税理士って？

昨年まで税金の申告は自分でやっていたのですが、今年から税理士にお願いしようと思い、10月くらいから相手を探していました。

出納帳などの帳簿（複式）は、市販の会計ソフトで行っていますので、青色申告自体は困難ではないのですが、現場作業に追われていると、どうしても提出期限が厳しくなってしまうんです。

住民税の書類は市町村、源泉徴収は税務署、、、こういう縦割りも面倒ですしね。

知人の土建屋社長に聞いたら「誰に頼んでも『税務署とグル』と思ったほうがいいよ」との事。
税務調査に来られても助けてくれるワケでもなく、間違って申告した場合でも税理士は責任を取ってくれないそうです。
＊あくまで知人の話ですよ。

そんな事から「近いところ」「手数料が安いところ」でいいやと、大雑把に決めました。


先日、帳簿類を持って税理士事務所を訪ねたら、色々言われました。
「節税にもなるから、法人化したらどうですか？」


来た来た。アホ！！


我々のような売上の個人事業主で、社員を雇用していない場合は、法人化してもそれほど大きな節税メリットは無いんです。
大きく変わるのは、給与所得控除が使えるので、利益に対する所得税、住民税が安くなる事です。

ただ、申告する内容が増えます。社会保険料は増えます。
さらに、今までは粗利が収入でしたが、給料（役員報酬）になります。
利益が給料より低くても、簡単に給料は下げられません。
そこに対して社会保険料が決まっているからです。

税率も、法人税は30％（だったと思います）
所得税はMAX40％（だったと思う）なので、大儲けしていれば、法人化して、給料に対しては所得税、残った利益には法人税のほうが安いです。

が、そんなに儲かっていませんから、全額所得税でも問題無いんですね。。


やんわり「ウチは法人化は考えていません」というと「何故です？」

うるせぇな！！と思いながら「考えてないからです」と答えると


税理士：「一緒に法人化に向けて頑張りましょう！！」


アホ！！！
私は法人化を目標としていないんですよ！
だから頑張りません。


さらに「当方（税理士）として、経営相談とかもやっていますから、少しでも売上向上に役立ててください」

税理士はコンサルタントか？？
本当に建具屋の経営を理解できるのか？？


私「では、どんな方法で売上向上に繋げるんです？？？」

税理士「原価計算を細かくして、ムダを削って・・・・」


バカが！！



と、いう事で、何も頼まずに帰ってきてしまいました。

ただ、友人が「税理士とはケンカするなよ」と言っていたのを思い出し、クレームもつけず「まだ頼める段階じゃ無さそうです」と言って帰ってきました。


合わないんですよね。こういう商売の人とは。
たまたまめぐり合わせだと思いますけど、、、、ね。

体調不良

ちょっとした風邪。
熱は無いですが、鼻水とダルさがMAX。

こういう時は、思い切って休むのが得策！　と、一日休みました。
仕事予定も、空き家の改装工事で、もう少し工期があるので、監督さんに事情を話して動かしてもらいました。

現場で風邪を伝染してもマズイですからね。

が、こういう時に限って、どうでもイイ電話がガンガン。


イライラとダルさとで、思わず怒気を込めて会話していましたが、相手は鈍感なのか、あまり変化がありません。


S社のO君とN君！
揃いも揃って、全く同じ問い合わせとは何だ！
「サッシ屋さんに聞け」って言ってるだろ！

取引のあるサッシ屋さんが、土曜日休みなのは分かったよ。
でも、ウチはサッシは扱っていないんだ。
頼まれても困る仕事に、どうやって見積しろって言うんだ！！


こんなやり取りをダラダラとしていたら、ますます体調が悪くなってしまいました。
早めに寝よう。。

歳をとった。。。

建具屋に入門したばかりの頃、「若いネェ」「若いのに」と、名前以上に「若い」を言われましたね。
その建具屋には10代は私だけ。20代後半（28位）が、専務（社長の息子さん）だけ。
専務は現場作業をしませんから、現場で一番若かったのが私。次ぎは50歳。
そりゃ「若い」ですよね。

最初の転職時、21歳でしたが、同じ配属先に22歳の女性、25歳の女性×2、男性×1、26歳以上でも、ほとんどの人が30歳手前でしたので「若い」と言われませんでした。
ただ、3年ほどは年下が入ってこなかったので、いつまでたっても下っ端。
出世しても「年下の上司」でしたので、ちょっとやりにくかったですね。


