私とあなた、ともどもに救われ往く道

「理解するのは難しい」と、グループ学習会の場である人が声にした。
日常は、聞かないことばである。
ごもっとも！と、私は思ったが声にはしていない。
育まれ合えると、感じられなかった。
「私が」が、理解する、が固定的に聞こえてきていた。
これまでの、カウンセリングの学び方から得てきたものと推測する。
それでは、育まれ合いにならないこと、私には顕らかだ。
「その人間の今ここにとどけられていることばの相に、ただ聞かせていただく」（岩下榮次氏のことば）のである。
この度、改めて改めて、信頼に値することばであると、実感させていただいた。