闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

ゾウさんのほうがもっと好きでした

2008年09月20日 12時38分20秒 | Weblog
今朝のニッケイネットに
「後期高齢者医療制度、厚労相が「代替制度を検討」
という見出しの記事が出ていました。

「導入後1年もしないうちに見直し」というのは、導入前に十分な検討が
できていないずさんな法案か、高齢者向けの総選挙対策としか思えませんな。
いずれにしても、多くの予算を使い導入したのに、
すぐさま新しい制度に替えるというのは、やはり税の無駄遣いでしょう。
これらを見ても、現在の政治が国民のために行われているとは到底思えない。

一方、事故米の件は、農水大臣と事務次官の更迭で幕を引きたいようですね。
国会会期中なら、野党の厳しい追及があっただろうに、今は半ば政治空白の
過渡期ですから、政府・行政ともこれ幸いと思っているでしょう。
それが腹立たしい! 大体、この問題は、構造的な問題がはらんでいるのに
そういう根本的な事を論ぜずして幕引きとは、如何にも官僚的だ。
臭いものに蓋をしただけなら、必ず同様の事件がまた起こる事は必定。


さてさて、昨日、女の子のCM「キリンさんが好きです、でもゾウさんの方が
もっと好きです」でお馴染みの松本引越しセンターが民事再生法の適用を
大阪地裁に申請しましたね。
去年、当時の社長が自殺するというショッキングなニュースが流れ、
直後から大幅な客離れが起こり、更に少子化や新規住宅着工数の減少、
他社との低価格競争の熾烈化に加えて、ガソリン価格の高騰で
とどめを刺されたのでしょう。

でも環境要因は、他社も平等に同じわけですから
やはり決定的な事は社長が自殺に至る原因が大きいでしょう。
自殺の直接の原因は「グループ会社の手形の裏書保証問題」でしょうが
真因は多分、同属経営による事業継承の失敗ではないでしょうか。
禅譲した全経営者と自殺社長との関係なども影響しているでしょう。

大体、社長が自殺にまで追い込まれる会社は尋常じゃありませんよね、
そんな信用不安のある会社に、金融機関が融資してくれるはずもありません。
逆を返せば、そんな状態でよく1年も持ちこたえたものだと思いますけど。

日本の間接金融の場合、半分は社長次第で融資がきまる部分もありますからね、
融資する金融機関には、事業内容を正当に評価する能力などありませんから
社長の人柄や信用、財産などで融資するかどうかの半分が決まります。
そこに前社長の自殺というネガティブなイメージでは、信用がゼロです。
まだ資金に余裕があった昨年に会社を解散するか、
大幅に縮小すべきだったと私は思いますが・・・


今日目に付いた記事:
 ・携帯電話の通話モードで精子の「質」が低下と 米研究
  この手の研究結果はたくさんあるけど、実際はどうなんでしょうね・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 幕引きのタイミングは重要、間違うと悲惨