脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

経理②

2011年01月24日 | 経営
ドンブリ勘定で計算すると【売上=単価×数】です。
なので、高い発注が多い相手先が、もっとも利益をもたらしていると感じてしまいます。

が、よ~く計算してみると、単価が高くても粗利率が低ければ、利益が低くなりますから、本来であれば【売上=粗利益×数】で考えねばなりません。

さらに、たとえ粗利率が高くても、実際の作業時間が長ければ時間単価は下がります。
そうすると【売上=粗利益÷稼働時間×数】となります。


一昨年の上半期、もっとも売上金額の高い取引先があったのですが、上記の公式に当てはめて考えると、もっとも『売上』が低い相手になりました。

粗利率が低く、稼働時間が長かった為です。
打ち合わせも長く、変更も多く、完了後の手直し(言いがかり)も多かったので、売上金額が高くても、利益は無かったと言える相手でした。


そして、その相手を断る事で、売上金額は減ったのですが、その分『時間』が増えました。
その時間を『もっとも利益の高い相手』に使う事で、下半期は稼働時間を減らし、利益を増やす事に成功しました。


昨年も、この計算をして、利益の高い、低いを把握しておきます。

忙しくなって、どうしてもどこかを断ろうと思った場合、売上金額ではなく、時間対売上が、もっとも悪い(非効率である)ところから断ります。

どんなに件数が多くても、それが基準にはなりません。


こういうところまで指南してくれるなら、税理士のコンサルも聞きますけどね。
ただ「ムダを省け」だけなら、誰でも言えるんですよ。

政治家も同じですよ。
ムダがあったらダメなのは当たり前。それだけじゃなく、どこに力を入れて「収入を増やす」事も一生懸命やらないとね。

ノルマ(税金)増やすだけじゃダメでしょ。
要は、どうやったら儲かるか? コレも大切でしょ。
国内、海外、市場は広いですよ。


おっと、大きな相手にバッシングまで、、、、私らしくない。。。。
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経理

2011年01月24日 | 経営
私の事業に大きな壁となって立ちはだかるのが経理の問題。

前に税理士を紹介されて、ちょっと話をしたのですが「コレは経費にできない」「売掛金が大きすぎる」「買い掛けの支払いが早いのでは?」と、経営に口出ししてきたので、頼まずに帰ってきました。

個人事業主に対する経営コンサルのつもりなんでしょうけど、私はコンサルタントが嫌いなので、余計なお世話なんですね。

それに「コレは経費にできない」と言われたのが理解不能でした。
経費っていうのは『事業に必要な費用』ですので、仕事に使った費用であれば『経費』だと思うんです。
自分の為に使った費用なら「ダメ」と言われても仕方ないですけど、どうして仕事で使ったのにダメなんだろう???

何を基準に決めているんだろう???


まぁ、その税理士の不満を言っても何もなりませんから、このへんで終わらせましょう。


今、昨年度の決算を行っている最中なのですが、一昨年と比較すると、売上は微減。ただ、経費も下がり、粗利率が上がったので、純利益はほぼ同額。

それをさらに分析して、時間対売上を計算。

どこが最も高い利益を出した相手先か?
これを計算しています。


そこまでやる必要があるのか? という意見もあると思いますが、実際に計算してみると、自分が感じていた利益と、実際に計算した利益が違っている事に驚きます。


続く
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反則でしょ(笑)

2011年01月20日 | 経営
とあるリフォーム屋さんに入社したばかりの女性営業さんの話。
1月入社という事ですから、まだ日は浅いのですが、前職もリフォーム営業だったそうですので、経験者って事になりますね。

今日、現場で初顔合わせ。
メチャメチャ美人!!

