さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

一筋縄ではいかない古民家再生現場。でも何とか進んでます^^;;

2018年12月18日 | 現場14 佐久市 古民家改修計画

とうとう2018年も最後の月となりました

(栖風采の12月の室礼)

 

取りあえず、事務所に飾ってある手拭額をクリスマスバージョンに入れ替えました。

それにしても、今年は暖冬なのでしょうか? 

12月に20℃超えするような記録的な高温を観測しましたし

それでも徐々に寒くはなってますが、

来週はクリスマスだというのに、

外の空気がぬるくイマイチ、、、

こうも暖かいとクリスマス気分にはなりませんです

  

 

さて、昨年からやっている佐久の古民家再生現場ですが、

着工してから、凡そ1年半以上も経ちました。。。

何故そんなに時間が経ってしまったのか、、、

一言で言えば、職人さんの確保が難しかった、というところでしょうか

  

解体、揚前、基礎工事までで、凡そ1年が経過してしまい、、、

やっと今年の春頃から軸組みの修理(耐震工事を含む)が始まったものの、

今度は今年のあの夏の酷暑

大工さんの体調不良等がみられ、休んでもらったりする等、色々ありまして

途中、人員を増やしたものの、人手を増やせばスムーズに出来るような内容でもなく、

その後もなかなか思うように工事が進まず、

昨年から瓦屋根を下ろしたままの状態で1年以上も経っていた大屋根の修理&断熱工事が終わったのが、

10月でした

 

2018年10月 大屋根の修理の様子

 

この古い垂木を残す方針で設計をしてましたが

実際、屋根の野地板を剥いでみると、

80㎜角の垂木が捻じれて転がっていて、さてこれをどう起こすか、という問題に。

 

垂木、見事に捻じれてます

それを、このように ↓

タルキックというビスを2本打ち込むことで捻じれを起こす、という方法を、

現場で作業しながら見出した大工さん達☆

(タルキック1本目を打ち込んで捻じれた垂木を引き起こし、あおり止め用に2本目を打ち込む)

  

 
タルキックはひねり金物同等品扱いですが、それを引き寄せにも使うなんて現場ならではの応用ですね

(ただ、このビスは単価のいいビスだけに、倍の数量を使うとなれば、釘・金物費はそれ相応に見込んでおかないといけませんですね。しかもビス長さも要所要所で必要となる長さが異なる場合もあるため、何種類か用意して対応してました)

   

このように現場で工夫応用を求められる修理。

我々が、あーだこーだ言ってどうにかなるものでもなく、

かといって、伝統技術じゃないと駄目だという事でもなく

(社寺建築ではありませんから)

民家であれば、在来大工技術の応用で出来る修理が大事かと思ってます。

そして修理工事には、人の手による技(道具は機械を使っても)が絶対必要なのです!

  

 

一方で、確実に大工さんの減少が予測されており、家が建たない時代が来ると言われています。

(日経アーキテクチュア 2018.7.12号より)

 

住宅を生産したくても、需要があっても、対応出来なくなる時代が来る。。。

こういう時代を見込んで大工作業を工業化するという動きもあります。

(日経ホームビルダー 2018年7月号より)

 

これは工務店にとっては注目されるものなのかもしれません。

大工不足で住宅を生産したくても出来ない状況下に置かれ倒産するくらいなら

工業化された住宅部品を組み立てて家が建つ?なら大工がいなくても経営的に現場を回す事が出来る。

  

しかし、このように住宅の木造軸組工法をパネル化する等、工場生産を推し進めすぎると、

技能ある大工さんを必要としなくなる土壌が確立され、

すると、どうなってしまうのでしょう。

新築はそれでいいかもしれませんが、

既に建っている建造物は、どうやって修理していくの?

これからも増え続ける空き家問題、活用云々とソフト面で頑張っても、

ハード面で既存建築(伝統的な建物だけでなく、昭和の家、平成の家も!)を直せる人、技術がなくなってしまいます。

  

なんとなく問題解決の方法が本質的には逆行しているように感じますね。

(要するに悪循環)

 

人手不足になれば、住宅不足じゃないんですから生産を抑え、

むしろ、残っている建物を修理して使えるようにしていこう、という考えは産まれないのでしょうか。

そこまで工業化して新築しなければならないもの? 

(災害時の仮設住宅を供給する時には有効だと思いますが!)

  

しかし、こういう合理化的な発想は一昔前からどこかで誰かが考えては消え、そんな繰り返し。

市場の縮小やこれからの経営に危機感を募らせてるような年代層が一度は思い付き、通る道なんじゃないかと経験的に思います。

くわばらくわばら

 

まあ、実際、修理というのは、面倒な割に儲からないものなので、ビルダーが嫌がるのは分かりますけどね。

  

私の関わるこの佐久の現場でも、

これを残すのか?! みたいに、職人さんから少々クレームっぽく?(笑)言われてしまうこともあります。

古い物を残したり直したりするのは、やっぱり手間が掛って面倒ではあるので、

新しくすればいいのに

って、きっと誰もが思ってしまうのも分かります。

  

でもでも

使える材をメンドクサイから、手間が掛るから、と、すぐに捨ててしまうのは、

今の時代において資源、環境問題としてどうなんだ?とも思いますし
 
古民家再生であれば、使える材料ならば出来るだけ残さなければ再生する意味も無いわけで。。。

  

一方、手間賃とのバランスで悩みもします。

  

文化財でも無いのに大工さんが趣味的に手間を掛けられては、それは結果的にお施主さんの負担が増えてしまいます。

ですので、趣味的な大工仕事を過保護にするつもりは実はありません。

(過剰な装飾など)

その趣味的な手仕事に対してお施主さんや元請会社が依頼をされていれば別ですが、

そこはどんな職人さんにも言える事ですが、手間を掛ける意味を勘違いしないで欲しいところではあります。

  

昔は今のように便利な機械道具もない環境で、手仕事でやるしかなかった。

私としては、そんな実用としての昔の手仕事の跡を残しておきたいと思っています

   

人でなければ出来ない事、それは何か。

手仕事でなければ出来ない事、それは何か。

そこに気付く事が出来無ければ、工場やAIに取って代わられるでしょうね、、、

   

おっと、話があちこちにそれました

現場の話に戻します。

 

大屋根の既存垂木直しや垂木間の面戸板等が終われば、次は

化粧野地板→断熱材→通気胴縁→野地板→防水紙→瓦屋根

と進みます。

(屋根の下地構成についてはこちらでも書きましたので省略します)

 

そして大屋根の下地が10月一杯で終わり

やーーーっと

屋根に瓦が載ります

あー 瓦工事に至るまでが長かったです

 

軒台の施工様子(11月) 

 

長野県の中でもここ東信地域では、この軒台瓦を使わずに板金で済ませてしまうのが多い地域。

そこを敢えて、軒台を使う事に栖風采では拘っています

 

 

屋根工事も進み、一応、主要構造部(壁、柱、床、はり、屋根又は階段)と言われる軸組部分は何となく終わり

断熱工事や床暖房工事、そして造作工事へと進んでおります。

それらについてはまた改めて纏めたいと思います

 

  

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

 

 

コメント

2018年 海野宿ふれあい祭のお知らせ

2018年11月04日 | おしらせ

急な告知ですみません!

10月はブログを更新する時間もなく、気がつけば、もう11月ですね!

慌てて11月の室礼をしました

  

 

さぁ! 本日11月4日は海野宿ふれあい祭です!

ちょうど現場が忙しい時にお祭りと重なりまして目が回っておりますが

お祭りに来て下さるお客様のために、お手伝い頑張ってきまーす

 

 

 

お近くの皆さん、遊びに来てね~♪

  

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

コメント

お月見の季節ですね♪

2018年09月25日 | 海野宿での暮らし

十五夜お月さま

2018.9.24 

 

昨日は十五夜でしたね。

お天気が怪しかったのでお月様見れないかな?と思いながら街道へ出てみたら

お月様出てるじゃないですか~!

急いで手持ちのスマホで撮ってみました。

自動からマニュアルモードにして、露出、シャッタースピード、感度、ピントまで全部手動で頑張ってみましたけど、スマホではこれが限界でしょうか

(フィルターや加工ソフト等は使ってません)

  

 

さて、

月1~2回程度の更新ペースになってしまっているさいふうさいブログですが

こんなブログでも読んで下さってる方が全国各地?にいらっしゃるようで

今日はなんと九州の方から、ブログ拝見してお電話しました~と

九州

つい、九州は営業エリア外~ と一瞬戸惑いましたが

残念ながら仕事のお話ではございませんでした

でも、そのお電話の方、このブログをよく読んで下さっていて何だか嬉しかったデス

 

最近ブログには、設計事例や現場関係、地域や行事にまつわること、記録に残して置きたい事を中心に書き記すようにしておりまして、

暮らしや日常の些細な事はリアルタイムにSNS等に投稿する、というスタイルになってしまってます

でも今日のようなお問合せのお電話があると、

家づくりに関わってる者として、暮らし・生活あっての家でもありますし、

日々の暮らしの投稿も以前のようにもう少しブログに載せた方がいいのかな?と

ちょっと思い直した感じです

 

という事で、早速ブログ更新~

 

実は先日ブログを更新した時(9/11)にぎっくり腰またやってしまいまして

2週間経った現在、ようやくコルセットしないでも居られる感じまで回復いたしました

  

が、今回は、ぎっくり腰に見舞われただけではありませんでした。。。

   

9/17には、息子の卓球の県大会がありまして

2018.9.17 南長野運動公園にて県大会 

  

腰が本調子でないまま、早朝からお弁当作り、長野まで送迎、、、

さすがに体に堪え、、、

今度は目眩&頭痛までも起こりはじめ、腰に続いてダブルパンチ

 

む、む、む...

  

加齢?

過労?

更年期? 

・・・

   

ただでさえ現場の色々、日常的にやらなければならない事、慢性的に山積してるというのに・・・まずいなー

腰が痛いから、目眩がするから、と言ってずっと安静に寝てる訳にもいきません!

逆に、寝てる方が辛かったりもしますし....

 

あーん、もう、踏んだり蹴ったり!

 

更に続く息子の学校行事!

学芸発表会が二日間も・・・

慣れないお弁当作りも2連チャン・・・

(いや、県大会の分も含めると週3日、弁当を作った勘定に

2018.9.22 

  

更に暦は、祝日連休のオンパレード

それに加え、息子の中学校は学芸発表会の振替休日。

一体、息子は何連休なのだ?

言っては悪いが、息子が家に居るだけで家事が何かと増える

    

取りあえず、

腰が痛かろうが、目眩が多少あろうが、

現場へは進捗に合わせて確認に行かねばなりません。

(現場は待ってはくれない!)

  

腰に響かぬよう、目眩が起こらぬよう、車はゆっくり安全運転、歩く時は摺り足を心掛ける。

しかし一旦、外出すれば、必ず誰かと挨拶したり会話したり

その度、腰がぎくっ 頭がくらっ

・・・

で、現場の足場は、まるでジャングルジムみたいなものですから潜ったり、跨いだり、

その度、腰がぎくっ 頭がくらっ

・・・

またまたへっぴり腰でございます

5年前と同じ状況

自分でも笑えてきます・・・

  

佐久の古民家再生現場

 

そして秋分の日も大工さんが来てるという事で現場へ行きまして

(現場の話はまた改めて書こうと思っております)

その現場への道中の景色がとても良かった

ちょうど稲刈りシーズンで、あちこちで家族親戚総出で稲刈りされてましたね

千曲ビューラインからの景色。黄金色の稲穂

 

景色を見ながら運転していて、そうだ! ススキを飾りたい!

と思い立ち、ちょうど車には剪定バサミを積んである

路端のススキをちょいと摘まさせていただきました

 

  

 

でもススキって何気にデカイ^^;;

 

早速、帰ってから飾りました♪

2018.9.23 我が家の季節の室礼

ライトアップが月光みたいと思いませんか~♪

 

  
秋分の日、現場から海野宿に帰ってきましたら沢山の
観光客がおりました。

まさか、出川効果

2018.9.23

 
実は前日の9/22、テレビ東京の「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」に海野宿出ました

でも信州では遅れて放送されるので私はまだ観てません。

(BSやケーブルテレビでは観れたらしいです。)

 

実はそのロケ、1ヶ月前程でしたでしょうか、偶然遭遇しまして(笑)

その事についてはまたの機会に書きまーす!

