Nonsection Radical

撮影と本の空間

ババシャツとフリース

2016年11月16日 | Weblog
ババシャツを着るシマムーラ、フリースを着るユニクローゼとファストファッションの双璧と言われたのも遙か昔。
今では向かう方向が違ってきて、それで立場も違ってきたようだと勝手に判断してみた。
値段の割には質がまあまあと言われて成長したご両人だが、どうやらユニクロは自分の立ち位置が不満であったようで、少しランクを上げたいといつもチャレンジしている。
フリースのと言われるのが嫌なのか、格差社会において、ある層から這い上がろうとするけれど、その度に頭を打たれてしまうの繰り返し。
それでも背伸びをするような値段づけを繰り返すが、思ったようにはいかないようだ。
1990円なら買うけど2990円ならいらない。
そんな層に見切りをつけて2990円なら買うという層を相手にしたいようだが、そんな層はそうそういない。
一方ババシャツのと言われることになんの不満もない(ような)しまむらは、ずっと同じ層をターゲットに商売をすることに躊躇はない(ようだ)。
多品種売り切りの計画経済商法と勝手に命名している。
で、どちらが”勝った”かというと、ユニクロの惨敗のようだ。
実はユニクロって1万円や1万5000円とかの商品って結構高品質なんだけど、客筋はそれを求めず1990円のものを欲しがるってのも可哀想な話なんだけど、自分が蒔いた種なんだから仕方ない。
しまむらは自分が蒔いた種を実らせて収穫を得ているんだから、これは商売の考え方の違いなんだろうね。
フリースの下はババシャツという層を相手に商売するのは難しいだろうな。



長後の街並み 1
神奈川県藤沢市長後,高倉
撮影 2016年10月26日 水曜日 14時25分
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