さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

「海野宿」重伝建地区選定30周年記念講演~アレックス・カー氏の講演へ

2017年08月27日 | ◆建築に思うこと

昨日は海野宿のにぎわい夏祭りでした

(今年で3年目の夏祭りです)

 

朝から夫婦それぞれドタバタ

主人は海野宿の新しい行事(この夏祭りだけでなく、春のひな祭り等)の有志実行委員の一人として今年も頑張っておりまして、

いつもどこに居るのか分からない、家に居るようで居ない、海野宿のどこかに居る、そんな感じ

 

で、海野宿でお祭りがあれば、必然的に我が家には息子のお友達が来ます

そんな訳で

北海道に帰省している間にジャングルと化していた庭を、せめて歩くところぐらいは草を刈っておかないといけない、と思い

ここ数日、草刈り、片付け、掃除に明け暮れる日々(泣)

 

そうやって何とか迎えたお祭り当日。

午前中から息子のお友達が出たり入ったりで私も落ち着かない。

で、そろそろお昼にしようと思ったその時に、

数年前にやりました古民家改修のお施主さんご家族が揃いに揃ってお祭りに遊びに来て下さいました 

は、きっと表向きで(笑)
 
お久しぶり~とご挨拶しながら、その後、大変恐縮そうに

 前お話していた2期工事のことなのですが・・・

 相変わらずお忙しいご様子で・・・

 お祭りだからきっと海野宿の通りを歩いていれば、ご主人に会えるかもと思ったら会えました(笑)

と。

きっと、二期工事の事、切り出しにくかったところでの、この海野宿の夏祭り。

お祭りを見ながら私共に会えたらいいかなーと思って来て下さったに違いない。

(そう言えば、現在工事中のお施主さんも以前、祭りの時に私達の様子を伺いに来て下さった事ありました

   

そう思うと、お施主さん達にこのような気遣いをさせてしまいホント申し訳なく思います

でもこうしてご家族皆さん揃って海野宿までお出で下さって、それはそれでとても嬉しい!

(ホントは私が出向かないといけないのに

  

お母様、息子さんご夫妻、お子さん達、

皆さんお元気そうで何より!

あの小さかった子供たちがどんどん大きくなってて、これまた焦ります

(2期工事は子ども部屋の改修なんですものー!)

   

実際、私達、こんなことばかりで(海野宿絡み等、色々で)

仕事の方に若干、いや結構、障っているのは事実なんですが

そういうのもひっくるめて、お施主さんのご理解を頂きつつ(?いや仕方なく待って下さってると思う

何年にも渡るような家づくりを一緒にさせてもらってる訳なんですが、

   

そうは言いましても、ね、、、

「茂木さん達、いつになったらやってくれるのだろう、、、」

と、多分、どのお施主さんも思っているハズ。

   
 
ホントすみません

  
 
スタッフの一人でも雇えばいいのかもしれないけど

そのスタッフも、スタッフ募集にこれまで何人もの方から応募はあるにはあるのですが

「設計や古民家再生をやってみたい」なノリの人からの応募が多く、

そうじゃない!

と、私が彼らの応募の動機に違和感を感じてなかなか採用しない。。。

「やってみたい」が即、就職に繋がるくらいなら誰も苦労はしない。

  

学びたいのなら、取りあえず学費を払って学校へ行って下さい。ですし

経験したいのなら、経験できるだけの環境を自分で切り開いて下さい。です。

全くやった事の無い事を経験したいから就職するって、なんかオカシイじゃないですかね。

そこを履き違えている人が実に多い。

仕事するってどういうことか、を、考えて下さい。って感じかな。

もう、能力とか技術とかそれ以前の話なので、「働き方改革」云々よりも、何か大事な事、忘れてやしませんか、って感じがします。

以前、応募してきた若者の中で、涙目で「さいふうさいさんなら、人として大事にしてくれると思って」という動機で応募してきた人もいました。

余程、理不尽な働き方をさせられてきた事は察しは尽きますけど、

そうじゃないでしょ!

