すでにギブアップ

ポッドキャストで聴くラジオ番組をストリーミングでも聴いてみようと思い、生活を改めて”ラジオ”中心の生活をおくろうと考えた。
具体的には、”放送”が始まる時間までにお風呂にも入り寝る準備を済ますという規則正しい生活だ。
”放送”が終わって実際に寝る時間はこれまでと変わらない。
これなら大丈夫だと思ったのだが、結構息苦しいのだ。
ましてや”ながら”ができないので”放送”に聞き耳を立てる事になるので、他に何も出来ない。
聴き終わったあとも、すぐに寝る気にならない。
ぼやぼやしているとアッという間に深夜だ。
さすがにラジオ深夜便を聴く気にもならないので、ボンヤリと寝て過ごし眠気が来るのを待つ事になる。
さすがにこれは”生産的”ではないと思う。

生産的とは、妄想を働かせてあんな事やこんな事を考える時間を持つ事だ。
その中から面白いことや楽しい事が見つかり、日々の奇行に彩りを与えてくれるのだ。
歳を取ってきたからと、歳相応のまともな事を考えていては、世間で目にするツマラナそうに生きている年寄りと同じ事になってしまう。
頭の中でどんな事を考えても現在の日本では許されるので、最大限の妄想を働かせるのに躊躇の必要はない。
その妄想はふとした時に浮かんでくるものだから、キッチリと頭を働かせたままだと”隙”がなくなるのだ。
真面目の隙をついて不真面目な妄想は襲ってくる。
急な襲撃に隙をつかれないように隙を見せないように待ち受けなければならない。
それには一生懸命に”放送”を聴いていてはダメなのだ。
というわけで、規則正しい生活はヤメる事にした。
好きなように時間を使う不規則正しい生活にもどるのだ。




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天ケ瀬吊橋　京都府宇治市