さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

今年一年を一言で表すと『立つ』

2023年12月31日 | こんな設計事務所です(^^)

大晦日です。

 

この2ヶ月程、仕事の追い込みが続いており

ブログの更新が滞っておりました

 

一応、29日が仕事納めではありましたけれども

仕事は残念ながら納まりませんでした

今年、引き渡す予定だった古民家再生現場がとうとう引き渡せず。。。

理由はいくつかありますが、結局は人手不足の一言に尽きるでしょうか。


長野の古民家再生現場

座敷の天井の張替が綺麗に納まりました

竿縁だけは既存のまま。

古い天井板は傷んでいたので板だけ新しくする作戦。

ただ、これが結構、大変な作業だったそうです

因みに天井板の塗装はお施主さん☆

 

 

人手不足、職人不足、、、

何年も前から感じてまして、私なりに手を打っていたものの

そう簡単にはいかず

しかし、そんな中でも今年は

流れが変わる

世代交代を感じる

そんな一年となったように思えます

 

タイトルにも挙げましたが、私にとって今年一年を一言で表すとすれば

立つ

 

まずは

息子の巣立ち

県外の大学進学が決まり、息子は一人暮らしになりました。

 

息子の進学を待ってたかのように

次は義父の旅立ち

 

このように今年は家族との別れが続きました。

 

ただ、悲しみとか寂しさとかはあまり無く

とにかく人手不足を埋めなければと

私も夫もひたすら仕事に奔走

 

あと、コロナが5類に引き下げられたお陰で

今年は海野宿のふれあい祭りも復活し

建物公開という企画に我が家も協力したところ

思いがけず職人さんとの出会いがありました!!!

 

嬉しいことに

今年は30代な職人さんとのご縁が3人も出来まして

とても好感触

出会いのきっかけはインスタと海野宿のお祭り。

ブログやHPがきっかけには全くなってない感じ

これも時代の流れなのでしょうか。


これからの時代を担う若い職人さん達には

私の目指している手仕事の建築を繋げてくれる職人さんとして

是非ともこちら側へ来てもらいたい!!!

と期待です。

 

私共の抱えている案件が

今年は古民家再生案件の他、

海野宿の保存修理工事があと3件、

更に、メンテナンス工事関係が4件程、

どう頑張っても私達夫婦2人でこなせる量ではなく

 スタッフ募集

 職人さん募集

 多能工歓迎

 よろずや歓迎

 アルバイト歓迎

そんな状況です

 

なんてぼやいているうちに

あと4時間程で今年も終わります。

相変わらずバタバタな大晦日

 

ということで

投稿頻度の少ないさいふうさいブログでしたが

今年も有難うございました。

それでは皆様、よいお年をお迎えくださいませ

 

 

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2ヶ月振りの更新。~デジタル一眼がやってきた~

2022年07月01日 | こんな設計事務所です(^^)

今日から7月です!

一昨日くらいから連日猛暑で
私の暮らすここ長野県海野宿でも日中の外気温が37℃~38を示しており驚いています

今朝のショット 
庭に咲いている千鳥草です 
蕾のシルエットがまるで鳥ですね
マニュアルフォーカスなのでピントがイマイチ・・・

 

さて、ブログを更新しようしようと思いながら
気がつけば2ヶ月も更新してなかったようです

毎日チェックしているアクセス解析が、何故か今日は出来なくなっていて
なんでかな?と思ったら、2ヶ月更新してなかったからのようでした
 
と言う事で、
取り急ぎ、何でもいいからブログ更新しなくては、と、只今焦って書いております

 

2ヶ月もブログを更新出来なかった理由は、

4月から本格的に古民家再生現場が動きだしまして
なにかと悩める日々が続いておりました
 
古民家再生あるあるで、常に現場では、どーする?!の連続


現場の進捗についてはインスタなどSNSにUPしておりましたので
宜しかったら覗いてみて下さいね。↓

 

このようにSNSに投稿していても、
誰もがSNSをやっている訳ではありませんし、
ブログの方が過去の記事を探しやすいので、
私の場合、ブログはSNSで発信していたものを纏めて投稿する、というスタンスでいます。



こうも毎日バタバタ、ジタバタしていると
なかなか落ち着いてブログを纏める事が出来ず、、、
気がつけば2ヶ月も更新していなかったということになりますね。。。
すみません

 

今日は取りあえず、何でもいいからブログ更新しようと思い書き始めましたが、
折角なので、現場以外のお話を少し書きたいと思います。

実は最近、デジタル一眼カメラ を中古で買いました
 
フィルムの一眼レフなら、祖父、義父、夫のカメラがあります。
フィルムからデジタル時代になってからは、デジタルの機能を使いこなす自信がなかったため、
デジタル一眼レフカメラの購入は躊躇しておりました。


なので、ブログやSNSに投稿してきた写真は全て
コンパクトデジタルカメラ(パナソニック LUMIX LX3、LX5)、若しくはスマホ写真(Galaxy S8)です。

どちらも最新機種ではありませんが、
写りに特に不満もなく、
デジタル加工すればそれなりに  映える写真  になりますし、
そもそも 老眼 になってくると、ピント合わせもままならない・・・

 
なので、

一眼でなくてもいい
オートフォーカスでちゃちゃっと撮れるものが早くていい
大きいモニター、特にスマホなら画面が大きいので老眼でも写真が確認しやすい


と、思っていたところ・・・


高3息子一眼が欲しい!!!

と言い出しました


ええっ? なんで?

 
理由は、
学校行事の写真を撮るためという事らしいです。
放送委員長という役割を担っている息子。
いろんなムービー編集を任されているらしい。
なので生徒達の活動写真が沢山必要なんだとか。

 

そんなの、スマホじゃ駄目なの?と聞くと、
(息子の最新機種なスマホなら十分高画質で撮れるのに!)

望遠が必要だとか・・・
スマホで撮影する格好がダサいとか・・・
スマホで写真撮ってると怪しまれるけど、一眼なら役割だと分かるから・・・

とかナントカ。
結局、息子に説得されてしまい、ついにデジタル一眼カメラ(中古)を買ってしまいました・・・
ちなみに機種はこれ。ちょっと古いですが

↓ ↓ ↓

SONY α7 II フルサイズ、ミラーレスのデジタル一眼カメラです

 

 

 

結構、古いカメラなのに中古市場ではまだそこそこな価格帯で取引されていて正直驚きました。

このカメラはフルサイズなので、マウントアダプターを装着すれば
昔の一眼レンズが使えるとのこと

ヤッター!


なので、押入れから昔のカメラを全部出してきました(笑)

祖父のペンタックス
義父のオリンパス
夫のニコン
レンズは標準、広角、望遠といろいろあり

 

取りあえず、まずは、ソニーの標準ズームレンズで試し撮り
(AF)

 

次は、タムロンの望遠ズームレンズで試し撮り♪(AF)

 

こちらはうちの旦那がその昔、大枚をはたいて買ったニコンの広角レンズ(Nikon AF NIKKOR 20-35mm F2.8D)で撮りました!
(MF)

 

義父のオリンパス50㎜単焦点レンズ。
ボケ具合がとても気にいってます。
(MF)

 

祖父、義父、夫の一眼レフカメラ用のレンズ
オールドレンズというんでしょうか?

何十年振りかで再びデジタル一眼カメラで使えたという喜びは大きいです!!!

ソニー、タムロン、ニコン、オリンパス、ペンタックス
レンズをとっかえひっかえしているうちに、面白くなってきてしまい、
今や、完全に私が息子のカメラを独占しております(笑)

 

そしてさすが一眼だなぁと思いましたデスヨ。
コンデジやスマホでいいや、と言っていた自分が恥ずかしい。。。

描写が全然違うし、
下手なデジタル加工、いらなくなりました
 

一眼カメラが我が家にやってきたことによって
スマホで写真&投稿を済ませていた生活から
またパソコンから投稿する生活に戻るかもしれません。

 

そして、老眼には案外、モニターよりもファインダーを覗いて撮る方が良く見えるかも!
ということに気が付きました

 

古き良き時代の物を、今の時代に使い ・味わう
まるで古民家再生と同じではないか(笑)

 

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環境ECOコンテスト

2022年03月22日 | こんな設計事務所です(^^)

 

春分の日を過ぎたというのに、雪の降った海野宿でございます

 

 

海野宿
2022.3.22

 

 

今日は高2息子の終業式。

学校からこんな物を持ち帰ってきました

 

エココンテスト

 

誇らしくも、なんと、長野県建築士会主催の信州環境ECOコンテストで優秀賞を頂いた息子☆

高校の授業の一環でこのコンテストに取り組んでいたようです。

 

コンテストのテーマは

ー地域に根差した直産物直売所ー

 

私共はこの通り、伝建地区の海野宿に暮らしながら建築設計をしているので、息子は体よく海野宿を取り上げて挑んだようです。

(実際に海野宿の町並みの中で空き地になっている場所を直売所とするアイデア!)

 

まぁ、親の目から見れば、かなりやっつけ仕事でやってましたが

パソコン作業が好きな息子は、外観パースなどモデリング無料ソフト(Blender)を使い、レイアウトはイラレで適当に仕上げておりました。

手描きな私とは大違い(笑)

 

ちなみに私は一切、ソフトの使い方など教えておりません。

Blenderすら知らない私達。。。

息子は小学生のころからノートパソコンで動画編集などやってたので、高校生となった今、アドビの学生Creative Cloudを使って、イラレなど感覚的に使いこなしてしまう有様です・・・


また、計画も我々は手を出しておりません!

息子にアドバイスを求められた時に意見はいいましたけどね。

作品を見てもらうと分かるかと思いますが、建物のバランスにさほど違和感がありません。

建物のボリュームは息子自身で考えたものなのですが、建具のバランスなど、伝統的なデザインを無意識かつ感覚的に理解しているのに逆にびっくりでした。

参考になる建物が身近にあるのでそれを見て真似したのでしょうけども、これが大壁なマンションなどで育っていたならこうはならなかったかもしれませんね。←完全親ばかです。スミマセン

 

もし作品にご興味ある方は、審査結果が建築士会HPに掲載されてますのでどうぞ。

まぁ、かたい作品になってるところが我が子らしいデス。

将来はどんな道に進むのか、親が期待するようにいかないことは百も承知しつつ、どこかで期待してしまう自分がいます。

駄目ですね

 

お知らせです

栖風采プランニングのホームページ、令和4年2月にリニューアルしました

ホームページからもブログ、その他SNSにアクセスできます。
私共の事をもう少し詳しく知りたい方は是非この機会にホームページへ

https://sai-fuu-sai.jp/

 
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最短&最年少 合格☆~初の2級技士補~

2021年07月08日 | こんな設計事務所です(^^)

本日は親ばかネタです

 

うちには高2の息子がおります

只今、総合専門高校の建築科に通っております

私も夫も一応、建築士ですので、息子は建築科の中ではサラブレッドと言ってもいいかもしれません(笑)

ちなみに夫方の実家も設計事務所、私の実家は塗装業。

(どちらも現在は廃業はしていませんが、ほぼ休業という感じ)

まぁまぁな建築一家です(笑)

 

で、息子は専門高校生でなので各種検定・資格を受ける事が出来ます!

