脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

修行

2012年02月26日 | 経営
先日、「建具屋さんの修行は大変ですか?」と聞かれました。
「修行?」と、1度聞きなおしましたが、間違いなく「修行」です。

見習いの事ですよね。

厳しい? 大変?
これは色々な意見があると思いますが、私の意見は「見習いの当時は大変だと思わなかった」です。
「当時は」が重要で、振り返って考えてみると、かなり過酷だったように思います。

大変だと思わなかったのは
●好きな事をやっている
●目標(夢)があった
●体育会系の育ちなので、キツイ事(体罰含む)に慣れていた
これが挙げられると思います。

振り返ると過酷だったと感じるのが
●見習い期間の給料の安さ
●同世代の人間がいない(競争相手がいない)
●不衛生
●〝教育〟〝指導〟を理解していない
●妬み、陰口も多かった
こんなところです。


今、人気の職業は「公務員」だそうです。
公務員と言っても色々ありますよね。
教師もそうですし、役所の職員もそう。公共施設の職員もそうですよね。
警察官、省庁のエリートも、言ってしまえばみんな公務員ですよね。

みんあ、この中の「どれ」をやりたいんでしょうね???

「学校の先生になりたい」は理解できるんですよ。
「警察官」も同じ。具体的な「職業」ですよね。

でも「公務員」って職業なんですかね?
「会社員」って言っているのと同じですよね。「何をやっている会社」じゃ無いんですよね。

職業を「食べる手段」と考えていれば、別に「どれ」である必要は無く、ただ漠然と「安定している公務員」なんでしょうね。


こういう考えの人であれば、私が歩んできた道は、間違いなく「大変」です。
目標も自己設定、ゴールなんかありません。
一生「修行」です。

ただ、公務員も大変そうですよ。
休みや収入は安定していますけど、自分の考え、成果が出にくいですからね。

知人の公務員(清掃センター勤め&区役所事務)と呑んでいると、組織の悪口ばかり。
その悪口を言っている組織を、どうする事もできないんですね。
でも「安定」を取る。


私の道に安定はありません。
その代わり、同じ道の人と呑んでいるとき「組織の悪口」は出ません。
だいたいカネの話と子供の事だけですね。

さて、どっちが大変でしょうね?
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僻むつもりは無いと言いながら

2012年02月25日 | 経営
ハッキリ言って僻(ヒガ)んでいます。
友人の話です。

友人(K君)は、高校卒業後、フリーターをしていました。
というより無職でした。
2~3ヶ月、何も働かず遊んでばかり。
お金が無くなると、K君の友人家族が経営している解体屋でバイト。
まとまったお金が入ると、さっさと辞めてまた遊ぶ。

さすがに親御さんが愛想を尽かし「家から出て行け!」と勘当(ちょっと大げさな言葉ですが)。

友人宅を転々としながら、ようやく訪問販売(事務機器のリース業)の会社に拾ってもらい、それでも生活は、友人宅を転々。行く先が無ければ車中泊(会社の車)

そんなK君に一大転機が!

訪問販売先の社長と仲良くなり、その会社(印刷屋)に転職。
社長の持ち物件のアパートに転がり込み、家賃0(ゼロ)で一人暮らし。

さらに社長の義弟が経営する不動産屋に転籍し、そこの娘さんと結婚。
今では30戸あるアパートのオーナーとなり、家賃収入で暮らしているそうです。

今日、そのアパートの建具交換に行き、偶然K君と再会(15年ぶりくらいかな)
先述の話を聞き、ちょっと僻み、妬みが出ました(小さい人間だなぁ)


K君から「このアパートの原状復帰のリフォームと、親父が管理してる物件の現状復帰、全部回してやるよ」と言われたんですけど


私「忙しいから・・・・」


僻みから、断っちゃいました。
なんか「食わせてやるよ」みたいで(本当に小さい人間だ)