(ホント、ブログネタに困らない海野宿での暮らし

2018.8.19

  
あーん、早く番組が観たい!

どうも、うちの旦那さんも映ってたらしいですョ

(海野宿絡みで何かとよくテレビに出てしまう旦那さん

   

  

こんな調子で体調不良な2週間でしたが、

季節は過ごしやすくなり

空を見上げれば澄み渡った空にお月様。

まだあと一ヶ月程はお月様が綺麗に見える季節ですね。

因みに今日は十六夜ですが生憎の雨

次は十三夜を楽しみにしてましょうか☆

(十三夜は10月21日)

 

  

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

コメント

映画のワンシーンのような出来事ばかり・・・

2018年09月11日 | その他

またブログが滞ってしまいました....

お盆休みの旅行記を纏めよう、と思っているうちに8月が終わり....9月になり....

台風21号、北海道の地震と続き、そして今日は9月11日。

あの同時多発テロから17年。

 

同時多発テロのあった翌日(2001年9月12日)の朝、ニュースでその信じられない、まるで映画のワンシーンのような光景を見ながら

私は栖風采プランニングの一級建築士事務所登録の書類を地方事務所に提出しに行ったのでした。。。 

ですので、栖風采プランニングも開設して17年経ったという事でもあります。

早いものです。。。

2018年9月 栖風采プランニングは開業して17年になりました。そして18年目に入ります

 

さて、8月はお盆休みを終えてからバタバタとしてましたが、

長年抱えていた案件が一つ終わりましたので、

9月からはお待ち頂いている案件を随時進めて行こうと思っております

 

そんな新たな気分で迎えた9月

9月1日(土)は、中2息子の卓球オープン戦がありまして見事、県大会へ進出を決めてくれました

息子が使っているタオル。

実は工具メーカーの土牛のタオルなんです(笑)

しかも今治タオル製!

建材商社の業者向け展示会の景品で頂いた物でしたが、品物も良いし、デザインも良かったので、こうして息子のスポーツタオルと化しております

  

県大会、出場できることになって良かったねーと、乾杯♪
 
ちょうど、ご近所さんから採れたての巨峰もいただき嬉しい♪

9月1日は東御市のワインフェスタもありました。

これまで行く時間も余裕もなく、未だ一度も東御ワインフェスタには行った事ありませんが、

気分だけはワインフェスの影響で何となくワイン?(笑)

という事で、

ワインではありませんが、お施主さんから頂いた甘酸っぱい白ワインみたいな日本酒がありましたので、それを頂く事にしました

  

翌日の9月2日は地域の防災訓練。

8月下旬からずっとバタバタしていたので、9月の第一日曜日くらいはゆっくり朝、寝ていたいと思っていたのですが

町会から急な要請があり、安協として出動となりました

(今年は安協の役員なのです) 

9月2日 白鳥神社にて防災訓練

  

その防災訓練から僅か二日後には台風21号の接近

9月4日夕方には長野県に最接近するという事で、

息子の通う中学校では午後1時半には完全下校という措置が取られ、急遽、息子の送り迎え

これだけ警戒を呼び掛けているという事は、かなりヤバいと思いまして

我が家の屋敷周りに散らかしている物(←ほぼうちの旦那の不始末)を片付けようと試みる。
 
家庭菜園も暫く忙しくて放置ジャングルになっていたので、少し整理して倒れないように補強する。
 
菜園の補強をしながら数日ぶりに野菜を収穫してみると、

どの野菜も巨大化していて、笊にてんこ盛り状態
 
特にオクラが熱帯植物化していて
驚く


 

この台風接近のタイミングで、曇天&風のある涼しい時に、屋敷の雑草ジャングルに乗り込み伐採をする。。。

更に屋敷内に一時的に置いてある現場のゴミが散乱すると困るので分別して纏める。

本当はこんな片付けしている場合では無かったのですが(現場から色々決めろと煽られてる

台風が猛威をふるいそうだったので備えておきました。

 

実際には、ここ海野宿では4日の午後3時頃が一番風が強く、一度停電もありました。

(直ぐ復旧しましたけれど)
 
また停電するかも、と思い、

明るいうちに乾電池と懐中電灯を確認したりしていたら、そのうち台風が過ぎ去り、少しだけ拍子抜けした感じではありました。

 

が、

テレビをつけてみると、そこには俄かに信じがたい映像が写ってるじゃないですか

関西空港の水没。

そして関空への連絡橋にタンカー衝突。

 

これも映画かと思うような光景、、、

 

そんな台風21号による被害が、関空の被害くらいしかまだ把握しきれてないような状況のうちに

9月6日の北海道の地震(北海道胆振東部地震)が発生・・・

 

(http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20180906030805.html)

 

 

それだけではない。

北海道電力のブラックアウト・・・

ブロック毎に電気がダウンしていくあの映像こそ、いつぞや映画で見たシーンと全く同じ・・・

 

そして私の北海道の実家も停電になりまして

6日は実家に代わって私がずっと情報収集し

こちらから地震の状況、北電の状況を実家の父に電話で伝えておりました。

実家は幸いにもガスと水道は使える状況下での停電生活。

ただ、懐中電灯の電池があまり残っていなかったようで、夜、トイレに行くのに明かりが無くて困ったようでした。

ですが、そんな不便な生活も、実家は凡そ1日で電気が復旧。

道内でもまだ早い方で助かりました。

(実家では父が一人暮らししているので心配でした

2018年9月6日のニュース

 

2018年9月6日のニュース

 

2018年9月7日 朝のニュース

この時点で既に実家の電気は復旧しておりました!有難い~

   

しかし、北海道電力は未だ綱渡り状態のようですので、油断はできません。

引き続き、停電に備える必要が北海道にはありそうです。

  

実家の停電騒ぎで私も慌ててしまいましたが、

9/11時点でも、実はまだ?!関西電力では台風21号の影響で停電しているところがあり、

私の知ってる方ですらも大阪で9/4~9/8まで丸4日も停電だったそうです。。。

   

今回の北海道地震・停電を受け、実家がその影響を受けた事もあり

特に停電時の対策を考えさせられる事になった訳ですけど

こういう時こそ、

お盆休みに毎年、弾丸家族旅行と称して車中泊しながらアドベンチャーな旅を楽しんできたノウハウ?が案外役に立つのかも

とふと思いました。

私達の車中泊でしてきた工夫、機会を見てブログに纏めたいなと思います

あと旅行記も!

(ちなみに今年のお盆休みは四国旅行でした

 

 

そして最後に、私にも災難が

今朝、私の腰に

魔女の一撃が!

まじか... 

 

  

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

コメント

2018年 夏季休業のお知らせ(お盆休み)

2018年08月12日 | おしらせ

 

さて、今年も勝手ながら2018年8月12日~16日まで夏休みを頂きたいと思います。

今年もまた例のごとく家族で弾丸車旅行して参ります

 

現場関係者の皆様には大変ご迷惑をお掛け致しますが

何卒宜しくお願い致します

 

 

 

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

 

 

コメント

月遅れの七夕&海野宿にぎわい夏祭りのお知らせ

2018年08月07日 | 行事

  

4年前から海野宿のひな祭りが始まりまして、それ以来、

街道から格子越しに見える座敷に何か飾りでもして、

通りを行き交く観光客に、ささやかながら季節感を演出?してみようと

「五節句で室礼をする」というのを目標に掲げてるワタクシ

 

五節句を新暦~旧暦に渡って飾ると、ちょうど2ヶ月くらい飾っておけるので

1~2月は正月飾り

3~4月は雛飾り

5~6月は五月飾り

7~8月は七夕飾り ←今、ココ

9~10月は(菊飾り?)

11~12月は(クリスマス飾り?)

クリスマスは五節句ではありませんけど

で、

年中行事になるかな、と

 

庭に生えてる竹を旦那さんに引っこ抜いてもらい、鉢植えにして七夕飾り

 

松本地方の風習の「七夕雛」も吊るしてます。(うちの旦那さん松本出身ですので)

でもこの七夕雛は、

松本市立博物館のショップにあった七夕雛キットを型紙して作ったものデス

  

    

本来松本で飾られる七夕人形は

子供の浴衣を着せられるくらい大きいものです!

松本市立博物館の展示

  

左側の七夕人形はお顔が木製でハンガーのようになっていて、そこに子供用の浴衣を着せる感じです

主人の実家にも同じような七夕人形があり、主人の五月人形共々、

「もう松本(実家)では飾らないから海野宿で飾っておくれ」

ワタクシ譲り受けております

コレです↓

 

博物館のように飾ろうと思えば飾れなくも無いんですが、

松本の風習のものを海野宿で飾っていいのだろうか、と躊躇して飾ってません

 人形の着物も無いですし

 

仮で吊るしてみるとこんな感じでした。

  

 

さて、

我が家の七夕飾りは取りあえず、

海野宿にぎわい夏祭り(7月21日~8月25日)の間はそのまま飾っておこうと思ってます。

  

海野宿にぎわい夏祭りも、海野宿ひな祭りと同じく4年前から始まりました。

夏祭り期間中には、海野宿の各家の軒下に風鈴が吊り下げられています

我が家の風鈴その1 江戸風鈴

  

我が家の風鈴 その2

これは海野宿に工房を構えているガラス工房橙さんの風鈴です。

   

これら風鈴の音色で涼を感じる事が出来ればいいのですが

今年は7月から猛署日続き

    

この通り、、、

今まで見たことのない温度(車の外気温度計)に焦ります

7月27日 松本でこの表示が出ました

ちなみに

8月5日には海野宿でも41℃の表示が。。。

  

今年のこの酷暑

我が家では、扇風機がフル活動

こんなに扇風機を使ったのは初めてかも!デス

一人一台、扇風機を抱えて連日過ごしておりました

(実は何を隠そう、我が家にエアコンはありませんの!)  

 

扇子も飾ってみたりして♪  

   

そして8月7日は立秋  

久しぶりに気温がぐっと下がり、今日は扇風機も要らないくらい(笑)

このまま涼しくなってくれるといいんですが、、、

今、近づいてる台風が過ぎたら、

また暑くなるみたいですね

  

皆さまどうぞ、まだしばらくは暑さが続くと思いますがくれぐれもご自愛ください!

 


  

 

海野宿にぎわい夏祭り のお知らせです

  

期間最終日の8月25日(土)イベント日です。

 10:00~16:00 にぎわい市(一坪市) 白鳥神社境内 フリーマーケット

 13:00~14:00 子どもたちの東京フィルハーモニー鑑賞 本海野公民館(前売り100円 先着120名)

 16:00~19:00 宿場中庭ビアガーデン うんのわ中庭 地ビールOH!LA!HO!BEER出店

 16:30~18:00 大人の東京フィルハーモニーコンサート 本海野公民館(前売り2500円 先着100名)

 19:00~19:30 ほのぼの花火の集い(打ち上げ花火) 千曲川河川敷

 

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

コメント

進んでいるように見えませんが、地味に進んでいます^^;;~佐久の古民家再生工事~

2018年07月15日 | 現場14 佐久市 古民家改修計画

現場は進んでいるのか?と心配になるくらい

見た目に進んだ感のしない佐久の古民家再生現場でございます

現場の美しいお庭。

現場へお邪魔する度、季節のお花が出迎えてくれます

 

さて現場は、3月下旬頃からようやく大工工事が始まりまして、只今大工工事、真っ最中でございます。  

大工工事が始まってからというもの、、、イロイロと悩み多き現場となっておりまして、

何かと現場からどうする?と判断を迫られてる私でございます、、、

 

現場からのどうする?な問いかけは

設計仕様では上手く施工が出来ない、という事を意味している訳で

(再生工事ではよくある事ですが

そのどうする?に直ぐに答えが出せない場合は、

宿題?課題みたいに持ち帰って事務所であーだこーだと悩みます。。。

いつまでも悩んでるとそのうち、寝ても覚めてもどうする?って現場監督の旦那さんに詰め寄られるワタクシ

   

中でも今回、大きな変更を強いられたのは耐力壁の仕様変更

設計上では、ボード状の面材で耐力壁を作る計画だったのですが、

施工・工程上、難しいという事で、

出来れば筋交で耐力壁を作らせてもらいたい、という大工さんからの要望。

 

その理由としてまず、

揚前工事の際によろび直し後に仮筋(かりすじ)を打っているのですが、

既存の壁や天井を残している関係で、それらを逃げて(避けて)仮筋を打たなければならず、

仮筋が耐力壁を予定している軸組の側面に打たれてしまってる箇所が多数あり、

面材耐力壁の施工が出来ない、という事態になっていたのです。

2018年3月時点 仮筋状況

  

  

更に、

長きに渡ってついてしまった建物(軸組み)の癖(歪み)というのは、そう簡単には直らず、

元の癖(歪み)に戻ろうとする反力が働きます。

実はその力が結構大きいもので、

実際、仮筋交は揚前工事の時にビスで留めてあったのですが、

大工工事が始まるころには、そのビスが折れてしまっていたそうです。

で、再度、大工さんによろびを直してもらい、もう一度、仮筋を打って下さいました。

今度はビスを使わずで!