ですよ。ホントに。

というか、こんな若者ばかりで、今の若者の置かれている状況が大変な事も分からなくもないですが、何かがオカシイ。

若いからとか、そういう事じゃない気がします。 

  

・・・

   

   

そんな感じで未だにスタッフも居ない状況、、、

夫婦二人で設計から施工までデザインビルド、、、

更にこの通り、海野宿の事もあり、、、

  

 

そんな言い訳は置いておきまして

久しぶりにお会いしたお施主さんと海野宿の通りで立ち話しながら現時点での二期工事のご希望を軽く伺いました。

長く携わっているお家ですから、間取りもバッチリ頭に入っています。

「何番のお部屋」を、あーしてこーして、で、話が進みます

(蚕室造りの大きな古民家なので蚕室番号で間取りを共有☆)

 

本当ならそのままお施主さん達と一緒にお昼したり、打ち合わせする時間が取れればよかったのですが、、、

息子のお友達が更に来るとか来ないとかで気忙しく、

午後には、そう、海野宿重伝建地区選定30周年記念として、アレックス・カーさんの講演会もあり、

残念ながら折角お越しいただいたお施主さんとは立ち話だけになってしまいました。

   

(前振りが長過ぎでしたね。これからが本題です

  

さて、そんなこんなで午後はバタバタとアレックス・カーさんの講演へ行って参りました

アレックス・カーさんの事はお名前はもちろん存じ上げておりましたけど、書籍はまだ読んだことがありません。

でしたので、今回の講演は是非聴きたかった。

ちなみに、海野宿はあと8年で開宿400年を迎えます。すごいですね

そんな事もありまして、みんなが一体となれるキーワード「400年を華やかに」を目指し

海野宿保存の機運を住民として高め

 お互いに魅せる地域

 訪れて楽しめる地域づくり

を考えるきっかけとして、古民家再生「事業」の第一人者であるアレックス・カー氏をお招きし、これからの海野宿について考える場を設ける、

という事でこの講演会が実現しました。

  

*ここで一言。

アレックス・カーさんの紹介文として 古民家再生「事業」の第一人者 とさせていただきました。一般的には、アレックスさんの事を古民家再生の第一人者と紹介される事が多いかと思いますけれども、敢えて古民家再生の後ろに「事業」と入れたのは、やはり古民家再生の第一人者と言えば建築家 降幡廣信氏だと思っているからなのです。私共が以前、勤めておりました降幡建築設計事務所の所長が 建築家 降幡廣信 氏です

そんな言葉尻、どうでもいいよ!って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、しかしプロフェッショナルな建築としての古民家再生は、プロデュースだけでどうにかなるものではありません。ましてや最近よく見かけるDIYで根本解決できるものでもありません。(内装やリフォームならともかく) 古民家再生の具現には建築関係の技術者が必須です。

降幡設計の民家の再生は1970年代から始まっておりますので40年以上の実績。1990年にはその実績が評価され「民家再生の新しい方法論を確立するに至った多年の業績」により日本建築学会賞を受賞されています。そして今やその古民家再生(民家の再生)の設計実績は既に400件以上にもなるそうです! 改めて凄いなと思いますね。

ちょうど今年の6月には降幡先生の米寿のお祝いの会がありました。私は一足先に古材文化の会で降幡先生にお会いしていたので(第20回全国集会が2017.6.10にありまして「降幡廣信さんの民家再生建物を見学しこれからの民家を考える」というものに参加)米寿の会には出席しませんでしたけども(でも主人は出席)、降幡設計出身のOB・OGの名簿を拝見すると、その数、なんと80名近くも! そのうち各地域で活躍されている方も多く、そのOB・OGの方々の民家の再生活動も合わせれば、全国でどれだけの古民家が再生されてきたかと思えばそれは相当なものです。

私共も降幡設計から20年近く前に独立させて貰い、今、こうして細々ながらも、所有者の居る古民家を更に一棟でも多く「暮らしのある民家」として存続させていければと古民家再生を頑張っているつもりです。 

ちなみに誤解なきよう、アレックス・カー氏は建築家ではなく東洋文化研究者・著述家・実業家でいらっしゃいまして、古民家再生という手法を使いながら事業(宿など)プロデュースを多数手がけていらっしゃいます。

降幡設計の古民家再生が民間個人住宅が多いのに対しまして(もちろん店舗、旅館等も多数ありますが)、アレックス氏の古民家再生は個人住宅ではなく、地域観光の事業性の高いものが殆どです。ゆえに空き家対策事業絡みの行政やまちづくりには一つの成功例として取り挙げられることが多いのだと思いますね。

 

 

さて、アレックスさんの講演会の演題は「古民家・空き家再生による地域活性化の道」でした。

 

まず冒頭にアレックスさんが海野宿についてこう仰ってました。

 

海野宿の事は全く知らなかったそうで

(あは そう言われてもそうだと思います。 海野宿って一般的にそんなに有名じゃない事はよく分かっていますから。)

でも、実際に海野宿をご覧になられて次のような感想を仰ってました。

伝建地区は保存事業として整備されすぎると無機質になりがちだけれども、

海野宿には緑が多く街路樹の柳やつつじなど色々あって、温かみのある町だ

そして、町として美しく、珍しい とも。

嬉しいお言葉ですね。

 

