さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

クリスマス週間

2021年12月25日 | ◆年中行事・祭り・イベント

今年もあと数日となりました

本当に月日が経つのが早過ぎて、体も心も何もかもついていけません

 

さて、今日は12月25日。クリスマス

だからどうって事ではありませんが、

我が家ではクリスマス年中行事の部類に入りますので

2週間前くらいから仕事の合間を縫って事務所や自宅にクリスマスな室礼しています

 

クリスマス用の飾りをごそごそと押入から出してきて飾りはじめると

毎回、あ・・・ となるものがあります。

それは燭台と蝋燭。

 

若い頃、何となく買った燭台が2つありまして

それをクリスマスに使おうと思うと、

クリスマス向きのスパイラル蝋燭が入らない~

私の持っていた燭台は蝋燭をさして立てるタイプだったので

毎度毎度、このクリスマスの度に、スパイラル蝋燭が入らないって事に気付く ←ホント忘れっぽい 

 

そこで今年は和蝋燭を買いました!

 

イカリ型と呼ばれる和蝋燭。クリスマスなので赤を。

 

こちらには、イカリ型の白い和蝋燭。この燭台にはやっぱり白かなと。

 

これらの燭台を買ってから多分、20年くらい経ってるはずなんですが

今になってやっと日の目を見ましたよ(笑)

 

 

こちらが今回買った和蝋燭

お店で探す時間は無かったので、取りあえずネットで(笑)

燭台と蝋燭のサイズ感がわからず、いろんなサイズを試しに用意したかったので

そういう時は専門店がいい。

サイズ各種取り扱っていた小大黒屋さんのサイトを見つけたのでそこで調達しました。

 

こちらは離れの玄関の室礼。

全て和蝋燭にしてしまいましたよ

金色の蝋燭は、結婚式や慶讃法要などのお祝いの慶事に使用される和ろうそくだそうです

クリスマスにもいいかなーと思い使ってみました

 

あと、サンタさんの絵柄のついている布は、手ぬぐいなんですが

たまたまインスタで染の安坊さんのプレゼント企画に応募したら当選したものなんです

ヤッター 嬉しい

多分、いつも手ぬぐいを使った室礼をSNSによく投稿しているので、そんな関係かなーと思います。

で、早速使わせて頂きました!

サンタさんの絵柄がホント可愛らしくて、テンションあがりますね

 

 

2021.12.18 未明

夜中に仕事をしていたら雪が降り出しまして一気にクリスマス気分

 

この通り、夜な夜な仕事したり、クリスマスの飾り付けしたり(笑)

そんなことしながら、何とか20日頃にはクリスマスの飾り付けが終わりまして

20~25日まで週間として1週間程、勝手にライトアップ

 

毎年、同じような感じではあります

 

 

今年はいつもと違うステンドグラスも出してみました。

 

海野宿の街道からみた我が家のライトアップ。

クリスマスのイルミネーション程ではありませんけどね。

 

海野宿の夜

   

そして24日クリスマスイブ。

これまた毎度同じメニュー(笑)

今年もドリンクはカモシカシードル。

クリスマスなので、気分はカモシカかなぁと トナカイじゃないけど。

 

いえ、本当は、酒屋さんから普段日本酒な私に甘くないシードルとしておススメして頂いたのがこのカモシカシードルでした。しかもシードル専門の醸造所。いいですねぇ

 

昨年は「辛口1」を頂いたのですけども、今年は「辛口2」にしてみました。

1と2の違いは度数のようです。

辛口1はアルコール度数7%、辛口2は8%

 

あと、今年はクリスマスケーキは無しに。

何となく、子どもも大きくなったし、ケーキは太るし、そんな感じで。

なので今年はシュトーレンだけ。

 

 

 

24日、ちょうど年末のご挨拶にいつもの断熱屋さんが来られたので

仕様のお座敷へ(笑)

シュトーレンを皆で頂きました☆

  

そんな訳で、今年もあと1週間もありません!

