さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

日々を彩る器を求めて~篠田明子作陶展~

2013年06月25日 | ◆陶磁器・工芸・民藝

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このところ何ヶ月もの間、設計の仕事が終わらず、

なかなか出掛ける気分になれなかったのですが

一応、やれるところまではやりまして

よし! 今日こそは完全OFFにする!

と自分で休むことを決意し

  

(大げさなようですが、自営業なため、

どうしても日常的に仕事を引きずりがちなのです・・・)

  

一人で6月10日の月曜日

篠田明子作陶展へ松本まで行って参りました

 

(一人でというのが私にとっては大事。

土日ですと、小3息子も一緒に連れていくことになり、、、

そうするとゆっくり大好きな陶器を見ることも出来ないので

息子には悪いのですが)

 

信州の女性陶芸家の篠田明子さん。

  

松本の百貨店に常設されている篠田さんの作品を見て

11年前に小さい小壷を買い求めたことがあります。

  

それがこちら↓

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ポピーの絵柄がとても可愛らしくて

ついつい、衝動的に家に連れて帰ってきたもの。

 

以来、

本当にたまーに

松本の百貨店に行く機会があったときは

常設をちらっと見るのですが

品数はあまり多くはなく、

篠田さんの作品に接する機会があまりありませんでした。

 

ところがです!

1年前くらいから私、フェイスブックを始めまして

FB上ではありますけども

たまたまいろんな繋がりの中でお友達になった方(Sさん)が

なーんと!

篠田さんの同級生でお友達だというじゃないですか

 

キャー

なんていうご縁でしょう。

やっぱり、類は友を呼ぶ~なんでしょうか♪

 

ちょうど個展をされるという情報を頂きまして

もうこれは絶対行かなくっちゃ

5月くらいから仕事の合間をみて

行けるか、行けないか

予定と睨めっこ(笑)

 

そして6月9日の仕事を終え

とりあえず、時間を作れそうでしたので

翌日、一人ドライブしながら個展へ行ってきたのです

 

松本市の波多にある

Cafe'プレイレル&ギャラリーやましろさんで

篠田明子作陶展「日々を彩る」が開かれていました。

(6月18日で終了されてます)

 

ちょうど篠田明子さんもギャラリーにいらっしゃって

FBのお友達から先にご紹介を頂いていたこともあり

お話をさせてもらえまして本当に感激でした

 

その作品から想像していた通りの

とっても素敵な作家さんでした☆

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器ももちろんですが

すっかり篠田さんのファンになってしまった私。

 

興奮しっぱなしで

何をお話してきたのか忘れてしまいましたけど

  

沢山の作品の中から

気になった小皿がありまして、

お幾らか聞いてみたところ、

6枚組で○○だと。

 

わぁっ 6枚組!

一般的には5枚組にされることの多い食器ですが

そこを敢えて「6枚組」にされていたところが

やはり女性らしい主婦の目線だと

とても感じ入りました

 

私は数の必要な器を求める時、

家族や親戚の人数、

そして我が家で来客を迎えられる許容数から

  

基本6枚、

使用頻度が高そうな器は7枚が案外都合よく

しかし10枚は多すぎ。

意外と5枚というのは中途半端だと

何年か今の家で暮らしてみて分かったことでした。

もちろん 

その時の器の在庫数や価格との兼ね合いで

4枚とかになることもありますけども。

  

   

気になった小皿が「6枚組」ということで

もう気持ちは決まり

毎度のことですが

我が家へ連れて帰ってきました 

 

それがこちら↓

P1290703

6枚、それぞれに

身近な草花が描かれて

本当にステキ

 

我が家にこの器達が仲間入りしてから

既にほぼ毎日食卓で活躍しています☆

 

とある日の朝食↓

(恥ずかしながら

P1290710

 

ご馳走さま~

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可愛らしい、これは都わすれ?でしょうか。

毎日、この絵柄を見るだけで

御機嫌になります♪

篠田さんが

「季節ごとに草花をめでるように

作品を使って豊かな時間をすごしてもらいたい」

と仰るとおりで

器に花が咲いているみたいで

花を生けた時と同じような気持ち

日々を彩る器です!

