京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

冬隣(ふゆとなり)

2009-11-27 22:15:38 | 季節のことば
押入の奥にさす日や冬隣  草間時彦

         
         今日は暖かな散歩日和でしたが、ヤツデの花がプチプチと
         角を出し始めると、冬がすぐ隣に居るんだなと感じます。


大きな厚い葉で場所をとる割には地味な花、でも花の少ない
この時期、小さな虫たちが集まっていました。

         
         ビルの小さな土スペースに可愛い赤い実、ソヨゴのようです。
         ビーズのようなまんまるな実が可愛い。


ソヨゴ:モチノキ科 風が吹くと葉がそよそよとそよぐ音から
付けられた名だとか。そよぐ音を聞いてみたいものです。
冬青と書いてソヨゴ。常緑樹はみんな冬青なのに。

         
         純白の山茶花は寒さに負けない健気さを感じさせる。


やわらかな白絹のような花びらは何枚あるのでしょう。

         
         ハンギング邸の柵にかかっていたバコパ。
         花が大きいスコーピア、タグにはガリバースノーと書かれています。
         花が大きいからガリバー、雪のように白いからスノー…かな


もともとの色は白。冷たい夜露に当たってピンクに。
フェンスに沿って咲き乱れている小菊たち、秋の終わりを
ヒシと感じさせてくれる風情。

         
         トタンの塀の上から垂れ下がっている黄カラスウリを見つけた
         風に翻った葉の下にマルマルと育った青い実が見えました。

         明日からまた少し寒くなるそうです。