S.C.相模原サポーターブログ

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エスコートキッズ2

2011-05-10 23:16:07 | マーケティング
上の画像は、『あるサッカーチーム』の試合が行われたニッパツ三ツ沢球技場です。ちなみにこの画像はメインスタンドですが、バックスタンドまで観客で席が埋め尽くされ満員でした。このサッカーチームは、ニッパツ三ツ沢球技場をホームスタジアムにしている横浜FCではありません。また横浜Fマリノスでもありません。無論、マンUでもバルサでもありません。
ちなみに5月8日(日)同じ三ツ沢で行われた関東サッカーリーグの試合風景画像は以下の通りです。バックスタンドは無人です。

同様にSC相模原の、開幕戦のバックスタンドの風景です。同じく無人です。お客様にご来場いただくためのマーケティング活動は、本当に難しい、と痛切に感じます。

その『あるサッカーチーム』の試合が5月8日(日)開催される、ということで、会場の保土ヶ谷公園球技場に私も応援に行ってきました。行ってみると保土ヶ谷公園球技場のメインスタンドは、立ち見が出るほどの超満員。ちなみにこのメインスタンドの横に1階席が、ありますがここも全席観客で埋まっていました。それが下の画像です。

サッカーの試合に、どのようにしたらお客様に来場いただけるか、それを考える上で、私はこの『あるサッカーチーム』の観客動員力の中にも一つのヒントがあるように思うのです。
この『あるサッカーチーム』は、
1.アマチュアです。よって入場料無料。しかし冒頭の三ツ沢での試合は有料でした。
2.5月8日(日)の試合に限って言えば、試合の宣伝などは全く行っていません。
3.SC相模原よりも弱いチームです。
もう、当ブログを定期的にお読みになっていらっしゃる皆様は、『あるサッカーチーム』がどこのチームか、分かったことと思います。そうです。神奈川県立座間高校です。ちなみにこの5月8日の試合は、単なる関東大会の予選です。しかし・・
1.スタンドが満員になる。対戦相手の向上高校側も満員だった。
2.広告・宣伝してないのに 観客が集まる。
何故でしょうか。このチームの観客は、このチームに対し強い帰属意識を持っているからです。帰属・連帯意識を持ってもらうことでロイヤリティの高い顧客を確保しています。マーケティング的にいいかえると、顧客経験価値の5要素のうちの「Relate」~グループ・集団の帰属意識に訴求する集客タクティクスで、保土ヶ谷を満員にする集客ができた、という事になるでしょう。

5月7日(土)のSC相模原の試合では、試合前にエスコートキッズが選手とともに入場してきました。これは先週も書きました通り、とてもいい事です。子供たちは選手と一緒に麻溝公園競技場で多くのお客様の拍手を受けた「経験」によって、SC相模原との「つながり~縁・連帯」ができました。しかし、SC相模原のエスコートキッズは、選手入場が終わるとすぐコーチやお母さんの待つスタンドへ戻ってしまいました。できれば、この「つながり~縁・連帯」をより太く、強くするために この経験を子供たちの目に見えるようにしておきたいところです。長野県のアルティスタ東御では、入場の後選手と子供たちと記念撮影を実施します。

ロアッソ熊本では、マスコットキャラクターも一緒です。

ギラヴァンツ北九州では、この記念すべき撮影の経費は、スポンサーが負担しています。

そして後日、エスコートキッズのご自宅には記念の写真と選手のメッセージが届きます。

こうして、エスコートキッズとSC相模原の「つながり~縁・連帯」は太く、強くなります。こうした子供たちの小さな感動に、お父さん・お母さんが共感を覚えます。こうして「つながり~縁・連帯」は広がっていきます。相模原市に住んでいるというだけでは「SC相模原への帰属意識」は、生まれません。多くのつながり・縁を大切にする小さな活動の積み重ねが、SC相模原の輪を広げていく基礎になるものと思います。

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