今まで受けたものは

 

高1

・小型車両系建設機械運転業務

・計算技術検定3級

・3級建築大工技能検定

高2 ←今ココ

・危険物取扱者4類(乙種4類)

・2級建築施工管理技術検定 

 

です。

そして、これからフォークリフトや玉がけも申し込むらしい

 

で、

過日6月13日(日)息子は 2級建築施工管理技術検定 を受けました!

 

 

ちなみに・・・

一昨年、事務所に入ったスタッフは、1級建築施工管理技士の資格は持っています

元々建設会社に勤めていた人なので取得したのだと思います。

ただ、うちは設計事務所ですので建築士の資格が必須なのよねぇ

  

むしろ、うちの旦那こそ、施工管理技士の資格はあった方がいい

建設業許可をもって現場監督やってるわけだし!

そんな事もあってか、息子が2級建築施工管理(通称 2施工)を受けるのなら、俺も受けようかなぁ、と、うちの旦那

 

おおそれがいい

親子で受けるのって張り合いになっていいかも!

ただし、これで親が落ちたら、親の面目丸潰れ~(笑)

 

ということで

今年の2月頃、二人とも願書提出しました。。。

6月の試験日まで凡そ4ヶ月間、勉強する時間はありました。

 

のに

 

のに

  

のに

 

まぁ~ 二人とも呑気で

息子は試験日直前1週間しか勉強しなかったらしい

 

2施工、なめたらアカン!

 

うちの旦那は、もっと酷い!

試験日、前日と当日の朝だけしか勉強しなかったらしい

殆どノー勉。

ちなみに旦那の建築歴は30年以上

これがホントの実力試験ってやつね。

 

そんな二人を見ていたワタクシ

心の中では、絶対、二人とも落ちるわ~

と思っておりました

ちゃんと勉強せずに時間もお金も無駄にするのは許せん!

 

ところで、2施工の試験

息子の通う高校では、高2で6月試験(前期)はまだ早いという判断で、11月試験(後期)を勧めていたようでした。

そりゃそうだと思います。

だって6月なんて、まだ高2になったばかりです。

建築専門分野の授業そのものが、まだそんなに進んでいないんですから。

(試験会場が前期は県外会場。後期は長野会場というのもあると思います。)

 

実際、息子は2施工の参考書読みながら、私に何度も専門用語の意味をたずねてくるのですが、

え?!そんなことも知らないの?!ってぐらい、何も知らないに等しい

それでも息子の場合、家に建築の先生が二人いるようなもんなので、まぁ有利といえば有利

 

それと

実は

どうも今年から技術検定の内容が変わったらしいです。

改正建設業法(令和3年4月1日施行)により技術検定制度が再編されたとのこと。

 

施工管理技術検定の令和3年度制度改正について

 

今まで、学科試験・実地試験と呼ばれていたものが

令和3年から、第一次検定・第二次検定、と呼ぶのだそうです。

 

更に、

もし、学科いえ 第一次検定合格すれば、

なんと!一次検定合格 は 無期限有効なんですって!!!

所定の実務経験後には何度でも二次検定から受検が可能になるんですってよ!!!

しかも、一次検定合格者には、技士補という称号が与えられます!

 

今年、受検資格のある息子はラッキーです

(*受検資格:2施工は17歳「高校2年生」以上の受検が可能です。)

  

で、

まぁ、何とか、先月試験を受けた親子二人。

その後、資格学院に回答を送り、二人ともギリギリ合格ラインぽい

合格通知が来るまでドキドキです。

 

そして

やっと先日、合格発表がありました!

じゃじゃーん

見事、合格です

しかも、二人とも(笑)

 

1週間しか勉強しなかった息子 & 実力試験の旦那

同点合格ww

 

なんだかな~な、結果でございます

 

で、

国土交通省の報道発表には

初の2級技士補誕生とあります。

 

となれば、

息子は高校2年生(現在16歳)ですし

前期試験日程での合格となれば、

最短・最年少第一次検定合格者初2級技士補 ってことになるんじゃない?!

   

これは話のネタになります(笑)

 

今回のこの2施工の受検、

息子はラッキーだったと思いますし、

旦那は 棚から牡丹餅w

 

結果オーライということで!

良しとしましょう。

 

7月6日。

お祝いの夕食?

息子に何食べたい?って聞くと

いつものパスタ!だって(笑)

そんなんでいいのか?

 

 

 

 

 

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3物件の山場を越えて

2021年03月14日 | こんな設計事務所です(^^)

 

 

庭先には春の使者 蕗の薹が芽を出してきました☆

 

庭の沈丁花も蕾になってきています。

秋に収穫した菊芋。保存していたのを掘り返して食卓に

 

今週末の晩酌です

折角、フキノトウが採れ始めたので、蕗味噌をつくりました。

あと菊芋の金平に、ウドの味噌辛子マヨネーズ和え。

何故か茶碗蒸しもこの日は作りました。

呑む気満々メニューです(笑)

 

 

さて毎年、この3月という時期は、とかく忙しいもの

年度末というだけじゃなく、

昨年末にお引き渡しが出来なかった物件がずれこんで

 

1月

2月

3月、、、

 

その理由はいろいろありますが(言い訳はしません)

  

 

それだけじゃなく

助成金や補助金関係の工事、などの締め切りが差し迫ってきて、

そんな時に、毎度のことですが面倒な確定申告

 

他には、7年前から始まった海野宿ひなまつりイベント関係協力がそれに輪を掛けて私達を激務にさせていましたが、

今年はコロナ禍で海野宿ひな祭り中止。

良かったのか悪かったのは分かりませんけど、私の今の体力では中止で助かったというのが本音です。

 

そんな訳で、ちょうど1年前の今頃は、無理が祟ってをやってしまい

丸1年経っても未だに通院をしています。

 

腰がだんだん良くなっているような気がしていたのも束の間、

年末年始、年始明けのこの2ヶ月間の労務が祟って

今度は、にきてしまいました

 

ううう

 

月一回、腰を診てもらってたクリニックで、今度は膝を診てもらうことに・・・

月一、スタッフ君にクリニックまで連れて行ってもらう通称、通院デート(笑)

 

 

 

 

腰は月一の通院でよかったのに、

今度は膝の具合を診ることになって、2週間毎の通院となりました

あぁ、、、もう歳ってことでしょうね

  

それもこれも、

引き渡し案件を3つも抱えながらも

当事務所の倉庫の屋根修理をやると言い始めたうちの旦那の暴挙!

 

まぁ、資材置き場に困っていたので気持ちは分からなくも無い。

けどタイミングをもうちょっと何とか出来なかったのかしら(ぶつぶつ)

 

現況倉庫(旧旋盤工場跡)2間×4.5間

 

 

工事着手

大事な私のスタッフ君の手が片付、足場組立、大工さんの手伝い等に取られていく 

  

工事中 2021.1.27

 

屋根は完成しました☆ そして早速資材置き場に。

 

 

そしていよいよ私達の抱えていた物件

(私の物件は1件で、うちの旦那の物件が2件←これが最後、追い打ちをかけてきた

ここへきて、全て、お引き渡しのタイミングが見事に重なり

事務所総出で頑張って参りまして

やっと、やっとやっと

今週の月曜日に山を越えました!

 

 

 

そしてちょうど3件の物件の山場を何とか終えたタイミングで2週間目の通院Day☆

助かった~

 

↑の時の通院では、膝にヒアルロン酸の注入をやっていただき、只今、様子を見ています

なんかもう、腰やら膝やら色々でまともな作業が出来なくなって、焦る日々。 

 

 

 

そして残すは書類関係・・・

助成金補助金関係工事の提出書類、そして、確定申告

 

はぁ~っ で ございます。

 

次の設計案件、纏めないといけない時期にあって

これらの仕事が3月まで長引いたのは正直、かなりまずい!

お待たせしているお施主さんにお詫びをしなければ、と焦っております。。。

 

と、こうしてブログを書いている脇で

うちの旦那様はまだ確定申告を打ちこみ中。。。

コロナのお陰と言ってはいけませんが、

確定申告の提出期限が延びて、助かっている私達です。

スミマセン

 

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設計事務所開設して20年目に入ります

2020年09月22日 | こんな設計事務所です(^^)

早いもので、設計事務所を開設して9月19日でちょうど丸19年😅

2001年9月19日が栖風采プランニング一級建築士事務所登録日なので、

登録日と19周年を合わせて

191919

 

ちなみに、現在の設計事務所登録番号が

19191

 

登録日、19周年、登録番号、全部ひっくるめて

1919191 

ナンノコッチャ

 

という事で、

いよいよ栖風采プランニング20年目に入りました

やだわー

これだもの歳もとる訳ですね

  

とは言え、とりわけお祝いする訳でもなく

19日~22日までのシルバーウィークも特別休むわけでもなく(現場は動いているし)

私の例の腰もまだ本調子ではないですし

事業をしていればコロナの事も心配ですし

結局、この連休は事務所に引き籠って庭の草取りなんぞやって

夜は相変わらずの晩酌で普段通りデス

 

 

 

ジャングルな我が家

菊芋の花が2~3mにもなっていて主屋が見えなくなりそうです

 

そして夜はいつも晩酌

インスタにちょいちょいUPしています

 

晩酌しながらこの19年を振り返ってみたりしてみましたけど、あっという間だったので、つい最近の事のように思い出せるものもあれば

すっかり忘れてしまった事もあります。

  

そうそう!

実は実は先月サプライズな事がありました

 

突然、ある人が事務所に来たのです。
 
ちょうど、風の噂でそのある人独立したという話を聞いたばかりで

そのある人とは・・・

そう、10年前にうちの事務所にいた初代スタッフ君

 

  
私にしてみれば、子供に例えるなら長男みたいな感覚で育てた?

いえ、育てた、なんて偉そうに言えたものではないんですが

最初の子供のように世話し過ぎたと思うくらい気持ちを注ぎ過ぎて、、、

いろんな意味で辛い思いをさせた初代スタッフ君でした。
 
 


彼は10年前に辞めまして

喧嘩別れした訳ではなく、円満退社だったと思うのですが

あれから10年間、

一度も会う事も無く、メールや電話などのやりとりもほぼなく、

時々、風の便りで彼の様子を周りから聞く程度でした。

  
そんな彼が独立したという話を職人さん経由で耳に入り

何だか不思議と感慨深いものが込み上げて来て(長男的存在だったもんで 笑)

「会いたーい!」って事務所で叫んでおりました。

 
 
現在の二代目?スタッフ君からは

「所長、電話してみればいいじゃないですか。」

と言われたものの、

そーいえば彼の連絡先・・・えーと、どうしたっけ?な状況

なので、ま、いいや、と思っていた矢先に

なんと!本人が10年振りウチの事務所に!!!
   
きゃぁ~!!!
 
