さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

長野市で古民家再生、はじまります☆

2021年10月12日 | 現場21~長野市 古民家再生計画

2018年にお声掛け頂いていたT様の古民家再生計画

設計に着手するまで 1年程 お待ち頂き

2020年の夏頃から計画に入り

凡そ1年程設計期間(計画・基本設計・実施設計)を経て

その後工事費の調整に凡そ1ヶ月程掛りましたが、

何とか無事(?)工事費を調整

9月下旬には工事請負契約。

 

そして先週末、工事着工に向けて地鎮祭ではありませんが、工事の安全祈願も込めて 古い家屋のお清めが執り行われました

 

2021.10.09

 

 

 

 

 

 

私共、夫婦でデザインビルドやってますが、一応、私と夫は別々に経営してまして、設計は私、工事は夫が担当してます。
 
よって奉献酒はこのような形
 
 
 
 
今回の古民家再生工事工期1年半ほど見込んでいます
 
長いですよね
 
 
 
簡単ではない古民家再生、また始まります!
 
お施主さんファミリーと一緒に頑張りますよー

 

 

 

 

 

 

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工事費の積算中~長野市 古民家再生計画~

2021年08月29日 | 現場21~長野市 古民家再生計画

長野市計画中古民家再生

さて、概ね実施設計を終えましたので、ここで一度、設計概算見積をお施主さんに提示しました。

 

新築ならば基本設計時に設計概算見積を出すこともできますが

古民家再生の場合、かなり詳細まで踏み込んで実施設計をしてみないと、方針と納め、そして仕様が決まらない、という事が多いので

ある程度、実施設計が終わったところで積算します。

 

そのため、実施設計段階での設計概算見積は、

お施主さんのご希望の殆どを反映し、加えて設計者としても理想的な仕様内容となっていて

それを設計価格で積算しますので、

殆どの場合、お施主さんが期待している工事費を軽くオーバーしてしまいます。

  

ですので、ここからが実は正念場

 

工事費については、実際工事をする方達に金額を伺いながら、

設計見積から工務店見積に近い金額に入れ直し、

更に、

設計内容の変更(仕様を変えたり、方法を変えたり、それでも厳しい場合はプランの一部変更等)を幾つかパターンを検討し、

どこまでお施主さんに受け入れてもらえるかという調整作業に移ります。

 

ということで、

8月はお盆休みも特に取らず(暦通り)

ほぼずーっと、図面と並行して積算作業をしておりました。

 

 

 

ようやく何とか、設計概算見積(理想案)は纏まりまして

予想通り、心臓の痛くなる金額がはじき出されたところで

さてこれから調整します!

 

 

ここで少し話が逸れますが

リフォームや古民家再生、リノベーションなど検討されている方に是非、おススメしたいリフォーム読本があります。

それはこちら↓

暮らし創造研究会HPより『健康で快適な暮らしのためのリフォーム読本』

PDFはこちらよりダウンロードできます。

  

この冊子は昨年にまとめられたもので

私共がこれまで古民家再生案件でもご提案してきたものが、うまく纏まっておりまして、

まさしくコレ!という内容でした。

 

特に14頁には、栖風采が今までやってきた断熱改修部分の考え方が図化されていましたので

早速、活用させてもらいます!

 

 

 

図中 プラン4

今回、長野市の古民家再生計画、理想案としてご提案中のものです。

断熱に関しては、床、壁、天井、窓、全て改修する案。

加えて床暖房も。

 

床暖房については、このリフォーム読本でも断熱リフォームとセットで考えたい暖房として取り上げられております。

 

栖風采の設計した古民家再生では、8割程が床暖房が入っております。

寒冷な信州古民家において、

かく、

快適に、

結露が生じにくい室内環境

を得るには

今のところ、確実なのは床暖房

 

暖房計画をせずに断熱改修だけでは片手落ち。

断熱材がぐるりと入っていても、

それだけで手放しに暖かい住環境が得られるわけではありません。 

 

また、建物耐久性を考えれば結露は避けたいところ。

部屋間昼夜室内外温度差が生じる部分には結露が発生しやすいもの。

 

人の暮らしにおいても、

温度差の少ない室内環境 は 体への負担も少なくて済みます。

 

ですので 

断熱改修(窓も)+床暖房←ここまで頑張る事が出来れば、

寒冷地における古民家暮らし、老若男女、どの世代にとっても快適になること間違いなしです。

 

 

話戻りますが

今回、計画中の古民家再生案件は、

断熱改修としてはフルコースプランをベースとしながら

床暖房も完備

更に

古民家再生仕様限界耐力計算法による耐震改修、基礎全面改修

という内容で実施設計を進めておりました。

が、

設計概算見積を出してみますと、予想はしておりましたけども・・・かなりの予算超過となりまして

これから調整案を考えます。

 

   

まず断熱改修については

図中 プラン(部分断熱改修)

つまり、断熱を止める で調整して積算するところです

 

