主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
翼の折れたなんとやら。
えー。
納車されましたヽ(´▽`)ノ。
そんでもって翌日はツーリング!
一応納車ツーになるのでバイク仲間に自慢したくなるというもの( ̄ー ̄)。
それで内緒のままNSR氏も誘ったのですが「渋滞が酷いから行かない」と返信あり。
渋滞が少ない方に目的地を変えて再提案すると「いきません」とのことで(笑
それじゃまあ一人で行きますかっ!ということでひとっ走り富士山へ。
朝までは雨が残ったものの、走れば実によい天気で最高のツーリング。
富士山はいつも美しいですね♪
ソロだといつも、道中はほぼ走りっぱなし。
なんなく富士五湖あたりに到着したものの、時期が悪く恒例の芝桜祭り開催中。
富士宮側への主要ルートである国道139は河口湖の先から、
本栖湖までびっしり車がつまりまくって微動だにせず。
そういえば朝のニュースで、
「(都心から)2時間で着くのに今日は5時間かかりました」なんてインタビューされてたっけ。
仕方なく引き返すもそのまま帰るのも癪でしたので、
湖北ビューラインあたりを散策して気がつけばもう午後3時。
富士吉田市街を彷徨っているといつでもそこには富士山が。
こういう場所に住むのも素敵かもしれませんね。
中央道お約束の大渋滞は想像に難くなかったので、
ここらで早めの引き返しと致しまして、
朝からなにも食べていなかったことを思い出し昼食。
甲州地鶏の親子丼。だったかしら。
ついでにPA軒先の小店舗でソフトクリームを購入。
注文している段階からチャパツ&ピアスの目つきの悪いおねーさん2名で怖かったんですが、
受け取りの段階になっても愛想悪くいろいろ怖かったです(笑
出来上がりもこんな感じ。これで齧ってない状態なのです。
『こんなことなら、施設内のフードコートの明るく元気なご婦人が作ってくれる
普通のソフトクリームにすればよかったなあ・・・』などとちょっぴり後悔。
結局これが今回のツーリング唯一のソフトクリームでしたとさ。
あとは適当に渋滞を処理してほぼ全て高速で帰宅。
出発前 【 10,461km 】
帰宅後 【 10,874km 】
総走行距離はメーターで413km。
GPSロガーによると、371.50kmとなっておりました。
そうそう。
購入した車種はYAMAHAの『 ドラッグスター1100クラッシック 』なるアメリカンバイク。
正直、アメリカンなんて爺さんが乗るものだと認識しておりましたが、
誰かを乗せたり、車とちんたら走ったりして動くにはコレもアリかなと思い至りました。
でもハーレーは嫌。
ハーレーという車種がキライなのではなく、ハーレー乗り特有の仲間意識が嫌です(笑
そんな理由で『 実用的でラク 』な国産大型アメリカンに決めました。
あと10万も出せば安いハーレーもいけたのでしょうが、その後のコストも心配です。
先日も、仲間から取り残されSAでトランポ引き揚げされていくカスタムハーレーを見たばかりです。
購入の決め手はDS11特有の立ったキャスター角と、
上の出発前画像にもある走行距離10,000kmちょっとの低走行。
あとは売り文句だった「ノーマル車両」の部分。事実ならばこれは逆に少ない好条件です。
カラーも自分の好み且つレアな『 赤/黒 』で選びました。ちょっと錆びっぽいのはご愛嬌です。
お店に「納車は早めなほど助かります」とお願いしてあったので、
お店も頑張って下さったらしく、
連休後半の5/3に、近隣のバイク王店舗に転送していただいて受け取り。
想像より早く納車になったのは嬉しい・・のですけれど、
今現在、実は 5/3納車 ⇒ 5/4動作確認ツーリング ⇒ 5/5で、
遠方の店舗まで自走で逆戻りする事態になっております。
バイクを届けて先ほど、
メットを抱えたまま常磐線と武蔵野線、京葉線を乗り継いで帰宅しこの記事を書いております。
それにしても。いやー参りました。
現在検証&対応中なので、事が悪く転ばない限りは現段階でどうもありませんが、
先方からは一応、「試走テスト済み」で納車されたのにも係わらず不具合あり。
残念ながら一般道での試走では見つけ難い不具合でしたので仕方ないといえば仕方ないのですが。
■症状1.
最初の症状に気付いたのは納車後帰宅の段階。
ある程度開けて走り、信号で停車した段階でスロットルを微妙に開くと息つきしてストール。
(クラッチ操作はしていない状態)それが帰宅の20kmほどの間に4回ありました。
■症状2.