講演の内容を要約するのは難しいのですが、ざっくりメモした事を列挙してみたいと思います。

 

まず活性化の道として景観と観光をあげておられました。

人口減少の問題を抱えている限界集落地域の地盤強化に移住と観光を挙げられ、最後の救いは観光だと。

では観光客は何を求めているか。

それは綺麗なところであり、お粗末なところではない。

綺麗な町には観光客が来る。

綺麗な町とは、美しい景観であり、ちょっとした田舎や村には「何でもない魅力」がある。

と。

 

この何てもない魅力って灯台下暗しみたいな話で、そこに暮らしている人には気付きにくいところですよね。

  

そして景観を壊しているものとして挙げられていたものは、

 ①コンクリートで覆われた土木・護岸・道路などの公共工事のデザインの問題

 ②歴史ある建物など古臭い「不便」という一言で壊し現代的なものにしてしまう(京都を例に)

 ③日本の電柱は世界の非常識(世界では無電柱化が常識)

 ④街路樹の落ち葉のクレームによる伐採などは異質にみえる(京都などを例に)

 ⑤杉の植林された山

 ⑥大きな看板(商業用の他、公共スローガン看板、神社仏閣の看板も酷いなど)

です。

   

ここで少し話が逸れますが、

看板についてアレックスさんは海野宿の看板については触れませんでしたけども、

海野宿の商店の看板については現在、幾つか問題があります。

実際、海野宿の看板については下記のような協定があるのですが、現実、守られていません。。。

 

  

歴史かおるまち海野宿景観形成住民協定
協定に係る区域 東御市本海野区海野宿
(海野宿伝統的建造物群保存地区 13.2ha
協定者 歴史かおるまち海野宿景観形成住民協定運営委員会(113名)
認定日・認定番号 平成8年3月13日 第31号
主な基準 建築物等 建築物は隣地境界よりできるだけ後退(伝統的建造物は除く)
屋外広告物 自己用広告物のみ(高さ2.5m以下、表示面積1個当たり1.5㎡以下、3個まで、張り紙・張り札・立て旗は原則として設置しない、木製が基本、反射光及び動きのある光源は使用しない)
緑化 空地はできる限り緑化する、街路樹のシダレヤナギの維持管理に努める
自動販売機 原則として設置しない
その他 道路、水路及び敷地内の美化に努める

  

屋外広告は3つまで。

張り紙・張り札・立て旗は原則として設置しない、木製が基本、反射光及び動きのある光源は使用しない。

なんですけどね。

(屋号の木製看板、暖簾等、これだけでカウント2 です。となれば、あと掲げることの出来る看板は一つしかないんです)

残念ながら店舗関係で守られているところは少ないです。

多分、このルールを知らない方もおられるようなので、その辺を今後、教育委員会も交えて住民でルールの確認、見直していく必要があると思っております。

  

 

実際このように↑ 海野宿で景観を壊すような看板を堂々と掲げている最近出来た無料休憩所の店もあります 

 

昔からある地元の店でも、厳密にルールが守られているとは言えない状況であったりするのですが

それなりに風情を保っているお店だったり、

センスが良かったり、手作り看板だったり(←意外といい感じなんですよね)

看板の素材も木製が主流でその点はいいんです。

ただし、樹脂製のソフトクリーム立体看板等はちょっと問題ありですね。明らかに。

(センスや雰囲気が良ければルールを破ってもいいという訳では無いんですけどね。)

  

ですけども、この写真の新しい店はちょっと酷過ぎると思うんです

個人商店ではないだけに、余計にどうなってるの、、、と思ってしまいます。

   

お店を展開する人達は、宣伝をたくさんして自分の店に客が来て欲しいの一心で平気で目立つ看板を掲げ、

景観を壊している事に全く気がついていません。

  

でも、それちょっと待って。 

   

観光客はなぜそこへ訪れに来てくれたのか考えた事はあるのでしょうか。

お店目当てなんでしょうか?(もちろんそういう所もあるでしょうけども)

海野宿の場合であれば、観光客が期待しているものは、昔から残る風情ある町並み であると思うのです。(それを今は伝建制度を使って整備し保存している。)

出来ればそこに「暮らし」が透けて見えてくると一層喜ばれるでしょう。

暮らしのない保存地区は博物館のような感じになり味気ないものになってしまいますからね。

なので、〈暮らしを邪魔しない〉程度の観光化や店舗展開をしていくのが良いと思っています。

   

そのような暮らしのある(家業も含め)生きた美しい町並みは、絵を描く人やカメラマンにも喜ばれます。

もし景観を気にしてみるなら、ちょっとだけ自身がカメラマンになってみるといいかもしれませんね。(今っぽくインスタにUPしてみるのもいいかも?)

