さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

国宝三重塔の見学 その1~安楽寺八角三重塔~

2013年05月26日 | ◆古民家・伝統建築・その他見学

P1290509

1週間前のことになりますが

小3息子が突然に

「ママ~ 五重塔がみたい!」と言い出し

それを日記(学校の宿題)に書きたいですって

 

ええっ

そもそも長野県に五重塔ってあったっけ?

それより何故五重塔がみたいわけ?

それとも息子の感性は親譲り?

 

それは置いておきまして、、、

 

五重塔は無いけども、

三重塔は近くに幾つかありますから

まずは国宝の三重塔を見せてあげよう!

ということになりまして、

上田市にある安楽寺 国宝八角三重塔と

青木村にある大法寺の国宝三重塔へ

行って参りました

 

 

  

まずは安楽寺へ向かいました

別所温泉の中にある安楽寺

狭い道を自動車で行くことに不安を感じながら

(車の運転が苦手なので)

安楽寺の黒門前に着きましたが

さてその後、どこへ車を寄せて良いのか迷いましたけども

黒門をなんと車で潜ってもよいそうで

(門を車で潜ることにものすごく違和感を感じつつ)

そのまま走行していくと駐車場がありました。

 

車を停めて、

新緑の美しい木々の中、

石段をのぼって山門をくぐると

P1290303

正面に本堂が見えます。

P1290307

P1290316

本堂の左手にある講堂は

ちょうど屋根を銅板で葺き替えたばかりでした。

ピカピカ

P1290318

揚げ裏も一文字葺きでした。なるほど。

 

本堂と講堂の間を抜けて

杉木立の間を登って行くと

P1290329

 

とても美しい塔が見えました!

思わず

うわぁ~ と声をあげてしまうくらい

新緑の鮮やかな木々の間から

美しい木造の建造物。

 

あまりにも美しくて写真ばかり撮っていると

息子から

「早く~~~~ママ行くよっー」 

と声が掛かります。。。

「ちょっと待ってぇ~・・・」

  

 

 

P1290338_3

こうして写真で見ると分からないかもしれませんが

実は思っていたより塔のスケールが小さい。

部材も細かく密で

それがまた優美でした

  

桟唐戸の寸法が分かると

感覚的に、スケールが小さいことが分かるのですが。。。

昭和の修理報告書を見て、p

桟唐戸のスケールが分かるものは載ってませんでした。

図面の縮尺で測ることも出来ますが

印刷の関係で(復刻版の修理報告書だし)

数字もスケールもつぶれてしまっていて

読みとるのが困難

私の感覚では

1間もないくらいで、5尺ちょっとくらいの内法かなぁ

と思ったのですが、

人が普通に出入りするような高さの桟唐戸ではなかったです。

 

  

 

P1290345_4

八角の塔。

息子は、これは四重塔じゃないかー

って言うので、

一番下の屋根はねー

裳階というなんていうか

ま、庇というか

我が家で言えば縁側みたいなもんよー

と、一応、説明してみたが、、、、

よくわからん~って顔してました(笑)

  

  

 

 

杮葺の屋根は平成23年に全面葺き替えらたとのこと。

P1290340_2

 

 

P1290355_2

建立年代については、

用材(蛯虹梁)の年輪年代測定により

正應二年(1289)と判明して

鎌倉時代末期には建立されたわが国最古の禅宗様建築

であることが証明されたとのことです。

  

さて、塔をじっくり見学して本堂まで戻りまして

本堂と右の庫裏の取り合いが凄いなーと思いながら

帰りました。

左が本堂で、右が庫裏。

P1290367

本堂・庫裏・講堂は茅葺屋根の建物ですが

今はどれも銅板で覆われていました。

  

家に帰って、昭和の修理報告書を見ましたら

昔の写真がありまして、

現在に至るまでに修理を重ねてこられたことが

分かります。

P1290510

(1954年)

 

さて次は青木村にある大法寺の三重塔へ。

(続く)

  

 

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薪ストーブ炉台の仕上げ候補

2013年05月16日 | 現場7~上田市 蚕室造り民家の改修

今年の春頃から工事着手を目標に進めておりました

上田の古民家改修工事ですけれども、

もう春どころか、

立夏も過ぎまして

焦りながら

図面の最終チェックや訂正、修正の繰り返し日々。

ううーー

終わらない!(超焦)

