闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

阿修羅よりアシュラ

2009年06月07日 21時12分21秒 | Weblog
東京国立博物館で開催されていた「国宝阿修羅展」は、のべ約95万人の人が
見たとの事で、美術展としては史上最多の入場者数を記録したのだとか。
それがきっかけで「阿修羅」ブームなのだともニュース言っていました。
阿修羅像より素晴しいものは、他にたくさんあるのに「阿修羅像」が
これほどヒットしたのか? 何がヒットするかわかりませんな。

確か、昔、教科書で見た事ありますよ、阿修羅像。
でもあまりインパクトなかったですけどね・・・仏教界の八部衆の一人で、
帝釈天に戦いを挑んだ悪役という事くらいしか知りません。

むしろ私にとって「アシュラ」とは、ジョージ秋山さんの漫画のイメージが強い、
何故なら、その漫画の主人公のアシュラは、平安時代に生まれた極貧の子供で
生きてゆくために人間を殺したり、餓死した人の肉を食らうという
大変衝撃的なところから始まり、最後に有名な言葉を母の墓前で言うのです
「生まれてこないほうがよかったのに」
また主人公アシュラは、薄気味悪い感じに描かれているんですよ、
子供ながらにあまりにも強烈なイメージだったので、「アシュラ」と聞くと
どうしても後者の方を思い出します。

前者の阿修羅は、メソポタミアの古代王国「アッシリア」と関係があるようです
現在、日本で知られている仏教世界は、ゾロアスター教国であった中近東諸国や
インドのヒンドゥー教、東南アジアの土着の宗教、またシルクロードの影響
それに加えて日本の宗教の影響なども受けて凄い事になっています。
もう何でも教のような感じだ。 従って、仏像などもたくさんありますね、

ての数が多いという点では阿修羅より千手観音の方が多いですし
複数の顔があるという点では、十一面観音の方が洗練されていますし
顔立ちも普通だし、どうして「阿修羅」なのかわかりませんね・・・
NHKのテレビ番組の特集で、いろいろ美術的な分析を行っていましたが
年齢がわからないとか言っていました。
まぁ像に年齢も何もあったものじゃないと思いますけどね

ところでその阿修羅、ファンクラブまであるというのが驚きです。
あのみうらじゅんさんやアルフィーの高見沢さんが主宰されているのが
何とも怪しい でも、歌手のはなさんも会員のようですから
まんざらオチャラケではないようですね。
はなさんは、阿修羅に限らず、かなり詳しい仏像ファンですからね。

それにしても、阿修羅像のフィギュアまで売られているとは、
仏像の肖像権はどうなっているんでしょうかね?
もし肖像権がないとしたら、仏像フィギュアな~んてのも売れそうですけどね。


今日目に付いた記事:
 ・サッカー日本代表が帰国 4回目W杯決めたウズベクから
  一応良かったですけど、これでやっとスタートに立てただけですから

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 何が当たるかわからんなぁ・・・