 

現場では、現場監督な旦那さんも大工さんも

「やっぱりビスは駄目だな。釘じゃないと」と言ってました。

 

ビスは、ビスの方向の引っ張りには強いので、材料同士の締結・固定にはいいのでしょうけども

ビスと垂直方向に働くせん弾力には弱いため、変形の力が加わった時には粘り無く破壊してしまうそうなんです。

 

一方、釘は、釘の方向の引っ張り、引き抜きはビスに比べれば弱いのですが、

釘と垂直方向に働くせん弾力(変形)には粘ります。

だから地震などで建物が変形しようとする力に抵抗させる耐力壁の仕様規定はなんですね。

今更ながら、現場でビスが破断した仮筋の状況を目の当たりにして、なぜ釘なのか、という事を実感しました。。。

 

  

このように、

仮筋のビスが破断するくらいの反力が働いている中で工事を進めていく(耐力壁も作っていく)訳ですから、

施工途中で恐らく面材の耐力が持たない(割れる)だろう、という現場の見解でした。

というのも、私が使おうと考えていた面材は調湿性のある無機質系のボードでしたので粘りは恐らくあまり無い材料

確かに、現場の仰る通りだと思いました。はい。

  

古民家再生は新築では無いですから

耐力壁の考えがどうの、計算がどうの、って叫んだところでそれは机上の考えに過ぎません。

筋交を使わない耐力壁にしたいと私は考えていたのですが、

現場の意見を聞けば尤もでしたので、

ここは素直に耐力壁の仕様を面材仕様から筋交仕様に変更する事にしました。

なので、

壁量計算等も全部やり直し、継手仕口の接合方法も全部見直しです

そうは言っても既に基礎工事は終わっているので、その状態から出来る継手仕口の接合方法で耐力壁を考えないといけません。。。

更に構造材、下地材も変更しなければなりません。

ほぼ、設計まるごとやり直しみたいな状況です

・・・

さて次にでは、

どこにどうやって筋違を入れるの?な問題になります。

  

そもそもこの現場の古民家の2階が乗ってる部分(本建部分と私は呼んでる)の1階梁には、胴差と呼ばれる部材がありません。

あっても差鴨居。あとは2階まで通し柱です。

となると、どうやって筋交を入れるのか、って話になりまして

胴差を入れなければならないだろうと、後入れすることになりました

 

古い柱の丸みに合わせて、丁寧な加工がなされてますね。

こういう技能が古民家再生には求められますので、なかなか簡単には進みません

一間柱間毎にこのような胴差(厳密には胴差とは違うのですが)を、

其々既存の柱に合わせて加工しては嵌めてもらってます。

ここに見えてる外壁部分の柱は全て一間毎に2階まで伸びている通し柱。

それを胴差的な材料で挟み込む感じになりました。

因みに、この外壁面は外張り断熱を施し、簓子下見板張り仕上げで大壁にします。

  

  

このように、一先ず古民家の一番中心となる本建部分を固め、

次にその周りに配置される下屋部分に取り掛るという現場の段取りのようです。

まずは、当初からあった南側の下屋部分。

この下屋は設計では「残す」考えて進めておりました。

他の北側の下屋などは近年改築、増築されたものでしたので、そういうものは撤去しまして

平面プランに合わせてやり直しすることにしています。

南側

 

この南側の下屋。

見た目ではこのまま使えるかな、と思ってたのですが

やはりそこは大工さんが直し始めると

既存の垂木が結構、傷んでいるという事で、一度全部垂木を取り外し、

垂木一本一本、確認した上で、使える材を選定し、その他は新設する事で進めていくことになりました。

いくら設計で、現状の材を使いたい!と言っても、

解体したり外してみないと分からない部分が多々ありましてその調整が大変ではあります。

2018年5月時点 既存の垂木を外したところです。

 

そして今度は、屋根の断熱、通気層をどういう構成で納めるのか、という宿題が

今回、設計では、外壁4面あるうち、南面だけは真壁(一部大壁)、妻側の外壁は簓子下見板張り仕上げで大壁、北面はモルタル大壁、という、

ちょいと面倒な事をやってまして、現場に入ってから詳細を悩もう、と思ってた、その時がやってきた訳です

で、

現場監督の旦那さんとまたどうする!な日々(泣)

  

いやホントに、新築の方が楽だよね~って声が周りから囁かれること必至ですが

古い家には古い家にしか残せない良さがあるので、そこは我々が頑張るところです

  

で、色々検討した結果、ようやく屋根が納まりました!

屋根に使う断熱材はいつものアキレスQ1ボード。

相シャクリ付の断熱材で滑り止め付きという施工者想いの断熱ボードです。

 

南下屋は、殆どポーチなので断熱材を全面に入れる必要はないんですけど

施工上、その方がやりやすいというので全面に入れることにしてあります。

もし、いつかこのポーチを利用してサンルーム、縁側などの部屋にしても

屋根断熱になってるので断熱ラインは大丈夫とも言えます 

この軒先の隙間は通気用です。

軒先換気、、、悩みましたです。

オーバーハングを転用しようと考えたのはうちの旦那さん。

雨樋が取りつけば目立たないはず。

  

それにしても、垂木を全部一度取り外しただけあって軒先ラインが綺麗です

 

そして軒裏はまだ塗装が中途半端ですが、こんな感じ。

軒裏現しな下屋です。

先行塗装した方がいい部分を先に塗ったのですが

塗装屋さんが大工さんを褒めてましたね

仕上げ職人さんが最終的に大工さんの良し悪し分かるものです。

 

軒裏を見上げても、一見、なんら昔と変わらないような仕上げですけど、

屋根はこれだけ積層しています

↓↓↓

もう昔の屋根とは構成が全然違いますね

野地板は2重ですし、断熱と通気層という考えが昔の家にはありませんでしたしね。

 

  

さて、まだまだこんな状況ではありまして

お施主さんも、この家の周りのご近所さんも、

一体、この家、どうなってるんだ?と心配されてると思うんですが

見た目には進んでないようでいて、ちゃんとコツコツ進んでいます

やっと南の下屋が納まったところで、北側下屋の建前がそろそろです☆

 

 

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

 

コメント

色々な事が起こり過ぎて・・・

2018年07月13日 | 建築

前回ブログを更新してから1ヶ月以上、、、

この間には色々な事がありました。

ブログに何かしら記そうとしても、言葉も、自分の考えも、追いつかない。。。

  

そうやっているうちに、7月も1/3が経ってしまったので、そろそろ何か書こう!

言葉の追いつかないものは筆が進まないので、ここは一先ず、現場の進捗状況を書こう!

と、

デスクに向かったちょうどその時に、最新の日経アーキテクチュアが届きまして、そのタイトルを見て思わずまた手が止まる。。。

そうよ、、、

今、まさに「西日本豪雨」で大変な事になってるけれども、

先月の6月18日には「大阪北部地震」があったばかり。

ブロック塀倒壊によって児童や通学の見守り活動の方が亡くなられたニュースを見て、いたたまれなく怒りが込み上げてたのでした。

(被災として割りきれない。。。)

これを受けて長野県でもブロック塀の緊急調査、そして建築基準法に適合していない塀の解体が始まっている。

民間の危険なブロック塀に対しては長野市では撤去費用の補助制度の拡充がなされるというニュースもあった。

 (信毎WEBより

 

ちなみに、私の暮らす東御市にも倒壊のおそれのあるブロック塀等の除去に補助金が交付されてます。

東御市 生垣設置及びブロック塀等撤去事業補助金

ブロック塀の撤去を検討されている方は、今一度、市町村に問い合わせてみるといいと思います。

 

 

実はこの大阪北部地震が起こる少し前の6月の上旬頃、

「耐震木造技術の近現代史」という本を購入して少しずつ読んでいました。

  

これを読んでいる矢先に「大阪北部地震」があり、、、 

そして7月になって「西日本豪雨」、、、

まじか、、、

 

全国の何処かでこれだけ災害が起こるという事は、

これまで経験した事のない災害は、誰でも起こりうる事態になりつつある

私の記憶する限りの体感した災害をノートに書き出してみた↓↓↓のですが、自分でもその多さに驚きます。

(被災はしていないけども何かしら体で災害の影響を受けたものを〈体感〉、実際目の当たりにしたものを〈経験〉としたいと思います)

 

ちょうど大学を修了目前の時に阪神淡路大震災を京都で体感したのから始まり(1995年1月17日)

息子を出産したばかりの時に須坂のアパートで体感した新潟の中越地震(2004年10月23日)

そしてあの東日本大震災も東御で体感し(2011年3月11日)

体感はしてませんが、主人の実家が被災した松本地震(2011年6月30日)

海野宿で経験した豪雨による道路冠水(2011年7月12日)

海野宿で経験した大雪被害(2014年2月15日)

海野宿で経験した豪雨(2014年7月9日)

そして体感も経験もしてませんが、広島の豪雨による土砂災害も記憶に残ってます(2014年8月20日)

その同じ年だったのですね、、、関与したことのある家が被災した長野県 神城断層地震(2014年11月22日)

体感も経験もしてませんけど覚えています。関東・東北豪雨(2015年9月)

豪雨の爪痕を偶然見てしまった岩手県等に被害が出た長寿台風平成28年台風第10号(2016年8月)

記憶にまだまだ新しい熊本地震(2016年4月14日)

知人に被害もあったつい先月の大阪北部地震(2018.6.18)

そしてこの西日本豪雨(2018年7月)

  

私が社会人になった1995年から今年で23年程になる訳ですが

その間にこれだけの災害があったと思うと怖いです、、、

そして

自分だけじゃやなく家族友人知人まで含めてみれば、誰かがどこかで被災している。。。

 

実は昨年(2017年)のお盆に北海道の実家へ帰省した時に、

道中、岩手県にある龍泉洞へ立ち寄りました。

龍泉洞のある岩泉町、平成28年台風第10号の被害に遭われていたとは知らずに観光してきた私達

その時の様子です。(2017年8月17日)

(2017.8.17)

龍泉洞内部(2017.8.17)

  

(2017.8.17)

龍泉洞からもう少し足を延ばして安家洞へも行きました。

(2017.8.17)

この表示でやっと呑みこめました、、、

安家洞内部(2017.8.17)

 

 

ですが、この後がもっと衝撃的でした、、、

鍾乳洞を後にして、

何気に通った道にまだまだ台風の爪痕が残っておりました。

(2017.8.17)

(2017.8.17)

(2017.8.17)

(2017.8.17)

 

 

で、本当に偶然なのですが、昨日、私達が長年、保険でお世話になってる人と偶然、主人がコンビニで会いまして、

保険屋さんが私に申し訳なかった、と言ってたそうなんです。

 

その保険屋さん、全国レベルで表彰されるような方で、私は絶大な信頼を置いています。

今まで保険についてどれだけ質問してもきちんと回答を下さる方で、

なんだかんだと、私と主人と仕事関係、車や家なども含め、その保険屋さんから本もの保険を掛けております

なので保険の管理するだけでもかなり大変

  

保険の更新手続きは保険屋さんが代理でやって下さるとはいえ、私もそれぞれ内容を確認したり売上をお知らせしたりしないといけません。

保険が9本もあると、どれがいつ更新なのか、酷い時は引き落とし日までうっかり忘れてしまう事もあり、

その都度、保険屋さんからの催促が来るのでそれが頼りだったりする。

そうやってい保険屋さんからの催促に頼りながら、10年以上もの間、お付き合いしてきたのに

(時にはお食事をご一緒したりも)

今から2年前、

いつものように催促を受けながらギリギリで保険の更新手続きをしていたら、保険屋さんが急に人が変わった?かのような対応をしてきたのです。

え?!なんでそんな事言うの?という感じで、もの凄く嫌な思いをしたのですが

その理由がなんと、今になって判明。。。

  

保険屋さんの実家がなんと龍泉洞の近くなんだそうで

平成28年台風第10号の被害を受け、大変な事になってたそうなんです。。。

(それならそうと、言って下されば良かったのに。。。)

当時、たまたま仕事用の保険の更新が2本あって、確か9月頃だったかな? 