最近流行りの(ちょっと遅いか?)『キレイすぎる○○』でくくれば
キレイすぎるリフォーム営業ですな(笑)
聞けば、お姉さん(妹だったかな?)モデルをやっているそうで、彼女もちょっとだけやったそうです。

なるほどなぁ。

建築現場には、ずいぶん女性進出も進みましたが、まだまだ男社会。
現場に女性がいるだけで、随分色めき立つんですね。


ただ、この営業さん、ちょっと食わせ物みたいで・・・・


自分が『美人』という事を自覚しているんですなぁ。

大工さんに「ココの交換はサービスでイイでしょ?」とおねだり。
それも、大工さんの目をじっと見て、手を握って話をするんです。

これじゃ大工さん(50代後半)は堕ちますなぁ。


私に対しても、寄り添うように来て、袖口を引っ張りながら話をするんです。
危うく術中にハマるところでした。


あれは反則です。。。。
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ヒマな時の過ごし方④

2011年01月10日 | 経営
不景気な時代、「忙しくて大変」という話題よりは「ヒマで大変」と言うほうが共感を得やすいように思います。
妬みもあるのかもしれませんけど「忙しい」を言い過ぎると、ちょっと冷たい目で見られるように思います。

昨年のセールでは、この「ヒマで大変」と思っている業者さんに、とても共感してもらえたようで「お互いに頑張っていきましょう!」という間柄になれた感じがします。

あくまで結果論ですけど、ヒマなときに「ヒマだ」とグチを言っていただけでは、このような関係には発展しなかったと思います。
「どうやって仕事を取っていくか?」という活動で、必死さが伝わったのかなぁと、後になってから思うようになりました。


ただ、この『必死さ』を伝える手段も考えるべきだとは思いますね。

例えば、ヒマだからといって、アポなしで工務店さんに行って「頑張りますから仕事下さい!」と言ったところで、どれだけの成果があるでしょう?
タイミングが悪ければ「邪魔だ」で終わりですよね。

それに、相手先が100%発注をくれているとしたら「あげたくても無いよ」となりますよね。


手土産を持っていくというのは否定しませんけど、『商売に関する手土産』のほうが喜ばれると思います。
要するに、相手先の売上が伸びる可能性を持っていくという事です。

それをせずに「仕事下さい」は、ちょっと通用しないんじゃないかなぁと思います。


結論として、ヒマな時は
「どうやったら建具仕事を増やせるかなぁ」
 ⇒「取引先が潤えば、自分にも返ってくるよなぁ」
  ⇒「取引先の売上に貢献できれば、自分に返って来るハズだよなぁ」
   ⇒「何か情報無いかなぁ」

と考えています。
だから、ヒマじゃないんですね。
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ヒマな時の過ごし方③

2011年01月10日 | 経営
結果論ですが『棚卸セール』は大成功でした。
売上の獲得と在庫を整理すると言う目的も果たせましたが、それ以上に『営業活動』という事をアピールできたのが大きかったです。

セールを告知して数日後、とある工務店さん(以下、T工務店)から連絡があり、「今度、チラシの事で相談したいから時間作ってよ」と言われました。
T工務店さんからすると、私が作ったセールのチラシが「自社の販促活動に活かせる」と思ったそうです。

T工務店さんとは一昨年からのお付き合いでしたが、それほど仕事量はありませんでした。
他にも建具屋さんがいて、忙しいときに対応できない案件だけが当店に回ってくる程度、2~3ヶ月に1件程度の受注でした。

それが、セールを行ってからと言うもの、月に2~3件の受注となり、一気に当店の売上の1割強を占める取引先になりました。

チラシに関しては、マンションリフォームのチラシ作りに、少しだけ口ぞえをさせていただきました。



さらに1ヵ月後、今度はリフォーム屋さん(以下、Iリフォーム)から「セール品で残っている在庫があれば教えて欲しい」と連絡がありました。

Iリフォームさんがイベントで直売セールを行う企画があり、そこに協賛しないか?というお誘いでした。
結果的に直売で使えそうな商品の在庫は無かったのですが、それでも「次回以降、また声をかけます」と言ってもらえました。

こちらも、セール前までは、1人の監督さんから仕事をもらえる程度だったのですが、セール後は、会社全体からお仕事をいただけるようになり、こちらも大幅に売上増となりました。
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