闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

自由競争の国・アメリカ

2008年09月30日 13時09分38秒 | Weblog
金融安定化法案が米下院で否決された事で、金融危機への不安が広がり
ニューヨークダウが過去最大の下げを記録し、
それに引き摺られるように日経平均株価も大幅な続落。
ヨーロッパ市場でも、アメリカの金融危機の影響がかなり出てきているようですし
先行き不安で、まるでブラックマンデー前夜のような様相です。

もし今、ブラックマンデーのような大規模かつ広域な
株価の下落が発生すると、中国市場が大変危険だと思いますね。
中国では、低所得者層が株式で夢を買っていますから
それが紙くず同然になると、広がりつつある格差や北京オリンピックのツケ
四川大地震での政府の対応などで不満が溜まっているだけに、
暴動が起こる可能性もかなりあると思います。

しかしこの緊急事態の時に下院で金融安定化法案が否決されたのですかね・・・
まぁ自由競争の国ですから、金融機関だけに公的資金を投入するのは
自由競争の論理に反するといういう事なのでしょうか。

そのあたり、日本でもアメリカ同様に金融機関だけに公的資金を投入事への
批判はあったものの、金融機関の安定を望む声が勝り政府が公的資金を
ポンと投入した日本とかなり考え方が違うようです。

ブッシュとしては、現在の金融不安を金融安定化法案で解消して、
最後の花道を飾りたいところでしょうけど、国民が納得しない以上
いくら小手先だけ法案を手直ししても、再議決はかなり難しいでしょうね。

中川財務相兼金融担当大臣は、日本への影響は少ないのでと市場に冷静さを
求めてはいますが、過去に大臣が大丈夫だと発言して
国民は何度も裏切られていますから(特に年金問題など)
誰が大臣のその言葉を鵜呑みに信じるでしょうか。
大体、日本政府自体、日経平均株価の大幅な下落を受けて
浮き足立っているんじゃないですかね。

日経平均株価が大幅に下落した以上、総選挙を目前とした政府としては
是が非でも補正予算を成立させたいところでしょう。
まぁもともと麻生さんは補正予算成立には前向きでしたし
とりあえず補正予算を成立させて、景気対策の道筋をつけ
国民の支持を取り付けた上で、解散総選挙にもって行きたいところです。


上記、内容とは全然関係がないのですが、
iPodやiPhoneでお馴染みのアップル社の株価が急落しているらしいです。
現在の業績は悪くないように思えますが、本業のPC市場は
低価格PCは伸びているものの、アップル社のPCのような高価なPCは
減速しているので、投資家が売りにでたようです。
なかなかこのあたりの市場の動きは面白いですね。


今日目に付いた記事:
 ・探査機、火星の「雪」観測=過去に液状の水も存在か-NASA
  凄いですねー、やっぱり火星にはかなり水が存在するんだ!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 アメリカがくしゃみしたら世界中が風邪ひいた!?