教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

カラスザンショウの実に集まる

2022年09月24日 | 生き物

母の診察が終わった後、お弁当を買って近くの公園へ。
暑かったこの夏はあまり外出せず足が弱ってしまったようで心配。。
久しぶりに一緒に歩きました。


入口でにゃんきち似のキジトラが出迎えてくれました。
晴れて爽やかな陽気の正午、ゴロゴロと気持ちよさそう♪


黒い猫がいるよ~


ほんとだ♪と前にまわりこむと、何か狙っているようでした。


実をたわわにつけて枝をしならせたカラスザンショウの


目の高さにあった実を見ると虫がたくさん!


よくよく見ると背中のハートマークが印象的な
エサキモンキツノカメムシでした。

エサキモンキツノカメムシといえばミズキの葉で見かけることが多く


今年も梅雨時、卵や子供たちを守るお母さんに会いました。


レンズを向けるとさっと卵に覆いかぶさるお母さん。
孵化したばかりのものもいますね。
瞳が優しげなお母さん、びっくりさせてごめんね。


こちらでは小さい羽虫が忍び寄っていましたが寄生者でしょうか。

エサキモンキツノカメムシはミズキだけでなくカラスザンショウ、
ヤマウルシ、ハゼノキなども好みなのだとか。
産卵は6月下旬~7月中旬、新成虫は8月上旬頃から出現するそう。

エサキモンキツノカメムシの魅力を母にも伝えようと振り返ると


小さなドングリを拾っていました。
そういえばここ数年貝拾いをしていないな。。この冬再開できるかな?

この公園は定期的に薬剤を散布しているようで
規模の割に生き物が少なく感じられましたが


コミスジに


サトクダマキモドキかな?


コノシメトンボにも会えました。

大きな木にヤドリギがいくつもついている場所があるけれど
この日はそこまでたどり着けず。
ヤドリギの実のなる頃、冬鳥に会いにまた訪れたいと思います。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Hさんの新作日本画(029) | トップ | Iさんの新作日本画(027) »
最新の画像もっと見る

生き物」カテゴリの最新記事