脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

居酒屋

2024年06月04日 | ひとりごと
久しぶりに居酒屋で晩飯。
結婚してから、一人で居酒屋なんて無かったような気がする。
ジントニック×6。
刺身の盛り合わせと数品頼んで9000円弱。
一人で食べる金額では無いな。
贅沢過ぎるが相応の儲けを出しているので、ご容赦願いたい。

1時間ほど滞在していたと思う。
隣の席から漂うタバコの心地よく感じた。
居酒屋とは、かくあるべきだ。
嫌煙家だが、居酒屋はタバコも風流に感じるのは不思議である。

向かいの席で、サラリーマンのグループが談笑している。
上司と思われる人物の大言壮語を、部下と思える若者が持ち上げる。
あぁ、これぞ居酒屋。
〇〇ハラという言葉が跋扈し、酒の席も居心地が悪いものになりつつあるが、選択肢があって良いはずだ。
上司が偉そうに語り、部下が太鼓持ちをする。
それが会社の為になっているかどうかなんて、どうだっていい。
部下は上司の財布で腹を満たせばいいのだ。

私も、サラリーマン時代はどちらの立場も味わった。
入社したての頃は、嫌われ者の上司(仕事はできたが人徳が無かった)に連れられ、酒の味を覚えた。
悪い遊びも教わった。
出世し、少し懐が温かくなってからは、同僚の女の子を連れ食べ歩いた。
仕事の話なんてどうでもよく、財布を開けば女の子が着いてくるという単純な図式だ。
毎晩、誰かしらと夕食を共にし、稀に朝まで・・・・

独立開業をしてから、いや、家庭を持ってからか。
この世界とは離れた人生を送っていた。
無我夢中で走り続け、気が付けば今日である。

衝立越しに聞こえる会話を肴に、これからの人生を考えた。
組織を作ろうとは思わないが、居酒屋を楽しめるような仲間はいて良いと思う。
友人とは違う、多少の上下関係もあって、利害もあって良い。

そんな事を考えながら帰路についた。
酒に上気した体に、少し肌寒さを感じる風が心地よかった。
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