脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

10月度 売上報告

2017年10月31日 | 売上報告
10月度の売上報告を出させていただきます。

■2016年対比:118%達成
■2009年以降の平均との対比:76%達成
■2009年以降の売上順位:7位(ワースト3位)

今年初の過去平均割れです。
過去平均割れと言っても、生活を脅かすほどのマイナスでは無いのですが、快調に飛ばしていた分、落ち込み幅が大きいですね。

予想通りと言いますか、先月の見込みからどれほど伸びずに終わってしまいました。
10月は、売上が見込める月という認識でいましたが、昨年、今年と苦戦が続いたので、認識を改める必要があるのかもしれません。
今年に関して言えば、悪天候が続いてしまい、工程のズレや、購買意欲もイマイチだった可能性がありますから、悩むほどではないかもしれません。


さて、11月の売上見込みですが

■2016年対比:82%達成
■2009年以降の平均との対比:59%達成

現段階で59%の見込みとなっているのは、悪い数字ではありません。
ただ、工程の70%が埋まっている状態なので、忙しい割には、売上が伸びていないという事になります。
このペースで工程の100%が埋まったと仮定したら、売上は80~85%程度で止まってしまう計算です。

現段階では細かい発注が多いので、こういう結果になっています。

ただ、発注件数自体は多いので、仮に売上が100%に届かなくても悩みません。
件数さえ確保できていれば、単価UPの行動は容易だと考えているからです。

怖いのは件数が少ない事。
他社に乗り換えられてしまったのか、元請けさんが経営不振なのかなど、いろいろ悩むポイントが出るからです。

それより、年末に向けて工程に混乱が出やすい時期になりますから、しっかりスケジュール管理をして、確認事項は早めに対処、これを徹底していくほうを優先したいと思います。
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新陳代謝

2017年10月24日 | 経営
このブログを見ている方なら、私が一方的に「取引停止」としている相手がいる事をご存知かと思います。

断る事、取引をやめることのリスクと、我慢して続けることのデメリットを天秤にかけた結果の判断ですので、取引停止で後悔したことはありません。
当然、仕事量は減りますし、売上も落ちます。
これが、オーバーワークになっている分であれば問題ありませんが、私の場合はオーバーする、しないに関わらず取引を止めるケースもあるので、減った分は、どこかから埋め合わせる必要があるという事になります。

これを、経営の新陳代謝と考えています。
ずっと同じままでは行き詰る、行き詰ってからでは遅い、という考えです。

取引停止以外でも新陳代謝を図っている事があります。

実は、今年から見積もりの算出方法(定義)を変更しました。
詳しくは書けませんが(メッセージ下されば、個別には回答しますけど)定義を変更する事で、実質的な値上げとなりました。

見積もりの定義を変え、値上げになった事で、相手先が「他社に切り替えた」という事もあると思います。
大きな会社なら、建具屋も複数在籍しています。
今までは当店が一番手でしたが、二番以下に下がる事も、可能性としてはあるワケです。

そうやって、相手から取引停止、いや、停止とまではいかなくても、順位が下がって仕事量が減るケースも出てきます。

どの業界でも、できれば値上げをしたいと考えていると思います。
ただ、この価格競争が当たり前の時代において、安易な値上げが自身の首を絞める事になるリスクも大きいです。
なので、どこも値上げできないのが現状だと思います。

ですが、「安売りをしていれば大丈夫」という事は無く、安売りしたところで競争を回避できるワケではありません。
数%の値引きでも、最初は有利かもしれませんが、他社が並んでしまえば、また同じ線になります。
頑張って安くする→他社も追随する→また安くする
これが、現代のデフレですね。

私は「値上げしました」とは言いません。
見積もりの定義を見直す事で「実質、値上げになった」という形ですので、もしかすると値上げに気づかないお客様もいるかもしれません。
(ごく少数だと思いますが)

ただ、値下げになっていないのは分かるハズですので、価格勝負で考えている会社や営業さんからは切られて当然という事です。

この新陳代謝が、当店の経営に必要で、良い結果をもたらしている。
そう信じています。

・・・・・・が、今月のようにヒマな月が出てくると、弱きになるのも事実です。
人間、そんなに強くないですよね。




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