他にも

基礎の考え方を変える案、等、

私の頭の中では常に「調整案」を念頭に置きながら設計を進めていますので

お施主さんの期待する古民家再生の内容から掛け離れないよう、

慎重に調整案をまとめていきたいと思っております

 

 

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長野市 古民家再生 ~実施設計追い込み中~

2021年06月08日 | 現場21~長野市 古民家再生計画

長野市にて只今設計中の古民家再生計画案件。

絶賛、追い込み中でございます

2021.6.5 二十四節気では芒種

  

きっと、あの話はどうなっているのだ?と思われている関係者?も多いと思いまして

取りあえず、この言い訳ブログにて近況報告デス

計画は進んでおります

 

昨年11月頃より基本設計に入っておりましたが、現在は実施設計中です。

実施設計中ではありましたが、

4月には再度測量へ。

計画段階、更に基本設計時にも測量しておりましたけれども、測りきれないので、何回かに分けて測量します。

 

 

 

5月は各週でお施主さんと打ち合わせ

 

 

打ち合わせは現地で行う事が多いのですが、

お施主さんからはワラビ何度か頂きました

畑で沢山採れるみたい

先日の打ち合わせの時も頂きました☆ 嬉しい~

早速アク抜きして

 

ワラビご飯と、ワラビのお浸しにして頂きました

ご馳走様でした! 

 

ちょうどウチのスタッフと同い年なお施主さんで

いやいや、なかなかどうして

畑を耕したり、栗の渋皮煮を作られたり、手打ち蕎麦をされたり、

凄いんです!

やっぱり、私のところに依頼して下さるお施主さんって、

皆さま、何かしら趣味人でございます

どの案件でもそうなのですが、

お施主さんのことを知れば知るほど、私は楽しくなってきてしまい

いろいろ設計に盛り込みたくなってしまいます

なので、キッチンのコンロも、蕎麦茹用の鍋が乗るかどうかなど五徳寸法の検討もしました。

こんな風にビルトインコンロの五徳寸法を幾つか確認し、鍋底や鍋外寸法を落とし込み、

その他の条件も合わせて検討してもらえるよう資料を用意して打ち合わせしました。

土鍋の写真は参考資料として私の手持ちの尺2寸の土鍋です

(最終的には2つ口の75㎝タイプのコンロになりました♪)

 

 

という事で、

毎週テーマ毎打ち合わせをさせてもらって

お施主さんには現地までご足労をお願いしております

そして何とか6月中には実施設計を終えたい

そんなわけで、毎週、追い込み週間?が続いてますので 

 に気をつけながら頑張りたいと思います  

 

 

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長野市で計画中の古民家再生。ようやく設計へ

2020年11月13日 | 現場21~長野市 古民家再生計画

11月になりました。

今年もあと2ヶ月もありません

どうしてこんなに月日の経つのが早いんでしょう

 

さて、2018年にお声掛け頂いていた古民家再生計画。

丸1年ほど、計画がずれこみましたが、

9月にはおおまかな平面プランが決まり、

10月は調査関係をイロイロやりまして

11月からようやく基本設計に入れる段階になりました

 

9月下旬 地盤調査

  

  

10月上旬には打ち合わせ&測量。

お施主さんから栗を沢山いただきました

 

徹夜と現場明けでヘロヘロの日曜です(笑) . しかし、実りの秋🌰🌾 現場で頂いた栗や、 ご近所さんからのお裾分け紅玉🍎 そして庭先でまだ採れるズッキーニ💦 . どんなに疲れていても これらをどうにかして食べたい😋 ホントいつも食べることばか...

茂木 香織さんの投稿 2020年10月3日土曜日
 

 

 

そして今回から古民家の耐震改修をこの制振金物を使ってやってみることにしました。

なので早速、サンプルを購入してみたのですが、思いの外、高かった

 

 

この仕口ダンパーが設置可能かどうか、

金物代理店の構造設計部の方にまずは現場を見て頂きました。

  

これから基本設計という、まだまだ初期設計な段階ではあるのですが、

現状の状態で暫定的な構造計算も取り急ぎやってもらいまして

その結果を見ながらこれから基本設計に入ります

 

 

 

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古民家再生計画、まずは測量から。

2019年07月10日 | 現場21~長野市 古民家再生計画

まだ梅雨空が続いてますが、季節はもう夏

早いものですね。7月になり今年も下半期に入りました

 

さて、先月の話になりますが、6月は2件の古民家測量をさせて頂きました。

まず1件目はこちらの古民家から。

こちらが入口。

入口から入って左側には厩 があります。

 

 

ここが厩です。

 

 

厩へ入るところの柱には、こんな穴がありました!

この穴に木の棒を入れて柵としていたのだと思います。

 

そして相手側の柱にはこんな仕組みが!

