さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

始終ご縁

2014年12月17日 | 現場8~松本市 古民家再生

松本で計画していた古民家再生計画。

10月下旬には難関だった予算調整を終え(予算調整の山場を越えて

11月には着工の準備を終えまして、

もう12月になってしまう と焦りながらも

なんとか11月下旬には書類を整え、

さあ、明日から着工!という本当に目前になって

お施主さんのご事情により、急遽、計画をリセットすることになりました。

 

お施主さんは20代の青年で、まだ独身でいらっしゃいまして

実は実は、これまた良縁に恵まれまして

縁談のお話がまとまったそうなのです。

 

ですので、今回の計画を一旦リセットして欲しいという事になりました。

 

明治期の古民家。

松本の震災を受け、早いうちに手を打っておかないといけないところではあったのですが、

(曳家さんも心配していました)

しかし、なんといっても家族あっての家ですから

家族となられる方と共に家づくりをされるのが一番。

 

という事で

昨年の6月くらいから計画していたこの案件は11月末をもって終了です。

 

様々な偶然が重なるかのようなご縁に始まったこの計画も

新たなご縁によって別の道へ進んでいくことになりました。

 

人、家族あっての住まい、民家。

今回の計画は夢に終わってしまいましたが、また新たな夢を作り実現していって欲しいと心から願っています。

 

 

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

コメント (2)

予算調整の山場を越えて

2014年11月14日 | 現場8~松本市 古民家再生

(10月下旬 峠の紅葉が綺麗でした)

 

設計中の松本市古民家再生計画。

前回、白紙覚悟の打ち合わせをしたところでしたが

ご予算の見直しをして頂けることになりまして

その後、更に見積もりを詰めておりました。

うーむ・・・

 

ご予算を見直して頂いたにも関わらず

それでもまだ追いつかない。

 

再度、白紙覚悟の打ち合わせになるかも、という状況。。。

それでも調整案を考え

(焼け石に水みたいな調整案でしたが・・・)

あちこち見積もりを依頼していると

あっと言う間に前回の打ち合わせから1か月も経ってしまっていました。

 

ま、まずい。。。

補助金の関係もあったので、これじゃ補助金が流れてしまう。。。

しかし、工事を見切り発進する訳にもいかないし

この予算との調整が毎度の事ながら

設計としては辛い時であります。

 

古民家再生工事と言っても

建物の状態によってその方法はいろいろ。

今回は省けそうな工事がどうしても見当たらなく

一度手をつけたら、あっちもこっちも、という具合。

部分的な工事で済まないため、掛かるものは掛かってしまう、という状況でした。

  

ずっと事務所に引き籠って頭掻き毟りながら積算をやっていた訳なんですが、、、ようやく見積もりが纏まり

取りあえず、先月末に再度打ち合わせをさせてもらう事にしました。

 

そこでお施主さんと見積もりを検討しましたが

やはりお施主さんから見ても削れるところが見当たらない。。。

(それでも後で出来る部分は削りました)

 

もう私の判断だけでは調整不可能な状況だったので

お施主さんに最終判断を仰ぎました。

 

やるかやらないか、

(のるかそるか、みたいな話ですが、、、いやいやそんな博打みたいな工事にしちゃいかんです!)

一応、対外的にはワタクシ元気に振舞っていましたけど、、、胃が痛ーい感じで

寝ればいろんな人の顔が夢に出てくるみたいな

 

だったのですが

  

お施主さんご家族で協議して下さいまして、

なんとっ!調整案の方で進めてOKというお返事が来ました

 

あー これで工事を現実のものとして進められる事になります!

良かった!

(首の皮一枚つながったそんな感じ?です。。。)

 

そんな訳で

これから松本の古民家再生工事の着工の準備を致します。

曳き屋さんも気になっていたんでしょうか、

(声を掛けてから随分時間が経っていたので)

現場を再度見に来て下さいました

 

私もあれやこれでバッタバタなんですけども

着工まであともうひと踏ん張りします

 

 

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

白紙覚悟の打ち合わせでしたが

2014年09月30日 | 現場8~松本市 古民家再生

今日で9月も終わりですね

先月からのPCトラブルで

すっかり仕事のスケジュールが狂ってしまい

押せ押せになっていた松本の古民家再生計画。

焦りまくりのこの1ヶ月間でした。

P1110190

庭先のワレモコウ

   

急ピッチで図を描きながら

建設費の積算を同時進行で

やっていたのですが、

ご予算を念頭に置きながら

計画を進めているものの、

立地条件

2011年6月30日の松本地震の被害状況から

建物の規模がそう大きくなくても

それ相応の費用が掛かりそうな予感はしていましたが

いよいよ

積算し始めてみると

  

んー・・・

とてもまずい感じ

  

伺っているご予算に

全く追いつかない・・・

  

私のお施主さんの中では

最年少になる20代青年のお施主さんですから

この状況は非常にまずい

   

仕様を変更して調整できるレベルではなく

正直、

この案件は実行不可能かもしれない

と思いました。

 

1年以上も前に

ご縁あって引き受ける事になったこの計画。

もっと早くに概算を出して

伺っているご予算では厳しいことを

伝えなければならないのを

1年以上もお待たせさせておいて今更

出来ません

と言わなければならないかもしれない

 

それこそ

頭を下げてお詫びして

この計画を

「白紙」に

しないといけなくなるかもしれない。

  

明治期の謂われある古民家、

残すことが出来ないかも。。。

 

そんな覚悟で

先週末、打ち合わせをしてきたところでした。

  

ところが です。

  

若いお施主さん

私の言い訳がましい説明をじっと聞き、

何を言い出すのかと思えば、

白紙にはならないと思います

と仰るじゃないですか。

 

?!