10年振りの再会

 
 
本当に色んな事のあった10年前。。。

  
 
私の気持ちの整理もつかないまま、送り出した彼だったんですが、

彼も彼で、いろんな思いを抱えたまま10年間、心にしこりを残していた、と打ち明けてくれました。

どうしても彼自身、独立する上でそのしこりを残したままでは、と思い、

独立の報告を私達にしなくてはと、思い立って来てくれたそうです。
  

 
彼にとって私達のところに居た2年間は

たった2年だったのに

それが彼の設計人生の基礎となった濃厚な2年だったそうです。
 
ウチを辞めた後は中堅設計事務所で10年勤め

そこではいろんな経験をつまさせてもらったそうだけど

彼曰く

その10年と、私らのところにいた2年と比べれば

私達のところにいた2年の方が勝る、それくらい濃い経験を栖風采でさせてもらった、と。

そして今の自分の基礎は栖風采で培われたものだと、感謝の気持ちを私に伝えにきてくれました。
 
 
そんな話をしながら私の前で男泣きする彼。

ここへ訪ねてくるのにも勇気がいったと思います。

 
その気持ちを聞いたら

なんかもう、充分な気持ち

 

私の人生の目標は、小さいころから 悔いを残さない生き方をしたい、でした。

何かになりたい、とか、成し遂げたい、とかではなく

後悔のない生き方をして死にたい、と。

彼から思い掛けない言葉を貰って、あの当時、出来る精一杯をやって良かったなと改めて思いました。

 

初代スタッフ君はこれからスタートです。

スタートしたところでこのコロナ禍。

だからこそ、今、頑張ることが出来れば、後はやっていけるはず。

大丈夫。頑張って!

そして、こんな時代だからこそ、プロとして品質の高いもの継続的に提供していって欲しいと願ってます。

 

今はいろんなプラットフォームが用意され、個人、一般人が台頭してプロを上回る活動が出来る時代です。

そんな中でプロはどうするのか。

プロとアマチュアの違いは何か。

  

 

ちょうど先日、開設者・管理建築士のための建築士事務所の管理研修会へ行って参りました。

 

この管理研修会へ参加して、10年前、15年前と明らかに流れが変わっていることが分かります。

そして私達が20年以上もずっとやってきた古い建物の再生(古民家再生など)が、

今はリノベーションという言葉で現わされるようになり、ブームとなっています。

このテキストでも、新たなニーズとしてリノベーションが取り上げられ、改修工事のトラブル事例など

10年前には全く触れられてなかった項目が追加されていました。

 

そして建築業界、人手不足は深刻ですが、設計事務所や建築士も例外では無く

次世代の育成の問題が挙げられています。

 

で、話は戻りますが

プロとアマの違いは何か。

 

一つは私達のような建築士、専門性のある独占業務に関しては

まず法令遵守(コンプライアンス)が求められるため、

法令を知っている、又は、調べる事が出来ることが大前提となります。

なので、

裏を返せば「やってはいけないこと」に常に注意を払っていることでもあります。

 

それは単に法律を守ればいい、というものでは本来ありません。

法律が制定されるに至る過程には、

必ず先に何らかの問題があったから法律化されていることを忘れてはいけないもの。

生命や健康、財産の保護を図るために作られる建築物の、そのの向上に

私達のようなプロはその能力を役立てるものです。

 

一方、例えが悪いですが、DIY等で満足しているアマチュアは

「自分がやりたいこと」にしか目が行ってないものです。

もっと突っ込んで言えば、

「自分さえよければいい」

「安くあがればいい」

更に、それをSNSなどで自身の経験を役立てようと積極的に発信している人も見られますが

もちろん、有益な情報である場合もありますけど

(私も良くも悪くも参考にさせてもらってます)

それらは、あくまで一面的な経験談に過ぎないものです。

建築を取り巻く複雑で複合的な条件を合理的に実現させる方法ではありません。

 

そういいつつも

時として、我々建築士も現場へ出てDIY的な動きをすることもあります。

それは現場を知る上で非常によい経験になり、それが業務に還元されるものと期待されるものでもあり、

否定されるものではありません。

しかし、品質を考えれば、職人さんに叶う物では無いという事を肝に銘じて、

各々の役割を軽んじてはいけないと思っています。

 

技術・技能があるとか、センスがいいとか、も

一般的に期待されるものではあるのですが、

それがプロとアマの違いを示すものではないと思います。

 

また、

自分に都合のよい情報、興味のある情報だけを取得しがちなのがアマチュアで

一方プロは、むしろ逆なネガティブ情報を積極的に収集し、

トラブルに対する対応や、リスクに対する意識が高いものです。

 

更にプロは安定的に職務を遂行し、社会に対して役割を果たすというものでなければなりませんし、

建築士について言えば、社会が求める専門的な能力を身につけるために、

専門教育→実務訓練→資格取得→生涯に渡る継続学習

長い年月を掛けているわけです。

だからこそ、専門家として社会で活躍出来るようになるまでの育成には時間がかかる・・・

(建築士を専門家というのには個人的には少々抵抗はありますが、

設計監理業務においては独占業務なので仕方ありません。)

 

今は何でもネットで検索すれば、それなりの情報が得られる時代です。

場合によっては一般の方の方がプロよりも知識や情報量が多いこともあります。

ですが、

プロとアマでは、格段に社会に対して負っている責務が違いますし、使命の意識も違います。

 

という事を

この開設者・管理建築士のための建築士事務所の管理研修会で改めて再認識しまして、

研修会の翌日には、昨年入った新人スタッフ君に

設計事務所スタッフとしての心得や、

建築士、設計者としての使命感など

3時間くらいもお話してしまいました

 

さて

栖風采20年目を迎え、これからは第三ステージ

新しいスタッフもいることですし

少なくともあと10年は頑張ろうと思ってます

一方で、私自身、今までのような働き方では体が保てなくなってきましたので

これからは生活習慣を見直していかなければ、と、思っております!

という事で、

さいふうさいブログを読んで下さっている皆様、

これからも栖風采プランニングを宜しくお願いします

  

 

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一陽来復

2020年01月03日 | こんな設計事務所です(^^)

2020年になりました

今年は暖かい三が日。

我が家は昨年12月頃から全力疾走

力尽きるかのように何とかお正月を迎えました

 

そんな訳でお正月はゆっくりしよう!と思っていたのですが

なんと2日から現場に職人さんが来て下さるということで

それなら僕も来ます

新人スタッフ君、暦通り出勤するというじゃないですか!

 

ということで、

なんと2日から仕事始め

 

とはいえ、現場はうちの旦那さんとスタッフ君にお任せ。

私はせめてお節料理くらい、新人君に振舞いたいと思い立ちまして

(年末年始は元日一日しか休んでいない新人君でしたので

2日のお昼は皆でお節を囲みましたデス

 

お節とお雑煮と茶碗蒸し、あとになって、何かが足りないと思ったら、焼き魚を出すのを忘れてました

 

そして今年のお正月のお酒はこちら♪

今やってる現場のお施主さんから、旦那様、奥様、それぞれから1本ずつお酒を頂いてしまいました

うふふ

 

さーて、お酒は沢山あるので皆で呑もう!

と思ったら・・・

 

うちの旦那さんは、前から言ってますが

お酒は呑まない人、呑めない人。

そ し て

新人君も、なんと!

お酒呑めない人でした・・・

 

がーん

 

(ちなみに現場の大工さんも呑めないんですって。)

 

えーーーー

 

私の周りは、呑めない人ばかり・・・

なぜ?なぜ?なぜーっ?!

 

ま、そんな事で落ち込んでも仕方ありません。

私はいつも通り手酌酒で

お節の内容が相変わらずワンパターン

  

 

さて、

昨年から持ち越している仕事が3つ

これから超急ピッチで進めていかなければなりません!

 

という事でお正月休みは殆ど無しで2020年始まりました

  

ホント昨年は色々ありましたし、

今年は良い年にしたいものです。

そんな気持ちを込めて

一陽来復。

  

 

 

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出会いは突然に~新人スタッフが入ります☆

2019年11月17日 | こんな設計事務所です(^^)

ちょうど2ヶ月程前になりますが

栖風采プランニングのスタッフ募集に一人男性から応募がありました。

 

今すぐスタッフが必要、という訳ではなかったのですが

事務所の将来を考えて、いい人がいればいいなと思い、

栖風采のホームページにはリクルートページを用意してありました。

 

ここ1~2年前くらいから、

実は、私も主人も、肉体的な衰えを感じ始めておりまして、

このまま二人だけで仕事(デザインビルド)を進めていくのには、将来的に少し不安もあったところ。

まだ我々の体が動くうちにスタッフを入れて

仕事を教えて、後継者とまではいかなくても

事業の継続を願う年頃になってきました。

(我々はアラフィフ)

  

スタッフの応募には、毎年1~2名くらいは来るのですが、

なかなか、私の希望に叶うような人はおらず

そうやって結局、選り好みばかりして、

応募あっても採用しない事が何年も続いていました。

 

今回の応募者もまたどうせそうなるだろうと思いながら

いつも通り最初の返答には

少々厳しい物の言い方で、スタッフ応募する覚悟を問う返事をしました。

要するに、あなたにはウチは相応しくない、と、暗にお断りの返事をしたのです。

  

普通の人ならば、だいたいそこで引き下がる事が多いのですが、

今回は少し違いました。。。

 

冷たく突き放す様なお断りのお返事をしたのにも関わらず

むしろ志望動機(ラブレター)を更に綴ってくるではありませんか。

 

(あれ?)

   

そして一番ネックとなるお給料にも 従う という返事。

 

(え? 見習い程度のお給料なのに、その年齢で、現行の給与よりも下がるのに、本当にそれでいいの? )

 

あと、唯一条件として合わなかったのは 県外者 だったこと。。。

県外者となれば、わざわざ長野県へ移住してこなければなりません。。。

そこまでして、ウチの事務所の門を叩く価値はあるのか?

一人の人生を掛けさせるだけのものが、ウチにあるのかが、そもそも私には自信が無い・・・

  

しかも彼はアラフォー。

建築業界に12年程、既に身を置いていて、

職歴は建設(大手ゼネコン)と設計(建築家系)と両方経験有り。

建築家系の事務所に在籍している(いた)彼ですが

そこを辞めてまで、何故ウチに転職したいわけ?

学歴、職歴を通してみても、古民家など伝統建築に全く縁がない様子でしたし、どうして?!

 

志望動機には、一応、それなりの事が綴られておりましたけど

他にも色々と気になるところがあったので、

メールで聞くよりも、会って聞いた方が早いや、となりまして

取りあえず面会をしてみる事にしました。はい。

  

 

彼の第一印象は、

とても真面目そうで、細身の体付きからみれば、設計事務職っぽい雰囲気そのもの。

あと、物腰と表情が穏やか。実直な雰囲気。

よく、設計屋ってその見た目や雰囲気だけで現場職人さん達から嫌われがちなんですが、

そんな感じは多分、なさそう。

 

面会では、私の気になるところ(特に経歴)を一通り質問し、

実績図面を沢山見せてもらいました。

これだけで3時間くらい時間を要したのですが

現場に居るうちの旦那にも会ってもらいたくて、

日も暮れかけた頃、更に現場まで彼を連れて行きました。

佐久の古民家再生現場を見てもらい、その反応を見ながら

彼の木造の基礎知識、古民家の知識をさり気なく探り

面接が終わったのは夜の9時頃だったかな

 

 

この面会の意味には、

もちろん相手の事を知る目的もあるのですけど、

逆に

相手にウチの事務所の状況を知って貰う目的もあります。

 

ウチのような夫婦で個人事務所を営んでいるようなところ、

ハッキリ言って、まともなわけがありません。

そんなところに、それなりの経歴の持ち主が門を叩くなんて普通じゃない!

