さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

秋分

2015年09月24日 | ◆海野宿での暮らし

秋のお彼岸までに書き終えようと思っていた島根旅行記の最終記事、、、

まだ書けず仕舞いでございます。。。

 

筆が止まったまま、もう2週間が過ぎました

その間には様々な事が起こり

(東日本大水害や、東京の地震、そして安保法制の可決など、、、)

本当はいろいろ書きたい事があったのですけども纏める時間もなく、、、

気がつけばシルバーウィークで、それもあっという間に過ぎました

 

シルバーウィークは21日まで現場が動いており

22と23日の2日間を使って今度は富山まで義父母を連れてプチ旅行に行ってきましたデス。

ですので、島根旅行記に引き続き、富山旅行記も書きたいところではあるのですが、、、自信はありません~

 

さて、東日本大水害をもたらした台風18号が過ぎてからというもの、すっかり涼しくなり、日も短くなりました。

庭先には赤とんぼが舞っています。

 

夏の猛暑で殆ど手入れしていなかった庭。

雑草をばっさばっさ取ると、ミズヒキが咲いていました。

 

今日は雨降りで、一段と寒くなり、暖房が欲しいくらいです。ぶるぶる。

雨の中、ふと荒れた庭に目をやると

かぼちゃの花が何故か沢山咲いていて

(今年初めてかぼちゃを植えてみたのです)

雨が降っているけど、受粉しておけばまだ実が生るかも?

と思って近づいてみたら

あら!

蝶々 が雨宿り。

 とっても可愛い

 

そして、我が家に自生しているヤマイモにムカゴがちょうどいい感じに付いているのを発見!

念願のムカゴご飯を初めて作りました。

 

秋はやっぱり美味しい季節。

  

時間が許す限り、いろいろお料理したいですね。

 

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島根へ~2015年 弾丸家族旅行♪ その5~温泉津(ゆのつ)~

2015年09月09日 | ◆旅行記・観光

まだ続く夏休み旅行記。。。

せめてお彼岸までには書き終わらせたいです

 

さて、島根旅行2日目午後の部part2。

 

大森銀山の次に向かったのは、同じ大田市にあるもう一つの伝建地区の温泉津(ゆのつ)。

ここは中世より石見銀山の外港として発展してきた町で、天然の温泉が湧き出る港町。

江戸末期から昭和初期にかけて建てられた町家を中心に、旅館や寺社など多様な建造物が並ぶ凡そ800mに渡る港町・温泉町の町並みで、2004年に選定された伝建地区です。

  

 

 

 

 

 

石州瓦のなまこ壁路地

釘穴があれ? 

 

 

 

 龍御前(たつのごぜん)神社

ここにもまた立派な注連縄が!

 

昭和レトロな温泉建築~

温泉に入りたかったなぁ。。。しかしタイトな旅だったのでその時間無し。。。

 

旅館街

あぁ。。。

前もってきちんと旅行計画を立てて、こういうところに泊まりたかったデス

(宿泊当日に電話してみたけど空きはありませんでした。当たり前ですね

 

そして、この通りの先には、やきものの里があるというので、頑張って歩いて行きました。

坂道が結構きつかった

 

やきものの里 15段の巨大な登り窯。

す、すごい~!

そして温泉津焼の甕がいっぱい~

 

島根県江津市中心に、旧石見国一帯で焼かれる陶器を石見焼と言われていますが

こちらの温泉津では、江戸中期(1704~1709年)頃から瓦とともに日用雑器、粗丸物と呼ばれる「半斗」・「飯銅」(はんど)が多く作られるようになったとの事です。

 

「赤もの」と「白もの」というのはこれですね。

こんな甕があちらこちらにありました。

うぅっ 甕、欲しい~~~ (でも今回は我慢!という事は次回かな~ ナンチャッテ)

しかしですね

陶器好きのワタクシがこのまま手ぶらで帰るわけがありません。

現在、温泉津には窯元が3つあり、それぞれの作品がここやきものの里に並んでおりまして

幾つか連れて帰ってきましたデス。

 

こちらは瓦をモチーフにした箸置♪ 

好きな箸置きを、指定の袋に詰め放題で1000円でした

  

あと、椿窯 荒尾浩之さんの器を一つ。 湯呑だと思うのですけど、少し小振りだったので私専用のぐい飲みに 

帰ってきてから早速使ってます☆

どことなく、民藝な作品です

 

それからあともう一つ、風鈴も頂いてきました!