 

一応、年内の仕事は私の方は取りあえず切りのいいところまで終わっていますが←めずらしい!

(でも旦那の現場はまだ動いている・・・)

これから年末のご挨拶や事務所の片付け大掃除、そしてお正月を迎える準備など

やることは相変わらず満載

 

昨年は腰を痛め、今年は膝にきて、それでも数ヵ月前くらいからは大分、足腰が戻ってきた感じがするので、足腰再発しないよう気をつけながら今年も最後まで頑張りたいと思います

  

 

 

 

 

 

 

 

 

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古民家再生工事といえばまず片付けと解体

2021年12月09日 | 現場21~長野市 古民家再生計画

10月より始まりました長野市での古民家再生工事

只今、お施主さんファミリーに土日祝日を使って片付けや解体工事をやってもらってます

  

今回の古民家再生工事

構造の制振化、全体的な基礎工事、上下水道の敷設&電気配線まで設備関係一式断熱改修内装一式など

古民家全体に手を入れますので、建設費が新築並み。。。

そこで、予算調整としてお施主さん達にもがっつり働いてもらおう作戦を立てました!

  

幸いにもお施主さんのお父様が大工さんであったので、実は最初からちょっとアテにしておりまして

ただ、お父様のお住まいと建設地が結構遠いので、本工事の大工工事全てをお父様にお願いすることはできないのですが、

それでも本工事に入る前の解体工事や、外構の整備、本工事と切り離せる工事を別途扱いにして、大工さんなお父様にお願いすることに

 

取り急ぎ、建物周りの整理としては

先に5月頃、お施主さん自ら生垣の伐採されてました。すごい

 

伐採before   

2019年にはこんなに生い茂ってた生垣が

伐採after

2021年5月頃 伐採後スッキリ

建物がよく見えるようになり、建物の状況がより分かりやすくなりました 


  

11月

本工事着工に向けて、まずは敷地内の整備片付けをお施主さんご家族皆さんがやって下さいました

  

2019年6月時点 こんな感じだったものが

 

2021.11.03にはここまでスッキリ

 

11/3は、お施主さんのお父様が仮設トイレを持ってきて下さるということで、我々もお手伝いに伺いました。

お施主さんのお父様は大工さんですので、仮設トイレも持っているとのこと。

遠方ではありましたがトラックで運んできて下さいました。大助かりです。

 

敷地を閉鎖的にしていた塀も、いつの間にか撤去されていて広々~

これで車の出入りも楽になりますね!

 

既にお施主さんのお父様が解体してくれた既存の外便所の廃材や、

伐採してあった生垣の切株や枝がてんこ盛りだったのを

皆で片付け頑張りましたデス

 

 

生垣の枝類は、薪ボイラーの薪に使おうと思います

 


 

11月23日 勤労感謝の日 

この日は敷地から若干はみ出ていた物置の一部をカット✂️する作業をされました。

 


お施主さんのお義父さん(大工さん)を筆頭にして

お施主さんご家族・親戚、子供達ふくめ3世代総勢11人がこの日現場に来ていて、とーっても和やかで賑やかでした

このような作業は皆さんにとって、絶対によい建築経験かつ家族のコミュニケーションになると思います❗

 

そして子供達は、大人達が作業しているところをぐるぐるかけっこ

(私の現場ではあるあるな光景

怪我しないよう冷や冷やしながら見守ります。

子供の少ない集落に、子供達の笑い声が響き渡り

きっとご近所さんはお施主さん達がここに引越してくるのを心待ちにしていると思いますね

 


 

そして12月

いよいよ本丸

古民家再生部分の解体をやって頂きました

解体箇所を指示することもありますので

我々もお施主さんの日程に合わせて現場へ向かいます

(そのついでに作業のお手伝いもします

  

現状図面に解体箇所をマークしておき、事前にお施主さん達にお渡ししておきましたが

図面だけでは分かりにくい部分もありますので、解体時にはなるべく立ち会おうと思ってます。 

   

