新潟カウンセリング研修センター

研修・講座のお知らせを掲載

別名 「馬栗」と名付けられている

2013-09-14 09:51:50 | 私の声
 別名「馬栗」と名付けられている栃の実を、思いがけずにいただいた。手の平に載せられて、その実の充実した重さと大きさにまずびっくり。外側を覆っている厚い包みの裂け目から、褐色に輝いている実が目に飛び込んできて、さらに感動させていただいた。このようなところから、「馬栗」と名付けられたのだろうか。艶やかに光り輝く実に、覆われている包みの裂け目から、まるで見つめられているような感覚に。自生していた山野の風景が、瞬く間に記憶の奥底から浮かび上がってきた。ひときわ高い栃の木は、そこを通る私の目に必ず止まった。周りは背丈の高い草木が茂り、栃の根元には容易に近づけなかったから、実を拾うことはできなかったのだった。観光地のおみやげに、栃餅などがあるが、日常の生活に取り入れられてはいない。手数がかかるからのようである。この種子を庭のどこの位置に植えたらいいかと、目下思案している。実の落下時に木の下を通る際には、ヘルメットがあれば安全。