教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ヤマラッキョウにセンブリ☆秋の彩り

2022年11月02日 | 自然

今にも雨が降りそうな暗い森は風がひんやりとして静かでした。

咲き残りのトリカブトやサラシナショウマを味わいながら
ひと月前に比べすっかり寂しくなった小径をゆくと


一輪、ヤマラッキョウが咲いていました。

迷ったけれど来てよかった!急に元気が出てきてあちこち見ると


センブリ!
イヌセンブリは見たことがあるけれどセンブリは初めてです♪


湿った場所にあるイヌセンブリとは立ち姿も蜜腺の様子も違う。
なめるように辺りを見たけれどあったのはこの小さな株だけ。。


可愛いホコリタケがぽこぽこと。
もののけ姫にでてくるこだまのようです。


いつまでも見ていられる。。
丸くてほろっとくずれるクッキーが食べたくなります。


緑のくすんだ森でテンナンショウの仲間の果実が目立っていました。

数多く咲いていたのは


コウヤボウキの花

気温が低いのにマルハナバチの仲間が飛んでいたので
近づいてよく見ると


花に黒くて腰の細いハチがうずくまっていました。
フタスジスズバチのようです。


接写しても逃げないので生きているのか心配になりましたが
脚は動かしていたので寒くて飛べないだけなのかも。

手がかじかむ気温だったので飛ぶ虫は諦めていましたが


タラノキの葉にアマガエル
撮影し損ねましたがヤマアカガエルも水辺にいました。


華麗なツバメエダシャクの仲間
あまりに動かないので蜘蛛に捕まっているのではと
腹側も見ましたが、ただとまっているだけでした。


ヒナバッタでしょうか、草地にふみこむと数頭飛び出しました。

普段はすぐ逃げるような生き物たちが大人しく接写モデルに。
小鳥の歌声がやんだと思ったら雨が降りだしました。


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