 

なので、

ウチが決して良好な仕事環境ではないことを知ってもらいたくて

海野宿の事務所&屋敷の全てをお見せし、

更に、今やっている現場も見てもらい

悪い部分(と私は思ってる部分)を曝け出し、それでもウチで本当にいいのかどうか

彼に見てもらいたかったのです。

そうすれば、どうせ諦めるだろう、な、そんな期待もあったのですが・・・

 

諦める様子は

彼には

全くありませんでした

 

(まじか・・・汗)

   

取りあえず、面会を終え、返事を考えさせて欲しいと伝え

その後、面会で聞きそびれた事をメールで再度確認したり

もう一度「志望動機」の核心を探る質問をしたり、

或いは、就職には関係のない内容の事まで聞き出したり

連日、何度もしつこく質問を浴びせたのですが

彼からは毎回、丁寧な返答が必ず返って来る。

その返答を読めば読むほど私の心は揺れ動き、、、

 

ここまで言葉を連ねられると、もうこれは一種のラブレターです。。。

彼の想いが、私の想像を超え、むしろ共鳴を起こし始め気持ちがぐらぐらに・・・

  

いやもう、私が落ちるのは時間の問題でした。

 

こんな小さな事務所にとって、

人を雇うというのは、いわば結婚と同じくらいの覚悟がいるものです。
  
たかがスタッフ、そんな仰々しいことか?!

って思う人もいると思います。
 
代替が簡単に効くような業種なら、たかがスタッフかもしれません。

だけど建築士として社会に役立てられるようになるには、修行といいますか、

まずその前に建築士の資格は必ず取らないといけないし(これがまた何年も掛かる)

更に実践の中で何年も経験を積まなければ一人前にはなれません。 

腰かけ程度で設計事務所に就職したって、いつまでたっても一人前にはなれない。

(最低でも継続して3年以上は一か所で勤めあげられなければダメかな)
 
だから彼が本気でこの世界(古民家再生分野)でやろうと思うのなら、

ほぼ一からの出発なので、6年~くらいはウチにいるくらいじゃないと。

 
 
一方でこちらとしては、スタッフがどんな状況であれ、自分から辞めたいといい出すまで、

余程の事が無い限り、解雇するなんて言い出せない。 

なので、一生ここで面倒みるようになるかもしれない、という覚悟を持って迎え入れる訳です。 

雇用主ってそういうものだし、私の実家も自営業でしたけど、30年勤めた人もいました。
  
門を叩いてきた本人は、多分、そんな先まで考えて門を叩いてはいないと思いますけどね。 


   
個人経営で雇う側にしてみれば

ホント彼の人生を引き受けるようなもの。

彼のご両親に対しても、直接挨拶することはしませんが、心の中では、

こんな事務所に大事な息子さんを な気持ちなんです。

しかもどこの馬の骨かもわからんような零細事務所ですし。

 
組織会社の一駒ならともかく、

私らのような夫婦のところに来るってことは、パートでもない限り、フルタイム≒家族 です。

 
こんな私の重い想いを受けるスタッフは、多分、普通ならシンドイはずなんです。

仕事はもっとドライにしたいじゃないですか。

私が逆の立場だったら絶対こんなアットホームな環境は嫌です。

  
なので、連日、しつこく彼とメールのやりとりをして、

本当にウチで大丈夫かどうかを試してた訳です。

 
  
もう離婚するのは辛いし面倒だしね。
 
過去の離婚歴(笑) ↓
https://blog.goo.ne.jp/s…/e/3c9f423bb070302d0bedb810289b79f1
 
   

最終的な結果として

 

一番決め手となったのはここでした。

 

今まで私らがやってきた仕事内容だけじゃなく、思想環境魅力があると言ってくれた事。

 
  
思想

 
 
結局、ここが核なんです。何をやるにも。

一見、似たようなことやってても、この部分が違えば

似て非なるもの になって、それが身近であればお互いにストレスになる。
 
いわゆる設計思想については、HP、ブログなどでずーっと書き綴ってきて、

それを彼はきちんと読んでいて、門を叩いていたのです。

 

それだけじゃなく、問い合わせする前に、事前にわざわざ遠方から海野宿まで来て

私らの事務所の環境なども下見をしていたというんですから

PC上で、ただポチるような応募では無かった。。。

それだけ真剣に考えた上での彼の行動に、こちらが逆に感動してしまう始末・・・

 

 

ただ単に

古民家再生やりたい、

では無かった。

 

そこが私にとっては最大の決め手でもありました。

 

古民家やってみたい~

古民家再生、興味がある~

そんな応募は今まで沢山ありました。

 

ただ、そんな誰もが口にする言葉が、

実は私の中ではNGワード

  

何故NGなのかは、敢えてここでは書きませんけどね。

気になる方は、是非よく考えて見て下さい。

 

ちなみに彼の志望動機の中にはNGワード、一つもありませんでした。 

むしろ、

自分の働きによって誰に向けてどうしてあげたいのか 

が書かれていました。

この視点が大概の就職希望者には抜けているものなのですが

彼は自分の立ち位置、役割をきちんと理解していたのです。

 

やっと、私が望んでいた人が来た! かも。

 

一番最初に志望動機に綴られる言葉には

実はかなり重要な視点や姿勢が現れます。

ネットで面接対策の要領など調べれば模範的なものは出てきますけど

そんな小手先で書かれる動機なんかは、すぐ見透かされます。

 

個人経営のこんな小さな事務所では

就職のミスマッチはお互いに命取りになりかねませんから

私も慎重に慎重に見極めたいところ。

 

そんな訳で、9月中旬から凡そ2週間程、あれこれ悩み検討し

晴れて10月4日に彼を採用することに決めました

 

あ~ 疲れました(笑)

 

さて、じゃ、いつから栖風采に来てくれるのかと訊きましたら

彼の現在進行中の現場を最後までやってから、こちらに来るというお話で

来年の春頃~来てくれるそうです。

 

の、はずだったのが

 

急展開!

 

なんと、11月12日に辞職することになったと連絡が!

 

え?!

 

どーゆーこと?!!!

 

まぁ、いろんな会社があるものです。。。

事情を聞くと、

んー

色々あるみたいです。

 

それなら、こちらも遠慮なく、そして迷う事なく、

 

直ぐにでもこっちにいらっしゃい!

 

な展開に

 

こちらだって、来年の春までにやらなければならない案件が数件あるので

お給料は何とか工面してでも

今直ぐ人手は欲しいところでした

 

 

なので10月中に彼はこちらへ移住してくることとなりまして

私も保証人として、一緒にアパート決めるのを手伝ったりバタバタ

  

ま、これも運命というか

仕方ありません。

 

彼の椅子とデスクを用意する時間も無いまま

取りあえず

12月から栖風采の一員として迎えます

これでこれまで滞りがちだった複数抱えていた計画も、少し早められそうです

  

何だか急な展開に、私もまだ気持ちがついていってませんが

ただ、こういう巡り合わせの機会を頂き

私達もここへ来て、

もう少し頑張れよ!と言われている気がしています。

 

年齢的にも、あと10~15年くらいは、まだ仕事をする訳ですから

そんな時に、新人スタッフを迎えることが出来、

今ならまだスタッフを育てる時間が我々に残されてる。

我々の建築人生もいよいよ第3ステージに突入?

そんな感じがしています。

  

新人スタッフ君も、建築人生13年目くらいに入るので

彼にとっても第2ステージという感じでしょうか。

 

お互いに転機を迎えているような気がしています!

 

 

そんなことで

彼には大いに頑張ってもらおうと思ってますので

関係者皆さま、宜しくお願い致します

 

 

さて、肝心の彼は、この分野では遅まきデビュー

急いで学んでもらわないと実務に間に合いませんので

ビシバシしごいていこうと思ってます(笑)

 

取りあえず、こちらへ来るまでの間に民家の勉強してくるようにと、

既に課題宿題を出しているのですが

本当に何て言うんでしょうか・・・

無垢すぎるといいますか・・・

一つ何かテーマを振ると、ものすごく響く彼。

こんなに響く人、初めてかも。

もしかして、私の建築人生におけるソウルメイトじゃないの?!

と思わせるくらい・・・

 

これから彼と一緒に仕事をしていくのが

ちょっと楽しみです

これで、彼がうちの事務所で長続きすれば、

最終的には3方良しに繋がって一番いいのですけどね。

まだそこまで考えるのは気が早いですかね

 

 

 

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遅ればせながらhttps化 そして福は内~

2019年02月02日 | こんな設計事務所です(^^)

2019年は仕事始め早々から、ホームページ関係の事で振り回されまして

とうとう1月は仕事は殆ど出来ず

栖風采絡みのweb仕事で終わってしまいました

 

この一連の出来事は、後で気がついたのですが

サーバーから半ば強制的に

14年前の古いホームページのhttpからhttps化にせよ

という事だったのかな、と思ってマス

 

昨年の暮れにサーバーからサーバー移管要請があり、

いくらなんでも年末は超絶忙しくて 対応出来ない旨 をお知らせし

頼み込んで何とか年明けにして頂いたのですが(担当の方は親切でした)

データー移行予定日(元は1/9の予定でした)にサーバー側が蓋を開けてみると

私のホームページ作成ソフトが古く

https化にすると動作確認が取れない(つまり更新が出来ない)という事を直前に言い渡され、

「それは困ります!」と、

サーバー移行を1月一杯に延期してもらいました

  

取りあえず、何とか1月30日をもってサーバー移管は終了し

無事にホームページはhttps化(デザインは古いままだけど

  

最初は、なんで急にサーバー移管なんだ?ってイライラしてましたが、

https化って何だろう?と後で色々調べてみると

とても分かりやすい例えが載ってました。

  

従来のhttp は ハガキ(文章・情報が丸見え)

https化(常時SSL データ通信の暗号化) は 封書(文章・情報は見えない)

みたいなものだとか。

な~る~ほ~ど~ 

 

 

サーバー側からは、会社の吸収合併に伴う関係で、という話しか聞いてなく、

その後、色々質問しましたら、今までのサーバーの老朽化セキュリティーの問題云々と説明されましたけど

ハガキ封書みたいに分かり易く説明してくれれば早くに納得して出来たのにね。

 

という事で、https化について

今頃になってやっと認識できたワタクシですが

改めて周りのホームページを見て回ると

まだ対応できてないところは沢山見受けられました

  

私の住む町の市役所のホームページですら、まだなんですから

 

思わず、なーんだ、とちょっと安心?したりもします

(いや、本当は安心しちゃいけないのかも

  

更に地元周辺の広告関係の事務所とか、web関係の制作会社も、一応その業界ではプロだよね と思うところがまだだったり。

 

きっとサーバー側はデータを管理する側なので、制作会社よりもセキュリティーの責任があるんでしょうね。

顧客がなかなか重い腰を上げないから、こうなったのかなーと

今になって少し反省しております

  

周りに迷惑を掛けるような老朽化や、安全性に欠ける事は

建築にしろwebにしろ、改めないといけないことは同じですね。

自己責任、自業自得という訳にはいかない。

   

 

という事でサーバー絡みは一段落

  

そして

2月になりました

 

サーバー関係から解放されましたので、まずは一杯

 

うふふでございます

大変お世話になっている現場の方々からの頂き物

有難い事でございます!