さすがに30を過ぎると「若い」と言われる事も減ってきました。
逆に「若い」を言う立場になっていました。


先日、若手の現場監督がポカばかりやらかして、お客様に説教されていた時、お客様から「敬語くらい使えネェのか！」と言葉遣いを注意されていました。
たしかに、最近の『若い』人は、フレンドリーと言えば聞こえはイイかもしれませんが、妙に馴れ馴れしくて、年上にも敬語を使わない人が増えたように思います。

また、向上心、競争力が衰えたように思います。
「蹴落としてでも這い上がる」という気概を感じる人は少なく、どこかスマートというか弱弱しいと言うか、頼りがいの無い人が増えたように思います。


こんな事をいうようになりました。
いつの間にか『平成生まれ』が珍しくなくなりました。。。


私は昭和生まれの頑固者です。

めぐり合わせ

雪ですね。
ずいぶん積もりました。

こういう時「イイ間（マ）」「悪い間」を感じます。

雪の影響が予想されたので現場の予定を変更したのですが、「変更可能な現場」だったので何の問題もありませんでした。
もし、引渡しが迫っていたり、ほかの作業との兼ね合いがあったりすれば、こういうワケにはいきませんね。
「イイ間」です。

雪解けを待って現場に向かうと、だんだんと雪が無くなっていき、現場には全く雪がありませんでした。
「こっちはちょこっとしか降らなかった」との事。
お陰で駐車、納品と梃子摺らずに終わりました。


帰り道、監督さん（新顔）から連絡があり
「明日の○○邸ですが、3箇所追加になりましたんで・・」


ムリ！！！！


今から材料を頼んでも、明日には入りません！！
もっと早く言って欲しい。

追加になったのは、ドアノブ（丸）からレバーハンドルへの交換。
いつもは「何でもイイよ」が多いのですが、この現場に限って商品はカタログから選んでもらったので、全く同じものは取り寄せになるんですね。

「追加が入ってからまとめて行きたい」と言ったのですが「洗面所だけは壊れているので1日も早く」との事で、結果、追加分だけ後日。

二度手間。トホホ。。
近日中の予定も埋まっていると話すと「月内完工」は動かせず、日曜出勤。
貴重な休みが・・・・



夕方、別のリフォーム屋さんから入電。
「○○区でトイレドアが壊れちゃったんだけど」

偶然、自分のいたところから10分程度の場所でしたので、すぐに駆けつけ応急処置。
採寸を済ませ新規オーダー。
手間は大幅カット。


運、不運もありますけど、こういう「イイ間」を持っている担当さんもいれば、偶然「悪い間」の人もいます。
これが不思議と続くんですよね。

まぁこんなモノですね

1月は売上が少ない。。。。
数字だけ見ると「これじゃ食っていけないな」と危機を感じる売上です。
まぁ例年通りなんですけどね。

ただ、今年に入って「まだ見積依頼すら無い」相手先があると、ちょっと不安に感じます。
「他社に取られたのかな？」「契約取れて無いのかな？」
これも毎年の事で、殆ど取り越し苦労に終わります。


毎年〝棚卸セール〟を企画しているのですが、あまり売れません。
在庫処分なので、原価割れどころか仕入れの半分以下で販売するのですが、売れないものは売れないんですね。
品物的にはフラッシュドアが多いのですが、やはり安くても「選びたい」のが顧客心理。
「どんな仕上がりなの？」「ベニヤの色は？」「デジカメで写真とって」と、要望が多いのに売れない。。。

コチラも「捨てるよりマシ」と考えて売っているので、希望があれば搬送費だけでも貰えればOKなんですけどね。


昨日も「トイレに使えそうなもの」と希望があって、寸法はバッチリだったのですが、ベニヤの色でNG。
売価￥2.000-でもダメでした。


ちなみに、この在庫品、殆どが「問屋のミス」ですので、問屋に引き取ってもらえばいいのですが、「引き取って」と言うと「便（トラック）がカラの時に行きます」というだけで、ほぼ来ません。
コチラで捨てると処分費がかかるので、それを説明すると「領収書を問屋名で書いてもらえば払いますよ」との事。

なんか殿様なんですよね。。


もう少しセールを売り込みますけど、売れないでしょうね。
ちなみに、今のところ、フロア材2坪（売価￥5.000-）だけ売れました。
このフロア材は、近所のお客様（施主様）が自分で貼る為にホームセンターで購入して、結果、使わなかったので譲ってもらった、原価￥0-の商品です。

どこのメーカーかも分かりません。


売上目標5万円！！
頑張ろう！！！