解体作業が始まって、まず驚いたのは、

事務職なはずのお施主さんなのですが、旦那様の動きが本当に凄いんです。

バールもって先頭切って出来るところからどんどん壊し始めるのです

予算調整のために職人さんではなくても出来る作業をお施主さんにやってもらおう作戦でしたが、

いやいやどうして、普通のDIYの動きでは全くありません。

装備にしても気合いにしてもなかなかです

  

こちらは子供部屋になる予定の屋根裏部屋☆

 

この屋根裏部屋には莚(むしろ)が敷いてあったのですが、このには長年が積っていて←古民家あるある

この莚を撤去、掃除するだけでオオゴトなんですけど

お施主さんの出て立ちは完全防備!

脱帽

  

莚など全て降ろして、様々なナニかの抜けがらや糞、埃など掃除して

2階から解体開始です!

2021.12.4 屋根裏の床解体作業

 

旧台所 解体ほぼ終了。

 

解体した土壁は、土と小舞に分別。

小舞

 

 

土は土嚢袋へ。

備忘録~解体した土壁の重量~

 解体土壁面積 約5.76㎡ → 土嚢袋 18袋(8分目くらいまで詰めて)

 18袋×約15㎏≒270㎏

 約47㎏/㎡土壁

 約155㎏/坪土壁

 


 

引き続き、翌日もお施主さんご家族皆さんで解体作業をされたのですが、

お施主さんの装備が前日よりパワーアップ

より一層完全防備になってました

2021.12.5 北部屋から解体

 

オエの天井解体はお父様。

   

北部屋の解体 ほぼ終了。 

この部屋は殆どお施主さんが解体 

大したものです。本当に。

そして昔の窓が出てきましたね。

恐らくこの部屋はナンド(昔の寝間)だったと思われます。

  

設計なワタクシは現場に居ても、ほぼ役立たずなんですが

廃材片付けを手伝いつつ、古民家の年代が分かりそうなものはないか探したりしてました。

 

和釘 発見!

 

こちらの古い造付けの棚↓和釘が使われていました。

 

この古民家の年代は1900年という話でしたので、明治33年。

和釘が出てきたということはやはり明治期と考えていいと思います。

 

あとはこういうのも出てきました。

大日方○○ オビナタ?苗字でしょうか。

 

裏をみるとこんな感じ↓

サワラっぽいし、桶の板っぽい。

昔の木のお風呂かな?と思ったりもしますが、よくわかりません

 

さて、まだ解体する部分が残っているので

引き続き、お施主さんには頑張って頂くのですが、

今までお施主さんとはずっと設計打合せをして参りましたが、

現場が始まった途端、予想外な行動力に

ワタクシ、ただただ驚いております。

 

旦那様、ご自分で庭の造成もしたいと仰ってたのですが

バックホーの免許を取るために他県まで行ってくるそうです!!!

しかも今週に。

凄すぎます。

奥様も「どこを目指しているんでしょうね」なーんて仰ってました(笑)

 

 
さて土日祝日を使ってお施主さんには作業をしてもらってますが、

何でもお施主さんにやってもらう訳ではなく、

基本的には

 ・技能がなければ出来ないことはきちんと職人さんに

 ・手伝い作業はお施主さんに

 ・判断と指示は設計や現場監督な我々が

と、役割分担して現場は動きます

 

そんな訳で、

こちらの現場をやってる間、ワタクシもお施主さんに指示することもありますので、当面土日は現場となりそうです。

現場って大変ですけれども、やっぱり現場にいた方が気分がいいものです

現場では発見が色々ありますしね

 

基礎工事が始まるまでに解体作業を終えないといけませんが

基礎屋さん(曳屋さん)にお願いしている関係で

これまた予定がなかなか決まらないので

引き続きお施主さんには解体作業を頑張って頂こうと思います

 
 

 

 


 

 

 

 

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