  

また海野宿では写生している方々を多く見かけます。

このような絵手紙を送って下さった方も居ました。嬉しいですよね。

茂木さんちとありますが、実はお隣さんの家です

    

ちなみに我が家はこちら。

 

未だに無看板の栖風采プランニング事務所でございます・・・

(建築士事務所の看板は見やすいところに設置する必要があるんですが、うちは伝建地区なので景観上配慮したい旨を申し出まして、一応玄関土間に看板を掲げる事で建築士事務所登録の許可を頂いております)

なので、我が家に訪問にみえる方が、栖風采はどこ?茂木さんちはどこ?

ってなる事も

すみませんね。。。

つい最近、私の実家のある北海道北見市からある工務店さんがアポなしでうちに遊びに来てくれた事がありまして

うちが見つからないと、ご近所さんちに訊きまくったそうでした

で、その建築屋さんったら、うちに到着して第一声が、「こんな不便なところに住んでんのか!笑」でした!

 

そう言えば、アレックスさんの講演でありました。

「この不便(印籠)が目に入らぬか」と! 

 

私の暮らしている海野宿、決して不便な地だとは思いませんが、

実家のある北見に比べれば、それはもう北見の方が断然、暮らしやすいものです。正直。

でも、私は海野に居ます。何故なんでしょうかね。

ってところも含めて、私達はここで古民家再生を主にやってるわけでもあるんですが、なかなか普通には理解しがたいのかもしれませんね

  

   

いけない、話が逸れまくってしまいました

話を講演会に戻しますネ。

 

アレックスさんは言います。

何でもないのがいい、というのはでも単純ではないと。

古民家の活用については、アレックスさんは「綺麗さ」について言及されていました。

それはまず、耐震なども含め、見えないところ(床下の基礎や構造など)はきちんと修理した上で、

建物の内部はある程度は近代的にして綺麗、清潔にしなければと。

  

最近の民泊など(DIY的な簡易改修の事だと思われます)は学生などは我慢できるかもしれないが、

観光客、都会から来る人、外国人等、ある年代以上は綺麗で清潔でないと安心できない

と仰います。

洒落ていて、快適で、そして自然な美しさがあれば、観光客に喜ばれると。

  

観光客の目線に立つこうした感覚は私も同感ですし、

私達が手掛けている個人の古民家再生でも全く同じ事が言えます。

強いて言えば、私達はこれに加え、「寒冷地の快適さ」「断熱性の向上」最近では「省エネ」もうるさいのでそこら辺も考慮して再生しているところです。

  

海野宿では最近、私共も数件ではありますが改修に関わっておりまして

昨年やりました海野宿の古本カフェ「のらっぽ」

アレックスさんからのらっぽの店主奥村さんに(海野宿で見た中で?)一番いいとお褒めの言葉を頂いたようなんです

きゃー 本当デスカ?!

  

確かに、奥村さんからは、飲食する空間なので綺麗にしたい、という事は常に伺っておりましたし

元々奥村さんも東京にお住まいだった方でしたしね。

ですので、アレックスさんの仰ってた 

観光客、都会から来る人、外国人等、ある年代以上は綺麗で清潔でないと安心できない

洒落ていて、快適で、そして自然な美しさも持ちあわせた綺麗で清潔さを感じる改修

に、

のらっぽも合致して見えたのだと思います!

(と勝手ながら良い解釈してみました~

ヤッター~! 

(でも本当はお世辞かも~)

海野宿 古本カフェ のらっぽ

  

アレックスさんに間接的でもお褒め頂きましてとても嬉しいのですけども、

講習会を一緒に聴いた上州屋の麻美ちゃんからは、

「いつも香織さん達が言ってる事とだいたい同じだね」とも言われたので

自分達の活動を再確認させてもらう良い機会でもありました。

香織さんも講演やったら、なんて言われましたけど(よく父にも言われるけど)

いやいやいやいや

私は拙い言葉しか持ちあわせてないし

そもそも人前で何かするのが嫌いやし

目立つのもっと嫌だし

引っ込み思案だし

・・・

無理デス

  

そんな訳で、ブログでは色々書きますけども

ひっそりこっそり?

地味に地道にコツコツ、

一人一人お施主さんに対して自分の出来る事をやっていきたいだけなんです。

  

まちづくり、とか、大勢でプロジェクト的に何か事を起こすのは私自身苦手でして、

あくまでクライアントの要望に応えたい、

そんなスタンスでこれからもやって参りたいと思っておりますのでヨロシクです

 

 

さて、アレックスさんの講演が終わった後は、お楽しみの「海野宿ほのぼの花火の集い」でした!

