脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

一年の計は

2014年11月29日 | 経営
すでに来年に向けた活動、行動を考えています。
「一年の計は元旦にあり」と言いますけど、元旦になってから慌てて目標を作って「さて、どうやって実行しよう」なんて状態じゃ、絶対達成できないと思いますからね。

開業初期は「売り上げ目標」ばかり考えていましたけど、これはサラリーマン時代の名残ですね。
目標という名のノルマです。

今も売り上げは気にしていますけど、「何を」「どうやって」売るかを考えています。
何を売って稼いでも同じという考えもありますけど、長く安定してと考えると、やはり内容は大切だと思います。

業界の事に目を向けると、新築物件で建具屋が活躍できるところは減っていると思います。
ただ、皆無では無いです。だから、新築で頑張っている建具屋さんもいます。

リフォームは、市場としては多いと思いますが、やはり減っていると感じます。
大手建材メーカーもリフォーム向けの商品をたくさん開発していますし、デザイン性の高い商品が、早く安価で流通する時代になりました。

正直、追い風では無いのは事実だと思います。
といって逆風でも無いと思います。
要は「どうやっていくか」だと思っています。

実は、昨年の今頃も同じ事を考えていましたけど、忙しさを言い訳にして、しっかりとした活動はしませんでした。
そのツケが、年末の売り上げに響いたと考えています。

ヒマでは無いんです。内容が悪いんです。
だから稼ぎが厳しいんです。
この内容改善が「急務」だと思っています。

元旦から実行できるように、今から準備です。







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ネガティブな意見かもしれませんが

2014年11月26日 | 経営
今の時期になると「襖、障子貼替します!」みたいな折り込みチラシが入ってきます。
それも激安。当店の半値(あくまで表示価格ですけど)

同業者として、もし、あの値段でやっているのだとしたら
●人件費はいくらなんだろう?
●技術的な問題は無いのだろうか?
という疑問が出てきます。

それと時期。
今は需要が見込める時期ですが、当店は年内の作業受け入れを終了しています。
そんな時期(黙っていても忙しい)に、安売りする理由があるのだろうか??

健全な経営をしているのかもしれませんけど、ちょっと悪い目で見てしまいます。
特に『人件費』
職人業界の人件費は、サラリーマン平均と比較すると驚くほど安いです。
額面でも安いですが、福利厚生面などを加味すると、ギリギリもいいところです。
増税の影響、年金の影響など、手取りは少なくなる一方。

これが「手に職を持った人間」の現実です。食いはぐれないと考えている人もいると思いますけど、現実はその日暮らしです。

私が見習いに行っていた建具屋の職人は、日当¥12.000-でした。
ここから国保などを支払います。
手取りにすると、20~25万そこそこでしょうか。。

派遣労働などの非正規雇用が問題視されていますけど、職人も似たり寄ったりです。
これが現実なんですな。。。。。私は恵まれています。

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テコ入れ

2014年11月24日 | 経営
売り上げが厳しいと感じている今日この頃。
と言っても、暇では無いのが悩みどころ。

暇であれば「仕事を増やそう」と努力しますが、忙しいのに売り上げが伴わない場合は「単価を上げよう」となります。

単価を上げると言っても、今の単価を見直すという事では無く、高い商品を買ってもらうように努力するという事です。
同じドア交換でも、無地で一番安い商品では無く、ガラスが入っていたり、凝った金物を使ったりしてもらい、売り上げを上げていくという事です。

ラーメン屋さんで考えれば、トッピングを選んでもらい、さらにサイドメニューを食べてもらえるようにする、こんな感じです。

人生の中で建具を選ぶ機会は、どのくらいあるでしょう?
もしかすると皆無かもしれません。
賃貸物件に住み続ければ、建具は選びませんし、建売を買って、壊れたり不便を感じなければ、建具を交換する機会もありません。

こう考えると「建具を選んでもらう方法」を考える必要が出てきます。
これが無ければ「今と同じでいい」「安いのでいい」で終わってしまいます。

リフォーム中心で請けている当店の場合、お客様に選んでもらうというより、『営業マンに提案してもらう方法』を考えるほうが効果があると思います。

さて、早速着手。
細かい方法は秘密(もったいつけます)ですが、今の売り上げのテコ入れにはちょうどいいタイミングで効果が出てくれるでしょう。


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売り上げが!!

2014年11月24日 | 経営
11月、12月の売り上げは、過去最低を更新しそうです。
今の段階で12月は早計と思うかもしれませんが、すでに予定の8割以上が埋まっているので、おおよその売り上げ予測はついてしまいます。

それにしても少ない。例年の6割ちょっと。

どうしてこうなるか?
理由は簡単。安い商品で、本数の少ない現場が多い為です。

現調、採寸の手間は、1本だけでも10本あっても、それほど大差はありません。
移動も同じ。道具の準備も変わりません。
なので、本数の多い現場で、且、高額商品が売れている月は、稼働時間に対する売り上げは大きくなります。

1本だけっていうのが一番キツイです。
でも、今月、来月は、1本だけばっかり。。。。

まぁそういう時もあるという事ですね。

そして、年間売り上げは、昨年度対比で100万近く減少予測。
前半好調だったのに、11、12のかきいれ時に躓くとこの有様です。

暇で困っているわけでは無いので、対策も難しい。
暇なら広告1回でかなりの売り上げを獲る自身があるんですけど。。


仕方ないですね。。

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お客様は素人である

2014年11月03日 | 経営
当たり前の事のようですが、お客様は素人なんです。
(一部違う人もいますけどね)
私は、できるだけココに注意して対応するようにしています。

地元の大工さんの打ち合わせに同行すると、相変わらず尺貫法で説明。
「床から〇尺□寸」なんて言います。当然通じません。

まぁこれはカワイイほうです。

別の家具屋さんは、お客様の手書き図面を見て「コレじゃ分かんねぇよ」って笑うんです。
そりゃ分かんないです。事実です。
ただ、一生懸命書いてくれたんですから、それをタタキ台に話を進めてもいいと思うんですけど。。。頭ごなしに真っ向否定です。

また専門用語の羅列、意味の分からない回りくどい説明。
無駄な雑談。古い常識の押しつけ。
これは私の家を担当した営業マン。

こういう話。一部だと思うでしょ?
いえいえ、けっこう多いんです。

全てとは言いませんが、大手ハウスメーカーは、こういう事が少ないです。
比較的小規模な会社に多いように思います。

以外にも年齢は関係ないです(高齢に多いイメージがあると思いますが)
というのも、そもそも古いタイプの職人さんは打ち合わせしません。
だから一般客と直接取引をせず、下請けに回ります。そのほうが得策です。


これをご覧いただいた、リフォームや建具工事を検討しているお客様。
ご自身が「素人」という事を肯定して、分からない事をしっかり説明してくれる、ご自身の希望をヒヤリングしてくれる、こういう業者さんを探しましょう。
「良い人」ってだけでは、後々大変になります。





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