京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

やっぱり梅雨です。

2013-06-20 23:23:04 | 季節のことば
降りみ降らずみ…午後からはじとじと、やっぱり梅雨の最中なんだ…。

        
        久しぶりに傘をさして、買い物にでました。
        デュランタがすっかり雨に洗われて、花も葉もツヤツヤイキイキしていました。
        デュランタ:クマツヅラ科南アメリカ原産

        
        梅雨空にすっきり夏椿。

        
        夕方にはポトリと地に落ちる一日花。せめて雨に濡れずに散らせてあげたいけど。
        地面に散らばった白い落ち椿、赤い落ち椿とはまた違った風情があります。

        
        梔子も梅雨時の花、雨が降り始める前には甘い香りをより漂わせます。
  
        
        クチナシ:アカネ科日本、中国、台湾原産
        漢方薬にも使われる梔子の実は一重の花の実、八重の梔子には実がなりません。
        
        
        梔子を見ると、「旅情」という映画を思い出す。
        ベニスのサンマルコ広場でのディナー、ヒロインが花売りの籠から選び取った花は梔子。
        (ガーデニアと言ったほうがふさわしいかな)
        この梔子がこの映画の重要な小道具となっていたことにあとで気づかされる。
        決然と彼に別れを告げてベニスを去るヒロイン、走り出した列車を追いかけてホームを
        ひた走る彼の手には梔子の花が…。
   
        クチナシの甘い香りは思い出を連れてくる。

本日もおまけ。
  
              
              シソジュース、作りました。
              こんなじとっとした日には炭酸で割って飲むとスッキリ。