 

まだ纏まっていない概算でしたけども

ご予算の凡そ近くに

なっていて

もっときちんと積算して

細かいところを調整すれば

倍までにはいかないとしても

1.7倍くらいには

なっちゃうかもしれないというのに。

  

今のご時世、

予算オーバーな設計をして

責任を問われる建築士(建築家)が多くなり

私自身

そうならないようにと心掛けていましたが 

  

古民家をなんとかしたい

    

という気持ちが先走ってしまい

甘かった

 

謝罪しても申し訳がつかない。

 

腹をくくり

白紙覚悟だったのですが

  

白紙にはならないと思います

という

思いがけないお施主さんのお言葉に

驚かされました。

 

古い建物を受け継ぐ

という選択をされたお施主さんですが、

トラブルには慣れている

とも仰ってました。

 

ここで言うトラブルとは

人間関係のトラブルではなくて

物的トラブルといいますか、

故障などの事なんですけども。

 

当初提示されていたご予算は

それくらいで古民家再生できたらいいなぁ~

という気持ちでいたようなんですが

しかし、住宅ローンを組むわけですし

銀行が貸してくれても

毎月の返済のバランス等

いろいろ検討されておりましたので

私としては借入額を増やしてもらおう

という気持ちはありませんでした。

 

一方でお施主さんは

チラシ等にあるような建売住宅ですら

結構な金額なのに

この明治の家を再生するのに

そんなに安く出来るのかな?

(出来れば嬉しいけども)

という感覚でもあったそうなのです。

  

最近は住宅に完璧さを求めるような風潮も

多く見受けられますが

古い物を大事に使っている側から見れば

完璧な物なんて無いことは承知。

むしろ

どう修理しながら使い続けるかです。

 

それを良く判ってらっしゃったお施主さん!

若いのに~(←しつこいですね

  

私なんかよりずっと

しっかりされています

 

ということで、

ご予算の見直しをして頂けることになり

20代の青年ですけども

1年前の状況と変化していることもあり

将来も見えてきたところで

この松本の古民家再生

白紙にしなくても済みそうです!

  

あー 良かった!

P1110261

お施主さんからの心遣い♪

奈良のお酒です☆

打ち合わせから帰ってきて

早速一杯 いただきました。

ご馳走様でした

  

  

明日からもう10月ですけども

引き続き急いで

事務所にまた再び引き籠って

設計を積算と詰めます!

  

補助金だって申請してあるのに

(「既築住宅・建築物における高性能建材導入促進事業」 無事受理されました

まだ着工出来ずで

折角の補助金が流れてしまわないように

(これが一番焦ります)

頑張らなくてはっ

  

本当はブログ書いている場合じゃないのですが

1ヶ月もブログを放置していると

心配される方もいるので

報告を兼ねて更新です

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

 

 

<script type="text/javascript" src="http://static.ak.fbcdn.net/connect.php/js/FB.Share"></script>

コメント

締め切りまであとわずか!

2014年06月25日 | 現場8~松本市 古民家再生

昨年からお待たせしておりました

松本市の古民家再生計画。

本当は消費税増税前に、

なんとか工事着手してあげたかったのですが

やはり無理でした

 

ですが、

お施主さんも運がいい  

幸いにもちょうど

既築住宅・建築物における高性能建材導入促進事業なる補助金の公募要領が5月に発表され、

P1080410

今回の計画に当てはめて

ざっと計算してみても

70万円くらいは補助になりそうなので

これは20代青年の古民家再生には

有り難い補助になりそう!

 

待って頂いた甲斐があったかもー!

(なんて、私の言い訳みたいですが

 

  

ということで、

只今、申請書を作成しておるのですが、

これが今月30日必着で提出しなければなりません

 

以前の住宅エコポイント等に比べると

書類がかなり面倒で、、、

締め切りまであと僅かなんですが

今回もギリギリ申請となりそう

  

しかし、実は設計がまだ煮詰まっていないので

適当に書類を整える

という訳にはいかず、

やはりきちんと検討はしないといけない。

 

考えながら急いで図面化するのに

結局私は手描き図面になってしまいます

P1090317

 

大きいA0の製図板も離れにあるのですが、

事務所で使っているのは

建築士の実技試験用に使った

A2の製図板。

 

営業マンやお客様が来たら

ささっと片付けられるので、

この小さい製図板で描いてます

 

手描き世代の私達は

主人や義父の製図板も合わせると

5~6台もあります・・・

(義父も一級建築士なんです)

しかし

こんなに製図板があっても

これから使う人はいないだろうなぁ。。。

  

それはさておき、

申請書を急いで作らねば!