温泉津の町並みにはあちこちに温泉津焼きの風鈴が吊り下げられていて気になってたのです。

  

温泉津の家々には風鈴があちらこちらに。

ワークショップか何かで住民の皆さんが作ったのかしら?

可愛らしいものもありました

 

ちょうど海野宿でも今年はちりりん街道と銘打って風鈴を飾ったり、ワークショップをやったりしましたので

今後の参考にとお一つ☆ (←言い訳~

うちの土縁のところに飾りました。

ちりりん~の音色が、ガラス製とはやはり違いますネ。

陶器、ガラス、鋳物など、いろんな風鈴をぶら下げて、その音色を楽しんでます。

(でも、もう秋めいてきたので外さなくっちゃ

 

さてさて、温泉津の町並みと、やきものの里を堪能しまして、

島根旅行2日目も終わりです。

2日目に廻ったところは、三瓶山→石見銀山→温泉津 こんな感じです↓

 

もっと色々と巡りたかったですが、お盆休みも残り一日となりましたので、信州へ帰ることにします

また900㎞近くを夜通し運転しながら(運転車中泊?)、途中寄り道しながら帰ろうという強行軍でございます!・・・ 

もう若くないのに、、、無茶し過ぎです

 

出発前に、一先ず腹ごしらえをしたかったので

温泉津の町並みにあったカフェ&バーの路庵さんで一服。

  

旅疲れて何するものヤダヤダな息子を説得できるだけの豊富なメニューがあって助かりましたデス。

 

さてと、お腹も満たされましたし、頑張って信州まで寄り道しながら帰ります~!・・・

まずは翌朝までに福井の恐竜博物館へいくのだ・・・

 

(つづく)

 

 

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島根へ~2015年 弾丸家族旅行♪ その4~大森銀山の町並み~

2015年09月08日 | ◆旅行記・観光

さて前回に続きまして、夏休みの島根旅行2日目午後の部です まだ続きます。。。(そろそろ終わりにしたいのですが、忘備録として頑張ってまとめたいです)

(2日目午前の部はコチラ

 

2日目(8/15)の午後は、再び1日目行った石見銀山(島根県大田市)に舞い戻ることにした私達家族

前日(8/14)は、車を石見銀山世界遺産センターに駐車し、そこからバスに乗り伝建地区の大森の町並み近くで降りる、という方法をとりましたが、

2日目(8/15)は直接、大森の町並みまで車で行きました

(町並み地区内にも若干駐車場があることは前日センターの方から説明を受けていたので、空きがあるかどうか心配でしたけど大丈夫でした。)

 

しかし、、、

うちの息子は前日の町並み散策で既に嫌気がさしておりまして

(なんたって猛暑の中、ただ町並み見るというのは子供にとっては退屈で仕方ない

あれこれと息子をなだめながら、再び大森銀山の町並みを散策。

これを見ますと大田市大森銀山伝建に選定されたのが当初昭和62年12月という事なので、

私共の暮らしている長野県東御市の海野宿が伝建に選定された時期と同じ年です。

(ちなみに海野宿は昭和62年4月に選定を受けてます。)

 

大森銀山の町並み散策 リトライ

まずは石見銀山資料館(大森代官所跡)へ行こうと思ったのですが

これまた息子のやだやだ攻撃を受けまして 、、、見学を断念。 外観のみ写真を数枚撮ってお終いです。。。

石見銀山資料館(大森代官所跡) 

 

 