続いて、動作確認で高速に乗ったときのこと。
大型とはいえ所詮アメリカンタイプ。重いバイクなりに遅いのは覚悟していたのですが、
操作方法によらず、追い越し車線で軽自動車に煽られるぐらい遅いのです。
3速なり4速なりで80km/h→100km/hまでの到達がかつて乗った250ccのクラブマンより遅く、
100km/h少々で5速に入れると全く加速しません。
キャブの求めるようにスロットル開度を調整しても同様。
しまいには上り坂や向かい風になると減速してまた80km/hまで落ちる始末。
昔同僚が乗っていた250ccのV-ツインマグナのイメージがありますが、
400ccのドラッグスターはおろか、250ccより遅い1100ccは流石に異常です。
ただ、上でも申しましたが公道を流す60km/h付近のペースではそこまで悪くない感じ。
アクセル開度が1/3~1/2ぐらいまでは、『まあこんなもんか』というぐらいでした。
■症状3.
燃費が恐ろしく悪い。
このレシートは今回のツーリングで3回給油したもの。
各々は、
・自宅最寄スタンド ⇒ 談合坂SA下り 【 17.35L 】
・現地散策 ⇒ 談合坂SA上り 【 13.37L 】
・談合坂SA ⇒ 自宅最寄スタンド 【 15.57L 】
都合で 【 46.29L 】 ガソリンを消費しております。
合法非合法は微妙なところですが、
高速での追い越し時にたまたま必死で出した最高速度はGPSロガーで 119.70km/h 。
それすら”加速中に軽自動車に煽られる”ぐらいでして、
ほぼ全線で80km/h~100km/h。法定速度を概ね超えずに走りました。
トンネルなどでデータ取得が途切れない、
車体のodoメーターによると今回は 413km 走っておりますので、【 燃費は 8.92km/L 】。
仮にGPSロガーの値で計算だと 【 8.02km/L 】まで落ち込むことになります。
いくらなんでも、
『ノーマル車両』 で売られている整備済みの車体の値ではありません。
因みにメーカーお約束の眉唾公称値は 【 32km/L(60km/h)】ですが、
諸条件の違いを差し引いたとしてもあまりにも異常な値です。
満タンにして110km走行あたりで、走行中にリザーブに入る(症状はガス欠)
わけですから、これじゃあ恐ろしくて遠出はできないというぐらいの状態です。
因みにガソリンタンク公称容量は17L。リザーブは4.5Lの設定だとか。
往路の談合坂SA下りでは、かなりギリギリだったことが判ります。
そんな【 症状1~3 】からするに、
私もかつてキャブ車(もっともNSRは電子制御での補正が優秀でしたが)乗りでしたので
なんとなく想像されるのはキャブ不調。それも濃い方向での燃料吐出トラブル。
若しくはオーバフローかそのあたりでしょうか。
または嫌な思い出としては軽い抱きつきの症状・・・もありますが、
アイドリング付近で異音やひっかかりがないのでそちらは違うかしらん。
そういう訳で、テストツーリングから帰宅して返す刀で先方に確認を入れると、
案の定キャブレター及び吸気系に整備で触れた事実はなく、
「とりあえず預からせて欲しい」とのことでしたので、
自走で遠方の購入店まで持ち込んだ次第です。
この週末までは購入時の担当者さんと、
整備士さんが休暇中とのことで診断結果は来週まで持ち越しですが、
そもそも私が「早い程助かる」と申し上げたのも悪かった気がしますので、
「ちゃんと直していただければ時間はかかってもいい」と伝えて置いて来ました。
あとは結果待ちですが、
状況的に納車整備漏れの筈ですので3ヶ月の保証は適用されるといいなあ。
もし有償だったり、身に覚えのない指摘があれば温厚な私でも流石に怒りますが、
とにかくしっかりと原因究明して、適切に対応して頂けることを願います。
問題を認めた当初、自分でパーツ発注をしてなおしてしまおうかとも思ったのですが、
(HIDなどの)配線取り回し確認で、
タンクを外した段階で我慢しておいてよかったです( ̄ー ̄)。
最後に往路の談合坂での一こま。
明らかに性能が落ちる方向でカスタムされているハーレー軍団に、
成す術もなくあっという間にちぎられた思い出と、
「八王子を過ぎて談合坂まで30km」みたいな看板に、
『スタンドあるまで持ってくれ』と祈る気持ちだったことを思い出します。
しっかし、17Lタンクに17.35Lって・・・。あなおそろしや。