3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

ユーミンの歌の思い出ー 幸せになるために(その1)

2012-12-09 11:49:25 | 日記
松任谷由実デビュー40周年 はてない夢の旅、を見た後で、いろいろ思い出した。

ずいぶん経ってしまったのだが、青春の記憶というのは、いつまでも色あせることなく、残っているものである。

19〇〇年、12月7日、ゼミを終えて、ゼミの発表は素晴らしくうまくいった、帰途につく。歩道橋の上ではるか西の空に夕焼けが赤く燃えているのが見えた。
その時、恋人は、科研費の海外調査で1カ月不在だった。歩道橋の上で、思わず、ユーミンの幸せになるために、を、心のなかでうたったのを覚えている。
幸せだった。遠く離れた恋人、もうすぐ、クリスマスには帰ってくることになっていた。遠くにいても同じ愛を見つめるっていうフレーズは、まさにあの時の私そのものを表現するフレーズだった。幸せな体験だった。

あれから、幾年月たったのだろう。


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松任谷由実デビュー40周年 はてない夢の旅

2012-12-09 11:41:42 | 日記
松任谷由実デビュー40周年 はてない夢の旅 というのも見た。

結論からいえば、まあ、懐かしかったということ。
しかし、松任谷由実も年を重ね、ありきたりの初老の女になっていた。
精彩を欠いていたといよりほかはない。

たしかに、歌と曲はすばらしいものがたくさんあり、ほとんどのCDを持っているので、私は、ファンといってよいと思うのだが、だから、それだけに、最近の彼女には物足りなさを感じるのだ。

ほかの番組で、著名な人と対談したりするものがあるが、それも、その道の達人のような人とユーミンが話しているのだが、ポピュラーのシンガーの限界を感じてしまう。中身が薄い言葉。無理しているね。

そりゃそうだろうと思う。
いくら作詞作曲がうまくて、売れているとはいえ、研究者ではなく、40年うたってきただけなのだから。
青春をうたわせたらぴか一だが、インテリ層に入ろうとするとそれは無理という感じである。


中島みゆきのほうが人としての深みはあるだろう。
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子育ては社会の仕事か家庭の仕事か

2012-12-09 11:28:34 | 現代社会論
子育てをめぐって、社会か家庭の責任か、議論が沸いているそうだ。

結論からすれば、社会だろう。
家庭の責任にすると、今の家族機能は機能不全に陥っているのが現実なので、無理である。
それより、きちんと社会の責任と位置付け、整備したほうが、よい。

子どもの間の格差は家庭の教育力によるところが大きい。
子どもの格差を是正するためには、家庭ではなく社会にしておいたほうがよい。

子どものための時間をというのはすべての親に共通した願いであるが、現実にはそれができないのだ。

父親の給料が永遠に右肩あがりではないのだから、母親が働くのは生活の安定のためには当然のこととなっている。
子育てを家庭責任に押し付けるとどうしてもその責任を果たせない親がでてくるに決まっている。

子どもは社会で、を徹底させ、親は愛情を注げばよいのである。

子どもがよい保育を受け、小中高と上質な教育を受けられるようにすれば、と思う。
宿題をなくし、学校ですべてやるというようになれば、親の負担は軽減されるというもの。

親は精一杯、働き、挑戦できる。子育てのために制限をすることなく。

子どもはよい先生にめぐまれその能力を思い切り発揮できるような教育を受ける。
それでいいじゃないかと思う。

変にバカな親に育てられるよりよっぽどよいだろう。

自民党のおじさんたちも頭の固いこといっていないで、早く切り替えたほうが身のためだと思うよ。
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