なので平成28年台風第10号と時期的重なっていたことになります。

そんな保険屋さんの個人的な事情を知らない私は、更新手続きをいつも通りギリギリに対応していたので、保険屋さんはつい苛々して投げ出したくなったのだと思います。

(他の代理店に移ってくれと言われてしまったのです。冷静に仕事が出来る状況じゃなかったのね。きっと)

 

実はその一件があって以来、その保険屋さんとは少し距離を置いていましたけど

昨日、偶然に主人に出会ったのが運のつきですよ

  

早速明日にでも、保険屋さんに連絡を入れてみようと思ってます

毎年、必ず顔を出してくれてた保険屋さんなのに、その一件があってから顔を見ていない。

きっと顔を出し難いと思っているのでしょうから、

もう怒ってないよ~って伝えたいです。

むしろ、いつもギリギリで申し訳ありませんでした!と私の方こそお詫びしないと

 

  

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ

にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

 

 

 

コメント

蚕室の補修工事~簓子下見板張り~

2018年06月01日 | 現場20~海野宿 S宅蚕室補修工事

6月になりました

二十四節気では小満の終わる頃。

小満は「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」(暦便覧)とあるように

万物、命が満ち満ちでいくころで、

鳥や虫、そして獣や人間、草木も花々も皆、キラッキラに輝く季節なんでしょうね

 

実際、ここ最近の私の朝の日課は、

まず庭に出て、鳥の賑やかな囀りを聴きながら庭を見て周ります。

忙しない虫達の姿があったり

黒大蟻の羽蟻。(5/15)

ぶんぶん沢山の黒大蟻の羽蟻が舞ってたので驚きました

蜂かと思ったくらい大きい羽蟻。調べて黒大蟻だと分かりました。

偶然にも結婚飛行に出くわしてしまったみたいです

  

ジューンベリー 

ちょうど今が旬で、実が赤くなってきたところですが、

この通り、いつも葉っぱが丸く切り取られていて、誰の仕業なんだろうと思ってたら

君だったのね(笑)

ハキリバチ(葉切蜂)

切り取った葉っぱを携えているのが分かるでしょうか。どこに運んでいくのかしら。

   

カエルやトカゲ(←この絵はヘビだけど 笑)がそこら辺に居たり

居心地のいい場所を見つけるのが得意なのね。

 

 

GWの時に植えた野菜の種や苗の生育を観察したり

ズッキーニの芽

  

庭先に生えてる食べれる山菜野草やイチゴを摘みつつ

タケノコと野蒜

庭に蔓延る竹藪を、これ以上何とか増えないようにタケノコを採って食べる、そんな季節


庭に元々生えてた自生イチゴ。全く手入れもしてないのに、毎年実をたくさんつけてくれます。

自生イチゴとジューンベリーの収穫。

イチゴはジャムに。ジューンベリーは専ら生食で。

  

そして、雑草に覆われ始めた屋敷の草取り・・・

そんな感じな日々デス

  

 

更に七十二候でみると、小満の初候(5/21~25頃)は蚕起きて桑を食う

ブログを書いている今日は小満の末候(5/31~6/4)で麦秋至る。

私の暮らしている信州は寒冷なので、七十二候の季節より遅い感じ?

だとすれば

ちょうど今時分が蚕起きて桑を食う頃だったりするのでしょうか?

(でも今年は季節の進みが例年より10日くらいは早い感じ

 


  

さて、ここからが本題になるのですが

(いつも前振りが長すぎですね

  

実は数年前から、近所の蚕室を借りて資材置場として使わせてもらっています

(海野宿内の建物です)

蚕室の近くで、ちょうど桑の実がなっておりました♪

桑の実。

既に鳥達に殆ど食べられていて、残りものをちょっとだけ失敬してつまみ食いしてみると、とても美味しい~

 

この桑の木が蚕室近くに植わっているという事は、養蚕の名残でしょうか。

正しくその昔、この地域で養蚕が盛んだった頃、

ちょうど今頃は、蚕起きて桑を食う だったのかもしれませんね☆

  

 

桑の葉。

お蚕さんの餌だったのよね~

 

 

そしてこちらが資材置場として使わせて頂いてる蚕室です。

(海野宿 あづまや 蚕室)

およそ3年前の2015年6月 屋根の補修してる時の写真です。

  

こちらの屋敷は何年か前から空家になってまして、

売りに出ていたのを現在の所有者Sさんが買われたものです。

  

私共の家からすぐ近く(同じ組内)の建物でしたので、

不動産売買情報にこの家が出てると聞いた時は、正直驚きました

そして調べたら、既に売却済み。。。

どんな方が買われたのだろう、と思っていたところ

Sさんから改修のご相談等の連絡をいただきまして(2014年)

それ以来、この屋敷には何かと出入りさせてもらっております

(Sさん、いつも色々と有難うございます) 

 

 

蚕室出入口 (2018年 現況)

  

この通り、蚕室の出入口が壊れてほぼオープンな状況で、、、

私共の資材を置いておくには、ちょっと不安

 

また、この建物は観光客からもよく見える立地で、、、

ボロボロのシートが気になったりもする。。。

   

折角、Sさんのご好意でこの蚕室を資材置場として使わせて貰っているのですし、

この出入口両脇の壁を、私共で補修だけでもしておこうか

実は5月下旬頃より出入口付近のプチ補修工事を行っておりました

 

  

何故、このタイミングで蚕室のプチ補修工事なのかと言いますと・・・

  

上田で進行中の古民家改修の段取りの兼ね合いで、

大工さんにお暇を与えないよう、というこちらの事情もあったり

  

一方で、 

  

佐久で進行中の古民家再生で設計に盛り込まれている「簓子下見板張り」のために

簓子を作る曲面桟加工機をうちの旦那さんが購入しまして

(佐久の現場では、工期が大幅に遅れているので、工具をこちらで用意して大工さんに貸すなどして単純作業の効率化を図る作戦です)

佐久の現場でいきなり新たな道具を使う前に、自前の工事で試しに使ってやってみるか

という事でもありました

   

で、その購入したマシーンがコレ↓です・・・

簓子を作る曲面桟加工機 ちょっと高かった 

  


   

ところで簓子って何?!と、

まず読みからして分からない方が多いと思いますので、

一先ず、「簓子下見板張り」に関連する建築用語の説明をしたいと思います。

  

まずは簓子ですが

簓子ささらこ)と読みまして、こういう部位 ↓ の事を指します。

 

『日本建築語彙』より

  

次に、「下見板」についてですが、

建物の外壁に、板材を少しずつ重ねてに張ったもので、

下図(左)のように「南京下見板」(「鎧張り」とも)と呼ばれます。

 

その下見板に縦に押さえ材(押縁や簓子)を加えたものを(下図 中央)

南京下見板簓子ささらこ)=「簓子下見

南京下見板+押縁=「押縁下見」

と呼びます。

 

「押縁」と「簓子」の違いは何かと言いますと(下図から判断すると)

押縁は、単なる角材。

簓子下見板に密着するように刻まれた(加工<羽刻>された)材

  

下図(右)は「ドイツ下見板」と呼ばれるものですが、

下見板の説明にあるような、板材を少しずつ重ねる のとは若干違い、

板自体に合決(あいじゃくり)の加工されたものを張ってます。

 

 

 図:『木造建築用語辞典』より

  

また、板材を少しずつ重ねて張ることを「羽重(はがさね)」とも言いますが、

今のような防水紙など化学工業製品が無い時代に

水が当たれば(入れば)、水を材に溜ることなく流して排出する原理として、

板材を少しずつ重ねて張ることがなされていた訳で

外壁の下見板の張り方同様、

勾配屋根の野地板でも、板を突き合わせて張るのではなく、羽重ねになっていたものです。

 

羽重とは

『日本建築語彙』より

  

 

佐久の古民家再生現場。現状の野地板は羽重です。

 

 

こちらは海野宿の我が家。

主屋の保存修理工事の際に、やり替えた野地板ですが羽重にしました。

 

 ちなみに、我が家の羽重はこれ↓

 


 

次に外壁の板張について少し考えてみたいのですが、

板の張り方には、縦と横があります。

 

縦張り、横張り、どちらにしようか、

現在では一般的に、好みやデザインで決められてる事が多いように思います。

 

一方で、伝統的な建物を見てみると

諸外国も日本も、縦張り、横張り、それぞれありますが

簓子下見板張りのような手の込んだ板張りは日本だけのよう?

 

どうしてこんな手の込んだ板張り(簓子下見板張り)を日本ではやるようになったのでしょうか

 

板張りを考える上で、まず、弱点を考えてみますと

板の一番の弱点は、板の形状から来る「くるい」じゃないかと思うのです。

 

木材の「くるい」『建築材料用教材』より

 

 

特に外壁において板材を使えば、雨風や湿気で「幅反り」と「反り」が顕著になるのは止むをえません。

 

板張りは、板を下地材に釘等で打ち付けて固定しますが

「幅反り」によって、釘が浮いてしまう事がしばしばあります。

そうすると、板張りに隙間を生じさせてしまう事にも繋がり

雨水が壁内に侵入することになりかねません。

 

板張りの下地材は、板の方向に対して交差するように取り付けられます。

(板が縦張りなら下地は横桟。 板が横張りなら下地は縦桟

 

もし板が反って隙間が開き雨水が侵入してしまった場合、

下地材が横桟ならば、そこに雨水が溜り、そのうち下地材が痛みます。

むしろ、下地材が縦桟らば、もし雨水が壁内に侵入してしまったとしても、

縦桟に沿って下方へ雨水は流れ、最終的には土台水切りから排出されます。

 

という事は、

下地材の事まで考慮すると、板張りは 横張り(下見板張)の方がいいのかもしれません。

  

実際、縦張りを計画した事がありますが、縦張用胴縁は横、外壁の通気胴縁は縦二重に胴縁を配置しました。

(横胴縁に通気用の欠き込みしてを施工している事例も見受けられますが、私はそのような事はやったことありません。)

 

また一方で、板材は部位によって吸水(毛管上昇作用)しやすいところがあります。

それは木口。木端や木表、木裏に比べ、吸水しやすい部位です。

板材における各部名称 『建築材料用教材』より

  

 

木材にとって、吸水は部分的に含水率を上げてしまいます。

そうすると木材を腐らせる腐朽菌の繁殖リスクが高まりますので

出来るだけ吸水は避けたいものです。

なので、一番吸水しやすい木口を保護したいと考えますよね。

 →木口を露出しないように納める。

 →小口が現われるのなら、小口付近に水の溜るような状況をつくらないようにする。

 →小口に現われるのなら、直接カバー、キャップする

  

一方、

もし吸水してしまったとしても、すぐさま腐る訳ではありませんから

水分をスムーズに放出できれば良いわけで、

ならば、木の組織構造上、繊維方向を上下にして(つまり木が立っていたように)使えばいい、という事になりますね。

だとすれば、板張りは、縦張りの方がいいようにも思えてきます。

  

結局、板張りは、横張りがいいのか、縦張りがいいのか、

どちらにも一長一短があり悩んでしまいますね

  

で、あれこれ考えていると、

 

もしかして、板張りの弱点を全て克服するかのような納まりが簓子下見板張りじゃないの!