じゃ、旧大森区裁判所へ行こうと誘ったら、裁判所には多少興味を持ってくれたみたいで息子もしぶしぶ

旧大森区裁判所

入口脇で息子、ふて腐ってます 

色々説得してなんとか内部に入って見学。

 

展示してあった石州瓦。これは桃の鬼瓦。

この赤い釉薬の掛かった石州瓦、とても魅力的です

そもそも、陶器好きのワタクシ、そう、焼き物が大好き。 瓦も焼き物ですからね。自然と興味がわく訳です

で、この赤い釉がどうにも気になり、帰ってきてから調べてみると、この釉薬は「来待釉」というものだそうです。

この地域では水かめが盛んに作られていて、その釉薬だとか。

そっか!

甕の釉薬!

この茶褐色、そうそう!まさしく石見焼の水甕やすり鉢の釉薬と同じテイストだわぁ~!

 


 

さてお次は、重要文化財の熊谷家住宅 を見学する事にしたのですが、

これまた息子は全く乗り気ではなく、、、ぶつぶつと、早く次へ行こうよぉ~と袖を引っ張るんですが

私は見たいし、息子は嫌がるしで、親子で押し問答していると

それを見兼ねた係員さんが息子に、これやってみる?と 差し出したのがコレ↓

  

ナイス~!

「昔の家財道具をさがしてみよう!」という課題を与えられて、息子は俄然やる気満々

いや~こういうちょっとした事なんですけど、子供にも楽しめるような配慮って重要です!

お陰で建物を見学する事ができました~(涙)

 

で、建物に上がろうとしましたら、更に!こんな素晴らしいおもてなしが!!!

分かります?

この暑い時期、素足で靴を履くこともあります。

こういう建物の見学をする時は靴下必須なんですが

うっかり素足で来てしまった私。。。

文化財の建物に素足で上がるなんてもってのほか!(基本的なマナーです)

アタター やっちまった!と思った時に

この足ふきタオル登場に、頭が下がります

ほんと素晴らしい配慮!!! 有難く使わせて頂きました

 

一般の人は、文化財建物を観るマナーを知らない方、多いと思います。

足元から気を付けない事がいろいろあるのですが

それを注意するのではなく、さり気なくタオルを用意するなんて

なんて気配りが出来ているんでしょう!

これは見習うべき

 

ここで、折角ですから

重要文化財民家(他の文化財建物でも基本的には同じ)の見学する時のマナーをあげておきますね。

 

 ~『重文民家と生きる』(学芸出版社)より以下抜粋~

 

 ①予約の必要な見学先には必ず事前に予約し、予約時間を厳守。

 →突然の訪問や無断のキャンセルに悩まされる所有者が多い

 ②家人のプライベート居住区には立ち入らない。

 →立入禁止の札があるとかえって覗く人がいる

 ③引率者のない中学生以下の子供の見学は原則不可。幼児・子供を勝手に歩き回せない。

 →躾のできていない子供の親にかぎって子供を放任している

 ④見学先(案内者や説明者)の指示に従う。

 ⑤大声での会話は慎み、静かに見学する。建物内では走らない。

 ⑥大きな荷物を持ち込まず、履物にも気を付ける。

 →リュックサックは背中から外す。壁や襖、障子や展示物に傷をつける恐れがある。

 →ハイヒールは三和土に穴をあける。

 →素足で家にあがらない (私から補足:雨の日などは替えの靴下を持参するとベストです)

 ⑦敷地内・建物内で飲食・喫煙をしない。

 →日本家屋は火災に弱い、見学中の喫煙はもってのほか

 ⑧酔っ払いの見学はお断り。

 →民家は単なる行楽地、観光施設ではない

 ⑨展示品・置物・備品類にはさわらない。

 →いずれも世に二つとない貴重なものばかり。毀損すれば取り返しがつかない。

 ⑩襖・障子の開閉は優しく静かに。畳の縁や敷居を踏まない。壁にもたれない。(

 →建具や畳、敷居への心配りは日本家屋での生活の基本

 ⑪写真撮影は許可を得てから。

 →フラッシュは、壁画・襖絵・屏風に予想外の影響を与える

 ⑫室内撮影には、三脚は使わない。

 →磨かれた床の間や畳の上に、三脚を突き立てるなど言語道断

 

是非、このようなマナーを知って(日本家屋の事を知るという意味でも)

各地に残されている歴史的な建造物の見学に行って頂きたいと思います!

