脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

9月度 売上報告

2018年09月30日 | 売上報告
9月度の売上報告を出させていただきます。


■2017年対比:77%達成
■2009年以降の平均との対比:111%達成
■2009年以降の売上順位:4位

単月の結果だけ見れば、まずまずですが、8月のマイナスから回復しなかったという意味では非常に厳しい結果と考えています。
危機感を持たねばならないレベルです。
正直なところ、8月のマイナスだけでは、それほど危機感を持ちませんでした。
というのは、予想できるマイナスだったからです。

しかし、9月のマイナスは想定外。いや、単月の数字的には危機感を持つほどでは無いのですが、仕事内容、質量として、非常に軽い(要するにヒマ)だったのが危機感を煽る要素になっています。
8月から販促活動を行いましたが、それも実を結ぶには及ばす、、、、

結果をしっかり分析せねばなりません。

1つ挙げられる要素として、主要取引先のS社が、とても売上好調だった事が挙げられます。
「売上好調だったら、仕事も増えるだろう」となるのですが、実のところ、過去の実績を見ても、反比例とまで言わないまでも「売上好調の時は、当店への仕事が少ない」傾向にあるのです。

理由の一つに、大型改装や新築には、当店の仕事が少ないというのがあります。
大手建材メーカーの商品を採用されてしまうからです。
さらに言えば、売上が厳しい時は、営業サイドから細かい仕事でもキッチリ提案し、少しでも契約に繋げるのですが、好調であれば、面倒な細かい仕事の提案はしません。
それが、当店の仕事に影響しているという事も要因です。

こうやって考えると
●新築や大型改装でも採用してもらいやすい商品提案
●細かい仕事を「容易に提案できる」資料作成

が対応策であると考えられます。
すでに着手している部分もありますが、もう一度練り直して、キッチリ結果に繋げられるようにしていきます。


さて、現段階の9月の達成率ですが、
■2017年対比:54%達成
■2009年以降の平均との対比:36%達成

昨年比と2009年以降の比が逆転しています。
昨年、唯一過去平均を割り込んだ月だからですね。

過去平均36%は、数字上は理想的です。
ただ、繰り返し書いているように、内容が薄い数字では安心できません。
内容も濃く、数字も大きく。
欲張りと言われるかもしれませんが、この追及を続けない限り、安定経営は望めないと考えています。

残り3ヶ月。
キッチリ仕上げていきましょう。

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ダメだ(笑)

2018年09月07日 | 経営
ちょっと前に書いたジャンク系ラーメンと、それに客を奪われた(可能性がある)カレーショップの話

カレーショップに行く機会があったので、ちょっとレポート(笑)

訪問時間は12:20.。
普通なら混んでいるであろう時間ですが、駐車場に車はゼロ。
入店してみると、客もゼロ。

メニューはカレー、カツカレー、唐揚げカレーの3種類に、トッピング(チーズなど)が選べる仕組み。
なんとなくですが、唐揚げカレー(740円)をチョイス。
数分で出てきました。

まず唐揚げ、、、、、小っさ(笑)
カレー(500円)との差額240円とは思えないサイズ。
某コンビニの「唐揚げ棒(120円くらい)」のほうが、はるかに大きいですよ。

そして、味は「自分で調整する」方式で、スパイスをかけて辛さを足すのですが、まずスパイス無しだと「味が無い」
スパイスを足すと「辛いだけ」で、カレーの味がありません。
カレーには、具らしい具がありません(ハムの欠片のような肉がチラホラ)
そして、ルーの量が絶対的に足りていません(笑)
唐揚げでどうにか食べ進めますが、唐揚げも小さいうえに味が薄いので、ご飯が減りません。

結局、残しました。
人生でカレーを食べきれなかったのは初めてかもしれません。

ラーメン屋の影響ではないですね。
逆に「どうやって経営しているの?」と質問したいくらいです。

と、どうやら本業は別にあるようでした。お店の奥に事務所があって、事務用品(コピー機)などのチラシがありました。
もしかすると、社員食堂を一般開放しているという形なのかもしれません。
(でも、「本格スパイスが美味しいカレー」って看板がある)

二度と行かない、、、、と思います。
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数字だけで分かるのか? 7

2018年09月05日 | 経営
「ノルマを果たせば給料が上がる」という仕組みで社員を繋いでいる場合、「給料」が崩れれば社員は去っていきます。
私がいた会社でも、給料が変わった(下がったではなく、仕組みが変わった)時に大量の離職者を出しました。
会社は、そこまでを覚悟したうえで変える決断をしたのでしょう。
が、客観的にみれば「給料以外に魅力が無かった」とも言えるのです。

婚姻関係(夫婦)で考えると「離婚していないから、円満な夫婦」とは言えませんよね。
「別れるリスク」よりも「円満ではないけど、続けたほうが良い」と思っている場合もあります。
子育て環境、生活レベルの面で「夫婦の仲は妥協する」という事です。

「給料が下がった」となり、子育てや生活レベルを変えざるをえなくなったら?
「心」が繋がっていれば「一緒に頑張っていこう」となると思いますが、「給料」だけに魅力があったら、婚姻関係を続けるでしょうか?
「そんな理由で離婚するなんてオカシイ」という意見もあるかもしれませんが、そんな理由しか魅力が無ければ、続ける事のほうがオカシイかもしれません。
まぁ、現実問題として、容易に結論は出ないかもしれませんがね。