今頃、この歳で気がついた

  

いかに小口を見せない納まりにするか、

いかに釘などの頭も出来るだけ露出しないようにするか、

とどのつまり、切ったくっつけた、そういう部分がネックになりやすいもの。

  

簓子下見板張り

良く見れば、木口も釘も、殆ど見えない納まりじゃないですか!

すごい、完璧すぎます

日本人って凄い~

  

横張りの下見板張りだけですと、釘の頭は露出しており、板の幅反りで釘が浮きがちですけども、その反りを簓子押さえられる!

横板の継目(木口)も簓子隠れる!

板の長さも、簓子で継目を隠せるので長物でなくてもいい!

それだけじゃありません。

施工方法、釘止め方法によっては板張りそれ自体が取り外し可能なパネルにもなる!

 

なんて欲張りで、完璧な造りなんでしょう~

 


 

では完璧とも言える板張り簓子下見板張り

伝統的な建築によく見られますね。

 

伝統的な民家の外壁は(地域にもよりますが)土壁で出来ており、

その土壁保護するように板が張られている事があり、

それに簓子下見板張りが多かったりします。

  

土壁保護するんですから、基本的には土壁を仕上げた後に、板を後付け、という事になります。

なので簓子下見板張りには取り外し可能な板パネルになっているものが多いのです。

 

例えば、これは我が家の場合ですが、大戸の脇の腰板が簓子下見板張りです。

御覧になって分かるように、板が汚くなってますよね。

これは道路からの水跳ねです

そろそろメンテする時期ですね・・・

 

この簓子下見板張り取り外し出来るようにしています。

インターホンを新設する時に腰板を外した様子。

  

土壁は仕上げてありますので、腰板が無くても仕上げとしては完了しています。

けども、

どうしても外壁の下部は、屋根の庇の高さ、深さによっても違いがありますが、

横なぐりの雨や、アスファルト道路からの水跳ねにやられてしまいます。

 

土壁は、今の新建材とは違って、水に強くはありませんので

板壁で保護して、板が痛めば取り換える、という事をしたのだと思います。

  

 

借りている蚕室の妻側外壁も、この通り簓子下見板張り

こちらの簓子下見板張り取り外し出来る造り(要するにパネル)です。

長年、手が入っていなく風化し痛んでいますね。。。

(しかしそれが絵になると言いますか、よくこの壁面を写真撮ってる観光客を見かけます。)

 

めくれ浮き上がってる所がありましたので覗いてみると、こんな感じ。

土壁にただ掛けてあるだけです。

土壁は板壁に保護されていたので、そんなに痛んでいる感じがしなかったです。

 

折れ金物のところに閂(かんぬき)みたいな木がありますが、

それでパネル状になってる簓子下見板張りを押さえています。

  

横から見ると

簓子(ささらこ)が下見板から外れかかっているところも!

でも、この壊れかかってる状態を見れば

簓子下見板の張り方が何となく分かるかと思うのですが、どうでしょう。

釘が、横板の裏から→縦竿の簓子に打たれている事にお気づきでしょうか。

そして、横板は羽重ねになってますね。

  

こちらは、もっと凄い発見!

簓子木口板金

吸水しやすい木口を板金で保護していますね。

 

 

このように取り外し可能な簓子下見板張り外壁の仕上げとして捉えていいのかどうか、

土壁は今ではもう一般的では無いので、

外壁の保護目的というより、汚れたり痛みやすい部分のメンテ・修復・交換しやすい仕上げとして考えられると思いますね。

 

さて、こんな簓子下見板張りがご近所にありました

この写真から、私が何を言いたいか分かりますか?

よーく観察してみて下さい。

伝統的デザインの成り立ちを理解しているか否か。

理解していない方が造るとこうなるの典型?(笑)

 

簓子が二本重なってますよね。

という事は、取り外し出来るパネル状の簓子下見板張りって事です。

 

でも、よーく見て!

簓子を留めている釘(ダホ)の間隔。

全ての簓子に釘(ダホ)があるのが確認できます。

という事は?

そう、パネル式ではないという事です。

恐らく、先に板を張り、後から簓子を壁に打ち付けてますね。

だったら、簓子を二重必要は無いんじゃない?(笑)

 

まさか、デザイン?(笑)

 


 

さてさて随分、話が長くなってしまいました

話を戻して

借りている蚕室のプチ補修工事

 

早速、簓子を作る曲面桟加工機を大工さんに貸し出して作ってもらいましたよ~

 

そして、取りあえず、土壁の無くなってた部分を簓子下見板張りで塞ぎました。

板は先行塗装してありましたが、枠はまだ未塗装

この壁は、あくまでも一時的な補修。

なので材料は出来るだけ汎用品を使いました。

板材は6寸の化粧野地板を利用したので幅が狭い。

そこへ簓子の太さを、一応、周りの建物を参考にして合わせたので、

バランス的に太かったですね

(大工さんにも言われました)

 

枠を塗装すれば多少は細く見えるでしょうか。。。

一応、塗装は後日、塗る予定デス。。。

 

ビフォー

 

 

 

 

     

 

取りあえず、アフター

*保存修理工事を正式にやる時には、簓子下見板を外して、土壁に復原することになるでしょう

  

曲面桟加工機で作って貰った簓子です。

 

およそ2坪くらいの簓子下見板張り、ビフォーアフターまで6人工で造り上げてましたけども、

早かったのかどうなのか、私にはイマイチ分かりません

新築現場で簓子下見板張りを嵌め込むのとも違いますし。

  

さて、残すはあと出入口の建具。どうしようかなぁ。

  

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ

にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

 

 

コメント

二期工事~上田の古民家改修工事

2018年05月18日 | 現場7~上田市 蚕室造り民家の改修

長らくお待たせしておりました上田の古民家改修二期工事

4月よりぼちぼち工事が始まりました。

 

 

1期工事では、大屋根を全面断熱改修、そして主な生活空間をゾーニングし断熱改修&暖房設備の新設、また、水回りを一新しました。

2期工事は、お子さんの成長に伴って昔の勉強部屋を少し直し、養蚕時代のままになってる蚕室の窓の気密化を図るというものです。

 

2階蚕室 

  

このお宅は、一般的な戸建て住宅の凡そ3軒分はあろうかと思われるくらい大きな蚕室造りな古民家。

全部屋を改修するとなると、それはそれは面積的に大変な事ですが、

1期工事で主な生活空間は改善されましたので、

残された未改修のお部屋は、程ほどの改修で十分、というお施主さんのお考えです

確かに、何が何でも、大きな古民家を丸ごと全部快適にする必要も無い、といえばその通りだと私も思います。

 

そして何と言っても

1期工事で行った屋根の全面断熱改修は、帽子と同じようなもので、夏の防暑、冬の防寒、どちらにも有効

基礎・土台周りがしっかりしている古民家なら(ここはかなり重要ポイントではあるのですが)

屋根という要所を押さえた改修がなされれば

後は生活しながらでも、その大きな空間を分割して1期→2期→3期工事とじっくり改修を進める事が出来ますので

1期工事で屋根の全面断熱改修をされた事は非常に良かったと思いますね

 

今回の2期工事。

蚕室がまだ数部屋、明治の養蚕時代のまま残っていまして、外部に面する開口部が木製の雨戸と障子のまま。

その心許ない窓の気密化を図りたいというのが2期工事のお施主さんのご希望です。

ならば1期工事で改修した内容と全体のバランスをみて、

1期工事部分で採用したサッシ(APW310)と同じものを蚕室にも設置することにしました。

本当はもっとグレードの低い安いものでいい、というお話もあったのですが、

一度設置したサッシは、余程の事がない限り、2~30年くらい使い続けます。

蚕室も将来的に居室になる可能性がある(3期工事?)と思いまして、

ここは1階の生活ゾーンと同じグレードのサッシとさせて頂きました

  

蚕室の他に昭和時代にリフォームされていた部屋も数部屋あり

(その一室を子供部屋にされるそうです)

1期工事の屋根断熱だけでは、昭和時代にリフォームしてあった個々の部屋の夏の暑さ&冬の寒さをしのぐには少々厳しいので寒冷地用エアコンを導入する事になりました。

 

大きな大きな蚕室造りの古民家、一番のコアとなる1階の生活空間は

1期工事の床断熱改修&床暖房+薪ストーブで冬の寒さ対策はバッチリかと思いますが

お施主さんも仰っておりましたけど

これから必要となる子供部屋には温熱環境を整える必要はなく、

むしろ寒暖差に慣れるようにした方がいい、と。

確かにこの考えも一理ありますね

 

3世代が暮らす古民家。

世代によって使用する居室の温熱環境が違っていいと思います。

ただ、建物の中で寒暖差、温度差の生じる部屋を作ってしまうと、

冬場、寒い部屋で結露が生じることに繋がります。

しかし、古民家はそもそも気密性が低く、空間容積は大きいため、

高気密建築よりは結露のリスクは比較的低い。

ですので、

大きな古民家の改修の考え方として、使用頻度の低い部屋には、

大工さんによる改修工事の必要のない高性能なエアコンを導入して

(エアコン配管工事と電気工事は必要ですけど)

間欠的に温熱環境を改善する、という方法もアリだと思いますね

 

ちなみにエアコン工事は、家電量販店にお願いせずに、

1期工事で床暖房を施工していただいた冷暖房システム施工業者さんにお願いしております。

家電量販店さんのエアコン標準設置では対応できない古民家ですからね

 

さてこのように、2期工事の方針が大凡決まり、4月から工事が始まっておりましたが、

今週から大工さんが現場入りしました。

実は今回こちらの現場に来て下さる大工さんは、

長野市の古民家再生でお世話になった大工さん達が入って下さる事になりました

 

そもそも大工さんを雇用してるような工務店ではない私達。

現場毎に在来の木造の出来る大工さんに声を掛け、

タイミングを見計らって現場に入ってもらうというスタンスでやっております。

その大工さんのタイミングの調整がなかなか難しかったりするのですが

今回はひょんな事から長野市の古民家再生でお世話になった大工さんにまたお仕事お願いできる事になりまして

またあのコンビだね~と内心、主人と私は嬉しく思ってます

 

また、今回の2期工事と並行して

お施主さん(ご主人)はご自分の離れ部屋を一部DIYしたいようで

うちの主人がアドバイスしたり道具を貸しながら進めるようです

とはいえ、めちゃくちゃお仕事がお忙しいお施主さんなので

お体壊さないかと心配

 

最近は非常にDIYが流行っていますけども

単純に、安くあげたい、という目的ではなくて、

こうしてみたい→どうやったら出来るのか(考える)→方法を見つける→実行するための道具・材料を調べる→道具・材料を用意する(買う)→実行→もしうまくいかなければ→また考える…

といった過程が面白い、とお施主さんは仰ってましたので、

ご多忙であっても、そういう事を考える事が却って頭のリフレッシュに繋がる、というものかもしれませんですね!

  

ということで、

今回の二期工事は、設計としてはあまりやることが無いので、私は事務的な関与にとどめ、

現場サイドの男性陣にお任せです

 

 

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ

にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

 

コメント

ゴールデンではない連休^^;;~五月飾りと庭仕事と屋敷の今後~

2018年05月06日 | 行事

ゴールデンウィーク最終日。

やっと私にとってゴールデンではない連休が終わるかと思うとホッとします

  

今年も 海野宿ひな祭り に続きまして

勝手に我が家だけの 第4回海野宿五月飾り 開催中デス(笑)

もちろん海野宿公式イベントではございません!