生き返ります(笑)

 

 

そして気分を切り替えるために2月の室礼も。

 

ちょうど明日は節分ですしね

 

福は内~ という事で お多福の手拭を飾りましたよ~

 

さて週明けからは、溜っている数々の仕事をやらないと!

本当に、ま・ず・い です・・・

  

 

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八日堂縁日の後の仕事始め

2019年01月08日 | こんな設計事務所です(^^)

本日が仕事始めとなります栖風采プランニングでございます

ついでに、中2息子も今日が始業式。

息子の冬休みと、栖風采の冬季休業期間とほぼ同じって、

信州のえらい短い冬休みに、道産子なワタクシはちょっとビックリです

   

それはさておきまして

世の中に比べればちょっと遅めの仕事始め^^;;

現場も本日より大工さん出動です。
 

地域にもよりますが、私達の住んでる地域では

建築関係の職人さんは八日堂縁日が済んでから仕事始めなところが多いように見受けられます。
 
ちなみに信濃国分寺の八日堂縁日は1月7日~8日。

  
そして、じゃじゃ~ん!

(左:樋口時夫さん 中:金井袈裟男さん 右:宮澤光夫さん 作)

 

今年も旦那さん、朝一に八日堂へ参りまして蘇民将来符(絵蘇民)を授かって参りました

有難い~~~

 

 
開運招福

除災開運

  
これで今年一年安心して過ごせそうです

 

蘇民将来符を早速玄関に並べた後、

さあ、今日から仕事だーっとデスクに向かったら

凡そ6年前に長野で古民家再生させてもらったお施主さんから嬉しい便りが来てました(嬉泣)

 

「ずっと感謝してます」というお言葉に撃沈(嬉泣)

実はこのお宅をやって貰った大工さんが、今、ちょうど佐久の現場に応援で来てもらっていて、なんてタイムリーな便りなんでしょう

 
大工さん達にも見せなくっちゃ☆

  
この長野の現場をやってる時は、私は別件で色々と窮地に立ってた時で、でも、こういうお施主さんに恵まれて、苦しい中でも頑張れた現場でした。
 
こんな言葉を頂くと、頑張ってやってきて良かったなぁとつくづく思います。
 
そして今やってる佐久の現場も、色々とありまして、、、今、まさに我慢、辛抱の時であります。

そんな時に、こんなメール頂くなんて、私には何よりも励みになります。

有難うございます

 

よ~し

今年も頑張るぞー!

 

蘇民将来符 関連記事

2018.1.15 正月行事いろいろ~カニドシ・どんど焼き・七草粥・八日堂縁日・松本あめ市~

2016.1.9 幸先がいい?

2015.1.9 仕事始め 事実上は縁日過ぎから?

2014.1.11 2014年八日堂縁日~我が家の蘇民将来符~ 

2011.1.9 護符~蘇民将来符~

2010.1.9 信濃国分寺の八日堂縁日

2009.1.9 八日堂縁日  


 

【追記 おしらせ】

 2019年1月9日 栖風采プランニングのサーバーの入れ替え作業があります。

9日はメールの送受信が正常に機能しない可能性がありますので

急ぎの連絡がある場合は、お電話かFAXでお願い致します。

  

 

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古民家再生の建築相談

2018年02月21日 | こんな設計事務所です(^^)

今年もまた確定申告シーズンですが

先週から作業を始め、ようやく一段落しました

やれやれ。

     

さて、先月1月には何組かの古民家再生のお問い合わせがありました。

古民家付き土地を購入しようと検討されている方でした

古民家物件の取得を考えてる方にとって

 検討物件の状況・状態の良し悪しが分からない

 古民家を直すとすればどのくらいの費用がかかるものなのか

 耐震性などはどうなのか

 住宅ローンの審査は通るのか

など、古民家取得には不安材料、不確定要素が多いものです。

そのため、不動産購入前に古民家再生についてお話を伺いたい、というお問い合わせが実は少なくありません。

    

私共は建築関係団体には全く所属せずに建築活動しておりまして、

団体に所属しない個人が社会に対して建築で貢献できる事といえば、せいぜい建築相談を無料でやるくらいと思い、

栖風采のHPより建築相談も承っているのですが、

実際、私共へお問い合わせ下さる建築相談と言いましても、栖風采の設計の殆どが古民家絡みなので、ほぼ、古民家再生相談窓口みたいになってマス

 

ちなみに、広く一般向け建築相談窓口としましては

 建築士会に設置されている建築相談窓口

 JIAの建築相談室

 長野県ですと長野県建築相談連絡会

などがありますので、建築関係でお悩みや困り事がある場合はそちらをご利用下さいね。

  

あと、私共が海野宿で暮らしている手前、海野宿で新たにご商売したい方(移住も含め)からも時々、私共にお問合わせが来る状況でもあります。

ならばもうこの際、海野宿 伝統的建造物 利用活用建築相談窓口なんてものを非公式でやってしまう

なーんて 冗談ぽく書きましたけども、しかしその必要性を正直感じてはいます。

なぜなら、最近特に気になっているのは、重伝建地区の制度や取り決め等

(海野宿の場合:東御市伝統的建造物群保存地区保存条例、海野宿保存憲章、歴史かおるまち海野宿景観形成住民協定

を当事者・関係者それぞれが知らない、或いは知らされてないまま、条例・憲章・協定に違反してしまってる「コト」が最近目に付くようになってきたからです。

  

あと、つい最近、こんな残念なニュースがありましたね。

同じ長野県の重伝建地区稲荷山での解体騒ぎです・・・

稲荷山はH26年12月10日に重伝建地区に選定されたばかり。

  

  

この記事を読みますと、

元々の所有者さんが東京という事ですから(地元に居ない方)、

恐らく空き家になっていて、伝建地区に選定を受ける前から売却を望んでいたのではないのかな、と私は推測するのですが、

調べてみると、この解体されている建物は伝建地区内であっても保存指定されてなかったようなので、

きっと最初から建造物の保存に対しては協力的では無かったのかなと察するわけです。

  

保存条例には財産権まで制約をつけるものではありませんから、

売買や賃貸にはむしろ地域として理解を示してあげつつ、問題となるのはその先です。

所有者の意向や情報を一早く地元で共有できるような仕組みや流れを作っておく必要があります。

住民・所有者に定期的に意向をアンケートするとか、

日頃から行政と地元とコミュニケーションの取りやすい関係性を築くようにするとか、

また、行政内でも各部署との連携も大事。

建築指導課・住宅課・建設課、商工観光課、地域づくり課で扱った伝建地区に関わる案件については、

教育委員会へ繋げてもらうようにする工夫(連絡網みたいなもの)が欲しいところ。

あと地元の商工会との連携も欲しいですね。

移住者、新規事業者、起業者からの最初の相談窓口になりやすいのは商工会でもありますから、

その際にに、関連法令を調べるよう関連部署の案内、或いは専門家に尋ねるよう助言して頂きたいものですし、

伝建地区などに参入したい人には、教育委員会へまず尋ねるようにと言って欲しいのです!

そして教育委員会から、審議会や伝建地区の保存会や関係諸団体へほう・れん・そう。

そういう仕組み、若しくはコミュニケーションがあれば、もう少し違う展開もあったかもしれませんね。

コトが起きてから「知らなかった!知らされてない!」では遅すぎます。。。

  

ちなみに、このニュースによれば、審議会へ知らされて無かったとのことですが

条例上では審議会へかけずに教育委員会が解体の許可を出すことは手続上、問題はありません。

解体を許可した市教委の判断の是非については、条例第5条(6)に抵触するかどうか、という点が気になりますが、

しかし、一つ気がついたのは

この千曲市の保存条例には、許可を受けることが出来なかった場合の損失の補償条項がありませんね・・・

(東御市の保存条例にはあります)

  

あと、このニュースを見て、私個人的には、この場合一番問題なのは、不動産屋だと思ってます。

売却の仲介代理人の不動産屋さんはどこまでこの保存地区の条例等を知っていたのか。

保存地区に相応しい買い手を見つける事ができればこんな解体騒ぎにはならなかったのでは?とも思います。

建設業者が新しい所有者となったようですが、この伝建地区内で、いくら更地にして買えたとしても、自由に好きな建築は建てられない事は知っているのでしょうかね?。

そして、これだけ批判を受けた教育委員会は、今後この土地に計画されるだろう建造物に対して、

しっかりと千曲市伝統的建造物群保存地区保存条例許可基準(伝統的建造物以外の建築物等の新築、増築若しくは改築又は修繕、模様替え若しくは色彩の変更でその外観を変更することとなるものについては、それらの行為後の当該建築物等の位置、規模、形態、意匠又は色彩が当該保存地区の歴史的風致を著しく損なうものでないこと。)を守ったものに許可をするようして頂きたいものです!

