闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

おごれるGMも久しからず・・・

2009年06月01日 22時41分34秒 | Weblog
結局、GMは破産法適用で国有化され再建される事になりましたね。
これで、とりあえずは一段落しそうな感じもします。

でもGMはこれからが大変です、スリム化する事は当然の事ながら
今までと同じやり方では再建ができませんし、技術革新も必要でしょう。
トヨタ方式に匹敵するような新しいビジネスモデルを考え出す必要もあるでしょう

それらの苦難があっても、私は彼らは絶対復活すると思いますね、
何故なら、腐っても「自由の国アメリカ」だからです、
いくら格差があったとしても、日本のような訳のわからない因習が少ない分
皆がアイデアを出し合い、切磋琢磨して競争する社会だからです。

そして、本当に良い製品を前にして、「おたくの資本金はいくらですか?」とか
「従業員は何人いますか」などと尋ねる事もなく、良いものは良いものとして
評価してくれる場合も多いし、本当に良いものなら、
こちらのネームバリュー関係なしに採用してくれる社会ですからね。

事ここに至りて、まだ「従業員は何人ですか?」とか「資本金は・・・」などと
どーでもよい事に重点を置いて、他のビジネスモデルや製品を
正当に評価できない自分の無能さを露呈しているマヌケ人間の多い社会では
新しい産業が生まれにくく、V字回復など望めません。
精々、「わが国は失われた10年で経験した蓄積が・・・」などと
偉そうに言っていますけど、他人からすれば、マヌケな政策で回復には10年も
かかった事を自慢しているバカモノとしか映らないでしょう。


祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。

GMヘンダーソンの金の音、ビジネス無常の響きあり
娑羅双樹の花の色、自動車必衰の理をあらはす。
おごれるGMも久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。

しかしこれは対岸の火事ではありませんよね、
この不況を何とか乗り切れたトヨタをはじめとする日本の自動車メーカーも
明日のわが身を見た事でしょう、GMを反面教師として
どれだけ真に学べたかで、来るべき日を回避できるかどうかが決まります。
自動車産業だけじゃない。
日本の産業構造自体が本当に今のままで良いのかを問われていますよね。


今日目に付いた記事:
 ・エールフランス機、消息絶つ リオ発パリ行き、落雷の可能性
  やっぱり飛行機は怖い!!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 盛者必衰、衰者必盛