  

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ちょうど庭先で採れた木イチゴを盛ってみました♪

 

小皿なのですが、

帽子を反対にしたような窪みがあって

タレをいれても

ちょっとしたつまみを入れても

お茶受けにも

とても使いやすい♪

 

それから個展ではもう1点

気になるお皿がありました。

それはこちら↓

P1290688

ポピーの絵柄の大皿です。

やっぱり、私は篠田さんの描くポピーが好きなのかもしれません。

そんなお話を篠田さんにしましたら

ポピーにまつわるエピソードをお話して下さいました。

 

今回の個展の情報を下さったFBのお友達Sさんと篠田さんと

昔、一緒に旅行された時に見たポピーのお花畑の印象が

ずっと心に残っているとのことでした

そのような素敵な思い出や

身近な植物を日頃からスケッチされるなど、

篠田さんの想いがきちんと作品に表現されていると

つくづく感じました。

 

この大皿、連れて帰りたい衝動に駆られましたけども

生憎、手持ちが無く

また、仕事も一段落していない今の状況では

ちょっと厳しいかなと思いまして

今回は諦めましたけども、

今後の個展をまた楽しみにして

少しずつ

また篠田さんの器を求めていければいいなと思っています♪

  

実は、小皿6枚を買い求めた後、

カフェのオーナーさんに

コーヒーを一杯如何とお誘い下さったのですが

懐には悲しいことに

小銭が数枚・・・という悲惨な状況でありまして

コーヒー一杯すらお断りしないといけませんでした。

 

そうしましたら

ちょうど試作品のコーヒーがあるので

お代は結構ですからどうぞと

篠田さんの器(しかもぐい飲み♪)を組み合わせて

出して下さいました(涙~)

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こちらのCafe'プレイレル&ギャラリーやましろさんには

気になる上高地カレーなるものもありまして

お昼も食べずにギャラリーにすっとんでいって、

お財布を空にしてしまい(恥ずかしい)

本当はカレーとコーヒーを頂きたかったのですが

是非、今度は家族を連れて

また行こうかと思っています

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試作品のコーヒーと言って出して下さいましたけれども

かなり美味しいコーヒーでした!

有難うございました

 

篠田明子さんブログ

会染窯~北アルプスを臨む工房から~

今回個展をされたギャラリー

Cafe'プレイレル&ギャラリーやましろ 

 

会染窯を紹介するページ

http://nagano-tougei.com/artist/htm/012.html

http://shinshu-azumino.net/feature/ikeda-potter/pottery05.html

 

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設計もいよいよ最終段階にきて

2013年06月19日 | 現場7~上田市 蚕室造り民家の改修

ようやく梅雨らしくなって参りました

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雨に当たった草花の緑が鮮やかで美しい。

 

さて、

設計中の蚕室造りの古民家の改修計画(上田市)

いよいよ最終段階に差し掛かっています。

  

実施設計はとりあえず終えておりますが、

設計に応じた工事見積金額をお施主さんに提示し、

ご予算と照らし合わせた調整が必要な部分もありまして

何度か見積もりを修正し、

判断をお施主さんに伺っている段階です。

 

お施主さんにとりまして工事金額を決めるということは

家づくりにおいて非常に重要な判断ポイントとなるわけですが、

 

古民家の改修工事において

建物単体の工事だけでなく、

「屋敷」全体として修繕しなければならないことも多く、

設計図として描き起こすいわゆる計画部分の他に

付属屋や敷地に関する修繕が発生することもあります。

   

今回の古民家改修工事のお施主さんは

この家で生まれ育った息子さんで、

今はこちらには住んでいません。

  

この古民家には現在、

82歳になるお母様がお一人で住まわれて

古民家を守っておられます

 

息子さんご家族が、

これを機会に家を住みやすく改修して

ご実家に戻られるのですが、

この家のことを一番知っているのは

なんといってもお母様!

お施主さんは息子さんですが

お母様のご意見も非常に重要ですので

何度も家族会議を開いて協議されています。

  

誰か一人の考えで推し進めては

後々、家族の不満が残ったりしますので

家族会議、家づくりにはとても大事なことですね。

  

 家を守ってきたお母様

 施主の息子さん

 そして奥様

 

3者の意向をまとめるのも私(設計者)の役目でもあるのですが、

この計画を始めて5年目。

(途中、設計を中断していた時期もありますが)

様々なご提案をしてきました。

  

基本設計時にご提案したもので

ご予算的に厳しいと諦めていたものがあったのですが、

なんとっ

この最終段階に来て、復活?!

更に、屋敷の修繕も追加?!

という

ちょっと驚く展開になって参りました。

  

えぇっ ご予算は?!