下座敷には端午の節句の掛け軸と、武者絵幟を掛けてみました。

 

土間には兜飾り

 

そして5/3~5/5までは夜のライトアップもやってみたりして

 

でも、ひな祭りの時のようにカメラマンが撮影に来る事はありませんでしたけどね

  

今年は玄関土間に御所人形も飾りましたよ~

 

 昨年までの五月飾りはこんな感じでした

 2015年 2015年の伝建協の総会・研修会は海野宿

 2016年 飾りを楽しむ生活♪

 2017年 五月飾り公開中♪

 

一体、うちは何屋なの?

な、感じではありますが

もちろん設計事務所です! 

と堂々と言いたいところですが

最早、設計事務所というより

ほぼ旦那さんの建設事業部の物置だったりします

  

海野宿に建つこの建物(主屋)、折角保存修理工事やったのに物置にしたのでは勿体ない

ので、

ご近所さんの使ってない建物(付属屋)の一角をお借りして、

旦那さんの建設事業部資材置場に、と検討中だったりします

(実は既に一部お借りしているんですけど、もう少し整備していきたいところです)

 

元々、この建物の保存再生計画としては、

設計事務所利用だけでなく、

ギャラリー的な使い方も視野に入れて計画をしておりましたが

この通り、内部が未完成で

何かのきっかけが無いと、続きの内部工事をしない私達、というより、うちの旦那さんが動かない

  

取りあえず、海野宿のひな祭りというきっかけのお陰で

街道から見える部屋(下座敷と土間周り)は何とか旦那さんの資材置場から脱却

ですが

油断してるとすぐ資材を一時的に置こうとする旦那さんなので

私としてましては、この空間を維持する資材置き場にさせないためにも

一年を通して五節句飾りをする

そんな作戦を目論んでいます

そうすれば、観光客の目にも多少は楽しんでもらえると思いますし、一石二鳥

  

という事で、我が家の飾りは今のところ

 人日の節句 は、正月飾り

 上巳の節句 は、海野宿ひな祭りで雛飾り

 端午の節句 は、五月飾り

 七夕の節句 は、七夕飾り

 重陽の節句 は、菊人形?!は流石に無理!そうかと言って菊鉢を育てる、というのも未経験 なので秋だけ節句飾りが出来てません

    

それはそうと、

今後、主屋の工事をいつのタイミングでやろうか、

とか、

複数棟もある付属屋の修理をどうしよう、

など、

我が屋敷再生は困難な道のりですが、  

これまでの屋敷修理履歴を改めて振り返ってみますと 

 

・2001年 屋敷を取得

・2003年~2004年 昭和の建物(離れ)のリフォーム。住むところを確保する。

・2005年 海野宿へ引っ越す

・2005年~2007年度に渡る3年間 主屋の外観と構造部分の保存修理工事。この段階で主屋内部は未工事。

・2008年 付属屋の崩壊しそうな部分の撤去&補強。

・2014年 記録的大雪により付属屋(工場)の下屋が落ちる。

・2016年 付属屋(工場)の下屋の修理。

・2017年 テレビドラマの撮影をきっかけに下座敷と出格子周りの内部工事を少しやる。

 

とまぁ、、、

この屋敷再生をどうしようって泣き事いいながら17年も格闘してきて、まだここまでしか進んでいません

そもそもこの屋敷を競売で取得したまでは良かったのですが、

蓋を開けてびっくり仰天な屋敷の状況 テレビに出てきそうなゴミ○○

それに加え、出産から子育て、更に栖風采のwebページを出してから仕事の依頼も増えたり色々で、

とても屋敷の事をやってる暇もなく

こんなペースでやってたら、

私達が生きてる間に主屋を完成させる事が出来ないのでは、

体力が持たないのでは、

という危機感が

なので、

そろそろ次の修理計画を実行に移す時かも、という気分になってきました。

  

次やりたい工事は、主屋の内部ではなくて、

この土蔵と上雪隠の修理が先かなと。そしてこのの処分も!

  

取りあえず2~3年後の工事を目標に今から計画しようかと旦那さんと話してます

因みにこの石は、主屋の基礎工事の際に出てきたもの

どうも大昔(後で調べるつもり)、上方の石の橋(どこの橋かも後で調べるつもり)が崩れて流れてきたものが屋敷の地下に埋まっていたらしいのです。。。

   

海野宿の屋敷は短冊形の細長い屋敷割ですから、こういうものを敷地から運び出すだけでもオオゴトです。

だって、前面道路には主屋の建物の中を通り抜けないと出れないんですから!

 

こんな石、どーやって外へ搬出するかと言えば、砕いて人力で裏通りまで手運び?ミニバックホーとかで運び出す?

しかも車を寄せられるところまでは凡そ5~60mも距離がある

ひぃ~

 

なのでうちの旦那さんをはじめ、職人衆の皆さんがまだお元気なうちに

我が家のこの工事をお願いしなければ!

というそんな機運デス

  

そして昨日5月5日はこどもの日でしたね

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨なんだそう

また端午の節句でもあり、子どもの健やかな成長を願う日でもあります。

それなのに

4日(みどりの日)、5日(こどもの日)の二日間は我が家恒例の庭仕事の日

 

お祝いどころか労働日!

端午の節句又はこどもの日の趣旨には若干そぐわない感じもしますが

しかし家の労働手伝いが延いては息子のこれからの幸福にも繋がる・・・ハズ。

この未整備な屋敷をどう維持していくか、を、身を以って体験する事がきっと今後に役に立つ・・・ハズ。

因みに、みどりの日は「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨としているそうなので

この山野のような我が家の庭仕事を通じて自然に親しむことにもなる・・・ハズ。

更に畑作りを手伝う事で食物となる植物の恩恵を感じる事が出来る・・・ハズ。

きっとそれが豊かな心をはぐくまれる・・・ハズ。

 

さて当の本人はどう感じていることでしょうね(笑)

 

 

 

親子三代の図

やっかいな竹を整理しています。

 

じいちゃんから、畑起こし、畝づくり、支柱の立て方等、教わりながら手伝ってます。

しかも、学校の指定ジャージ姿で!(笑)

指定ジャージが動くのに楽なんだそーです

 

 

今回切り倒した木を薪サイズに切ってもらってます。

建材屋さんからもらった釘袋を腰につけて手ノコでギコギコ♪

こどもの日、よく頑張りました! 

きっと後で良い事あるよ~!

 

 これまでのGW庭仕事の記事。息子の成長が分かりますね^^;; 

 2010.5.4 今日は庭仕事

 2011.5.5 子供の日は皆で庭仕事☆

 2013.5.12 12年に一度の御開帳~信濃国分寺~

 2016.5.17 飾りを楽しむ生活♪

 

 

さて、二十四節気では5日は立夏。

早いもので、もう夏が始まるのかと思うと何となく憂鬱ですが

ゴールデンウィーク中に牡丹が満開

  

カエルの鳴き声が賑やかになってきたなーと思ったら、あちらこちらにカエルさん発見 

 

ルバーブの葉のところで一休みなカエルさん

何となく小説家のような渋さを醸し出してますネ。

  

 

そしてカナヘビもちょろちょろしてます♪ 可愛い

 

この通り、山野のような我が家。

なので5月の連休中に

昨年の畑の始末と土づくり、出始めた雑草取り、

そして夏野菜の種まきや苗植えなどを一気にやってしまいます

なので皆、へとへと

  

そのヘトヘトな姿を見て息子が一言。

「ゴールデンウィークって、全然ゴールデンじゃないじゃんブラックウィークじゃん~」

「そだねー♪」

 

・・・

  

さて、

この怒涛のゴールデン、いやブラックウィークまとめると

  

GW前半頃

4月末の慌ただしい時に限って、様々な年度開始の会合やら学校の最初の参観日・・・

更にGWの連休分が月末に食い込んで平日しかできない事務仕事が前倒し・・・

4月中に纏めようと思ってた仕事終わらず(泣)

旦那は現場3ヶ所あれこれ

  

GW中盤

私は平日にしか出来ない事務仕事をやるが来客なども色々でやっぱり4月の仕事を終える事できず(泣)

旦那は7年毎に当番が回ってくる八十八夜祭お籠りの準備協力・・・

  

GW後半

いきなり旦那は後半初日から八十八夜お籠りで使いものにならない中(←昼間からお酒呑んでるという意味で)・・・

息子の大会関係、弁当&送迎やら、祭りお籠りの一品やらそういう事に追われ・・・

義父母を迎える準備いろいろ(大掃除)・・・

そして家族総出で庭仕事。私は全力で食事関係給仕・・・

 

やっと終わった~!

という事で〆は晩酌で

*もちろん、庭仕事を頑張った息子には別メニューです

 

さて明日からやっと通常業務に戻れます!

4月中に終えたかった仕事が結局終わらなかったので

明日からがんばろ~

 

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ

にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

 

コメント

地元の資源(佐久石)を使う~佐久の古民家再生工事~

2018年04月13日 | 現場14 佐久市 古民家改修計画

昨年の今頃から始まってる佐久の古民家再生工事。。。

もう1年も経っているというのに、やっと先月下旬頃から大工工事が本格的に始まりました

 

それまでの1年は何やってたの?!って感じですが

古民家の揚前・曳家・基礎工事をやっておりました。

むろん丸1年間、工事し続けてたわけではないのですけども

職人さんの都合上、どうしても一度に現場に入ってもらう事が出来ず、

間を置きながら、結局今年の2月まで建物の足元周りを弄っておりました・・・ 

 

そんな訳で、

当初予定していた大工さんが現場に入れなくなり、

代わりの大工さんを探さなくてはならなくなり・・・

大工さんなら誰でもいい、というような現場では無く

かといって、いつまでもお施主さんを待たせる訳にもいかない。

昨年暮れぐらいから大工さんどうするで、私と主人とで大工さん選びを巡って険悪な状態。

 

とにかく基礎工事が終わるまで工程が読めない状況だったので

工事ギリギリまで様子みて悩んでいたところで、

ふと閃いた知人に助けを求めてみましたら

あれよあれよと大工さんの目処が経ち、

しかし、実はそれすらもまた二転三転したのですが

結局、回りまわって一番当初からお願いしようと思ってた大工さんに再度、現場入りしてもらえることになりました!

やったー

首の皮一枚繋がったという感じでもあります

 

さて、これで一応大工さんの心配が無くなったところで

今度は現場の進捗に合わせながら検討しようと思っていた色んな宿題が一気に押し寄せてきます

まず下屋周りは改築になるため、建前(と言って良いのか微妙ではありますが)の準備。

 

一応、基礎工事は終わっていますが、独立柱の沓石を用意しなければなりません。

沓石、一般的な新築和風住宅ならば御影石という感じだと思うのですが、

古民家にピカピカ磨きの御影石ってのは、風情からしてもあまり似合わないなぁと思っていまして

栖風采では松代で採れる「柴石」を使っていました。

でも今回は佐久の古民家再生工事ですし、ちょっと待って、、、

佐久で産出される「佐久石」って聞いたことがあるけども、どうなんだろうと気になる。

(佐久石の存在は前々から知ってはいましたが設計に取り入れた事がありません

 

これだけ工期が延びて、何年もお施主さんに待って頂いてた手前、

出来るだけ意味のあるよい物にしていきたいですし、

よし!この際なので「佐久石」を求めて採掘している事業所を探してみよう

となりました。

(3月上旬の話です)

 

佐久石群馬と長野の県境にある荒船火山の溶結凝灰岩(志賀溶結凝灰岩)で

調べてみますと、佐久市の大沢・平賀・田口・青沼地区で採掘されている(た?)という事らしいです。

そこで石屋さんを色々探してみまして、一社、目星をつけて訪ねてみたところビンゴ!

佐久石を採掘している会社でした

 (現在、佐久石を採掘しているのはうちだけになってしまったと社長さんは仰ってました) 

こちらが佐久石

 

採掘場はあの山の所。

  

佐久石は溶結凝灰岩という事で

凝灰岩と聞けば、大谷石がぱっと頭に浮かんでしまい、

もし密度の低い柔らかい石で吸水率の高い石だったら、柱を受ける沓石には向かないかも、

と、心配だったのですが

実際、石を拝見し触った感触は柴石よりしっかりした感じ

 

それでも私が強度的な事を気にしていたら

社長さんは堅い部分を選んで沓石に加工して下さると仰る

(後日、色々調べてましたら佐久石は複輝石安山岩質の溶結凝灰岩という事でした)

 

佐久石のサンプル

堅さは 左>右 という事です。

左の石の方が色も濃く、若干茶色味がかっていてイイかもです!

