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Nonsection Radical

撮影と本の空間

青春の一コマ

2020年06月01日 | Weblog
これだけネット上にも写真画像があふれているのは、スマホのおかげであります。
スマホで撮った写真画像をSNSにアップしてフォトグラファー”誕生”という事が”堕落”で気に入らない人がいるらしく写真原理主義者の振る舞いをする動きがあるようなんですけど、個人的には”寛容”なんですよね。
どちらの動きにも寛容。
だってさ、例えばフィルムで大判写真を撮ったとして、だから写真家であるわけでもないし、スマホだからフォトグラファーじゃないとも言えないわけですよ。
では継続しているからそうなのかと言えば、これまで星の数ほどの写真家、カメラマン、フォトグラファーが現れては消えていったわけですよ、実績とは関係なしに。
もちろん長く一線で作品を発表し続ける人もいる。
そういうものなんですよとしか言いようがない。
ただ個人的にはSNSなどで若い人達が写真を撮って発表しているのは各自にとっては一時的なものだと思っています。
青春の一コマですよ。
ある輝いている一瞬にカメラを手にしているんです。
それでいいじゃないですか。
目障りにする事ないじゃないですか。
そうやって写真は撮り続けられてきたのだし。
ここのところ立て続けに”カメラ”雑誌が廃刊となっている。
主体がカメラなんだから仕方ないですよね。
時代的にはスマホ雑誌(あればだが)で写真のあれこれを活動する方がマッチしていると思いますよ。
そっちに多数が向かっているんだから。
廃刊になった雑誌の流れがすでに過去の考え方だったんでしょう支持されないのは。
デジカメだろうとなんだろうとスマホ連中にとってはカメラは異端者なんですよ、すでに。
フィルムカメラ愛好者が少しいても大判写真が異端者であるように。
だからといって本流だ、異端だと争ったって仕方ないじゃないですか。
例えば大判写真が本流だとすれば、そんなものそれだけをずっと何十年もやっている人なんかほとんどいないじゃないですか。
絶滅危惧種ですよ。
それはそれでいいんですけど。
本筋は、何で撮ったかではなく、どんなアウトプットをしたかでもなく、写真としてどうなのかが興味の対象であるべきなんですよ個人的には。
だからインスタでも感動するし、大判写真でもガッカリするんですね。
そして若い人の青春の一コマを見る事ができるのが楽しみでもあるんですよ。
俺だって若い時があった・・・
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