 

なるほど~

これで柵を取り外していたんですね。

 

さて、この厩。

非常に天井が低いのですが(土間から天井まで2mもなく、梁下端となれば土間から1.8m程しかない)

だいたい北信地域の農家型古民家はどこも似たような空間構成。

今までもこういう元厩空間や土間空間を居室にしようと計画してきましたが

この天井高が低過ぎるところへ更に床を張るともっと天井高が低くなるので、、、まともな居室にはなりません。

(ちなみに、建築基準法には居室の天井高さは2.1m以上にせよ!という規定があります)

ですが幸いにも、この厩の上には束等が無い小屋裏空間がありまして、吹き抜けにするなどして計画すると、うふふ。子供が喜ぶような面白い空間になります

 

うちの旦那さんが立っているところが厩の天井上です。 

梁も飛んでない、束もない小屋裏空間があるのがお分かりでしょうか

  

この古民家。

小さいお子さんのいる若いご夫妻が空き家バンクに出ていたのを昨年買われ(それで私共にお声が掛ったのですが)

あれから1年以上経過した今、またまた可愛いお子さんが増えまして!

私共がこうして建築相談を受けてから計画に着手したり工事するまで数年掛かっている間に、お子さんが増えたり成長したり

毎度の事ですが

あ せ り ま す 

 

測量しながら、この空間をどうやって活かしてプランに落とし込んでいこうかな~と考えてたのですが、

以前長野市の古民家再生でもやったように、子ども部屋はやはりこの厩周りを使って上手く計画するってもんでしょうかね。

フッフッフ

   

取り急ぎ、計画に先立って必要な測量は何とか済ませました

大きなノギスは梁を測るのに便利なんですよ。

 

ちなみに、この古民家。

不動産情報によりますと築年数が1900年(明治33年)。

 

実は物入れの内壁に昔の新聞紙が貼ってありまして

そこには明治31年とありました

 

おぉ... 貴重な新聞デス。

  

さて、測量も終えましたので早く現状図を描いてプランを練りたいところですが、

只今、3年程前から佐久でやってる古民家再生現場が長引いておりまして

なかなかスムーズに次の計画に着手できないワタクシではあります

ですが

お子さんが小学生に上がるまでには再生工事を終わらせる!という目標でこれから頑張って参りたいと思います

 

 

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古民家は住まいとして再生してこそ存続するもの

2019年01月25日 | 現場21~長野市 古民家再生計画

ちょうど1年程前に古民家再生の建築相談を頂いた件についてです。

   

長野市の空き家バンクに登録されていた古民家を気に入ったお客様が、

物件取得前に栖風采にご相談にみえ、

色々とお話を伺いアドバイス差し上げましたところ、

古民家取得、そして古民家再生を前向きに検討されていましたので

売買前にその物件を拝見して参りました。

 

空き家バンク情報には創建が1900年(明治33年)とありましたので築118年程の古民家となります。

小屋裏が見えるようになってましたので、構造が一目で分かります。

これは測量がしやすそう~

 

それより何より、

元々の所有者さんが空き家の管理をしっかりされていらしたので、

とても状態も良かった

  

この古民家を拝見に伺った時、実は所有者さんもいらっしゃいまして、お話を伺う事が出来ました。

昭和47年頃まで養蚕をされていたとの事で、その後、改造は殆どしていないそうです。

道理でこのまま民俗資料館になりそうな感じを受けるわけだ!

いろいろお話を聞きますと、

恐らく現況は、昭和25~6年頃の姿をとどめているようでした。

  

屋根は茅葺ですが、さすがに屋根には板金が被せられておりましたけども、

その板金も定期的に塗装を施されていて、状態がgood

これなら、取りあえず、屋根は現状のまま使っていけそうでしたし、

建物の規模・大きさ&高さも、大き過ぎず、

若いご家族が古民家を所有し再生するには、うん!頑張ればいけそう!と判断しまして

この物件、買うべし

と、太鼓判を押しましたデス。

 

そんな事言って、ホント、大丈夫?って思われそうですが

ま、私も古民家取得→再生(まだまだ進行中ですけど)して苦労を経験してますから、

そんな軽々しく言っている訳ではございませんので

  

実際、この古民家を再生するには、

揚前工事と基礎工事はやった方がいいと考えてますが

じゃ、建設費が高くなるじゃないか

立地条件、不動産価格、建物の状況、ご家族の状況をトータル的に鑑みて、

色々と協力を得ながらなら何とかなるでしょう

何とかなるって、それまたアバウトな ←自分で突っ込む(笑)

若いうちしかこういうのは頑張れませんからね。

人生はまだこれから!

建築も人生も同じように「築くもの」なのだ!

 

ほら!

こんなに可愛いお子さんが

この暗がりの古民家の中に怖がらずに居れるだけで

もうこの家の主になる資質を持っている

  

この物件を拝見したのも昨年の話なのですが

この後、不動産を無事に取得されまして、

これから古民家再生の計画をさせて頂く事になりました

 

若いご家族の古民家再生、

民家は空き家となっても、そこはやはり民家。

所有者が変わろうとも、住まいとして住み継いでいけるよう、私共も頑張って参りたいと思います

 

  

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