 

さて、話を熊谷家見学に戻します。

  

うっかり素足で見学する事になってしまったワタクシ。

足ふきタオルで入念に足の汗と油を拭きまして お邪魔させてもらったのですが

実は、素足だったからこそ実感できた事がありました!

(素足だった事を肯定してはいけないのですけど)

 

それは、夏のしつらえ

夏用の建具(簾戸)や、御簾も素晴らしいのですが

それよりも何よりも、

お座敷に大変失礼ながら素足で上がらせてもらった私は敷物に驚かされました

 

この敷物、適度な硬さとしなやかさ、そしてひんやり感で

足裏の感触がとても気持ちいい!!!

籐のあじろ。

感動ものです

   

こちらは籐むしろ

  

実は、今工事をしている望月の古民家改修工事で、お施主さんより広縁側に敷く竹マットのご相談がありました。

広縁なので、通販雑貨などに売っているような竹マットだと寸法が合わず、どこかに売っていないかというご相談でした。

既製品で対応できない場合はオーダーという手段もありますので、

お取引のあるインテリアさんに相談して、竹と籐の特注マットのお見積りをしてもらったばかり。

その金額は、通販品とは比較にならない金額でしたので、

この熊谷家の敷物も、相当なものだと思われます。

(軽く自分で見積もってみただけでも おっ!という感じです。上等な畳と同じくらいな金額かもしれません)

 

他に、さり気なくこのような手作り椅子や

うちわの貸出など、

おもてなしの心遣いがあちらこちらに見えます。

  

 

手すりが丁寧に作られていて、とても参考になります。

 

あまりにも素晴らしい展示品や室礼に感動していたら

それもそのはずで

なんと、こちらの重文熊谷家住宅の館長は小泉和子さんだっていうじゃないですか!

小泉和子さんの本、我が家にも何冊かあります! ちょくちょく手にする本です。

上の左2冊は、海野宿の我が家を2001年に取得した時、屋敷の残されていた膨大な量の不用品(悪く言えばゴミ)を一つ一つ処分するか否か(つまり良いものかどうか、価値があるとされているものかどうか等)を判断する際、昔の家財道具類(特に昭和時代の物)を調べるのによく見てましたね。

家具の本は学生時代に使ったもの。

そして、下の2冊は今回、熊谷家で購入したものです。

 

あー やっぱりね~

女性ならではの気遣いが展示や室礼に現れてました。

こちら熊谷家住宅の運営は、地元女性達の団体『家の女たち』

とても丁寧に運営されているなぁと感じ入りました

 

おもてなし用に使われていた団扇も売ってました。

手作りだそうです。

紋切り。私も真似て作ってみようかな♪ 

団扇の材料もありますし(←息子の小1の時の夏休み自由研究用に買ってあったもの

紋切り型もあるので

 

さて、じっくり熊谷家住宅を見学する事もできましたので、

次は大田市内にもう一つある伝建地区温泉津温泉へ向かうことにしました

 

2日目午後の部、まだ続きます。。。完結せず

(つづく)

 

 

 

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島根へ~2015年 弾丸家族旅行♪ その3~しめ縄と埋没林~

2015年09月03日 | ◆旅行記・観光

夏休みはとっくに終わりましたけど、まだ夏休みの思い出を引き摺りながら我が家の旅行記、書き続けております~

さて、島根旅行の2日目は道の駅頓原から始まりました。

道の駅とんばら周辺 (島根県飯南町頓原)

  

行き当たりばったりな我が家の旅。

宿泊の空きが唯一あったここ道の駅とんばら

宿泊のためにこの頓原に来たわけですけど、朝になって周辺を見渡してみると

わぁ~ のどかな風景に石州瓦の民家がめっちゃいい~!