   

早速、設計で盛り込んでる石材を説明すると

(ホント大した量はないのですが^^;;)

社長さん、嫌な顔せず、是非、佐久石を使ってほしい、と、

このメンドクサイ設計の細かい注文に応えてくれそうです!

やったー! 商談?成立~

 

という事で、

これからは、「柴石」と並んで「佐久石」も栖風采の定番にしようと思いまーす! 

(両方とも地味な石ですけどね

  

取り急ぎ、沓石を一つだけ先に作って頂きました

(写真 右側)

 

うちに在庫していた松代産の柴石と比較してみるとこんな感じ。

 

ついでに密度も計測してみようと思い立ちまして

体重計を持ち出して計測。

 

佐久石・柴石・御影石・プレコンを実測してみました。

結果は

 ①佐久石(安山岩質 溶結凝灰岩) 2.58 g/cm3

 ②柴石(安山岩) 2.44 g/cm3

 ③御影石(花崗岩) 2.66 g/cm3

 ④プレコン 2.3 g/cm3

 

おぉー

プレコンは資料通りの数字ですね。

密度が高い程、吸水率は低くなりますので、石の耐久性は高くなります。

数値から見れば

プレコン<柴石<佐久石(堅い部分)<御影石

となりますね。

 

ふむふむ

 

意匠的には殆ど目立たない地味な存在の沓石ですが

そんな些細なところばかりに拘っていて

それよりもまだまだ検討しなければならないところが盛り沢山な現場

あぁーっ! 色々やらねばー

 

 

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ

にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

 

 

 

コメント

4月になりましたね

2018年04月01日 | 海野宿での暮らし

4月になりましたね。

3月はブログも1回しかUPできず

相変わらず毎日が瞬く間に過ぎ去っていきます・・・

 

新年度。

何となく落ち着きません

そんな時は、玄関の飾りを変えたり、花を生けたりして気持ちを整えます

まず月カレンダーを替えて気分を切り替える

これは芹沢銈介の型染カレンダーですけども、実は2001年の古いものです

ちょうど2018年と同じなので再利用

  

そしてこの陽気。

昨年は早く寒くなりましたからその分でしょうか、今年の春の訪れは早いですね~。

でも、まだ体と気分が春の陽気について行ってない感じだったのですが

月末、色々な所用あって外へ出てみると、

おや

もうこんなにコブシの花が咲いているではないですか

これを見て、やっと春が来たーと実感しましたデス

  

桜も、

海野宿のソメイヨシノはまだですが、近くの枝垂れ桜や、早咲きの桜が咲き始めてきてます

  

こちらの桜は、我が家のお隣さんの玄関先に飾ってある桜です

実はお隣さんは昨年の夏からお店をオープンしました!

名前は「麦 mugi」というお店です。

通りから可愛いタイルのカウンターが見えて、

とてもキュートなお店です♪

これは昨年夏にオープンした時の写真なのでよしずとか写ってますが

私的には、フローズンフルーツバーがおススメかな~♫

お砂糖等使わずに作ってあるそうなので(最近知りました^^;;)

お子さん等にも安心して召しあがれると思います☆ 

あと、店長さん(お隣の奥様なんですけど)のキャラ(と言ってよいのかしら^^;;)がとてもいいんです!

とっても明るくて気さくな奥様なの~

是非、来店された時には店長さんとおしゃべりしてみて下さい

お店はカフェというか、テイクアウトのお店でイートインスペースがあり、

その他に色々なクラフト雑貨も置いてあります

冬季休業を終えて、またお店が始まってますので

どうぞ海野宿へお越しの際には、我が家の隣、「麦 mugi」さんにも立ち寄ってみて下さいね~

(私は茂木。お隣は麦。mogi mugi。ローマ字にすると一字違い!

 

 

さて、3月は「海野宿ひな祭り」がありましたけども3/25で終わりました。

凡そ一ヶ月間に渡るイベントでした。

が、まだその片付け等がいっぱい残っているようで

実行委員の旦那さんは週末の度にひな祭り関係でずっと動きっぱなしでした。

それも何とか今日をもって一段落?(したのかしないのか、よく分からない感じではありますが・・・)

   

ちなみに我が家の雛飾りは、4月中旬頃まで飾っておきますので、

お隣の「麦 mugi」さんに立ち寄りつつ、

うちの月遅れのお雛様を格子越しに見るというのもいいかもしれませんねー

    

という事で、

3月も終わり、いよいよ4月!

2~3月は殆ど仕事が捗らなかった分、

4月から何とか挽回しなくては、と焦るばかりですが、

気持ちを切り替えて頑張ります

  

 

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ

にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

 

 

コメント

今年も始まりました♪~2018年.第4回海野宿ひな祭り~

2018年03月02日 | 行事

3月になりました~

本日3/2は、旧暦ですと小正月(1/15)で満月。

旧暦で考えればまだお正月気分でいいのね

なーんて、悠長なことは、もちろん言ってられません!

それでなくても2月は、確定申告とひな祭りの準備等であっという間に過ぎてしまいましたし

  

その第回目になる海野宿ひな祭り 只今絶賛開催中です。

(2月24日より始まっております。詳しくは最後に)

こちらは我が家の飾りでございます。

年々、お雛様が増えて、こんなに華やかになってしまいました

このお雛様達、もちろん私のお雛様もあるのですが、

半分くらいは海野宿ひな祭りで飾って欲しいと頂いた寄贈品でございます^^;;

  

そもそも、私共のこの家(主屋)は保存修理工事の際に「設計事務所&ギャラリー」として計画設計してありまして

(まだ未完成ですけど

この通り、飾るスペースは沢山あります

そのせいでしょうか。

御近所さんから「茂木さんとこ、美術館とか博物館みたいね~!」と言って下さいます

 

我が家 夜のライトアップ。

  

   

今年の海野宿ひな祭りは、私共も含めて凡そ43軒、雛飾りをすることになりました。

(年々、協力して下さる家が少しずつ増えているようです)

  

ひな祭り期間中(3/25まで)は、雛飾りしている家のうち、全部ではありませんけども、協力して下さる家では午後8時くらいまでライトアップしています。

ひな人形を飾る場所マップ。(お雛様公開宅は都合により変更になる場合があります)

   

 

   

こちらは、以前、私共で改修工事をさせてもらった海野宿上州屋です。

1階のひな人形の飾り方が凄いので、写真&取材スポットになってます。

インスタ映え間違いなし!

それだけでは飽き足らず、今年は2階にもお雛様を飾ってあります

ますます凄い事になってる上州屋ですので、皆さん、是非覗いてみて下さいねー 

  

それからこちらも、以前、工事させてもらいました古本カフェ「のらっぽ」。

ここも今年は2階にお雛様

海野宿 古本カフェ のらっぽ

のらっぽにちょうどお雛様関連の古本があったのでget

特に、1983年の銀花がかなり面白かった!!!

こんな記事がありました。

お雛様とは関係ない記事ですけども、あの建築家 村野藤吾についてかなり辛口の批評が書かれてましたデス

~菊人形を飾りつける位の気持ちで外見を装う建築家~ 

1983年 季刊「銀花」第53号

署名ある紙礫 谷澤栄一

  

 

さて、話を戻しまして

なんだかんだと、この海野宿ひな祭り関係で今年も時間をかなり割くことになりまして、もう私の焦りはマックス!

(飾り付けのための片付け・掃除等から始まってホント大変なんです

実は何故か今年はまた?!うちの旦那さんが実行委員長で一つも仕事が出来ない状況

こんな事でどーすんだろう、と、私はそわそわ、イライラしてしまうのですが、

ホントはこういう事って、海野宿で商売されているところが率先してやるべきなハズじゃないのかなぁ、と思ったりするんですが、

むしろ逆なんですね。

多分、商売されてる人がイベント企画しても、普通に静かに生活している住民にとっては、返ってわずらわしかったり、迷惑だと感じるのかもしれません。

商売している人のために生活住民が協力するのって、商家町で皆が商売されているのならいいですけど、そうでなければ不自然ですもの。

だから、やっぱり地元住民有志がこういう事を始めるものなのかもしれませんね。

素晴らしい事です。

なので、私も出来る範囲で協力はしています。

が、旦那さんはもっと精力的に協力しすぎて、家業が危ない?

そして、明日3月3日には長野放送が取材に来られるそうですし

これでまた明日一日、準備等で潰れます。。。くーっ(泣)

来週からは絶対仕事復帰する!いや、させてくれ~!(悲願)

と愚痴ってしまったところで

海野宿ひな祭りの告知です(笑)

(愚痴愚痴言ってても、ひな祭りはちゃっかり楽しんでおります

第4回 海野宿ひな祭り(主催:海野宿にぎわいづくり・ひな祭り実行委員会)

平成30年2月24日(土)~3月25日(日)

長野県東御市海野宿内 : 各家(凡そ43軒)の雛飾りが格子越しに展示されます。(夜のライトアップは各家任意)

期間中 毎週土曜日 行燈点灯 18:00~20:00 : 海野宿歩道に行燈が灯ります。

3月24日(土)・25日(日)の2日間はイベント日 : 流し雛・着物で歩こう(第1会場)/甘酒・あられの配布(無料)(第2・3会場)/一坪市(フリーマーケット)(一坪市会場) 

 


 

海野宿ひな祭りに合わせて、

海野宿滞在型交流施設「うんのわ」でもイベントがあります。

*只今「うんのわ」は休館中です。

 

うんのわ ひな祭りイベント(東御市商工観光課観光係)

2月24日、25日  終了

3月3日(土)、24日(土)、25日(日) 午前10時~午後3時まで

*ひな人形等の展示 

*ひな祭り特別メニュー(数量限定)

*おひな様オリエンテーリング(海野宿内のおひな様を巡って、キーワードを完成させよう。答え合わせは「うんのわ」で。景品あり)

観光協会web


お近くの方は是非、海野宿ひな祭りに遊びに来て下さいね~

 

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ

にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

 

コメント

古民家再生の建築相談

2018年02月21日 | うちの事務所

今年もまた確定申告シーズンですが

先週から作業を始め、ようやく一段落しました

やれやれ。

     

さて、先月1月には何組かの古民家再生のお問い合わせがありました。

古民家付き土地を購入しようと検討されている方でした

古民家物件の取得を考えてる方にとって

 検討物件の状況・状態の良し悪しが分からない

 古民家を直すとすればどのくらいの費用がかかるものなのか

 耐震性などはどうなのか

 住宅ローンの審査は通るのか

など、古民家取得には不安材料、不確定要素が多いものです。

そのため、不動産購入前に古民家再生についてお話を伺いたい、というお問い合わせが実は少なくありません。

    

私共は建築関係団体には全く所属せずに建築活動しておりまして、

団体に所属しない個人が社会に対して建築で貢献できる事といえば、せいぜい建築相談を無料でやるくらいと思い、

栖風采のHPより建築相談も承っているのですが、

実際、私共へお問い合わせ下さる建築相談と言いましても、栖風采の設計の殆どが古民家絡みなので、ほぼ、古民家再生相談窓口みたいになってマス

 

ちなみに、広く一般向け建築相談窓口としましては

 建築士会に設置されている建築相談窓口

 JIAの建築相談室

 長野県ですと長野県建築相談連絡会

などがありますので、建築関係でお悩みや困り事がある場合はそちらをご利用下さいね。

  

あと、私共が海野宿で暮らしている手前、海野宿で新たにご商売したい方(移住も含め)からも時々、私共にお問合わせが来る状況でもあります。

ならばもうこの際、海野宿 伝統的建造物 利用活用建築相談窓口なんてものを非公式でやってしまう

なーんて 冗談ぽく書きましたけども、しかしその必要性を正直感じてはいます。

なぜなら、最近特に気になっているのは、重伝建地区の制度や取り決め等

(海野宿の場合:東御市伝統的建造物群保存地区保存条例、海野宿保存憲章、歴史かおるまち海野宿景観形成住民協定

を当事者・関係者それぞれが知らない、或いは知らされてないまま、条例・憲章・協定に違反してしまってる「コト」が最近目に付くようになってきたからです。

  

あと、つい最近、こんな残念なニュースがありましたね。

同じ長野県の重伝建地区稲荷山での解体騒ぎです・・・

稲荷山はH26年12月10日に重伝建地区に選定されたばかり。

  

  

この記事を読みますと、

元々の所有者さんが東京という事ですから(地元に居ない方)、

恐らく空き家になっていて、伝建地区に選定を受ける前から売却を望んでいたのではないのかな、と私は推測するのですが、

調べてみると、この解体されている建物は伝建地区内であっても保存指定されてなかったようなので、

きっと最初から建造物の保存に対しては協力的では無かったのかなと察するわけです。

  

保存条例には財産権まで制約をつけるものではありませんから、

売買や賃貸にはむしろ地域として理解を示してあげつつ、問題となるのはその先です。

所有者の意向や情報を一早く地元で共有できるような仕組みや流れを作っておく必要があります。

住民・所有者に定期的に意向をアンケートするとか、

日頃から行政と地元とコミュニケーションの取りやすい関係性を築くようにするとか、

また、行政内でも各部署との連携も大事。

建築指導課・住宅課・建設課、商工観光課、地域づくり課で扱った伝建地区に関わる案件については、

教育委員会へ繋げてもらうようにする工夫(連絡網みたいなもの)が欲しいところ。

あと地元の商工会との連携も欲しいですね。

移住者、新規事業者、起業者からの最初の相談窓口になりやすいのは商工会でもありますから、

その際にに、関連法令を調べるよう関連部署の案内、或いは専門家に尋ねるよう助言して頂きたいものですし、

伝建地区などに参入したい人には、教育委員会へまず尋ねるようにと言って欲しいのです!