先々週くらいに工事金額の調整に頭を悩ませていたのに、

何故なぜ? どういうこと???

   

キーパーソンはお母様でした♪ 

 

仕事で忙しい息子さんご家族が、

改修した後は当面、屋敷に手を入れなくてもいいくらいまで

今回工事をさせてあげようというお母様。

凄いです。

屋敷として古民家を守るというのは本当に大変なことです。

それだけに、きちんと将来を見据えておられたお母様。

頭下がります。

 

古民家ブーム(?)な世の中になってきましたけども

本当の意味で古民家を守り受け継ぐというのは

生半可な気持ちでは無理だと

私も海野宿で古民家と屋敷を所有してみて思うところ。

     

今回の計画はお母様のお力添えもあって

工事範囲が増えまして   

只今、急ピッチで

工事範囲の変更に伴う設計の変更

(というか元へ戻るみたいな)

作業を繰り返しておりますが

  

一方で、今回の工事でお世話になる

職人さん達との打合せも進めています。

   

今日は左官屋さんが現場を見たいと仰られるので

ご案内いたしました

  

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主屋の前庭には一面にイワダレソウが

可愛らしい花を咲かせていました♪

 

写真に写っているのが左官屋さんの親方。

ロン毛ちりちりの髪に

可愛らしい絵柄の手ぬぐいを頭に巻いて

カッコいいジャケットとジーンズという装いで

若者と見間違えるような

70歳になる親方です

 

P1290814

後ろ姿、70歳には絶対見えないです!

カッコいい~

 

この親方、

昨年、「信州の名工」に選ばれたんですって!

  

海野宿の我が家をはじめ、

最近の私達の現場はみな

この左官屋さんにお願いしていました。

  

この親方の良いところは

面倒見が良くて、研究熱心なところ。

私達の現場では何かと難しい現場が多く

(工期だったり予算面だったり)

そんな時に相談に快く乗ってくれたのが

この親方でした♪

有り難い~

 

お話好きな親方なのですが

最近、入院していたこともあって

心配していたのですけども

お元気になられて良かったデス!

 

さてさて、

工事を進める準備もしないといけないし

その前に

工事範囲の変更に伴っての

図面や見積もりの変更依頼やら

いっそいでやらないといけなくて

まだまだ焦る日は続きそうですが・・・

 

頑張らなくっちゃ~

  

   

左官屋さんに関する過去の記事↓↓↓

2009.4.18 外壁の土壁~荒壁風仕上げ~

2009.11.30 うつわの侘助~左官屋さん

  

   

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床下の状況を見る

2013年06月09日 | 現場7~上田市 蚕室造り民家の改修

上田市の蚕室造りの民家改修、

只今、設計もだいたい終わりまして、

工事金額の調整をやっております

  

その中で、工事には含めないつもりであったお座敷に

20年前くらいにシロアリが出たことがあって

シロアリ駆除をしたものの

やはりその後が心配だということで

お座敷の床下を見て参りました。

 

P1290629

 

P1290631

床下の状況は、悪くはありませんでした。

湿気もあまりなく、

シロアリ駆除の跡が残る中

うちの旦那さんが床下に潜り

土台、大引、根太などが大丈夫かどうか

部材を叩きながら確認。

P1290636

 

P1290638

昭和の頃の増築工事がなされた時に

土台に接触するように土間コンクリートが打たれています。

これがあまり宜しくないのですが

当時は、逆に、

土間を打てばシロアリが来ないという説明をされたそうです。

(でも本当は違うんですよね。。。)

恐らく、昭和の工事の後、

数年後に、シロアリが出たと思われます。

平成5年にはシロアリ駆除がされて

その後は大丈夫な様子。

P1290639

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P1290649

見た目はシロアリに喰われて傷んでいますが

シロアリはもう居ませんでしたし

木材の芯はしっかり残っていましたので

とりわけ心配する程ではありません。

古民家の部材は

現代の住宅で使われる部材よりも大きいことが多く、

たとえ、部材の周りがシロアリにやられていたとしても

残っている芯だけでも

今の新築住宅で使われている材と同等ぐらいは残っていますので

そういう点から考えてみても

部材が大きいということは

ある意味安心なところもありますね。

  

さてさて、

お施主さんが心配されていた床下の状況も分かりましたし

遅れていた工事着工に向けて

最後、詰めて参りたいと思います

 

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