京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

京都―サツキ?ツツジ?

2013-06-12 21:10:40 | 京都
サツキとツツジの違いがよくわかりません。
サツキはツツジの一種ということですが、明確には定義できていないそうですね。
だいたい、花が早いのはツツジで、葉がまだ出ていない頃に咲き、サツキの方は葉が出揃って
(と言うより冬に落葉しないと言うではありませんか!)から花が咲くとか。5月(旧暦)に
咲くからサツキ(皐月)と言われています。単純に後の季節に咲くのがサツキと思っていました。

              
              鹿ケ谷の安楽寺。
              普段は非公開のお寺ですが、桜咲く4月上旬の土・日、
              ツツジ咲く5月上旬の土・日・祝、サツキ咲く5月下旬~
              6月上旬の土・日、そして紅葉の秋に一般公開します。

        
        6月上旬の日曜日に間に合ったので、勇んで駆けつけました。が、花はちょっと
        盛りを過ぎていたようです。

        
        ちょっと残念だけど、なにしろここは土・日しか参拝できないので、秋の紅葉の時期にも
        なかなかタイミングが合わなくて、いつも門前の紅葉をカメラに収めるだけ。
        それだけでも十分美しいのですが。サツキの時は昔々に入ったことがあります。
        今秋はモミジの季節に再チャレンジ!

        
        嵐山の松尾大社。
        出発前にネットでサツキが見ごろと調べがついていたので、鹿ケ谷から市内を横断して
        寄ってみました。
        昭和50年に完成した、この「曲水の庭」を含む3つの庭は、昭和の庭園学の第一人者
        重森三玲氏が心血を注いで造られたもので、明治以後における現代最高の芸術作品として
        知られています。と言う説明です…う~ん。サツキはきれいでした。

              
              立命館大学の南隣に位置する等持院にも寄ってみることに。

        
        本堂からは立体的に配したサツキが赤やピンクの模様を染めだしているようです。

        
        サツキはまあまあの咲き具合でしょうか。

              
              小高い丘の上に茶室、丸くころころと刈り込まれたサツキと
              緑のコントラストが美しく、縁側に座っていつまでもしばし
              ながめていました。ここもあんまり観光客がいなくて
              のんびりできました。

              緑の京都、花の京都、美味しい食事、楽しみました。名残が
              尽きないのは毎度のこと、お土産を買って、そろそろ帰ることに
              しましょうか。