闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

何とも無策ですな~

2009年06月15日 20時58分51秒 | Weblog
最近、古くなった靴や衣類などを持っていくと、その店の商品券や金券をくれたり
格安で商品が購入できたりする下取りサービスが花盛りだ。
下取りサービスが成功するやいなや、今やネコも杓子も
下取りサービスだらけで、その対象商品も多種多様に進化している。

でも、経営者の目でみると、何とも無策ですな~。
他社の真似をするのではなく、他社に真似されるようなサービスを
考え出すだけのアイデアやパワーはないものですかね?
他人のことを真似たところで、大した利益を生まないと思いますし、
経営者自身の無能さを露呈しているようで、何とも恥ずかしい。

まぁそのようなきれい事を言ってられない程
切羽詰まっているのかもしれませんけど、でもね・・・

大体、成功している他人のビジネスモデルを自分が真似たところで
まぁ99%はうまくいかないと思いますね。
何故なら、ビジネスモデルで見えるところは、表面でしかありませんし
ビジネス環境も異なるし、なにより心/気持ちが違います。
そのビジネスにかける意思とか、そのビジネスで生み出す価値に対する執着とか
外から見えない熱い気持ちが、異なる結果につながります。

だから、ごく身近で24時間365日、詳細まで見ている二代目が、
創業者ほどうまくいかない事が多いのは、まさに気持ちが違うからです。

今日、私の母のところに、京都の老舗店からダイレクトメールが来ました、
内容は、下取りサービス始めましたとの連絡だ。
京都の老舗で、店の名前を聞いたら、殆どの人が知っている有名店、
その店が下取りサービスを始めるとは、名前が地に落ちたようなものです。
老舗としての誇りはどこへ行ったのでしょうね~。
やっぱり「武士は食わねど高楊枝」というスタイルで
頭の中では、脳みそを思いっきり使って、アイデアを捻出しないとね。

大体、そんな企業が日本に多いから、ベンチャー企業が生まれにくいんですよ。
自分たちだけで、護送船団のような事やっているうちはまだ良いのですが、
ベンチャー企業が出てきて、護送船団に相容れないと見るや否や
村八分にして締め上げていくのですから、一体何を目的に商売しているのやら。

その点、まだ技術系企業では、他人の技術を流用する事自体
自分の技術者としてのプライドが許しませんから、
自社の独自技術を追求する傾向にありますね。

もっと頭を使いましょうよ!


今日目に付いた記事:
 ・社会保障番号、11年までに 安心会議報告書
  政府が「安心」というのを言った時は、かなり危険だという意味だ。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 脱猿真似体質!