  

こんなゴタゴタを目にするたびに思うのは

法的なものを含めルールの周知も大事なのですが、それ以前に、どこの誰に何をまず相談すれば良いのか

そういうアドバイスを当事者に対し各所で適切に行われてない事が問題なのでは、と思ってしまいます。

  

そして最近、特に気になるのは、

空き家活用促進・移住促進の流れから、何だか面白そうだと安易に安価に、古民家に手を出す方が増えてきて、

ルール違反、延いては違法性すらあるような、そして、安全性、健全性が担保されないようなグレーな改修(DIYも含む)が

平然と行われている実態が見受けられます。

それに対して、何とかしないといけないという危機感があります。

また、そういう問題アリな建築行動こそ、ブログやSNSで拡散され、もてはやされる傾向にあり、

ますますグレーな事例が助長されていく・・・ 

  

そして、そういう案件には当事者(建築主・所有者・利用者)以外に

建築関係者(各業者、職人さん等)が部分的に関わっていたりもするのですが、

彼らはそもそも受身の立場の施工技術者ですから、小難しい規制には疎い場合があり、

依頼人当事者の言いなりのまま、問題が無いかの如くコトが進められてしまいます。

だいたい当事者と建築関係者は利害関係にあるので、

立ちはだかる法規制や制約には、端から調べようともしませんし、

知ってても守る意識が両者共が低ければ目をつぶろうとしがちです。

行政側も当事者から相談を受けていても、縦割り行政では各部署の範囲内でしか助言しなかったりする訳です。

  

古民家を所有すれば、権利として自由に使っていいのですが、

古民家が多く残っている地域では、景観保護、歴史や文化の保護の観点から、法規制がかかっている場合もありますし(伝建地区は特に)

所有者だからと言って、そもそも建造物に対して完全な自由を有している訳ではありません。

また、法規制を超えたところで、古い建造物には建物の老朽化に対して修理を施すなど対処しながら維持していかなければなりませんし、

当然、防火には気をつけなければなりません。

所有者の安全性に対する意識は、なければならないものですが、

安普請で古民家をリノベ、DIYを楽しむ人達の中には、その意識が希薄な方もいて危惧しているところです。

(安全が担保される部分、仕上げ等についてはDIYされる事に問題はありません)

自己責任だからいいだろう、と言いながら、自分で構造部分を弄ったり、火の気の出る物を建造物に導入したりするのも

建築物に対する社会的責任の認識の甘い行動だと思います。

  

なので、

当事者が何か「コト」を始めようとした時に、最初の第一歩、問い合わせる先を間違えると(ネット上の経験談等も含む)

必要な助言や情報を得られないどころか、

誤った方向へ進む場合もあり、

当事者(移住者や起業者も含め)のその後を大きく左右する事態にもなりかねません。

早い段階で適切な助言指導を受け、当事者(建築主・所有者・利用者・移住者・起業者など)として建築物の社会的責任

きちんと認識してもらう機会を設ける必要があると思います。

 

 

ので、

私共個人の出来る範囲で、身近なところから相談に乗る事が出来れば、その方が古民家の存続のためにもいいのでは!と思い、

ならばこの際、遠慮なく何でも聞いて下さい というスタンスで私共はやっております

  

そのようなわけで、

時々栖風采に寄せられる問い合わせには、仕事になるか否かは別として、出来るだけ相談に乗るように努めております

(ただ、私には時間的な余裕はありませんので、相談回数も1回まで、メールで回答可能なものは数回程度までメールで対応させてもらってます。また、古民家の現況を見てほしいという御相談の場合は、設計依頼前提の場合はサービスでやってますが、そうではないお問合せのみの場合は、基本的に有償(交通費と時間給程度)にさせてもらってます。*例外もありますが^^;;)

ただし、この通り零細事務所な個人自営業ですので、サービス業務として取れる時間には限りがあります。

(基本的にその時の仕事進捗具合に左右されます)

沢山のお客様をお相手することは無理ですので、せいぜい月に1~2組ぐらいまでしか対応は出来ません。

そしてお客様のご都合に出来るだけ合わせるよう、週末休日を使って対応をしているのですが、

この2月は日数は少ないし、確定申告と、更に2/24日から始まる海野宿ひな祭りの準備もあり

なかなか思うようにスケジュールが空きません

   

   

それでも今月は建国記念日前後の連休を使って、一組だけ面会いたしました。

幼児連れの若い御家族です

久しぶりに幼児がうちに来るー!と私のテンションも上がります

普通、お客様や営業マンとの打ち合わせは、主屋の仮事務所で済ませていたのですが、

流石に2歳近いお子さんをこの仮事務所にお通しするのは忍びなく

(写真がちょっと古いですが、今もこんな感じで散らかってます・・・)

 

こんな狭苦しい雑然とした所で、とても幼児が大人しくしていられるような空間じゃないし、

危ないものも沢山あるし、

床は汚いし、

イタズラされると困るものも沢山あるので、

久々に自宅で接客する事にしました

 

そんな訳でー...

建国記念日前後の連休を使って自宅をまず大掃除

  

あと、9日からちょうど平昌オリンピックも始まりましたし

オリンピックを見ながら片付け

(工具や釘などが普通にそこら辺に転がってるので幼児には危ないのだ

  

確定申告を控えていたので、合わせて書類関係の整理もしたり

そして、幼児の手が触れそうな床から1mまでの範囲を拭き掃除。

 

あと、息子が小さい頃に遊んだおもちゃも押入れから出す。

ただ、2歳頃ってどんな遊びをしてたか、絵本はどんなの好きだったか、

すっかり忘れてしまって、息子の2歳頃の写真を見ながら思い出す

懐かしいおもちゃ♪

   

次は食べ物。

2歳頃って、何が飲めたっけ?おやつは何を食べれたっけ?

そんな事を考えながら、お客様にお出しする茶菓子を考える


たかだかお問い合わせのお客様にそこまでする?って言われそうですけども、

幼児を連れて来るお客様というのは、まず、奥様もお話を聞きたい、知りたい、話したい訳なんです。

でも奥様はお母さんとして幼児の動きに目を離せない、泣いたらあやす、おむつの心配と、忙しいもの

旦那様ももちろん子守りをしますけど、夫婦、交代交代で忙しないことになります。

なので、子守りアイテムとして、おもちゃやおやつは打ち合わせには必須だったりします。

そしてこれらアイテムに飽きて子供がもう限界~!っとなった時に、だいたいお話終了、って感じになりますね

(それでも何とか3時間くらいはお話出来ましたョ)

  

それよりも、私としましては久しぶりの2歳児が超絶かわいくて

もう孫を持ったおばあちゃん気分♪

私の方が、お話より子供から目が離せなくなっちゃうくらい(笑)

  

で、これは幼児用お菓子なんですが、

実は何を隠そう只今ダイエット強化月間なワタクシ

おやつはなるべく食べないようにしています・・・

でも、確定申告なんかやってると、つい口に何か入れたくなるもので

よく見ると、このお子様用おせんべい、低カロリーじゃないですか

2枚で23kcalだなんて!!!

この際、ダイエット中の私のおやつはこれでいいかも~♫

(本当に!)  

 

 

さて、接客を終えた後は、ひたすら確定申告の作業してました。

黙々と領収書など整理してましたら、

そんな時にこれまた美味しそうな物を頂いてしまいました!

お施主さんから沖縄のお土産

これがまた、私の好きそうな感じのお菓子・・・

ひょいと裏の表示をみて愕然

カロリーが、た、高すぎる

1個200kcal・・・

小分けにしてチビチビ頂く事にしました

(息子と旦那さんは一度でペロッと食べてしまいましたが、私だけは4回に分けて頂きました!)

  

実は、このお土産を下さったお施主さんから凍結の連絡がありまして、沖縄から帰ってきたところでの凍結事故発覚だったそうです・・・

そんな訳で取り急ぎ現場へ駆けつけ、凍結箇所を見つけまして今後の対処?を考え中デス

  

さて、そんなことでここ2週間ばかりはバタバタしてましたけども、何とか確定申告作業は終え、

ちょうど旧正月(2/16~)でもありますし、それを口実に一人晩酌(笑)

お裾わけに頂いたお酒

一人一升瓶抱えて呑んでました(笑)

   

さて、いよいよ海野宿ひな祭りが今週土曜日2/24から始まりますので

これから私は雛飾りの準備に入ります

(ひな祭りについては追ってまたお知らせしまーす!)

そんな事で、先週から全く仕事が出来ない状況に陥ってますが、仕方ありません。。。

雛飾りやらねば~!

  

  

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IT環境整備な1か月・・・

2017年09月26日 | こんな設計事務所です(^^)

気がつけば既に9月は、下旬?!・・・

うわぁ~と焦りが超ピーク

です・・・

9月9日の田んぼ。 

  

只今、現場は職人さん待ちの状態でありまして、

現場がストップしている間の今のうちに!!!

事務所&我が家のIT環境整備事業を大々的にやっておりました。

それも気がつけば丸々1ヶ月にもなってまして

うっわーーーと焦ります

 

今年の3月頃から、まずワタクシの仕事用PCの調子が悪くなり、

PDF印刷が出来なくなったり、

ソフトが起動しなくなったり、

ホームページの更新も出来なくなっておりました

 

まずいまずいと思いつつも、誤魔化し誤魔化しPCを使っていたのですけども

しかし、いい加減に新しいPCを検討しなければ、と思っていた矢先に、、、

  

今度は凡そ17年分のデータを保存している外付けハードディスクも怪しくなり、

バックアップを早急にしなければと、5月頃だったでしょうか?

取りあえず新しいHDDを買ってバックアップはしたものの、、、

 

次は事務所のFAX付きA4モノクロレーザープリンターから異常音?が出たり

あと、ちょうどトナーも切れそうになってたりで、、、

うーむ、これも買い替え時か?

 

更に更に、

もう一台ある、事務所のA3カラーレーザープリンターもドラムユニット交換の表示が出ていて、

このドラムユニットが結構なお値段だったりするので、悩む・・・

カラーレーザープリンターも新調するべきか?、、、なんて考えはじめつつ

 

そうしたら今度は、お盆過ぎだったのですが

北海道から帰ってきた矢先に

ん?! まさかのまさかで

うちの旦那さんの事務所用パソコンが壊れました

えーっ! ウソでしょ? な展開・・・

    

2月の車検時の車廃車事件に続いて我々に衝撃が走る

 

壊れる時は次々と壊れるの法則

  

こういうIT環境は数年毎にある程度は更新しないといけないものではある。

IT環境の変化は目覚ましいので、壊れるまで使うのではなく、

変化に応じてその都度、入替えるのが良いのかもしれないのですけども、

なんせ、物持ちの良いワタクシなのでギリギリまで使おうとする

 

ですが、これだけ不具合が続けばもう諦めもつきまして

この際、IT環境、通信も含めて

えーい!全部見直ししてしまえ~

  

たまたまタイミング的にも携帯電話の更新月でもありましたし、

名付けて 事務所&我が家のIT環境整備事業、やるぞぉ・・・(泣)

   

思い起こせば

2001年、開業時にパソコン、プリンター、ソフト関係を一気に揃え、

2008年には、更にスタッフを雇う関係で事務所を広げ、またパソコン、プリンター、電話機関係、ソフトなど揃え、

自宅用のも含めれば、パソコンが5台、プリンター4台(うち複合機2台)、携帯電話も3台持ち、更にタブレットも追加、

端末がたくさんデス

  

しかーも、2008年頃のパソコン5台が全てWindows XPで、、、

XPのサポート終了した2014年以降が大問題でした

取りあえずPC5台の内2台はWindows7に入れ替えたりしてはいたものの

その1台も、今年のはじめ頃より少し調子が悪くなり

  

パソコン以外の機材、FAXやプリンター類も2008年から9年も経ってることですし、

中途半端に入れ替えるより、その時のスペックにある程度揃えた方が機能は活かせるというもので、、、

仕方ないIT環境全て見直しデス

   

まずは携帯電話

8月は更新月だったので、家族中の携帯電話を機種変更やら乗換えやら、しました。。。

こちらの写真↓ 私が今まで使った歴代の携帯電話端末です・・・

あちこちにバラバラ仕舞い込んであった使わなくなった携帯端末を、この際だからと全部出してきて整理しました。

左端が一番古いです。今からちょうど20年前のものです。

右端のは今回新しくしたもの。

こうやって並べてみてみると、なんだかなぁ、と思ってしまいますね。

(うちの旦那さんはもっと古くから携帯電話を使ってるので、もっとスゴい事に・・・)

