さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

建物の見え方

2009年08月28日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

小諸の古民家再生のおうちです。

ポーチが仕上がり、外回りが

とても綺麗になりました!!

こちらはもともと敷地が傾斜地にあるため

家の周りも起伏に富んでいます。

もともとの敷地状況だと

玄関のちょうど前のあたりが

とても低く、

家をいつも見上げるような状態でした。

P1020304

(わかりづらいかな)

それを今回の工事で

家の周りの犬走りと同じ高さまで

地面を均しました。

その高さ、40センチ。

違うんです。家の見え方が全然。

より、バランス良く見えるようなりました。

Photo

40センチの差がここまで見え方に影響する

とは思っていなかったので

少し驚き

このよな細かな寸法と身体的感覚の

体験は、常に意識しなければならないなと

感じたのであります。

(k.f)

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夏の妄想 ~風鈴~

2009年08月20日 | ◆まち歩き・町並み・カフェなど

仕事中、海野宿内を歩いていたら

ガラス工房橙さんで風鈴がたくさん売られていました。

とても涼しげです@@

Img_0925

しかし、この夏の風物詩の風鈴、、

なーんで涼しげに思えるのか、、

ふと気になりはじめて

少し妄想にふけりました

  

風鈴自体に風を起こす機能はないし、

むしろ風を受けることによって

初めて風鈴本来の仕事をしているものです。

風を受けている風鈴自身が、「涼しいわぁ」と思うのは

わかるけれど、それを見て、聞いて

涼しくなる人間の心。。。

  

うーむ

  

 

少し眺めていて感じたことは

  

風鈴とは、「涼しさ増幅装置であるのだな」

  

人間が涼しいーーと思うのはやはり

暑い中でも風が吹いていること@

単純に涼しいですもんね。

その時風鈴は 風が吹けば、風に揺れ、ちりんちりん

と音を立てる。

つまり、風鈴が揺れ、ちりんちりんと鳴ることによって

人は風が吹いていると感じることができるわけですよ@

  

風鈴がなければ風が吹いているということを

ただ肌で感じるだけ、「触覚」に

訴えられているだけの行為を

  

風鈴があることにより、

風鈴が風で揺れているのを見る「知覚」、

また、揺れることにより生じる

ちりんちりんという音を聞く「聴覚」

にまで訴えられている!?

  

つまり風が吹いているという事実を

人間の感覚3つに

訴えることができる装置、風鈴!

ということは風鈴があることにより

3倍涼しいのである!!!

  

違うかっ

  

と、まぁ妄想はここまでにしまして

風鈴の音に

下駄のカランコロン

夏に聞こえる音は

風情があるし、心の中にすぅっと

沁み渡りますよね

(k.f)

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小諸の別荘 ビフォーアフター

2009年08月19日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

小諸の古民家再生も、

家具工事を残し、凡そ完成です。

ポーチ周りも、ようやくお盆前に工事が完了しました

P1040419

玉石はお施主さん自ら敷いてくれました

   

ポーチの仕上げは、モルタルに土を混ぜて

たたき風にして欲しいとお願いしましたら、

有明の土とビリを混ぜた 

土入りモルタル洗い出し仕上げ?

とでも言えば良いんでしょうか。

左官屋さんが考案してくれました

   

さて、ここまで仕上がったので、

小諸の古民家再生のビフォーアフターの様子を

ちょっとだけ。

こんな感じです。

    

ビフォー ↓

Dscf7773

アフター ↓

P1040424

    

内部 ビフォー ↓

Dscf6416

内部 アフター ↓

P_1030689

     

土間だったところには、

これから囲炉裏テーブル、火棚、自在鉤を作ります。

出来上がったら、またUPします

  

(k.m)

 

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仕上げに向けて

2009年08月04日 | 現場1~小諸の別荘 古民家再生

P8042660

こちら小諸の古民家再生の物件です。

玄関周りの仕上げがゆっくりと着実に進んでおります

本日は御影の延石を敷き並べてポーチ、

軒下の左官仕上げの

下地コンクリートまで打設を行いました。

打設をしているときに左官屋さんがちょうど

材料を運び入れ下さいました

P8042661

穂高の有明土に

ビリという細かい砂利をまぜたものをベースに

今回は仕上げを行います。

ん~いい色!!

もうすぐで玄関廻りが完成します!!

(k.f)

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ブロック造物置の改修

2009年08月02日 | 現場3~東御市田舎暮らし 沢の見える家

沢の見える家の現場です。

今日は東京からお施主さんが来られました

ブロック造の物置を改修している途中ではありますが、

出来れば泊まりたい~ ということで、

水周りを一応、使えるようにしました。

     

改修前 のブロック造物置の内部↓

Dscn0436

     

改修中 ↓↓↓↓ 

P1040066

改修前と後では、窓の位置は変わっていません。

あの窓から、沢が見えます。

こちらの部屋は台所になるわけですが、

取り急ぎ、ガーデニング用の流しを仮設的に

取り付けて、宿泊に使えるようにしました。

P_1040070

    

奥に見える階段は、古民家の階段です ↓    

P_1040067

    

     

こちらはトイレです。

取り急ぎ、トイレだけ木部を古色に塗りました↓

P_1040085

    

    

お施主さんは、この夏には是非とも泊まりたい~

と楽しみにされておりましたので、

取り急ぎではありますが、

泊まれるようになって良かったです 

   

(k.m)

   

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