  

P1280845

図面をいくら描いても、

お施主さんに対して

一つ一つご説明し、

確認し、

承諾を得る、

というプロセスを経ないと

次へ進まないものです。

  

計画段階からずっと保留・先送りにしていた様々な課題を

今、ここで決めていかなくてはなりません。

   

大凡、一通り図面を描き上げたところで

詳しく設計の内容を説明するために

GW中

お施主さんと何度か打ち合わせをさせてもらいました。

     

ずーっと、お施主さんと共に悩み続けてきた

「茶の間」の空間をどうするか。

  

薪ストーブの設置位置

空間のイメージ

照明器具

などなど、

なんとか承諾を得ることができました

(ホッ )

 

と思いきや

薪ストーブの炉台の仕上げに

イメージの相違がありましたので

いっそいで

別の候補をチョイスして

サンプルを取り寄せてみました。

P1290265

上から2番目あたりが、

先日、お施主さんから 

こんな感じがいい、

と仰ってたもの(石の文鎮)に似ているかな。 

いいかもしれない。

 

上から3番目の玄昌石も良さそう。

  

今回の古民家改修計画では

木部は敢えて古色を施さないことになりましたので

白木のフローリングの上に置いて

色目を確認。

 

P1290271

 

P1290274

 

どうだろうか。

お施主さんに意見を聞いてみなくては

   

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12年に一度の御開帳~信濃国分寺~

2013年05月12日 | ◆年中行事・祭り・イベント

 

 

5月になりまして

気持ちのいい季節になりました

P1290193

我が家のスズランも咲き始めましたし

P1290204

牡丹の花もようやく開花しました

   

  

GW前半は家に籠って仕事をしておりましたが

後半はお休みして

家の片付けや庭仕事、

そして、

12年に一度の八日堂 信濃国分寺の御開帳

行って参りました。

本尊の薬師如来様が12年ぶりに公開されるのです。

 

御開帳と言えば善光寺!

と思っていた私にとって

信濃国分寺の御開帳のことは実はよく知りませんでした。

   

善光寺では7年に一度の御開帳がありまして

かいちょう」と呼ばれています。

一方、信濃国分寺の御開帳は12年に一度で

かいちょう」と呼ぶのだそうです。

 

御開帳の呼び方にこのような違いがあることも

今回初めて知りました。

  

P1290056

八日堂縁日にはよく来るのですが

いつも夕方に参詣していたので

こうして昼間、お参りするのは初めてかも! 

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幟 ♪    

P1290069

おぉっ

幟を建てる柱の貫の木鼻が~   

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私達が参詣したのは5月5日の御開帳最終日。

こどもの日でしたので

8歳息子と、じじ・ばばもお誘いして

家族皆でお参り。  

P1290077

本堂と開帳柱と5色の糸と布で繋がれています。

この柱と布を触って心身の健康を祈りました。

 

P1290096_2

薬師如来さまに初めてお会いしてきました

       

 

P1290119

甘茶も振舞われておりました。

信濃国分寺の蓮も見てみたいなぁ。

見頃は7月中旬~8月中旬頃。   

 

 

 

P1290122 

蓮は5~6種類あるそうです。

  

さて、お参りした後は

我が家の荒れた庭のお手入れをしました。

草むしりや家庭菜園の苗植えや

大きくなって困っていた棕櫚の木を切り倒したり

 

P1290139

こどもの日なのに

家の仕事を頑張る息子。エライ~(←親ばか)

 

P1290159

草木の手入れをしていたら

こんなスズメバチの巣が出てきてビックリ

小さい巣ではありましたが、

やっぱり迫力が違います~

それにしても

このマーブル模様、

北欧デザインみたいで

なんだか美しい。

しばし見惚れてしまいました。

  

8歳息子

「今日はこどもの日なのに

なんにも楽しいことなかったじゃないか

なーんて

ぶつぶつ言ってましたけども

  

必ずいい事あるよ~

 

と言い聞かせておきましたが

 

 

 

 

その後、いい事あったのでしょうかね~

うふふ。

  

 

  

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