  

頻繁に端末を更新しなければならない携帯電話地獄。。。

私は強いストレスを感じます

 

そして携帯電話が新しくなれば、それまでの環境と同じ環境にするのがこれまたシンドイ

設定やら、データの移行やら、同期やら、なんだかんだとイライラ

  

ひとまず新しいスマホの設定関係を先に済ませ、

ネット環境をスマホで確保したところで、

事務所&我が家のIT環境整備に着手することにしました。

   

まずはFAX関係機材から。

これ↓は私が大学時代から使っていたリコーのファクシミリ。平成元年製です。。。

さすがにこのFAXは感熱紙なので、普通紙FAXを使うようになってからは使ってません。

ただ電話機として5年前くらいまでは使ってましたけど

しかし、もうここ5年くらいは全く使ってなかったので、処分する事にしました。

27年も前の物ですしね。十分使ったと思います。

 

あとこの↓複合機も処分する事にしました。2008年製のインクジェットプリンター複合機。

 

 

仕事ではカラーレーザープリンターの方を良く使うため、

殆どこのインクジェットは使わなくなり、、、

そうするとインクのノズルが詰まり、綺麗な印刷が出来なくなってしまいまして

この際だから処分する事にしました・・・

 

で、これら2台を処分する代わりに、新しくビジネス用FAX付きA4カラーレーザープリンター複合機を一台導入

これがまた結構デカイ

最新モデルなのでかなり色んな事が出来るらしい。

携帯電話、PC、クラウド、そういうので連携できるようになっている

が、またその設定に苦戦

   

そして更にもう一台、事務所で使っていたFAX付きA4モノクロレーザープリンター複合機も調子が悪かったので入替え。。。

  

結局、

 FAX付きレーザープリンター複合機2台、

 デスクトップPC3台

 携帯電話2台、

 データ保存用外付けHDD2台

を入れ替えたので、その設定 が 

全て有線LANやらクラウド等で連携させようとアレコレ

どれくらい設定に時間をかけたでしょうか・・・

1週間ぐらいガタガタと、FAXの送受信・データのメール、クラウド、モバイル管理がなかなか一筋縄にいかず、

ネットで調べたり試してみたり、、、

  

ついでに、ここ10年くらいの積り溜まった旦那さんの書類の山も片付け始め・・・

片付け始めたらこんな状況に・・・ 仕事、一つもできません・・・あーあ

何度もくどいですが、この散らかりはうちの旦那さんの未整理書類です!

  

一方、離れの方では、OA機材の入れ替えに伴い、

今まで開かずの窓になってた障子窓の障子紙を13年振りに張り替える事に

障子貼は私の仕事

13年振りに張り替えた障子

  

組子の割り付けに半端な部分があったので、ちょいと色和紙を貼って遊んでみました

ステンドグラスみたい?

 

障子紙はいつもの立岩和紙♪

和紙は美濃和紙で、かれこれ20年以上前に旅先で買って仕舞ってあったものです。

どちらも手漉き和紙♪

手漉き和紙と分かる簾のスジが透けて見えるのが分かりますでしょうか?

  

 

  

たまにはこのように何かが起こらないと片付けないのが我が家&事務所・・・

IT環境の数年に一度の更新は、面倒ではありますけど、

そのお陰で重い腰もあがるというもの・・・

   

さて、ようやく今、こうしてブログは書いておりますが

事務所のIT環境がガタガタしていても、

こういうSNSはネットにさえ繋がっていれば、いつでもどこでも使えて投稿も出来る。。。

便利で簡単ですね。
 
ただその簡単っていうのが、逆に恐ろしい。

複数台のパソコン、スマホを幾つもいじってると、同期?の怖さを感じます。

   

World Wide Web

世界中に張り巡らされたクモの巣

頭文字をとって「www」

このwebの世界に

良くも悪くも自分もまんまと引っかかってしまってる感がします・・・

 

  

我が家の露地をまるで通せんぼするかのように蜘蛛の巣をはってた女郎蜘蛛・・・

web上の蜘蛛は一体、誰に相当するのでしょうねぇ・・・Googleとか?

 

なので

仕事上のものは、メールも合わせて無料サービス的なものを利用するなんて、怖くて出来ません、、、

出来るだけwwwから切り離しておきたい。

完全にwwwから切り離せないものかもしれませんが、せめて仕事のものは

レンタルサーバーや、自前のサーバー(クラウド機能もある)で管理したいと思い、

これがまた一苦労だったり。。。 

  

そんな訳で、取りあえず一通り、機材の入れ替え作業は終わりましたが

まだ若干、IT周辺環境が整っていない状況が続いています・・・

  

プリンターサーバーが未インストールだったーーー

とか、

専用ソフトのインストールが何故か出来ないーーー

とか、とか

   

んー・・・

気がつけばホント丸々3週間くらいもやってる・・・

 

でも、今年の3月頃から更新出来なかったホームページはやっと更新出来るようになりました!

2005年に作ったホームページ、改めて見返してみると、

そろそろ内容も変えた方がいいのかなぁ、と思ったりもするのですが

こんなIT絡みばかりに手間取られてると、

設計の本業が一つも出来ない 

(だからホームページの作り替えも取りあえずまだ先送り!)

 

山積してる仕事の事がアレコレ頭をよぎる・・・

  

あの計画、そろそろやりたいのに・・・

こっちの計画、打ち合わせしたいと施主さんからコンタクトが来た・・・

あっちの計画も、見積もり待ちだ・・・

そう言えば、別腹案件も盆前にお声がかかったが測量いつする?・・・

あれ?そういえば、現場、職人さんはまだなのかーーっ

別荘のメンテナンス、手配した修理の報告がまだ来てないー

   

とか

わわわ

 

そしてよく考えれば、

今年ももう僅かじゃないですかっ!

9月ももう下旬だし

   

IT環境整備事業に手間食って今月はまともな仕事一つもしてない感が

それなのに、

慣れない設定地獄の疲れがどどーんと・・・ 

  

そんなわけで本日も

相変わらずの言い訳さいふうさいブログでございます。。。

申し訳ありません ←誰に謝っているのか・・・お待ちいただいてる全てのお施主様に・・・

 

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建築士のアレ。3年に一度の。

2017年07月04日 | こんな設計事務所です(^^)

昨日は蒸し暑かったですが、今日は雨。 

体調がまだ今一つなので涼しいと助かります。

(絶食はもうしてません。今はちゃんと食べてます)

ギボウシの葉の所々に穴が空いてます。
これは5月31日の夜に降った雹による被害。あんな凄い雹は初めてでした。

 

さて、

6月は一度もブログ更新しませんでしたから、

7月はそれを取り返すつもりで書き溜めてあった記事を纏めたいと思います

  

と張り切ったものの、、、

先週の胃腸炎。

  

私だけかと思いきや、あの後、息子が嘔吐&発熱に見舞われまして 感染性だったのか?!

 

そんな訳で、結局、週末から週明けまで家族中、絶不調

息子は一日だけ学校をお休みさせて、今日は何とか登校。

今のところ発熱していないのは旦那さんだけ。

その旦那もお腹の調子がイマイチ?みたいだったので、私のお薬を旦那にも飲ませました。。。

 

というのも、今日は3年に一度のアレ建築士定期講習だったのです。←旦那さんだけね。

(私の方は一足先に5月の下旬に受けてありますので大丈夫

丸1日費やしての講習ですからね、お腹の調子が悪いと大変な事になりますから

お薬飲んで行ってもらいましたデス。

    

さて、そんな建築士定期講習の話を今日は書こうと思うのですが、その前に、

建築士の資格を持ってる人は一体全国にどれくらい居るのかと言いますと

 

 一級建築士:363,530人
 二級建築士:756,852人
  木造建築士: 17,665人

(公益財団法人建築技術教育普及センター調べ 平成28年9月30日現在)

だそうです。

全部足すと、113万人以上!

これが毎年増えて行くんですから凄いですよね

  

こんなに建築士が存在するのですから、

お知り合いに「建築士の資格ある人」が結構な割合でいるんじゃないでしょうかネ

  

まぁ、それにしてもなんでこんなに沢山の建築士が居るのか、、、

まぁ、私もそのうちの一人ではありますケド

何故建築士になったんだろう、と、ふと思う事もあります。

一応、これでもワタクシ、高校生の時から漠然と「一級建築士になる」と公言していたんですが、

何でだろう?(笑)

父が建築関係の仕事をやっていたせい?

だからと言って何も建築士で無くてもいいのに。

でも「一級建築士になる」と高校生時分から思ってたんですから、世に知れた資格だった事には間違いは無く、

なので未だに建築士は増える一方なのかもしれませんね

  

そんな建築士の業務には、いわゆる業務独占が含まれていまして

その専門性が「資格あれば仕事に就ける」「建築士の資格を取ってみよう!」と思わせるのかもしれませんデスネ・・・

実際、建築に関わる仕事に就くのであれば「建築士の資格」は、資格あれば、というより、資格が無ければ困るものではあります。

しかし一方では、建築士の資格は足の裏の米粒だ、とも言われますよね

そうです。

足の裏の米粒、取らないと気持ち悪い?いや困る、けども、取っても食えない、っていう、、、

つまり、建築士の資格を取ってもそれで食えてない、食ってない人の方が、もしかして多いのかもしれません

実際113万人もの建築士のうち、この3年毎の定期講習を修了している建築士は、その3年度分の修了者人数を足してみたところ凡そ10万人強でした。

ふむ

という事は、実態としては建築士の凡そ1割ぐらいしか、建築士として実務に就いていないという事になるのね。。。

残り9割の建築士はどうなっているんでしょう?

取ってみただけ? 多分そんな感じなんだと思います。

 

 

話を戻しまして、建築士定期講習について。

これは義務ではあるのですが、建築士全員に受講義務がある訳ではありません。

実務に就いている建築士に受講義務があるのです。

 

実務に就いている建築士って?