仲が悪く、つねに敵対しているような夫婦でも、婚姻関係を継続している事がありますね。
「そんなに嫌いなら、別れたほうが良いのに」と感じる事もありますが、婚姻を継続する理由があるのかもしれません。
要は「利害関係」という事です。

会社組織は、どのような形であれ「社員(従業員)」がいなければ成立しません。
心で繋ぐか、給料で繋ぐか、どちらが正解とは言えないと思いますが、経営者は「どちらで繋ぐ」と明確に考え、行動したほうが社員には伝わると感じます。
「経営者がオレたち(社員)の為に行動している」と見えれば、社員も辞めにくいかと思います。

工場経営者の行動は分かりやすかったです。
「量」を守り社員を休ませない。シンプルですね。

サラリーマン時代の上司は、、、、、理解に苦しみます。
ハッキリ言って「上司がいなくても、我々は困らない」と思っていました。
考えは分かりませんが、行動(指示、指導)がズレていたからです。
上司も悩んでいたのかもしれませんが「分からない」なら、ハッキリ「分からない」という勇気も必要だと思います。
数字を見て、分かったフリをして指示をする(本人は分かったフリとは思っていないでしょうけど)
周りには、残念ながら「無能だなぁ」としか見えません。

経営は数字だけではない。
明確な「方針」があり、行動があり、それが数字になると思います。
数字から逆算して「方針」を決める事は無いですよね。
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数字だけで分かるのか? 6

2018年09月04日 | 経営
社員にすれば、「飯が食える(給料がもらえる)」というのが、労働の第一条件かもしれません。
「好きな仕事なら、給料が安くても文句を言わない」という考えもありますが、好きな仕事に従事できている人は、社会人の中でどの程度いるでしょう?
いや、それ以上に「好きな仕事」を理解している人は少ないかもしれません。
「営業職希望」と考えても、それが住宅の新築営業なのか、生命保険の営業なのか、車の販売なのか、いろいろな営業があります。
具体的に「○○を扱う営業」とまで考え、そこに従事できている人は少ないかもしれません。
何しろ、将来就きたい職業が「公務員」ですからね。それが警察官なのか、教員なのか、役人なのかはハッキリしていないのです。

ちょっと横道に逸れましたが、「飯が食える」を条件で考えた場合、工場経営で「休ませないように量を確保する」というのは、「従業員を不安にさせない」という意味においては重要だと思います。
もちろん、相応の利益がある事も条件です。
サラリーマン時代は「ノルマを果たせば給料が増える」でしたので、これも仕組みとしては素晴らしいかもしれません。

ただ、工場経営で「量を増やす(減らさない)」には、経営者の努力、行動が伴っていると思いますので従業員にも理解されやすいのに対し、サラリーマン時代の「ノルマを果たせば」には、上司の存在意義が見えにくい、上司の行動が社員の結果に影響があるようには見えないというものがあります。
本来であれば「あの上司についていけば(見習えば)成長できる」が理想ですけど、畑違いから出世しポストに就いた、所謂「マネージャー」の場合、その存在にはなり得ませんので、「マネージャーとしての影響力」で存在をアピールする事になってしまうのかもしれません。
結果、現場とは温度差のある判断、指示になってしまうのですが、「飯が食える」の定義は崩れないので、社員は辞めないという事です。

売上数字は問題なく(ノルマを果たせている)社員も辞めない。
それなら「経営者(上司)は正しい」と考えても間違いではないのかもしれませんが、これは「数字だけ」の判断になります。
「心」の部分では、大きな隔たりがある可能性があるという事です。

社員が「好きな仕事」かどうか分からない場合、「待遇」か「心」が繋がっていなければ、辞めてしまう可能性が高いです。
工場経営では「心」の部分で繋がりが強いのかもしれません。
利益を追求できていなければ、給料の面では多少のマイナスがある可能性も高いからです。

だからこそ、「量」を追求し、「休ませない」という部分を強化していく必要があるかもしれません。
利益が少なくなっても、とにかく「量」です。
これで繋がっている従業員であれば、この部分だけは妥協してはいけないという事です。

続きます。


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数字だけで分かるのか? 5

2018年09月03日 | 経営
やる気と言うのは、数字化できないので判断が難しいところです。
ただ、シンプルに考えれば「やる気」と「行動」は連動している可能性が高いです。
やる気があれば、それに伴う行動を起こしますが、やる気が無ければ、それなりしか動かないかと思います。

サラリーマン時代、社員は行動していたか、と考えると、「怒られない程度の行動はしていた」です。
やはり、やる気があったとは思えません。
ただ、上司の機嫌を損ねない程度の行動だけはクリアしていたと思います。
なので、これが「ハッキリとわかる結果」には現れません。
社員は「行動したのに結果が出ないじゃないか!」と不満になり、上司は「行動が足りないから結果にならないのだ!」という不満になります。
どんどんやる気が無くなりますね。

が、上司の言うように「やる気が無ければ、オレ(会社)の元から去る(辞める)ハズだ」と考えると、やる気はあったと取る事もできます。
成績が振るわない、給料が増えない社員は辞めていきますが、それなりの結果を出している社員は続けていたからです。

では「それなりの結果を出した社員は、やる気があったのか?」と、少し見方を変えてみます。
やはり「やる気があった」とは言えず「ノルマをこなせば給料がもらえると知っていた」だけかもしれません。
ただ、これは私がいた会社に限らず、どの組織でも言える事かもしれません。
「飯を食うために働く」とシンプルに考えれば、「飯が食える場所に留まる」というだけだからです。

続きます。

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