なんか、、、、、ねぇ。
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面白い手

2012年02月25日 | 経営
青色申告、確定申告と無事に終わりました。
売上は右肩上がり。
昨年はちょっと出来過ぎとして、過去3年で最も低かった売上(3年前)が今後続く事と考えても、家族が食べていくには困らない数字になっていますので、ようやく「軌道に乗ったな」と感じている今日この頃です。


そうなると、欲が出てくるもので・・・・


今よりも
⇒休みを増やしたい
⇒売上(手取り)を増やしたい

なんて考えるようになります。

こんな時、「何か面白い手は無いかなぁ」と考えています。


不労所得。
あこがれる言葉です(笑)


と言って、株やFXのような事をする気にはなりません。
あくまで「建具屋の商売に付随する形で」が基本です。

仕事を増やすのではなく「何か一工夫で」が重要です。
これ以上の仕事量は捌けません。


ムリかなぁ。
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消えた

2012年02月25日 | 経営
企業年金が消えてしまったそうで、、、、
「運用」という言葉を考えると「100%安全」では無いようですね。
もちろん虚偽の報告は論外ですけど。

この話、いつか『国民年金』でも言われるんじゃないですかねぇ。
あれも運用していますからね。


随分前に『金庫部屋』を作った、資産家のお客様が言っていました。
「カネを預けたら命を預けたと思え。命を預けられない相手にカネは預けるな」
こう考えると、誰にも預けられませんね。


最近、個人年金に入る人も増えたそうです。
公的年金がアテになりませんから「自分の事は自分でなんとかする」という考えが増えたのでしょうね。

私は自営業ですので、厚生年金はありません。
国民年金と、国民年金基金に入っています(これも安心なのだろうか?)

今は現役ですから、万が一、お金の問題があったとしても「一生懸命稼げばどうにかできる」と思いますけど、もし、引退後であったらどうなってしまうでしょう。。


世の中、心配だらけです
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考えなければならない時期に

2012年02月24日 | 経営
前々からの課題でしたが、やはり「増員」「助っ人」について考えなければならない時期に来たのかもしれません。
大手とは付き合いが無く、中、小規模な会社、個人の大工さんとのお付き合いが中心ですので、作業日程は、ずいぶん融通してもらってきました。

ワガママ放題言って、応じてもらえない場合は「取引停止」
考えてみれば、ずいぶんな殿様商売です。


そんな中、小規模で経営していたリフォーム屋さんが倒産(もう半年以上前になります)
お付き合いはそれほど多くなかったし、売掛もありませんから、特に影響は無いと思っていたのですが、そこの社員さん(Tさん)が、ほかのリフォーム屋さん(以降S社)に勤めるようになり、S社から仕事がもらえるようになったのが昨年末の話。

S社は、営業、現場スタッフ、設計など、総勢30名以上の会社。
当店のお付き合いの中では最大規模。

年が明けて「Tさんから紹介されたんだけど」と、ほかの営業スタッフから声を掛けてもらい、2件受注。
さらに他の営業さんから声を掛けてもらい、気がつけば10名ほどの営業さんから声を掛けてもらうようになりました。
全て受注したワケではありませんが、どうらや現存の建具屋さんは「本格的過ぎる」ようで、小回りが利かず、リフォーム現場では当店に分があるようです。


さて・・・・どうしよう。。。



S社の工事は、居抜き現場も多く、工期もかなりゆったり。
単価もイイ!!!


断る理由は無いのですが、、、、、手一杯なんですね。

機会損失という事もあります。
人手を増やす事は、もう避けられない段階に来ているのかもしれません。

ただ、「他人の腕と人柄に、責任を持てるか?」これが悩みなんです。
万が一、自分以外の人が請けた仕事にクレームが出て、信用を落としたら・・・

こういうマイナスばかり考えてしまいます。
それだったら、規模は拡大せずに現状維持が良いのではないか?
いや、もう一儲けしたほうが???

もうちょっと悩みます。。
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