク。
この感覚は管釣りリトリーブのそれ、懐かしい。
ほぼインビクタPで釣れた(下写真右端、20210902作成)。
30ニジもインビクタP極細チューブ。
他の鈎はぜんっぜんダメ。
しばらく釣り下り、水勢の強烈な深場に入る。
午後3時過ぎ、まだ雨は降り続くが明るい。
活性が上がるような状態ではない。
ノーシンカーで水面下を主に流していたがタッチがサッパリつかない。
TGショットをつけてみる。
しかしメインラインがフロートだから思ったほど沈まない。
ここは思い切ってメインラインの交換だ。
2)DH12.8ft#6、フロロ16号、フロロ3.5/0.8号、TGショット3.75−8.75g、5本マルチ
5テイク2バレ3フィッシュ、20cm、30cm、45cmのニジ。
フロロはtype2相当だからよく沈み、メンディングで水切れも軽く操作性がよい。
TGショット3.75gはやや表層を流れ、フィッシュはいつもの20cm級(下写真)。
その後が続かず5gへ増量、するとバンバン跳ねる30cm級が連続2バレ。
ここまで全部インビクタP(バレが全部4番目の鈎だったので)。
さらに3.75gと5gを房掛けして8.75gに増量。
流し込むとテイク、30cmニジ(下写真)、やはりバンバン跳ねる。
これは慎重に取り込んでキャッチ、インビクタP極細チューブのチラシをガッチリ。
もう一度流し込んでいく。
根掛かり?
あれ??
あー鯉かも、底から離れない
しかしグイグイ引くなーこの鯉
川底でギラリとヒラを打つ。
でかい。
魚は流れを上へ登っていく。
トラブル防止で余分なラインを巻き取る。
すると突然、勢いよく下流へ疾走した。
ダニエルソンが物凄い速さで逆転、バッククラッシュしそう。
走り止まったマスをいなしながらネジを締め直す。
激しい疾走が2度3度と続き、今度は沖へ出ていく。
5本マルチだから空いたドロッパーが岩を噛めば万事休す、ロッドを高く立てた。
すると今度は下流へ疾走。ダニエルソンを目一杯締めても糸が引き出されていく。
ティペットはフロロのグランドマックスFX0.8号、心配なのは結束部の強度のみ。
すこしづつ間を詰め、取り込みのため川に飛び込み腰ほどの深さまで降りていく。
何度も釣っているので知った川底だ。
走っては寄せをくり返しているとようやく空気を吸って大人しくなった瞬間。
リールを向こう側に向けロッドハンド右手を後に突き出し、左手でネットを差し出してランディング(BLOOD KNOT 岡田裕師氏の方法)。
でも魚体がネットからはみ出してしまう。
慌ててそのまま浅瀬へ持ち込んだ。
でかい。
ネットが小さすぎてメジャーが当てられない。
それでもなんとか計測、45cm。
見た目50だが残念。
顔が丸いのでメスだろう、でもこの体高と広い尾鰭。
全体的に銀光り、ここで育ちネイティブ化したマスだ。
インビクタPチューブのチラシを深々とテイクしていた。
鰓近くにかかった針を丁寧に外し、出血ないのを確認、リリースした。
しばらく近くをフラフラしていて、正気になったのか本流へ戻っていった。
がぜん欲が出て、もう1匹釣とどんどん流し込んだらあっけなく根掛かり、5本マルチを全部なくした。
ここで1630、ストップフィッシング。
終えてみると驚いたことに釣れたのは全部インビクタパーリー。
5本も鈴なりの鈎からこれだけを選んでテイクしてくる。
いったいどんな鈎なんだインビクタパーリー。
ムシというよりコザカナ系にみえるけれど、なぜお前だけが釣れる?
五ヶ瀬釣行はラスト4回、とにかく空き時間全てでインビクタパーリーの量産へ。
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