脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

売上

2016年09月29日 | カネ(笑)にまつわる話
過去の記事を読んでみると「先月比〇〇%達成」など、過去と比較して売り上げが増えたという内容がありました。
独立当初、売り上げ目標を掲げて達成するというプロセスにこだわった時期がありました。
記事もそんな内容です。

自営業にも色々な売り上げの構築があると思います。
手間請けであれば、1日〇万円×稼働日数が多いんですかね。
そうなると、ベースとなる『1日〇万円』を増やすか、稼働日数を増やすしか売り上げUPは無いという事になりますね。

私の場合、材料費と作業工事費という2本立ての売り上げになります。

この材料費というところが売り上げのカギになっておりまして、例えば利益計算を20%(仕入に20%掛けて売る)とすると、高価な商品が売れれば利益が高くなるという事になります。
例えば、2万円で仕入れる商品が売れれば、利益は¥4.000-です。
5万円で仕入れる商品が売れれば、利益は¥10.000-になります。
(あくまで仮の計算です、当店の計算方法とは少々異なります)

同じ作業内容であれば、作業工事費は同じですので、要は「割の良い商品がどれだけ売れるか」が重要だという事です。

今年は、どうも巡り会わせが悪いようで、安価な商品ばかりが売れています。
ヒマでは無いんです。忙しさは平年並みなのですが、利益が薄い(悲)

という事で、本日現在、昨年比100万円減(利益)です。
今年も3/4が終わったので、残り1/4でどこまで盛り返せるか?
見積依頼を遡って見返しても、割りの良い仕事は無いので、大きな挽回は難しいでしょう。

悩みどころは「ヒマでは無い」というところ。
ヒマなら仕事を増やすだけ。いくらでも手段はあるんです。

まぁこういう年もあるという事ですね。

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赤字を喰らった時の対策

2016年09月14日 | 経営
相手方のミス(主に予算不足)で減額になった時、どうしますか?
そのまま泣き寝入りですか?

だいたいの担当者は「次の現場で返す(補填する)」と言うと思いますが、実際には難しいと思いますし、そもそも減額するような担当者が、割増しで契約できる能力があるとは思えません。

私自身、今までは泣き寝入りでしたが、ここ最近、考えを改めました。
こちらに非が無い減額を呑み続けるのはイヤです。

そこで、見積に一工夫することにしました。
グループをA、B、Cの3つに分けて
A=上得意
B=普通(初取引)
C=過去に負債(赤字)があった得意先
として作ります。

価格は、Aを100とすると、Bは105~110、Cは110以上と価格差をつけます。

そして、このA~Cの評価を、担当者の名前の末尾につけます。
さらに備考欄に「A=上得意・・・」を記載してしまうんですね。
(価格差の100、105は入れません)

営業マンとして、まさか取引先に評価基準をつけられて、さらに「自分の評価が悪い」なんて書かれたらどう思うでしょうね。

これは、メリット、デメリットが顕著な方法です。
メリットは、割増しをもらえれば、過去の赤字が清算できる事。
仮に値引きになっても、相応の割り増しを載せているので、大きな赤字にならない事。

デメリットは、プライドを傷つけられた営業マンからの発注が無くなるという事です。

私の場合、このデメリットをメリットとして考えているので、思い切って実施できます。
「どうせ減額するようなヤツだから、発注が無くても構わない」という考えです。
今のところC評価を出した人からの発注は切れていません。
「何でオレがCなんだ?」という問い合わせはありましたけど、事実を伝えて「清算してくれればAです」と言ったら納得してくれました。
(清算する気があるかどうかは分かりませんけどね)

もし仕事量、売り上げが厳しければ、多少の減額があったとしても「寝てるよりマシ」という考えで、呑まざるを得ないと思います。

私は強気なんですね。これ、けっこう上手くいっています。








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