 

 

花火の後は、上州屋で

そんな訳で今年の夏まつりも楽しかったです☆

 

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2017年 海野宿にぎわい夏祭りのお知らせ

2017年08月21日 | おしらせ

お盆休みも終わりました

1週間にも渡る長い夏休み(北海道帰省)をいただきまして有難うございました!

相変わらず無謀とも思える車での弾丸貧乏帰省は

往復走行距離、凡そ3250㎞の旅となりまして、

またその様子を記録としてブログにしたためたいと思っております

 

が、その前に

海野宿のイベントの期日が迫ってきているので

先にイベントのお知らせをしたいと思います

  

 

今年で3年目となります海野宿にぎわい夏祭り

8月26日(土)開催でーす!

詳しくはこちらフライヤーをご覧くださいませ。

  

 

 

 

海野宿夏祭りイベントの一環で

今年はアレックス・カー氏の講演が東御市中央公民館にて行われます!

  

 

 

あと夜には、海野宿の復活花火あがりますよ~☆

2011年以降中止してた花火。昨年から場所を変えて復活しました。

私共も二口、協賛しております

(私「栖風采プランニング」と主人「夢創」は屋号が別なので

 

  

  

今週の土曜日(8/26)ですので、お近くの方はどうぞ遊びにいらしてくださいね~

 

~過去の花火関連記事~

2010年 間に合った花火大会!

2016年 花火復活♫

 

 

 

 

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2017年 夏季休暇のお知らせ~古くて新しい?車で北海道帰省~

2017年08月10日 | おしらせ

今年は法事もありまして3年振りにお盆休みに北海道へ帰ることに。

ところがあの、のろのろ台風5号、、、

まさか、台風5号の後をついて行くように北海道へ帰らなければならないのか?

と案じていたところ

その台風も消えまして、やった!快晴!

これで何とか北海道へ帰る事ができそうです。

鳥伏間に雀さん♪ 

 

さて毎度の事ですが、家族総出で北海道へ帰るのは何かと大変で

仕事の都合上、ギリギリまで予定が読めない、という事もあり

結果

フェリーの予約が取りづらい等の理由で

はい、今年も、、、

  

長野~青森まで車

青森ー函館間だけフェリ

北海道に上陸してから北見まで車

  

・・・

という片道凡そ1300㎞にも及ぶ家族貧乏車帰省

・・・

やりますデス

  

とは言いましても

そう、今年の2月に今まで乗ってたワゴン車が廃車になってしまい

後継車を探さなければ、こんな車帰省はできません!

 

後継車、、、さてどうするか。

  

仕事柄、どうしても資材を運ぶ車は必要。軽トラもありますけど、デリケートな資材等はやはり屋根のある車で運びたいものです。

という事で、バン系は必須 且つ、出来れば年に一度の家族旅行等にも使える車、

というところで、

候補としては、旦那さんが昔乗ってたハイエースが再度浮上

 

うん。

旦那さんにはやっぱりハイエースが似合う(笑)

  

そんな事で6月頃より中古車を探しまして、

何とか7月には納車され、北海道帰省に間に合った

んー 海野宿の町並みにはイマイチ似合いませんが

ハイエース、仕事メインでこれから頑張って働いてもらいましょう!

その洗礼にまずは北海道帰省、往復3000㎞~

あはは・・・

 

長旅仕様に旦那さん、いろいろカスタマイズしておるようで

窓には網戸?!

 

   

そして荷台には二段ベット?!(笑)

  

 

貧乏ワクワク車中泊な帰省になりそうです(笑)

(何やってんだか)

 

こんな準備だけでも結構大変なんですが

本日の夜より長野出発します。。。

けど

まだ準備が終わらない・・・

 

取りあえず私はブログで休暇のお知らせをしなければ、と大慌てでUPしている次第です。

 

という事で、

2017年8月11日~8月17日までお休みさせて頂きますので何卒よろしくお願いいたします。

 

緊急告知

なんと!うちの旦那さんの携帯電話、こんな、こんな、出発直前に限って、

 ?!

みたいです(泣)

(ウソでしょ?な展開に焦る私達)

  

どうしても私共に連絡を取りたい方は

さいふうさいの電話&メール は 出先でも受信可能ですのでご安心ください。

うちの旦那さんの方は、携帯電話がアウトとなりますと殆ど連絡つきませんので、うちの旦那と連絡が取れないとお困りの方は、

どうぞ栖風采プランニングまでご連絡下さいませ。

宜しくお願い致します。。。

  

 

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