簡単に言えば報酬をもらって建築士として仕事をしてる人なんですけども

そもそも、報酬をもらって建築士として仕事をするのであれば、

必ず、どこかの建築士事務所(登録された事務所)に所属するか、若しくは自ら建築士事務所を開設して管理建築士になるかの

どちらかでないといけません。

建築士事務所に無登録で仕事しちゃだめなのよ。

   

それに加え

あのH17年に建築士の信頼を失墜させるような事件のせいで

H18年に大きく建築士法の改正がなされ、

建築士自身が独立開業するためにはまず「管理建築士になる要件として3年以上の設計など実務経験」が必要になり

昔のように資格を取得しただけでいきなり開業する事は出来なくなりました。

(そうは言いましても、資格取っただけでは仕事が出来る訳ではない、という事は、資格取った本人が一番分かっていることなので、資格取って実務経験無いまま独立する人は少ないとは思います、、、)

 

そして

実務に就いている建築士に対しては「定期講習を義務付け」、

更にそれを管理・確認するために建築士事務所に毎年提出させる「設計等の業務に関する報告書」。

これらによって実務をやってる建築士は、定期講習の受講修了番号でみんな行政に管理されるようになりました

ですから、

もしモグリな建築士が居るとすれば、定期講習を受講しているか否かですぐバレる、って事です。

(モグリの建築士って何?って感じでもあるんですが、中には、建築士の資格は取りあえず持ってるけど、建築士事務所登録もしてない、設計の実務にも就いた事もないのに、建築士免許あることをいいことに、設計施工出来ます風に「宣伝」に使ってるところがあります。こういう宣伝行為は悪気があるというよりも、無知からくる宣伝が多いの注意が必要です。管理建築士でもない人が、管理建築士の本当の意味も分からずに、管理とか監理とか謳い、施工管理なのか設計の工事監理なのかすらも分かって無かったり、、、とか色々)

  

まぁ、この定期講習。

ざっくり言えば、近年の建築技術や建築関連法令の改正等、その知識を更新するためのようなものですから

法改正を整理・確認するにはいいかな、という感じではあります。

 

実際、今ちょうどやってる佐久の古民家再生現場や他の問合せに多少関連する法改正ありましたから

定期講習テキストが少し役に立ちましたです 

備忘録として

 *既存不適格建築物の移転(法第3条第3項、第86条の7第4項、施行令第137条の16)

  →既存不適格建築物の移転(曳家)について、同一敷地内か、敷地外であっても安全上等、特定行政庁が認める場合においては現行規定を遡及適用しない措置。

 *伝統的工法の利用促進のための規制の合理化(施行令第42条第1項、施行令第46条第3項)

 *消防法 自動火災報知設備の設置基準の見直し(消防法施行令第21条)

  →小規模なホテル、旅館: 延床面積に関わらず自動火災報知設備の設置義務

 取りあえず、今、私の実務に関係する法改正はこんなところかな。

 

 

 

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9月は更新月。事務所は16年目に入りました♪

2016年09月27日 | こんな設計事務所です(^^)

9月は更新月。

一つは私のこの一級建築士事務所の5年毎の更新。

二つ目は主人の木造建築士事務所の5年毎の更新。

三つ目は主人の建設業許可の5年毎の更新。

あとは、

業務上の保険の更新。主人の建設関係の方だけど。これは毎年。
 
更に

私の自動車免許の更新もある。5年毎のね。

そんな時に限って、

レンタルサーバーのバージョンアップとやらで、それも更新?しないといけなく

本日、無事?に切り替わった様子です。

取りあえず、メールの送受信は大丈夫みたい。

  

で、

建築士事務所の更新は、基本的には更新の切れる1ヵ月前までにやることになってるのですが

5年前の更新の時は、迂闊にも更新日の前日に書類を出しに行って、注意されました^^;;

で、今年こそはちゃんと1ヵ月前までに出そう!

と思ってたら、1ヵ月前の8月18日のギリギリになっちゃって、

慌てて、提出先まで車を走らせて行ったものの、

ちょうどその8月18日は大雨で

余裕もって家を出たのにも関わらず、

提出先機関の営業時間を12分程、上回って到着。。。

ゆえに

玄関は施錠されて入れず

アタター

  

さて、どうしよう・・・

片道2時間以上も掛ってきたのに、提出出来ないなんてそれはないよなぁ、

事務局へ一か八か、駐車場から電話すると事務員さんが出てくれた!

ヤッター

事情を説明しまして、玄関の鍵を開けてもらい、

何とか無事、書類を提出

 

  

もう、ホント情けないです。

でも事務員さん曰く、

「まだ全然大丈夫ですよ! 本当にギリギリな事務所は結構ありますから(笑)」

とのお言葉に、ちょっと慰められました

 

で、事務員さんが書類をチェックして下さり

書類は不備なく完璧 ほっと一安心でした。

で、事務員さんが玄関まで送って下さいまして、帰り際に、一言。

「素敵な事務所ですね~♪」

と。

え? 何の事?

と尋ねましたら

そう、この我が家の事でした。

 

エヘ

(事務所登録の書類には、事務所の写真を添付しなければならないのです。)

  

  

で、つい玄関(というか通用口)で事務員さんと立ち話になっちゃったのですが

訊けば、事務員さんの御親戚?の家は、登録有形文化財なんだそうで!

へぇ~!

色々大変だというお話を伺いましたデス。

なんだか、思いがけないところで、そんなお話になってしまいましたけど

でも何か、アドバイスだけでも力になれる事があれば、と思ったりもしましたね

  

さて、事務所の更新も無事に済みまして

これで、栖風采プランニングは開業してから16年目に入りました

これからもどうぞ宜しくお願いします

 

 

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こんな時に限ってパソコントラブル

2014年09月01日 | こんな設計事務所です(^^)

とうとう9月に突入していまいました

非常にまずい状況でございます

 

先月の23日から

仕事用パソコンがトラブってしまって

未だに復旧出来ず

 

仕事用のパソコンはデルの2008年製なので

そろそろ買い替えなくてはと

思っていたところでもあり

先週、取り急ぎ

新しいのを注文はしましたが

納品は今週末くらいかも

という状況にて

ほぼ2週間、仕事が出来ないという

最悪な事態に陥っております。

 

ああ、、、

工事開始をお待ちになっているお施主さんがいらっしゃるのに

しかも、

まだ設計の詰めが終わっていないのに

どうする・・・

 

 

一応データは、

パソコンとは別に管理しているので

大丈夫なんですが、、、

作業ができなくなってしまって

大ピンチ

ただでさえ

効率の悪い零細事務所なのに

  

そんな訳で

今月はブログをUPする回数も多いのです。。。

(自宅で出来る事はこれくらいなので) 

  

そうでなくても8月は 

息子の夏休みやら

お盆休みやらで

私の仕事は阻害されがちで

息子の夏休みが終わった20日からが正念場

と思っていた矢先のパソコントラブル・・・

青ざめてます

 

先月22日急遽、

遠方のお施主さんが

信州にいらっしゃるという事で

大慌てで仕事してたのですが、

その時は、

夜中もパソコンを点けっぱなしにして

四六時中いつでもデスクに向かえるようにしてたのがいけなかったのでしょうか。。。

23日の朝、パソコンの画面がおかしくなってました。。。

 

電源を入り切りしても

Windowsが立ち上がらない

   

あの手この手でやってみるも

堂々巡りでWindowsは一向に立ち上がらず

こんな画面になってしまうのです 

P1100752  

この画面のエラーメッセージの通り

オリジナルセットアップ CD-ROM

で修復しようと思ったのですが

このCD-ROMが何処にあるのかが

これまた分からない

 

   

主人に聞けば

以前スタッフが取説など整理していたとのこと

そのファイルは見つけたのですが

肝心の

オリジナルセットアップ CD-ROM

は、、、? どうも無い。

  

その代わりに 

前から無い無いと探していた音楽CDが

ファイルから出てきたから不思議!

 

どうも前のスタッフが間違って

パソコン関係ファイルに仕舞ってしまったらしい

道理で探しても無かった訳だ~

とっくに諦めていたCDが

このタイミングで出てくるなんて

なんか笑えます。

     

 

パソコン復旧は取り敢えず保留にして・・・

 

まずは

新しいパソコンを買うことにしたのですが

なんだかんだとスペックを検討するのに

1~2日も要してしまいました

 

パソコンに疎い私にとって

パソコン選びも結構ハードルが高かったです・・・

 

建築3Dパースのソフトも一応あるので

(あまり使ってませんが

ソフトの動作環境を確認したり

グラフィックボードは何が良いのか等

メーカーに問い合わせてみたり

・・・

てな事をやってますと

普通に店頭で売っているPCでは難しく

カスタマイズ出来るPCってことになり

自ずとBTOパソコンになってしまうのですが

(BTOとは「Build to Order(受注生産)」の略語)

 

今まで使ってきた何台かのPCの感触から

やはり国内メーカーがいいかなと思いまして

今回はマウスコンピュータ(プロ)に決めました。

 

ちなみに自宅で使っているPCは

2005年製のPCデポのozzioですが

もう9年も使っています。

スペックの問題は

時代の流れと共にありますけど

途中でメモリを増設したりしながら

取り敢えず目立つ不具合もなく

使い続けていることもあり、

なんとなく国内メーカーの方が

当たり外れが少ないような気がしています

(単なる私感ですけども)

 

パソコンに詳しい方に言わせれば

保つものは保つし、

保たないものは保たない、

3年保てばいい、

という事らしいですけどね

 

マウスコンピューターは

長野県の飯山に工場があり

うちの旦那さんが気にしていたメーカーでした。

長野県に工場がある国内メーカーといえば

エプソンもあるんですが、 

最終的には価格面

マウスコンピューター(プロ)になりましたデス

  

カスタマイズの選択肢も割りと充実していましたし

3DCGやCADソフト向けのグラフィックボードも

選択肢にありましたので(Quadro

取り敢えずそんなところが決め手になりました。

   

さて

新しいPCを注文はしましたけど

納品はまだ

   

なので

納品までの間に

トラブっているPCを出来れば復旧したい。

  

こういう時はSNSで助けを求めてみる!

栖風采のHPを作る時にお世話になった方が

早速アドバイスを下さった!

有り難い~!

 

アドバイスを要約すると

Windowsが起動しないので

KNOPPIXというLINUXベースで動く別のOSの起動CDを作成し、

KNOPPIXを走らせてハードディスクを開き、

レジストリの復旧をするといい

そうなのです

 

 

参考サイトとして教えて下さったのがコチラ↓

「レジストリの復旧」

http://pctrouble.lessismore.cc/boot/restore_registry.html

「KNOPPIX 5.3.1(5.1.1)CDでWindows XPのファイル救出」 

http://www10.plala.or.jp/palm84/knoppix511cd.html

Index of /Linux/simosnet-livecd/knoppix

http://ftp.riken.jp/Linux/simosnet-livecd/knoppix/ 

 

うう・・・

かなりハードルが高そうです。。。

 

まずは[起動CD]を作るところから

始めているのですが

今、自宅で使っている生き残りPCは

どれもこれも年季が入っていて、、、

そのせいでしょうか、、、

うまいことCDが作れず

悪戦苦闘しております

 

そして

なんとか起動CD作れた!

復旧を試みること数回、、、

起動CDがうまく作動せず。

P1100860_2

ここまでは出たのですが

P1100856

こうなってしまう・・・

起動出来ないみたい。。。

 

起動CDがちゃんと作成されてないのかも

と思いまして

何度もCDを作ってみたのですが

エラーが出ます。 

ライティングソフトの問題か?と思い

いくつかかのライティングソフトを

試しているのですがそれでもダメ。

 

もしかするとPC側(古い)の問題かもしれない。。。

と思いまして

数台ある自宅PCそれぞれで

CD作成して試しているんですが、、、

やっぱり出来なくて

手こずっています

 

さて、どうしたもんか。

新しいPCが届いた時点で

起動CDを新しいPCで作るか、

やはりサポートをお願いするか

悩んでいますけども、

 

取り敢えず新しいPCが届くのを待って

判断しようかなと思ってます。。。

   

その新しいPCが届くまでの間

まだ復旧作業は続きそうです

 

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コメント (2)
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