3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

待機児だけでなく老人ホームの待機者数も発表すべきである。

2013-05-11 21:15:35 | 現代社会論
4月30日、全国の自治体に先がけて世田谷区の新年度の待機児数「884人」を発表した。同時に、来春までに1500人規模の定員増を行うという緊急対策も発表したそうだ。

老人ホームの自治体ごとの待機者数も公表すべきかと思う。
保育、介護、この二つは自治体の大きな仕事である。
家族介護に明け暮れる家族を支援するためにも老人ホームの待機者数を公表し、自治体がどれだけ努力しているかを明らかにすべきだろう。子どもの問題と高齢者問題は背中合わせなのだ。子どもだけ解決すればよいというものではない。
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女性が働くのは生活費のためでない、という文化をつくろう

2013-05-11 16:07:04 | 女性の地位
子どもを保育園に預け、働いている知人の話

子どもの習い事の会にでかけていったら、子どものお友達にいわれたそうだ。
「○○ちゃんのママは働いているんだってね、それで○○ちゃんは幼稚園じゃなくて、保育園に行っているんだって。かわいそう。ママは離婚したのかしら、それとも貧乏なのかしら。」と子どもが言うかと思うのだが、きっと親がつぶやいているのだろうなあ、と、女が働くのは生活費のためだけじゃないのになあ、と、憤慨していた。その知人は、スーパーレディみたいな人なのだが、子どもや他の専業主婦からみれば、生活のために働いているように見えるのだろう。

専業主婦願望が若い女性の間にあるそうだ。
昔も今も、結局、女の生き方は専業主婦が基本で、それができない場合は働く、という文化があるのだろうか。

逆に言えば、夫がいないとか、稼ぎが悪いので、とりあえず、働かなければならないが、夫の給料がよくて特に生活に困らなければ、専業主婦になりたい、というのが本音なのだろうか。

あきれた話だ。

男女ともに生活の基本を労働におかなければならない。
人口減少時代だからだけでなく、一人一人の可能性を社会に開花させる、自己実現こそ大切なのだ。そう考えたら、男女ともに、生涯を通してやりたい生きがいを感じることができる仕事につき思い切り働くことが幸せというものだろう。

そのために保育、学校教育の充実が必要なのだろう。




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