脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

危機管理

2011年03月31日 | 経営
おそらくですが、4月中旬以降、建具仕事がヒマになると思います。
忙しくなるとは思えません。よくて現状維持だと思います。

理由は、周知の通り、震災による自粛ムードです。
花見も中止、花火も中止、これで景気が良くなるワケがありません。
外食、特に居酒屋さんがお客様が入らず苦労しているそうです。

でも、この自粛により、自社の経営を悪化させるワケにはいきません。
だからといって「買わない」と言っている人に「買ってくれ」というのは難しいです。

そこで考えるのが、「買ってくれる」人に「もうちょっと多く買ってもらう」ようにする術です。
これはそれほど難しくありません。


私自身、お金を使う事が恐怖に感じています。
収入が減ってしまう怖さ、そうなると、あまり贅沢をしないように「努力」してしまいます。
こういう人は少なくないでしょう。


黙っていれば売上は減るでしょう。
なので、今から努力して「増やすように」考えます。

きっと件数は減ります。ですから単価が重要だと思います。
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枉(ま)げられない理由

2011年03月31日 | 経営
昨年末を持って、一般顧客からの請負を止めました。
そして、今月末を持って、OB顧客からの請負も止めます。
仮に建具の仕事であっても請けません。

なぜこのような形態にしたかといえば、1人で請負える仕事量(対時間)を考えた場合、もっとも非効率だったのが一般顧客だったからです。

ご近所であっても相見積は当たり前。
「近所なんだから安くしてよ」と言われても限界があります。

さらに、打合せ以外のムダ話(失礼な言い方ですけど)が多く、時間ばかり取られてしまうからです。


経営者であれば、どこかに一線を引かなければならない時、モノがあると思います。


相手方(顧客)が「どうしても建具屋さんにやって欲しい」とか、「今までの付き合いがあるでしょ?」とか、色々な理由で当店に依頼してくださるのは嬉しいのですが、例外を設けてしまうと、その線引きがブレてしまい、「どうして〇〇さんは請けたのに、ウチはやってくれないんだ!」という不公平も生まれます。

だから「100%やらない」と決めたのです。

今のところ、2社のリフォーム屋さん、1社の営繕(便利屋)専門職人を紹介する形式をとっています。
でも、「もう当店は請けませんよ」と言ったにも関わらず、何度も当店に依頼があり、そのつどリフォーム屋さんに連絡して対応しているお客様もいらっしゃいます。

冷たいようですが、もし当店が紹介したリフォーム屋さんが気に入らなければ、それまでのお付き合いだとお考え頂いて結構なんです。


どうしても枉げられないんです。
限界なんです。
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てこずったなぁ

2011年03月27日 | 経営
たまには現場の話。
建具屋のブログなのに、現場の話はほとんど無いので。。。。

今日は襖の貼替。
なんと去年の7月に「来年の3月、お彼岸前に」と予約されていたお客様。
震災の影響でお彼岸には間に合いませんでしたが、どうにか終わりました。

てこずったのは襖を外す作業。
家具と荷物がビッシリで、荷物をどかして1箇所外し、またどかして1箇所外し、外すのに2時間かかりました。

なんと階段まで荷物だらけ。
さすがに襖を持ったまま降りるのは危険なので、全て移動。

持ち帰り貼替。
コッチはラクなんですね。

そして納品。
これが問題、そして恐怖。

外すときは多少乱暴でも構わないのですが、納品では、そういうワケにはいきません。
破ったらやり直しだし。。。

「もしかして片付けておいてくれないかなぁ」と淡い期待を抱きつつ、恐る恐る玄関を開けたら・・・・・


荷物が増えている。。。。。


押入れの襖を外したら、中が雑然としていたので片付けようと思ったそうです。
でも、終わりそうに無いので諦めたそうです。。。。

諦めちゃったか。。。。
納品に伺ったのが4時過ぎ。
終わったのが8時ちょっと前。

トホホ。。。。


建具屋さんなら1度は経験しているんじゃないでしょうかね?
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経営者か商人か

2011年03月27日 | 経営
セリーグの開幕が延期になりましたが、
どこかの大物が、無理強いしてでも早期開幕を訴えていましたね。

おそらくファンの目から見れば
「なんてワガママなヤツなんだ」と見えたと思います。
巨〇ファンであっても。

ただ、擁護するつもりはないですけど、これは「ワガママ」では無いと思います。

ここまで使った時間とお金、遅らせることで発生するマイナス要素。
これだけを考えると、どうしても早く開幕したいと思いますね。

でも世論は味方しません。

私なりに考えたのは「商人としての考え方か、経営者としての考え方か」という差だと思います。

商人として考えれば、仕入れた商品、費やした経費を早く回収することだけを考えてしまいます。
売ったらお終いです。

でも、経営者として考えれば「売れた」だけではダメだと思います。
これを続けなければなりません。

もし、強行に開幕していたら、あくまで予想ですがファンは離れるでしょう。
10を見込んでいたものが、7とか、もしかすると3とか減るのは確実です。

減ったとしても開幕すべきと判断したかもしれませんが、その減った分を、どこで取り戻しましょう。
10年計画、いえ、もっとかかると思います。
有効な手段もありません。

パリーグは、迷うことなく延期を決めました。
直接被害があったのも事実ですが、それを差し引いても「延期と言う決断が早かった」というのは、経営者としての判断ですね。

震災という直接被害だけでなく、原発の問題。
生活に直接響く電力の問題。
これを消費者は感じながら、取捨選択をしていくと思います。

まぁ今年以降、パリーグが人気を増すでしょうね。
あと、男を上げたのは新井選手。
個人的に好きになりました。
*実は「元広島」のFA選手はみんなキライでした。


さて、この自粛ムードの中、経営者としてどうやって生きていきましょう。
有効な手立てを考えねば、おそらく2~3ヵ月後に影響が出ると思います。
仕入れて売るだけじゃダメですね。
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信用急墜

2011年03月25日 | 経営
当店の信用が落ちているような気がします。。。。

というのが、ここ数日の燃料確保の問題で、当店は「急ぎでない仕事は延期」と決めつけ、活動をセーブしていたのですが、他の職人さんは、どうにか燃料を工面して現場を進めたようなのです。

要するに、当店は「延期する正当な理由」ではなく「努力不足の言い訳」になってしまったようなのです。

もちろん、これについて理解してくださってる方も多いです。
みんなが「あの建具屋はサボっている」と思っている訳では無いと思います。

年度末の決算期という事もあり、現場の完了を「来月回し」にできない事情もある中、私だけが終わらないので月内完工ができない案件が出ているようです。
成績が良い営業さんは問題無いのかもしれませんが、厳しい方もいるようで、給料や出世に響く(かもしれない)人もいるようです。

それで「早くやって」「どうにかして」を連発する人が増えました。
きっと事情は理解してくれていると思うのですが、それでも必死なんです。

ですから、私も可能な限り必死に対応しています。
落ちた信用を回復するのは今しかないです!!!
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