そして教育委員会から、審議会や伝建地区の保存会や関係諸団体へほう・れん・そう。

そういう仕組み、若しくはコミュニケーションがあれば、もう少し違う展開もあったかもしれませんね。

コトが起きてから「知らなかった!知らされてない!」では遅すぎます。。。

  

ちなみに、このニュースによれば、審議会へ知らされて無かったとのことですが

条例上では審議会へかけずに教育委員会が解体の許可を出すことは手続上、問題はありません。

解体を許可した市教委の判断の是非については、条例第5条(6)に抵触するかどうか、という点が気になりますが、

しかし、一つ気がついたのは

この千曲市の保存条例には、許可を受けることが出来なかった場合の損失の補償条項がありませんね・・・

(東御市の保存条例にはあります)

  

あと、このニュースを見て、私個人的には、この場合一番問題なのは、不動産屋だと思ってます。

売却の仲介代理人の不動産屋さんはどこまでこの保存地区の条例等を知っていたのか。

保存地区に相応しい買い手を見つける事ができればこんな解体騒ぎにはならなかったのでは?とも思います。

建設業者が新しい所有者となったようですが、この伝建地区内で、いくら更地にして買えたとしても、自由に好きな建築は建てられない事は知っているのでしょうかね?。

そして、これだけ批判を受けた教育委員会は、今後この土地に計画されるだろう建造物に対して、

しっかりと千曲市伝統的建造物群保存地区保存条例許可基準(伝統的建造物以外の建築物等の新築、増築若しくは改築又は修繕、模様替え若しくは色彩の変更でその外観を変更することとなるものについては、それらの行為後の当該建築物等の位置、規模、形態、意匠又は色彩が当該保存地区の歴史的風致を著しく損なうものでないこと。)を守ったものに許可をするようして頂きたいものです!

  

こんなゴタゴタを目にするたびに思うのは

法的なものを含めルールの周知も大事なのですが、それ以前に、どこの誰に何をまず相談すれば良いのか

そういうアドバイスを当事者に対し各所で適切に行われてない事が問題なのでは、と思ってしまいます。

  

そして最近、特に気になるのは、

空き家活用促進・移住促進の流れから、何だか面白そうだと安易に安価に、古民家に手を出す方が増えてきて、

ルール違反、延いては違法性すらあるような、そして、安全性、健全性が担保されないようなグレーな改修(DIYも含む)が

平然と行われている実態が見受けられます。

それに対して、何とかしないといけないという危機感があります。

また、そういう問題アリな建築行動こそ、ブログやSNSで拡散され、もてはやされる傾向にあり、

ますますグレーな事例が助長されていく・・・ 

  

そして、そういう案件には当事者(建築主・所有者・利用者)以外に

建築関係者(各業者、職人さん等)が部分的に関わっていたりもするのですが、

彼らはそもそも受身の立場の施工技術者ですから、小難しい規制には疎い場合があり、

依頼人当事者の言いなりのまま、問題が無いかの如くコトが進められてしまいます。

だいたい当事者と建築関係者は利害関係にあるので、

立ちはだかる法規制や制約には、端から調べようともしませんし、

知ってても守る意識が両者共が低ければ目をつぶろうとしがちです。

行政側も当事者から相談を受けていても、縦割り行政では各部署の範囲内でしか助言しなかったりする訳です。

  

古民家を所有すれば、権利として自由に使っていいのですが、

古民家が多く残っている地域では、景観保護、歴史や文化の保護の観点から、法規制がかかっている場合もありますし(伝建地区は特に)

所有者だからと言って、そもそも建造物に対して完全な自由を有している訳ではありません。

また、法規制を超えたところで、古い建造物には建物の老朽化に対して修理を施すなど対処しながら維持していかなければなりませんし、

当然、防火には気をつけなければなりません。

所有者の安全性に対する意識は、なければならないものですが、

安普請で古民家をリノベ、DIYを楽しむ人達の中には、その意識が希薄な方もいて危惧しているところです。

(安全が担保される部分、仕上げ等についてはDIYされる事に問題はありません)

自己責任だからいいだろう、と言いながら、自分で構造部分を弄ったり、火の気の出る物を建造物に導入したりするのも

建築物に対する社会的責任の認識の甘い行動だと思います。

  

なので、

当事者が何か「コト」を始めようとした時に、最初の第一歩、問い合わせる先を間違えると(ネット上の経験談等も含む)

必要な助言や情報を得られないどころか、

誤った方向へ進む場合もあり、

当事者(移住者や起業者も含め)のその後を大きく左右する事態にもなりかねません。

早い段階で適切な助言指導を受け、当事者(建築主・所有者・利用者・移住者・起業者など)として建築物の社会的責任

きちんと認識してもらう機会を設ける必要があると思います。

 

 

ので、

私共個人の出来る範囲で、身近なところから相談に乗る事が出来れば、その方が古民家の存続のためにもいいのでは!と思い、

ならばこの際、遠慮なく何でも聞いて下さい というスタンスで私共はやっております

  

そのようなわけで、

時々栖風采に寄せられる問い合わせには、仕事になるか否かは別として、出来るだけ相談に乗るように努めております

(ただ、私には時間的な余裕はありませんので、相談回数も1回まで、メールで回答可能なものは数回程度までメールで対応させてもらってます。また、古民家の現況を見てほしいという御相談の場合は、設計依頼前提の場合はサービスでやってますが、そうではないお問合せのみの場合は、基本的に有償(交通費と時間給程度)にさせてもらってます。*例外もありますが^^;;)

ただし、この通り零細事務所な個人自営業ですので、サービス業務として取れる時間には限りがあります。

(基本的にその時の仕事進捗具合に左右されます)

沢山のお客様をお相手することは無理ですので、せいぜい月に1~2組ぐらいまでしか対応は出来ません。

そしてお客様のご都合に出来るだけ合わせるよう、週末休日を使って対応をしているのですが、

この2月は日数は少ないし、確定申告と、更に2/24日から始まる海野宿ひな祭りの準備もあり

なかなか思うようにスケジュールが空きません

   

   

それでも今月は建国記念日前後の連休を使って、一組だけ面会いたしました。

幼児連れの若い御家族です

久しぶりに幼児がうちに来るー!と私のテンションも上がります

普通、お客様や営業マンとの打ち合わせは、主屋の仮事務所で済ませていたのですが、

流石に2歳近いお子さんをこの仮事務所にお通しするのは忍びなく

(写真がちょっと古いですが、今もこんな感じで散らかってます・・・)

 

こんな狭苦しい雑然とした所で、とても幼児が大人しくしていられるような空間じゃないし、

危ないものも沢山あるし、

床は汚いし、

イタズラされると困るものも沢山あるので、

久々に自宅で接客する事にしました

 

そんな訳でー...

建国記念日前後の連休を使って自宅をまず大掃除

  

あと、9日からちょうど平昌オリンピックも始まりましたし

オリンピックを見ながら片付け

(工具や釘などが普通にそこら辺に転がってるので幼児には危ないのだ

  

確定申告を控えていたので、合わせて書類関係の整理もしたり

そして、幼児の手が触れそうな床から1mまでの範囲を拭き掃除。

 

あと、息子が小さい頃に遊んだおもちゃも押入れから出す。

ただ、2歳頃ってどんな遊びをしてたか、絵本はどんなの好きだったか、

すっかり忘れてしまって、息子の2歳頃の写真を見ながら思い出す

懐かしいおもちゃ♪

   

次は食べ物。

2歳頃って、何が飲めたっけ?おやつは何を食べれたっけ?

そんな事を考えながら、お客様にお出しする茶菓子を考える


たかだかお問い合わせのお客様にそこまでする?って言われそうですけども、

幼児を連れて来るお客様というのは、まず、奥様もお話を聞きたい、知りたい、話したい訳なんです。

でも奥様はお母さんとして幼児の動きに目を離せない、泣いたらあやす、おむつの心配と、忙しいもの

旦那様ももちろん子守りをしますけど、夫婦、交代交代で忙しないことになります。

なので、子守りアイテムとして、おもちゃやおやつは打ち合わせには必須だったりします。

そしてこれらアイテムに飽きて子供がもう限界~!っとなった時に、だいたいお話終了、って感じになりますね

(それでも何とか3時間くらいはお話出来ましたョ)

  

それよりも、私としましては久しぶりの2歳児が超絶かわいくて

もう孫を持ったおばあちゃん気分♪

私の方が、お話より子供から目が離せなくなっちゃうくらい(笑)

  

で、これは幼児用お菓子なんですが、

実は何を隠そう只今ダイエット強化月間なワタクシ

おやつはなるべく食べないようにしています・・・

でも、確定申告なんかやってると、つい口に何か入れたくなるもので

よく見ると、このお子様用おせんべい、低カロリーじゃないですか

2枚で23kcalだなんて!!!

この際、ダイエット中の私のおやつはこれでいいかも~♫

(本当に!)  

 

 

さて、接客を終えた後は、ひたすら確定申告の作業してました。

黙々と領収書など整理してましたら、

そんな時にこれまた美味しそうな物を頂いてしまいました!

お施主さんから沖縄のお土産

これがまた、私の好きそうな感じのお菓子・・・

ひょいと裏の表示をみて愕然

カロリーが、た、高すぎる

1個200kcal・・・

小分けにしてチビチビ頂く事にしました

(息子と旦那さんは一度でペロッと食べてしまいましたが、私だけは4回に分けて頂きました!)

  

実は、このお土産を下さったお施主さんから凍結の連絡がありまして、沖縄から帰ってきたところでの凍結事故発覚だったそうです・・・

そんな訳で取り急ぎ現場へ駆けつけ、凍結箇所を見つけまして今後の対処?を考え中デス

  

さて、そんなことでここ2週間ばかりはバタバタしてましたけども、何とか確定申告作業は終え、

ちょうど旧正月(2/16~)でもありますし、それを口実に一人晩酌(笑)

お裾わけに頂いたお酒

一人一升瓶抱えて呑んでました(笑)

   

さて、いよいよ海野宿ひな祭りが今週土曜日2/24から始まりますので

これから私は雛飾りの準備に入ります

(ひな祭りについては追ってまたお知らせしまーす!)

そんな事で、先週から全く仕事が出来ない状況に陥ってますが、仕方ありません。。。

雛飾りやらねば~!

  

  

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

 

 

 

 

コメント