お施主さんから印鑑をもらわないと郵送できないし

あーギリギリです

  

こういう時に限って今週は

小4息子の音楽会があったり

親戚の義理があったりで

てんてこ舞い

 

重なる時って

どうしてこうも色々重なるんでしょう。

でも頑張ります  

  

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

<script src="http://static.ak.fbcdn.net/connect.php/js/FB.Share" type="text/javascript"></script>

 

コメント

20代の青年が挑む古民家再生計画、いよいよ設計開始!

2013年09月23日 | 現場8~松本市 古民家再生

私の仕事の中では最年少のお施主さんとなる

20代半ばの青年の古民家再生計画、

いよいよ設計開始となりました

P1020602

先週の台風18号が接近する中、

設計・監理契約をするために、松本へ出向いた私達。

  

ちょうど最も台風が接近していたと時と

約束していた待ち合わせ時間と重なり

えっらい目に遭いました

ちゃんと天気予報を確認して

打合せ日を設ければ良かったと反省

 

こんな大変な日に、大事な契約を致しまして

きっと

お施主さんにとって忘れられない日に

なっただろうと思います・・・

  

さーて!

とにかく、私にとりましては

最年少のお施主さんということで(←何度もしつこいですね

身の丈にあったご予算で可能なプランを

ご提案していかないといけません。

これが一番の難問。

P1020580

P1280368  

 

P1280369

お庭には地下水が湧き出ていて

飲めます。

さすが近くに昔の酒造会社があっただけのことはありますね。

水がとてもいい

 

P1020601

松本の特別史跡に指定されている

源智の井戸もご近所にありましたし、

水がとても豊富ですね。

  

しかし、、、

これだけ地下水が湧き出ているということは、、、

基礎工事、また難儀しそうな予感がします

  

とりあえずご契約前にご提案したプランで

だいたいOKを頂きましたので

これが実現できるように

これからあれこれ悩みながら

考えたいと思います

  

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

コメント (2)

20代の挑戦~松本の古民家再生~

2013年02月18日 | 現場8~松本市 古民家再生
先週のことですが
  
松本にある明治期の民家を拝見してきました
 
  
   
旧家の別邸。
  
それらしい佇まい。
  
農家の民家とはまた違った素敵な建物でした
  

P1270675

こちらの建物は
  
2011年の松本の地震により、
  
屋根瓦は崩れ、建物も変形しています。
  
このままでは、この建物が失われるかもしれない、
 
ということで
 
こちらの建物を再生しよう!と決意された建主さん
 
 
は、
  
 
なんと
  
20代半ばの青年!
  
  
  
いや~ これは凄いことです。
  
  
    
資金の問題も若干ありますが
 
(そりゃー20代だもの!)
 
しかし、お話を伺った感じですと、
 
全く実現不能と思われるような状況ではないため、
  
なんとか力になれればいいな、
 
と思うところです
  
  

聞くところによれば
  
職場の方に紹介してもらった建築士さん(工務店)とは
 
なんとなく(←ここ結構大事なこと)
  
合わなくて、
 
そこはお断りしたのだそう。
  
 
 
私の経験から家づくりにおいて、
 
知人などから紹介を受けても
 
なかなか自分の思うような建築会社との出会いは少ないと
 
思うのですが、
  
 
たまたま、紹介された建築関係者の中で
  
大工さんは建主さんの意向を理解してもらえそうな方だったそうで、
 
大工さんだけは決めてあるとのことでした。
  
  
  
一方で、
 
古民家再生と言っても、
  
資金のことや
 
設計のこと、
 
施工のこと、
 
いろいろ段階を踏んで進めていかないといけないのですが、
 
 
 
たまたま私の大学時代の後輩が
 
こちらの建主さんのお友達関係にあり
  
 
  
そんなことから
 
先日、こちらの建物を拝見することになったのですが、
 
  
後輩といいましても京都に暮らしていますし、
 
京都から信州松本の案件の紹介を受けるだけでも
 
不思議な縁を感じるのですが、
  
  
  
それだけではなく、
  
  
建主さんが既に決めてある大工さんが、 
  
なんとっー!
 
海野宿の我が家をやってもらった大工さんということが判明!
  
  

わぉ~
  
  
  
しかも、その旧家についても
 
私共、全く縁が無いわけでもなかったので
  
  
  
巡り巡って、出会ったこのご縁~!
 
驚きです!!!
  
  
 
こんなこともあるもんなんですね。

縁とか、運とか、そういうものが
   
上手く合致したような時に、
  
事が動く、
  
そんなものなのかもしれません。
   
  
  

20代青年の古民家再生、
 
(私共の今までのお施主さんの中では最年少ってことになります)
 
なんとか実現させたいものですね
  
  
  
  

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

  

  

コメント