 

 

で、道の駅のすぐ隣には大しめ縄創作館がありまして

おおっ!!!これを見ないで次へ行くわけにはいかないべさっ!(←変なところで北海道弁が出る 笑)

 

出雲大社の注連縄と同じ形だ

それもそのはずで、この頓原では昭和30年代からおよそ6年ごとに出雲大社神楽殿の大しめ縄を制作しているそうなんです!

このように古くからしめ縄づくりの技術と伝統が受け継がれているところなんですね。

すごーい!

そして、平成26年にしめ縄の制作と技の継承を目的にこの大しめ縄創作館が創設されたそうなんです。

制作工房。

見学させてもらいました

 

この施設で出雲大社の大しめ縄が制作できるように、建物にいろいろ工夫がされていました。

(出雲大社の大しめ縄は、長さ13.5m 重さ4.5トン)

天井裏にはしめ縄用の藁がストックされているそうですし、

間仕切りは稼働式になっていて、出雲大社のしめ縄を作る時は展示スペースまで利用できるようになっているそうです。

展示スペースには、出雲大社の大しめ縄に吊り下がっている「しめのこ」と同じ大きさのものが展示してありました。

 

飯南町注連縄企業組合では各種しめ縄を受注制作されているそうです。

その奉納実績の中に、長野県では牛伏寺がありました!

   

さて、しめ縄創作館を見学した後は、道の駅に地元の特産品がイロイロありましたので

パッケージデザインの気になった物を幾つか土産を買いこみ

    

 

さぁ、次の見学地へ出発~!

というか、石見銀山へ戻ります。。。

前日に行った石見銀山、、、あの短時間では殆ど見学が出来なかったので

せめて資料館くらいは見ておきたい、と思いまして、石見銀山へ戻ることにしました

 

で、頓原から銀山へ向かう途中に巨大地底林があるとかで

地底 

なんかワクワクしちゃいますよね。 これは絶対、息子は喜ぶに違いないと立ち寄りました。

  

三瓶小豆原埋没林 (島根県大田市)

約4000年前の巨木が、太古の姿のまま地底にそびえ立っています 

  

なんで4000年も前の木が腐らずに残っているのかというと

地中に埋もれていた木々ではあったのですが、地下水に浸されていた状態だったそうです。

なるほどね。

なので、この巨木を触ってみるとまだ湿っているんです。

(この施設内には地下水が今も浸み出ていました)

発掘されたのが1998年というので15~6年程経っている事になりますけど、

一番大きい木で、直径が最大2.5mもあるそうなので、

その巨木が何千年も地下水に浸っていたとなれば、そう簡単には乾かないでしょうね

となると、この先、湿っぽいまま空気に晒された状態で腐ったりしないのかなぁと、ちょっと心配になりました

ま、でも、これだけの巨木ですし、年輪もかなり詰まった木でしたし、

これを輪切りにしてテーブルにしたら なんて、考えてしまいました

あ、でも、この巨木の輪切り標本をなんでも鑑定団に出したことがあるって、学芸員の方かな?(係員かな?)仰ってました!

10㎝の輪切りで、鑑定額が200万円だったとか。

 

こちらは別棟の根株展示棟。

息子はめっちゃご機嫌です☆

  

それにしても、これだけの巨木が太古にゴロゴロあったという事は

古代出雲大社がかなり大規模であった、という伝えも、有りうる訳ですね。

実際、出雲大社の境内遺跡から平成12年には大木3本を1組にした直径が約3mにもなる巨大な柱が発見されましたし。

古代出雲歴史博物館のパンフ。

今回の旅では博物館には行かれませんでしたケド。(息子のぐずりが


 日本建築史図集より、出雲大社本殿の復元図。

 

 島根旅行記、2日目の午前の部だけでこのボリュームになってしまったので

午後の部は続くという事で!

(つづく)← そろそろ疲れてきたかも・・・

 

 

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