脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

広告宣伝と課題

2023年12月31日 | 経営
直販で重要なのが広告宣伝なのですが、昔だったら雑誌掲載が近道だったのかな?
今はネット広告がメインだと思います。
潤沢な宣伝費用は無いので、できるだけ無料に近い形で挑戦しています。

無料で宣伝できるものの筆頭としてはSNSですね。
私はインスタが中心ですが、今の仕事では2~3割がインスタ経由になっています。
ただ、ここが難しいところで、ネット検索でブログを見つけて、そこからインスタに流れて注文が入っても「インスタで入った仕事」ですし、フォロワーさんの紹介から入っても同じなんです。
ここを細かく分析できれば、また違った戦略になるのかなぁと思っていますが、これは欲張りなのかもしれません。

ある程度の費用が掛かるものに、一括検索サイトがあります。
掲載自体は無料なのですが、契約になった金額の10%程度が手数料として差し引かれる仕組みです。
10%払う以上のメリットがあると思っていて、
●カード払いが可能(サイトが決裁して、手数料を引いた分が受け取れる)
●サイトがGoogleやYahoo!に広告を出すので、閲覧数が多い
●信用度が高い
私の仕事の6割近くが、このサイトを経由したものです。
掲載のテンプレートもあって、マニュアル通りに掲載するだけなので手軽な事、おそらく消費者が見やすいように作られているので、訴求ポイントも絞りやすいのだと思います。

このサイトのお陰で経営が成り立っていると言っても過言では無いのですが、当たり前ですけど、競争は激化していきます。
また、手数料も大きい。

理想は、自社サイトだけで販売する事です。
その為に、インフルエンサーに成り得る人と付き合う事が近道です。
ここが簡単では無いのですが、いきなり大きな力を持つ人は無理でも、ある程度の影響力を持つ人とは付き合えるようになりましたので、あと一歩なのかなぁと考えています。

タダ同然で販売した事もあります。数年先を見据えての話でしたが、すでに元は取れたかなぁ。
2023年の売上が好調で、ある程度の資金が出せそうだから、この「タダ同然」を多くできるかと思います。
直接の宣伝にならなくても、写真素材で使えるだけで充分という相手もあります。

できれば、2024年いっぱいで一括サイトは卒業したい。
その為に、SNSをもっと学んで、有効活用して、インフルエンサーと近づけるようになりたいと考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営の変革 ⑥

2023年12月30日 | 経営
若い頃は、時代の流れが早いと気づかない。
これは自然と流れに合わせる順応性が高いからだと思います。

年齢が上がるほど、経験が長くなるほど、時代の流れが早いと感じます。
だから、意識して流れを掴まないと置いていかれるようです。
特にコロナのような疫病、天災、戦争は時代の流れを加速させるようなので、ここ数年の変化は急激だったと思います。

たった数年前まで成功していた方法が、急に苦しくなった。
で、どうにか藻掻いた方法で大きな成果をあげた。
これが現在地です。

これ、また来ると思います。この方法が通用しなくなる時が。
その時に気づくのが早ければ回復も早い。遅れれば遅い。
それと、変化に対応する能力があるかどうか、これも分かりません。
今から手を打つ事もできません。

難しく面白い。面白く苦しい。
これが経営なんでしょうかね。

まぁ、もうしばらくは今の売上が維持できて欲しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営の変革 ⑤

2023年12月30日 | 経営
結局、生き残るのは「職人の技術」より、「時代に合った対応」なのかと考えています。
国宝級の技術は別として、腕が良いと言われている職人でも経営難に陥っているケースも多いですし、アルバイトをして糊口を凌いでいる方もいます。
確かに建築様式の変化もあるし、不景気もあって容易な経営はできない時代になっていると思います。
が、需要がゼロで無ければ、上手にアピール(宣伝)をすれば、贅沢できるレベルまで売り上げを残せそうなのです。

ただ、一番難しいのは「今まで通りではダメ」と割り切る事。
自分が成功していた方法、方向を否定するのは勇気が要ります。
もう少し我慢していれば、時間が解決するのでは、、と、過去に成功している経営者ほど縋ってしまうかと思うのです。

実際は結果論でしか無いので、自分で納得できるかどうかです。

まぁ、考えてみれば「やっている事は同じ」なんです。
国内限定だったものを海外まで発信するとか、山で売っていたものを海で売るという程度の差なんです。
「海外じゃ売れねぇ」という決めつけとか「海で売った事が無い」と逃げ腰になるのではなく、しっかり情勢をみて「海外でチャレンジしよう」となっただけ。
もう一つは「言いなり」ではなく、自分で決めて動くかどうか。
下請けをやっていると、自分で決めるという事をしない、というか「言われたことを完璧にこなす」ほうが重要になるので、どうしても受け身になってしまうのです。

だから、下請けのままでもいいと「自分で決めた」なら、その根拠に基づいて行動するだけ。
結果に責任を持つ事こそ、経営者の仕事ですから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営の変革 ④

2023年12月30日 | 経営
「具体的なキーワードで検索する」
これを色々調べるうち、商品の紹介方法、アプローチ方法も工夫できると気づきました。
逆に「リフォーム屋の営業は、これをやっていないのだ」と気づいたのです。
だから、我々の仕事を「営業マンが取れていない」のです。
これも時代の変化。職人のアピール不足も挙げられます。

もう一つ気づいたのが、デジタルに順応できていれば生き残れるという事。
これは、今の若者であれば当たり前のスキルであり、常識でもあります。
が、我々世代というより「熟練の職人世代」は、このデジタルの部分を置き去りにしている事は否めません。
リフォーム屋はデジタルに順応、適用できているところも多いですが、職人の技術をアピールする営業力を持たないし、そもそも、その必要性が無いのです。

だから、私のような職人がデジタル分野に進出すると、驚くほど競合が少ないのです。
いや、正確には、その分野には職人が存在するのですが、使いこなせていないのです。
例えばですが、問い合わせフォームで質問があったのに、いきなり電話を掛けてしまう。
相手が仕事中かもしれない、デート中かもしれない、そんな事情まで考えが至らないのです。

さらに言えば、電話を掛けても、話す内容を決めていない。
質疑応答ではなく、ただの雑談になってしまうのです。

・・・・と、これ以上は私の武器を失う事になるので、止めておきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営の変革 ③

2023年12月30日 | 経営
そこでDIYでは無理な高度な仕事を得ようとしたのですが、大きな成果は得られず・・・・

ちょっと待てよ?
●ネットショップ
●YouTubeで動画配信

これを自分でやったらどうなる?

実は、以前からネットショップの事は考えていました。
自分が消費者側でネットショップを多く使うからです。
YouTubeは難しいかもしれませんが、ネットショップならできるかも。

そこで、屋号をシンプルなものにしてネットショップを開設。
下請けではなく、消費者に直接アプローチする方法にシフトしました。
結果、大きな成果を得られたのです。

ここで気づいたのが、DIYが伸びたという事が私の仕事を奪ったのではなく、お客様が購入する方法が、従来の「リフォーム屋に頼もう」ではなく「具体的なキーワードで検索」になったという事。
その結果、DIYでチャレンジできるとなった人もいれば、やっぱり専門家に頼もうとする人もいるのです。

続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする